2024-12-06

湯浅典子監督にお越しいただきました

映画監督の湯浅典子さんに
今日、マチソワにお越しいただきました。
今日から1週間、扇町ミュージアムキューブで、
『カオルの葬式』が上映されるそうです。
https://yuasan1203.wixsite.com/pkfppartners

湯浅さんは大学を出た後、木下プロダクションに入り、
テレビドラマの世界でキャリアを積み、
10年前にフリーになりました。
地上波やAmazonプライムの連続ドラマや
漫画原作の作品、短編などを手がけてきて、
今回がオリジナル脚本での初作品だそうです。

湯浅典子さんはこんな方です。
https://yuasan1203.wixsite.com/norikoyuasa/profile?lang=ja

 カオルという名の女性が亡くなった。
​ 彼女が残した遺言には、10年前に離婚した元夫・横谷がカオルの葬式の喪主になるようにと、記されていた。横谷が東京からカオルの故郷・岡山に到着すると、そこに居たのはカオルが遺した9才の一人娘・薫。
 カオルの通夜、葬儀に集まる様々な人々。脚本家であった彼女のマネージャー、ドラマプロデューサーや先輩や親友や、葬儀を取り仕切る婦人会、地主一家など腹にイチモツありそうな故郷の人々――
​ そして嵐の夜、事件が起きる!
 『カオルの葬式』は、日本・スペイン・シンガポールの国際共同制作で作られているそうです。岡山県県北・鏡野町をメインロケ地として撮影され、岡山の企業の出資を集めてプロジェクトが動いています。
 日本のお葬式のお話ですが、音楽と撮影監督はスペインの方を起用し、シンガポールの会社が出資とワールドセールスを手がけているのだと。すでに8つの国際映画祭を受賞されていて、満を持しての国内上映がスタートしています。
これまでの日本映画では、テレビ局を中心に製作委員会が組成され、2~3億のバジェットで作品が製作・配給されるという形が定着してきましたが、この座組みでは、有名キャストを揃えて、売れている作品を原作にした無難な作品づくりに収まってしまう傾向にあります。
 それとは違う道を探して、『カオルの葬式』では脚本ありきでプロジェクトを立ち上げ、フルキャストをオーディションで選び、脚本を活かす配役を優先させたのだそうです。
 明日12/7(土)の上映は、13:00-14:40。上映後には湯浅監督の舞台挨拶があるそうですので、さっそく明日拝見しようと思います。

 

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