過去の日記

2021/10/24(月)
もしも世界が150人の島だったら(1)


鹿児島にある口永良部島は、人口が150人で、
漁業、農業、畜産業や民宿経営などの営みがあり、
役場、学校、郵便局、診療所、共同浴場、商店といった
施設を維持するために、一人一人の住民が
いくつもの仕事や役割を果たしながら暮らしている、
という話を、今から8年ほど前に聞いたことがあります。

その後、いつかは口永良部島に行って、
その状況を実際に見てみたいとか思っているのですが、
ここに行くには、鹿児島から屋久島に飛行機か船で行き、
そこから1日1便の船で渡ることになり、
行って、調べて、帰ってくるには最低5日かかります。

それは無理だなぁと半ば諦めていたのですが、
「もっと行きやすい人口150人の島はないだろうか?」
とある日思い立ち調べてみると、香川県高松市にある、
男木島の人口が、ともに約150人だと気づきました。
高松からフェリーで40分のところにある島です。

で、思い立って22日(金)に男木島へ。
高速バスで高松に行き、フェリーで男木港まで。
家を出てから約4時間でした(つづく)。


2021/10/21(木)
みかんの里・有田を訪ねて(2)


地蔵堂から有田川を北に渡りしばらく進むと、
山裾に「早和果樹園」のみかん畑と本社が見えてきます。
本社の横にはショップが併設されていて、
さまざまな加工品が販売されています。

早和果樹園の前身は、1979年に7戸のみかん農家で
立ち上げた『早和共撰組合』です。2000年に有限会社化、
2005年に株式会社化を果たし、現在は自社園地で栽培した
温州みかんとともに、地域の農家のみかんを集荷して、
ネットで販売したり、東京や新潟の市場に出荷したり、
ジュース、ゼリー、ジャムなどの加工品を製造して
従業員全員で各地に販売に出向いたりしておられます。

2014年度には6次産業化優良事例表彰の農林水産大臣賞を受賞されています。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/6jika/6channel/web2019-2.html

有田のみかん産業は、このように、伝統を守りつつ、
若い人たちの取り組みがさらなる発展を遂げているようです。

糸我の農家のおばちゃんからは買えなかったので、
ここでみかんとみかんジュースとみかぽんアイスを買い、
くじを引くとみかんスムージーが当たり、いい思い出になりました。

ということで、2時間半の滞在でしたが、
紀伊宮原を堪能することができました。
興味ありましたら、訪ねてみてください(おわり)。


2021/10/20(水)
みかんの里・有田を訪ねて(1)


先々週末の日曜日に、和歌山県有田市へ。
JRの紀伊宮原駅で降りて、有田川を南へ渡り、
糸我という集落を訪ねてきました。

紀州有田地方は山が多く、水田が少なく、
かつては見るべき産物のない貧窮の地だったそうです。
糸我村で農業を営んでいた伊藤孫右衛門は、
村民の窮状を憂いて、この地に産業を興そうと考え、
畑を開墾し、様々な木を植えてみましたが、
良いものをなかなか見出せませんでした。

そんな時に、肥後の国の八代(現熊本県八代市)に
みかんという木があり、それは山地にあっても生育し、
収益も少なくないと聞き、和歌山の上司に願い出て、
肥後の国に行き、盆栽として栽培するためと偽り、
藩外不出のみかんの木2本を持ち帰りました。
天正2年(1574)のことです。

2本のうち、糸我に持ち帰った木が根付き、
接ぎ木によって増やすことに成功したことで、
有田の地でみかんが産業として発展しました。

そんなストーリーがある、糸我に行ってみたかったのです。

糸我では、平地にはいくらか田んぼがありますが、
山の斜面には一面にみかんの木が植えられています。
すでにみかんの実は色づき、収穫が始まっていました。

作業を終えた農家のおばちゃん達がお喋りをしていたので、
話しかけてみました。極早生の収穫が始まったところで、
11月になると早生、年末には普通のみかんが獲れるそうです。

そこでいただいたのは「日南」で、
今年は雨が多かったので、中途半端な
ぼけた味になっているでしょう、と。
普通に美味しいのでそう言うと、
「ゆら」がうちにあるのでおいで、と。
もちろん伺い、頂いてきました。
甘味も酸味もしっかりしていて美味しかったです。
お土産も頂いたのですが、お代は受け取ってもらえませんでした。

糸我の隣には、地蔵堂という集落があります。
そこには有田にみかんをもたらした伊藤孫右衛門の
末裔の方々が住んでおられます。行ってみると確かに
伊藤姓の家が建ち並んでいる一角がありました。
孫右衛門さん、実在された方だったんですね(つづく)。



2021/10/17(日)
低糖質カフェ「CO−(コー)」


今日のお昼のコモンカフェは、
「低糖質カフェ『CO−(コー)』」の巴大樹さんのデビュー。

もともと現代音楽の即興演奏をしておられ、
一時期は自費出版物(ZINE)のお店を営んでおられ、
ライブでのケータリングもしておられた方です。
縁あって、コモンカフェに入っていただけることになりました。

今日頂いたランチは、チキンキョフテ、半熟卵、
レタスとカイワレのサラダ、オレンジとピンク2種のラぺ、
ミックスビンズとオリーブ、キウィフルーツ、マイタケのガーリック醤油炒め、
豆乳ヨーグルトソース、エジプト塩」(デュカ)、
低糖質ブランパン、ソイミートのあっさりトマトソースでした。

巴さんは、一時期は体重が106kgあったそうですが、
健康のために低糖質の食事をするようになり、
33kgもの減量に成功されたのだそうです。
そんなメニューを、よろしければ、お楽しみください。

そういえば、2年前にアトランタに行った時に会った、
LOCAL GREEN ATLANTAのオーナー・ザックから
ほとんど同じような話を聞いていました。
ご参考までに、再掲しておきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
LOCAL GREEN ATLANTAのオーナー・ザックは、
有名なヒップホップのソングライターで、
もともと体重が300ポンド(136kg)の巨漢でしたが、
健康的な食事を見直すうちに、黒人の近隣地区で
食ビジネスを立ち上げることにしたのだそうです。
彼と一緒に仕事をしている有名アーティストが訪れることで
人気のお店になっています。
https://www.11alive.com/article/news/local/outreach/atl-culture/hip-hop-veteran-opens-healthy-restaurant-in-atlantas-westside/85-84897c25-9b14-4ef6-b6b5-451174d491e4


2021/10/16(土)
奄美黒糖焼酎飲もうでぃ!


今日のコモンカフェは、前田秀樹店主による
「奄美黒糖焼酎飲もうでぃ!」でした。
https://www.facebook.com/kokutoshochunomoudei/

大阪府のゴールドステッカーをコモンカフェで取得し、
10月に入って緊急事態宣言が解除されたことで、
晴れて営業を再開されています。

写真は奄美黒糖焼酎3種飲み比べセット(1000円)と、
奄美の郷土料理の豚みそ(300円)。

前田さんは、奄美大島の「酒屋まえかわ」と組んで、
「奄美しまさけ ふぁん倶楽部」を立ち上げました。
会員の方には、月に1本、選んだ銘柄をお届けし、
その月の銘柄の蔵元とお客様のオンライン交流会を開催されるそうです。
http://www.sakayamaekawa.com/amamishimasakefunclub.html

コモンカフェでの次回営業は、10/22(金)18時〜21時(22:30 L.O.)です。
興味ありましたら、覗いてみてください。


2021/10/15(金)
街の構造から地域活性化を考える


さて、次々回のうめきたTalkin'About告知を。
11/16(火)には、広報誌「ファイナンス」で、
「路線価でひもとく街の歴史」を連載されている
大和総研の鈴木文彦さんに、オンラインで話題提供いただきます。

*「路線価でひもとく街の歴史」第16回「さいたま市大宮区」
https://www.dir.co.jp/.../koo3m9000000a4vp-att/21061801.pdf

“舟運と街道の時代、鉄道の時代、バイパス、
 高速道路の時代に新たにできた中心地が、
 場所をずらしつつ同じ都市圏にある”ことに
 歴史の重層性を感じ、まちを愉しむという視点に共感します。
 いろいろ勉強させていただこうかと。


うめきたTalkin’About「街の構造から地域活性化を考える」

2021年11月16日(火)7pm〜9pm
場所:大阪ガス(株) エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室 
話題提供:鈴木 文彦氏(株式会社大和総研)
参加無料

 街の中心は、それぞれの時代に支配的な交通手段とともに移動します。江戸時代までの中心は、だいたいは舟運の拠点である河岸に通じる街道にあります。明治期になり鉄道が開通した時には、街はずれに駅が造られましたが、蒸気機関車から電車になり、都市が拡大するにしたがって、街の中心は次第に駅に向かって動いていきました。1970年代に車社会化が始まると、今度は車社会に適応した中心市街地が旧市街の外側に新たにできました。

 興味深いのは、舟運と街道の時代、鉄道の時代、バイパス、高速道路の時代に新たにできた中心地が、場所をずらしつつ同じ都市圏にあることです。城下町の江戸時代、近代化遺産の明治大正、百貨店やアーケード商店街が全盛を極めた昭和、そして平成のロードサイドとそれぞれ違う時代が同じ街に同居し、元来の中心から外に向かって各時代の町なみが地層状に積み重なっています。このような歴史の重層性を感じることは、街歩きの楽しみでもあります。

 今回のTalkin’Aboutでは、現在財務省広報誌『ファイナンス』で「路線価でひもとく街の歴史」を連載中の鈴木文彦さんに話題提供いただきます。地域経済・地域金融の専門家である鈴木さんは、全国各地を自らの足で巡り、街の構造を発展史的に把握し、将来の街づくりを考察され、地域政策への提言を行われています。今回は鈴木さんのお話をもとに、地域活性化を考えるためのまちの見方について話し合います。

※同イベントは、ZOOM併用で開催いたします。参加を希望される方は、info@talkin-about.com までご連絡ください

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 うめきたTalkin’Aboutは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合うサロンです。思いある人たちが自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そうした場づくりを目指しています。


【会 場】
 大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
グランフロント大阪北館 タワーC 713
 ●JR大阪駅、地下鉄・阪急梅田駅より徒歩8分
 *北館1FよりタワーC入口に入り、奥にあるAエレベーターで7階にお上がりください。

【お問い合わせ】
 大阪ガス(株)NWカンパニー 都市魅力研究室 担当:山納 Tel 06-6205-2366

*画像は鈴木さんが作成され、「路線価でひもとく街の歴史」第16回に掲載された
さいたま市大宮区の市街図です


2021/10/14(木)
林業の全体像を、もっと幅広くとらえてみる


昨日のうめきたTalkin'About「林業からまちづくりを考える」には、
会場とオンラインで合計24名の方にご参加いただきました。

古川さんは、環境について学んでいた大学時代に、
国土庁(現国交省)の「地域づくりインターン」で、
奈良県の川上村に行き、終了後も何度も川上村に足を運び、
大学の博士課程の時には全国の山村地域を廻り、
その後コンサルティング会社等を経て、
現在は林業コンサルタントとして、新大阪に拠点を置きつつ、
全国の山村地域を巡る日々を送っておられます。

(株)古川ちいきの総合研究所 https://chiikino.jp/

古川さんは、植林⇒育林⇒伐採のサイクルを繰り返す
“狭義の林業”から視野をマーケットに広げて、
素材⇒部材⇒消費財⇒空間⇒ライフスタイル、
そして再生エネルギー利用までの展開を見据えた
“広義の林業”としてのビジョン作りを提案されています。

また、著書『森ではたらく 27人の27の仕事』では、
林業という枠を越え、山に関わる仕事をしておられる
さまざまな立場の人たちを紹介しておられます。

これまで何百年と続いてきた生業を守り続けている人たちと
山村に飛び込み、これまでなかった新たな生業を創り出している若い人たち。
彼らの現在形を伝えることは、山村地域の将来像を
より多面的に描いくことにつながるだろう。

古川さんからは、そんなメッセージをいただきました。

今回は、岩手、秋田、山梨、そして六甲山で、
林業や山村での仕事に関わっておられる方々にも
ご参加いただき、普段得られないいろんな視点をいただきました。
また建築設計の仕事をしていて、木材について
どこで誰に話を聞けばいいか分からない、
という方が、何人もおられました。

林業や山村の話って、林業関係者と自治体の担当者、
一部の建築関係者、以外にはあまり知られていない、
ということを、改めて感じました。

都市の中にそうした情報や人脈に触れることのできる
サロンのような場所があればいいですね。


2021/10/13(水)
地形/物語散歩のすすめ


11/12(金)夜には、京都・学芸出版社で
「大阪高低差学会」代表、ブログ「十三のいま昔を歩こう」管理人の
新之介さんにお話をうかがいます。

がくげいラボ×Talkin’ About  vol.6
山納洋×新之介 『地形/物語散歩のすすめ』
11/12(金)19:00〜 @タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン(zoom)
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-lab/talkin-about-vol-6-211112/

新之介さんはこの11月に『地形散歩のすすめ 凹凸からまちを読みとく方法』という本を
学芸出版社から出されます。
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761527969/

この本では「まちなか」「山地」「河川」「海岸」「火山」「地形と人の暮らし」の
6つのカテゴリーで、地形散歩に役立つ知識がまとめられています。
インパクトのある写真がふんだんに使われていて、
とても読みやすく、理解しやすいつくりになっています。

新之介さんは自然と人間の織り成すドラマを読み解く“地形派”ですが、
僕はむしろ、 地域の人々の織り成すドラマに萌える“物語派”なので、
当日はお互いの視点を楽しみたいと思っています。


そして8月開催のvol.4 山納洋×内田奈央美『日本型ジェントリフィケーションを考える』
の動画が、こちらで公開されています。
 https://book.gakugei-pub.co.jp/movie/gakugei-lab-talkin-about-vol-4/

視聴には会員登録が必要となりますが、無料です。
興味ありましたらご覧ください。


2021/10/11(月)
神戸アジアン食堂バル SALA


greenz.jpと大阪ガスが運営するWEBマガジン
「マイプロSHOWCASE関西編」に、新たな記事がアップされました。

お互いを認め合うなら、好き嫌いがあってもいい。アジア人女性がシェフとして働く多国籍食堂「SALA」で高まり続けるエンパワーメントとは。
https://greenz.jp/2021/09/29/sala/


神戸アジアン食堂バル SALAは、元町の中華街にある、
アジア人のシェフが日替わりで料理を出すお店です。
“日替わり店主のお店”、はい、僕がとても気になるゾーンです。

店主の黒田尚子さんは、アジア出身のお母さんたちに、
母国料理をつくってもらうイベントを
学生時代に企画しました。その後いったん就職するも、
彼女たちが“自分の強みをいかして働ける”雇用の場を、
飲食事業を中心につくることを目指して
2016年に「SALA」を始めています。

そんな黒田さんの歩みを、ライターの狩野哲也さんが
しっかりとまとめてくださっています。ぜひご覧ください!


2021/10/10(日)
西宮のクラシック/ジャズシーン


木曜の夜に、コモンカフェにもよく出演いただいている
ジャズシンガーの溝口恵美子さんと、
西宮北口のピアノバー「おでんでん」へ。

「おでんでん」のマスター・泉高弘さんは、
1994年11月に、高校の音楽教師の職を辞して、
西宮北口で「トップウィン」というバーを開きました。
ですが2ヶ月後に阪神・淡路大震災に遭い、
その後アクタ西宮の再開発にかかったことで、
現在の建物に移り、1階で居酒屋、
2階でピアノバーを営んでいます。
https://seitar0.exblog.jp/239988826/

泉さんは、今年公開され、海外の映画祭の賞を
数多く受賞した映画『にしきたショパン』に
達磨先生役で出ておられます。
https://motion-gallery.net/projects/nishichopin/updates/25832

溝口さんは、もう20年ほど西宮に住んでおられます。
西宮をジャズで盛り上げたいとお考えで、
JR西宮駅前にあるフレンテホールの協力を得て、
スタジオでプレライブを重ねて来られました。
そして10/24(日)に、その集大成としてフレンテホールで
6つのバンドが登場する「JAZZ ART f」を開催されます。
https://frentehall.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/20211024apn/

10/24(日)のイベントには、僕も行きます。
これだけのバンドが出て3000円は破格の安さですので、
少しでも興味あるという方は、お見逃しなきように!


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