過去の日記

2025/05/16(金)
北海道・奈井江町へ


5/15、16の2日間は、北海道・奈井江町に行っていました。

奈井江町は空知地方にある、人口4700人のまちです。
かつてはアイヌの人たちが暮らしていた土地で、
江戸末期に松浦武四郎が蝦夷地調査に来て、
明治20年代には本州からの入植者たちが開拓を始めました。
すぐ隣の茶志内には同時期に屯田兵村も設けられています。

当初は粟・黍・蕎麦・大豆などが栽培され、
大正時代になると、米作りが中心となりました。
泥炭地の湿地帯で、本州に比べて気候が冷涼であり、
石狩川がたびたび氾濫したことからしばしば凶作となり、
苦労を重ねながらこの地で農業を発展させていったようです。
明治20年代には東部にある山地で石炭の採掘が始まり、
鉄道と道路が敷かれたことで、多くの人たちがやって来ました。
駅前には商店街もでき、まちは栄えていきましたが、
戦後のエネルギー転換により、1972年には
9つあった鉱山はすべて閉鎖されました。
炭鉱跡は現在ではほとんど残されておらず、
炭鉱住宅跡はゴルフ場になり、石炭火力発電所は閉鎖されています。

1993年には奈井江駅前に「コンチェルトホール」が設けられ、
音楽を中心とした催しが行われてきました。
1994年には「健康と福祉のまち」宣言を行い、
健康、医療、介護、福祉等の分野で先駆的な取り組みを実施。
2023年には「まちじゅう音楽基本構想」を策定し、
音楽の力で町に来る人、働く人、暮らす人、関わる人を
増やしていく、新たなまちづくりに取り組んでいます。
https://note.com/naie_kyousounet/m/mabc0218fd6f8

今回の奈井江町訪問の目的は
「つながる地域づくり研究所」のみなさんに、
奈井江町でのまちづくりの取り組みを伺うことでした。

つながる地域づくり研究所
https://tsunaken.net/

いろいろと取り計らいいただき、
町役場や地域おこし協力隊の方々と、
音楽によるまちづくりや場づくりについて、
有意義な意見交換ができました。

奈井江町の名産は、米です。
ということで、今回はお土産として
米を10kgとトマトジュースを持って帰ってきました。

帰りに寄った札幌ではこの荷物を持ったまま、
ひとりWalkin’Aboutを楽しんできました。


2025/05/16(金)


ひとりWalkin'About@札幌。
ここは「オリンピア」という喫茶店です。


2025/05/15(木)


ひとりWalkin'About@美唄。
ここは「鹿」という喫茶店です。


2025/05/10(土)
『ホットスポット』を語る


人が強く薦める作品はちゃんと観る
というキャンペーンのおかげで、語りたい作品が
どんどん増えていく昨今です。6/1(日)には、
マチソワでこんな企画をやります。

■『ホットスポット』を語る 店主:やまのう
 6/1(日)13:30〜15:30 参加無料・1ドリンク制
 山梨・富士浅田市に住む遠藤清美は、幼馴染の葉月、美波とともに平和な毎日を過ごしていた。そんな清美はある日、勤務先の同僚・高橋に命を救われたことをきっかけに、彼が宇宙人だと知ることになる…今年1月から3月に日本テレビで放映された、バカリズム脚本によるエイリアン・ヒューマン・コメディーについて語り合います。

『ホットスポット』 https://www.ntv.co.jp/hotspot/

お時間とご興味がありましたら、どうぞ。


2025/05/07(水)
【シリーズ】街角をゆく Vol.16 岡町


エネルギー・文化研究所noteでの連載、
「街角をゆく」第16回目は、豊中市岡町です。

4/24にNHKラジオ「関西ラジオワイド」内の
「関西街角再発見」でお話しした内容をまとめました。
岡町は“江戸眼鏡”をかけて歩くと面白い、という話です。
https://note.com/ognwcel/n/n19533941715b



2025/05/05(月)
朗読劇「Mの航跡」再演、終了!


朗読劇「Mの航跡」公演が、昨日ぶじ終了しました。
関係者のみなさま、お越しいただいたみなさま、
ありがとうございました!
https://lib-moriguchi.jp/event/202504.05_roudokugeki.html

守口市の土居商店街の中にある守居神社は、
延喜18年(918)、淀川洪水のとき、西南石礫の渕で
「我天道神也、我を祀れと振鈴の声で告があった」ことから
「土を居いて」お祀りしたのが始まりと伝えられています。
https://www.moriijinjya.com/aboutus

「Mの航跡」では、この神社の神様の視点から、
橋の建設や寺の建立に尽力した行基、
文禄堤を築いた豊臣秀吉、農民を助けるために
幕府に断りなく排水樋を設けて処刑された喜左衛門、
飢饉に際して民を助けようと武装蜂起した大塩平八郎など、
守口の地にゆかりある人物のエピソードが紹介されます。

今から7〜8千年前の縄文時代には、海面は今より数メートル高く、
守口の地は海に沈んでいました。
その後陸地となりましたが、水で苦労した土地柄で、
江戸時代に天領となったことで優れた統治者を得られず、
民を助けるために命を投げ打った義農たちがいました。

近未来には、この地はまた海の底に沈むかもしれない。
そんな守口の航跡をファンタジーとして描いたのが、
「Mの航跡」でした。

またこの作品を、ご覧いただける機会があるといいなと。


2025/05/02(金)
朗読劇「Mの航跡」、明日、あさってです


守口市立図書館での朗読劇「Mの航跡」が
いよいよ明日、あさってに迫りました。

今日のゲネプロでこんな写真が撮れました。
右側は「喜左衛門さんのシーン」。
ここに書いているような話を演じています。
https://note.com/ognwcel/n/n93640a32c60f

僕は明日、あさってともアフタートークに出ます。
みなさま、守口でお会いしましょう!

朗読劇「Mの航跡」
 脚本・演出:筒井加寿子(ルドルフ)
 出演:豊島由香 七井悠(劇団飛び道具) 二口大学 山根明莉

守口市をモデルとした架空都市の
過去と未来の姿をとおして「いま」を見つめなおす、
短編リーディング公演。

少し遠い未来のM市。
地球温暖化にともなう海面上昇が進み、
海岸線はM市のすぐそばまで迫っていた。
市民たちは高台の避難所へ逃れるか、
内陸や北方へと移住しはじめている。
しかし、そんな情勢下にあっても、
街を離れようとしない者たちは、
少数ながら存在していた。

日時:2025年5月3日(土)14時〜/17時30分〜 4日(日)13時〜
会場:守口市立図書館 4階円形ホール
料金:前売券1,500円 当日券1,800円
上演時間:約1時間

※終演後にアフタートークあり
 5月3日 14時から 山納洋、筒井加寿子ほか
 5月4日 13時から 三宅奈緒子、山納洋、筒井加寿子

チケット受付:守口市立図書館3階カウンターまたは
お電話
問い合わせ先:守口市立図書館 生涯学習フロア
       電話 06-6115-5475 開館時間 9時-21時
       https://lib-moriguchi.jp/event/202504.05_roudokugeki.html


2025/04/30(水)
舞台やドラマを批評する文化


昨日は扇町ミュージアムキューブ・CUBE02で開催された
シェイクスピア・舞台芸術史の研究者である
北村紗衣さんのトークイベントを覗きました。
若い女性がいっぱい集まっておられました。

キューブでは、「encounter」と題した、
演劇や映画、音楽、ダンス、美術など、多様なアートを
テーマにしたトークイベントやワークショップを
展開しようとされていて、今回はその第1回目でした。
こういう企画が充実してくるといいですね。

談話室マチソワでも、若手劇作家や脚本家の方々が
集う企画が、最近増えてきています。

僕は日々お客さんと喋っていますが、
ドラマの話で盛り上がることが最近多いです。
最近のドラマに秀作が多いこともあり、
配信文化の定着もあるのだと思いますが、
ドラマをすごく観ていて、背景も含めて詳しい方が、
世の中に普通にいっぱいおられるということに
あらためて驚きます。

僕は「人が強く薦める作品は、まず観る」という
個人キャンペーンを続けているのですが、
観るべき作品が最近山積みになってきました。

僕も5/6(月祝)13:00-15:00にマチソワで
「『東京サラダボウル』を語る」をやります。

作品を鑑賞したり批評したりという文化が、
自然に定着していくといいなと思います。

*本日4/30(水)、5/5(月祝)、7(水)は
 お店に入れる店主がおらず、マチソワは終日休みの予定です。
 あらかじめご承知ねがいます。
 今後のスケジュールは、こちらでご確認ください。
 https://talkin-about.sub.jp/matineesoiree/%e3%82%b9%e3%82%b1%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ab/



2025/04/27(日)
朗読劇「Mの航跡」、絶賛稽古中


守口市立図書館では、
朗読劇「Mの航跡」の稽古が急ピッチで進んでいます。
図書館の入口には、稽古風景の写真が飾られ、
中では戯曲が読めるように展示されていて、
ふだんから図書館を使っておられる方にPRしています。
そして公演は、いよいよ今週末です。

朗読劇「Mの航跡」
 脚本・演出:筒井加寿子(ルドルフ)
 出演:豊島由香 七井悠(劇団飛び道具) 二口大学 山根明莉

守口市をモデルとした架空都市の
過去と未来の姿をとおして「いま」を見つめなおす、
短編リーディング公演。

少し遠い未来のM市。
地球温暖化にともなう海面上昇が進み、
海岸線はM市のすぐそばまで迫っていた。
市民たちは高台の避難所へ逃れるか、
内陸や北方へと移住しはじめている。
しかし、そんな情勢下にあっても、
街を離れようとしない者たちは、
少数ながら存在していた。

日時:2025年5月3日(土)14時〜/17時30分〜 4日(日)13時〜
会場:守口市立図書館 4階円形ホール
料金:前売券1,500円 当日券1,800円
上演時間:約1時間

※終演後にアフタートークあり
 5月3日 14時から 山納洋、筒井加寿子ほか
 5月4日 三宅奈緒子、山納洋、筒井加寿子

チケット受付:守口市立図書館3階カウンターまたは
お電話
問い合わせ先:守口市立図書館 生涯学習フロア
       電話 06-6115-5475 開館時間 9時-21時
       https://lib-moriguchi.jp/event/202504.05_roudokugeki.html


2025/04/25(金)
5月のTable,Table


談話室マチソワでのワークショップ「Table Table」。
5月のスケジュールは以下の通りです(随時更新・追加していきます)。

*詳細はこちらをご覧ください。
 https://talkin-about.sub.jp/matineesoiree/2025/04/25/5%e6%9c%88%e3%81%aetabletable/

■点字に触れてみよう、点字を打ってみよう 店主:つっつん(ひだまり)
 5/2(金)、9(金)、16(金)、23(金)、30(金)  16:00〜19:30 予約不要
参加費:無料(1ドリンクご注文ください)

■『東京サラダボウル』を語る 店主:やまのう
 5/6(火祝)13:00〜15:00 参加無料・1ドリンク制

■アート関係者・フリーランスの働き方の疑問おしゃべりサロン vol.2 店主:オグラチヒロ(わざおぎるど)
 5/6(火祝)16:00〜20:00 1ドリンク制・予約不要・出入り自由(希望者はミニ講座あり)

■銭湯図書館♨本日あります〜このあとどの風呂行く?〜 店主♨ オグラチヒロ(銭湯大好き舞台人)
 5/11(日)16:00〜19:30開館 / 19:30〜ポッドキャスト公開収録
料金♨ 1ドリンク制(予約不要・16:00〜19:30は出入り自由)
常連♨ 林宏樹(銭湯ライター)&ワ田(銭湯研究家)    
ゲスト♨ いくみ(銭湯ポッドキャスター)

■茶ra花・山本さんによるアーユルヴェーダ・ヘッドマッサージ体験 店主:諸国漫遊SUN BEARワタベ
 5/14(水) 、5/28(水)18:30〜20:00 参加料500円(+ワンドリンク制)  予約不要

◾️癒しのアート時間〜塗り絵やスクラッチアートを楽しむ〜 主催者: kaori (音花〜oto-hana〜)
 5/18(日)14:00〜18:00 参加費:色塗るサイズにより300円〜500円 1ドリンク注文お願いします 予約不要

■新茶の味みの会(仮) 店主:ぐるり
 5/25(日) 11:00-13:00 

■Bibliophile’s Cafe(本を紹介する会) 店主:やまのう
 5/25(日) 16:00-18:00 参加無料(1ドリンク制)
 


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