過去の日記

2021/07/24(土)
今聞いておかないと聞けなくなってしまう話


阪神深江駅から南、国道43号線を渡ったところに、
「EL TRUJILLANITO」というバーがありました。

店主のアリサはフィリピン人で、日本に来て20年。
オーナーは日系ペルー人3世の男性で、
お店で会ったお客さんの国籍は、
ブラジル、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン。
みなさん日系で、かつて移民として南米に渡った
日本人の2世、3世でした。

最後にここを訪れたのは、昨年の3月。
たまたまオーナーの誕生会をやっていたのですが、
「あなたもファミリーでしょ!」とアリサに招き入れられ、
こんな雰囲気の中で楽しい時間を過ごしました。

「EL TRUJILLANITO」は昨年4月の緊急事態宣言時に閉店し、
その後再開することなく、オーナーが営む中古家電店に変わりました。
アリサからは閉店を知らせるLINEを受け取り、
「またお店を始める時には連絡して!」と伝えましたが、
今のところ、連絡は届いていません。

日本でコロナウイルスが蔓延して、1年半になります。
国からの支援策のおかげもあり、僕が知るお店で
閉めてしまったところは多くはないですが、
それでもこういう悲しい別れはいくつかあります。

昨日、僕は、2度目のコロナワクチン接種を受けました。
6月中旬に、大阪の大規模接種会場が64歳以下に
受入れを広げた2日後に市で接種券を受け取り予約しました。
(当時はかなり余裕があったのです。
 まだ受けられていないみなさん、ごめんなさい…)

今行っておかないと行けなくなる場所に行き、
今聞いておかないと聞けなくなってしまう話を聞く。
そういう活動を、徐々に再開したいと思っています。


2021/07/22(木)
「まさかや〜」のケン坊さん


おとつい夕方に戸ノ内の「より道」に寄ると、
那覇・平和通りで民謡ライブの店「まさかや〜」を営む
ケン坊さんご一行が来られていました。
https://tabi-labo.com/285304/masakaya-okinawa

台風が沖縄に居座り、飛行機が飛ばないので
連日お店に来られているのだそうです。

ケン坊さんは三線の名手ですが、小指がありません。
かつてはアウトローの道を歩んでいたのだそうです。
とても迫力があり、とても優しい方でした。

手前で一緒に三線を弾いているモロキタさんは、
戸ノ内で生まれた沖縄2世の方です。
久しぶりに「より道」でこういう風景に出会いました。


2021/07/21(水)
映画;フィッシュマンズ


僕が「Bar SINGLES」に初めて足を運んだのは二〇〇〇年の七月。
その年の四月から「扇町Talkin'About」というサロン企画を扇町界隈のバーやカフェではじめており、その会場として使わせてもらえるだろうかと覗いてみたのがきっかけでした。
OMSから歩いて三分ほどの場所にあったこのお店にいたのは、二代目店主のキムさんという、僕と同い年の女性でした。その時かかっていたのが「フィッシュマンズ」でした。リノポイントで初めて「空中キャンプ」を聴き、「宇宙・日本・世田谷」に完全にヤラれていた僕は、一瞬のうちにキムさんと意気投合していました。

お店では毎月十五日に “Fishman's Affair”という、フィッシュマンズの曲ばかりを大音量でかけるイベントをやっていましたが、そのイベントを八月から毎月Talkin'Aboutの冠をつけて開催することにその場で決まり、その後は月に何度かお店に顔を出す常連になっていました。

「コロキューム」で「ランデブー」という、大阪が舞台で、フィッシュマンズの「ナイトクルージング」をテーマ曲にした映画が公開された時には、監督の山本浩資氏と出演していた維新派の役者の舞台挨拶に合わせて“Fishman's Affair”を開き、全員をシングルズに呼んだこともありました。

キムさんの企画で「扇町キャンプ」という、近くにある扇町公園に、好きな音源一つと食べ物一つを持ち寄って、音楽をかけながらお酒を飲む、というイベントがありました。昼過ぎに集まり、それから夜遅くまで飲んでいて、そこに常連客を中心にいろんな人が出入りするという、ヒッピーの集会のような雰囲気のイベントでした。
十二月二十三日に開催された時に僕も参加しましたが、既にかなり寒い季節。しかもなぜか雷雨に見舞われるというトラブルの中、午後二時から深夜にいたるまでユルユルと何十人かで飲んでいました。

「Bar SINGLES」を通じて、いろんな人たちがつながっていました。
いい音楽を愛する人たちが、そんなにシャキシャキはしないけれどもゆるやかにつながっていくことで、何か世の中を変えていくことができるような、そんな雰囲気がキムさんの作っているお店にはありました。
(山納 洋『common cafe』より)

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映画「Fishmans」をやっと観れました。
楽曲はどれだけ聴いたかわからない程なのに、
彼らのストーリーを、想いを、全然知らなかったなと。
公開中にもう一度は観に行こうと思います。

「映画:フィッシュマンズ」
https://fishmans-movie.com/

90年代の東京に、ただ純粋に音楽を追い求めた青年たちがいた。彼らの名前は、フィッシュマンズ。プライベートスタジオで制作された世田谷三部作、ライブ盤「98.12.28 男達の別れ」をはじめ、その作品は今も国内外で高く評価されている。

だが、その道のりは平坦ではなかった。セールスの不調。レコード会社移籍。相次ぐメンバー脱退。1999年、ボーカリスト佐藤伸治の突然の死……。

ひとり残された茂木欣一は、バンドを解散せずに佐藤の楽曲を鳴らし続ける道を選ぶ。その想いに仲間たちが共鳴し、活動再開。そして 2019年、佐藤が世を去ってから 20年目の春、フィッシュマンズはある特別な覚悟を持ってステージへと向かう——。過去の映像と現在のライブ映像、佐藤が遺した言葉とメンバー・関係者の証言をつなぎ、デビュー30周年を迎えたフィッシュマンズの軌跡をたどる。


2021/07/20(火)
個人・職場・組織から考えるメンタルヘルス


中高の同級生の山本一道君とは
5年前にフェイスブックでつながり、
逆瀬川でのWalkin'Aboutに参加いただいて以降、
時々話すようになっていたのですが、
このたびTalkin'Aboutでの話題提供を彼にお願いしました。

テーマは「メンタルヘルス」です。

うめきたTalkin’About
「個人・職場・組織から考えるメンタルヘルス」

 2021年8月27日(金)7pm〜9pm
 場所:大阪ガス(株) エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室 
 話題提供:山本一道氏(一般社団法人気道疾患研究会代表理事) 参加無料

 近年、過重労働や職場の人間関係によるストレスが原因で精神疾患を発症する人が増え、社会問題のひとつになっています。2015年にはストレスチェック制度が創設され、労働者本人のセルフケア(個人のストレス対策)の重要性が認知されるようになりましたが、それだけではなく、職場のレイアウト、労働時間、作業方法、組織、人間関係などの職場環境の改善に取り組むこと、さらには組織自体の風土を改革し、社員の働きがいや満足度を高めることも重要です。

 山本さんは、以前はヨーロッパで臨床医療と医学研究を中心に活動していた方です。燃え尽き症候群のために休職・退職を余儀なくされた後、ヨーロッパで職場におけるメンタルヘルスの病態分析や介入に関する分野を学び、帰国後産業医資格を取得し、現在は医療や医学研究およびICT開発を主たる活動とする一方で、仕事に関連する燃え尽きやメンタル不調の人に対してミニワークショップや個別コーチングを行っています。

 今回のTalkin’Aboutでは、山本さんに個人的経験や、現在計画中のオンラインストレスチェックシステムを用いた職場改善のための介入プロジェクトについてお話しいただき、そこから職場でのメンタルヘルスの問題について話し合います。

※同イベントは、ZOOM併用で開催いたします。参加を希望される方は、info@talkin-about.com までご連絡ください
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 うめきたTalkin’Aboutは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合うサロンです。思いある人たちが自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そうした場づくりを目指しています。

【会 場】
 大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
グランフロント大阪北館 タワーC 713
 ●JR大阪駅、地下鉄・阪急梅田駅より徒歩8分
 *北館1FよりタワーC入口に入り、奥にあるAエレベーターで7階にお上がりください。

【お問い合わせ】
 大阪ガス(株)NWカンパニー 都市魅力研究室 担当:山納 Tel 06-6205-2366

写真は、山本君が仕事をしていた
スイス・ベルンの病棟から撮った風景だそうです。
しんどかった時期に、毎日眺めていた風景。
そういえば僕のケンブリッジ時代にも、そんな風景がありました。


2021/07/19(月)
がもよんにぎわいプロジェクト


先週水曜日は、夕方に蒲生四丁目へ。
「がもよんにぎわいプロジェクト」の和田欣也さんに
これまで手掛けて来られた古民家再生のお店を
ご案内いただきました。

界隈の物件の多くは、スギタグループという、
江戸時代からの大地主さんの会社が所有しておられます。
和田さんは播弔気鵑肇織奪阿鯀箸犒舛如
これまでに30店舗以上のテナントを
誘致してこられました。
http://r-play.jp/gamo4project/shop

和田さんの古民家再生の手法は、
学芸出版社の『「がもよんモデル」の秘密』の中で
詳しく紹介されていますが、
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761527617/

がもよんモデルと、中崎町の古民家再生とは
どう違っているのかを、7/29(木)夜の
がくげいラボ×Talkin'Aboutでは探っていきたいと思います。

がくげいラボ×Talkin’ About  vol.3
山納洋×和田欣也 『ビジネスとしての古民家再生』
7/29(木)19:00〜 @タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン(zoom)
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-lab/talkin-about-vol-3-210729/

お時間とご興味がありましたら、ご参加ください。


2021/07/13(火)
奈良県吉野町殿川・山椒収穫ツアー


6/21開催のTalkin'Aboutのスピンアウト企画として、
奈良県吉野町殿川への山椒収穫ツアーを行います。
すでに定員間近なのですが、興味ありましたらご連絡ください。

Talkin’Aboutスピンアウト企画『奈良県吉野町殿川・山椒収穫ツアー』

 2021年8月8日(日)
 ナビゲーター:吉村耕治氏(クラフトワーク)
 集合時間・場所 9:30 @近鉄大阪線・榛原駅南改札口
 ※近鉄大阪線・鶴橋駅8:33発 伊勢中川行急行にご乗車ください
 参加料:1000円(ボランティア保険、完熟山椒のお土産、山椒の木の保全費用として)

 殿川地区は奈良県吉野町北部の山間部にあります。戦地から引き揚げた人や都市部の被災者が入植する開拓村として1947年に入植が始まり、最盛期には34軒100人以上が暮らしていました。ブドウやモモ、ナシ、リンゴといった果樹栽培が根付き、地元に伝わる「殿川音頭」には、春にリンゴが花を咲かせる様子が歌われていました。ですが20数年前の台風で果樹栽培は大きな被害を受け、その後後継者難などから果樹はスギやヒノキに植え替えられました。集落では現在、8軒に14名が暮らしています。
 まちづくりコンサルタントの吉村耕治さんは、吉野町の地域おこし協力隊で3年間勤めた後、2014年に同じく吉野町の地域おこし協力隊だった妻の寿代さんと殿川地区に定住。電気工事業を生業としつつ地区の活性化に取り組んでいます。集落では現在、小水力発電やリンゴの植林、山椒の特産品化、ジビエの加工場建設、コワーキングスペースの開設計画などが進められています。

 今回のTalkin’Aboutスピンアウト企画では、吉村さんに殿川地区をご紹介いただき、特産品の山椒の収穫作業をお手伝いします。

【当日スケジュール】
 10:00 殿川多目的集会所前集合(吉野郡吉野町小名1422)
 10:30 収穫作業開始
 12:00 集会所へ移動・昼食
 13:00 神社へお参り
    竹内由香さんによる殿川についてのお話
    女性二人組ロックバンドメンバーとのトーク
 14:00 収穫作業開始
 15:30 終了・振り返り

※帽子、タオル、汚れてもよい服(長袖、長ズボン)・靴、虫除け類、昼食、飲み物をご持参ください。
※感染対策として手指消毒とマスを着用お願いします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【主催・お問い合わせ】 大阪ガスNWカンパニー 都市魅力研究室 担当:山納 
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2021/07/12(月)
Walkin’About @近鉄八尾


8月のWalkin'Aboutでは、八尾を探ります。

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき「Walkin’About @近鉄八尾」

 開催日:2021年8月28日(土)
 集合時間・場所 14:00 @近鉄八尾駅中央改札前
 再集合時間・場所 16:00 同上 

 八尾の地に人々が住み始めたのは、旧石器時代。旧大和川の水運と陸運の両方を備え、難波津と大和を結ぶ交通の要衝の地であったことで栄え、飛鳥時代には、ここを拠点とした物部守屋と蘇我馬子の合戦が起こっています。
 戦国時代から江戸時代初期にかけて、この一帯は、たびたび合戦が繰り広げられる場所でした。初期に久宝寺や萱振で寺院を中心に寺内町・環濠集落が形成され、時の権力に対抗する勢力の拠点となりました。江戸時代初期には浄土真宗の宗派対立を発端として八尾寺内町が創設され、現在の八尾市発展の基となっています。
 江戸時代中期には大和川の付け替えにより、度々水害に悩まされていた状況が改善され、川床跡の砂地では木綿栽培がおこなわれました。大坂という消費地が近かったことで、商品作物としての木綿の栽培や農村工業としての紡績が盛んになり、全国でも有数の裕福な農村となりました。

 明治以降も綿糸生産で繁栄しましたが、外国産の安い綿花が輸入されるようになったことで、八尾の綿花栽培は大正末期までに急速に衰えていきました。その後は綿を生産していた農家や工場がブラシ生産などの地場産業に活路を見出していきました。戦後には田園は住宅地となり、また金属・機械・電気機械器具を中心とした中小企業の集積も進んでいきました。一方で綿業の副産物として綿種油の生産も盛んであり、現在も長瀬川沿い付近には油脂関連の企業が立地しています。

 今回はこの街を、みなさんの視点で切り取っていただきます。

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 “Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。

【主催・お問い合わせ】大阪ガス(株)NWカンパニー 都市魅力研究室 
担当:山納  Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2021/07/11(日)
大谷茶屋でしたいこと、できること


芦屋の城山で、6月に2度、月の輪熊が出たそうです。
大谷茶屋から城山に登る道にも注意喚起がされていました。
ちなみにここは僕のランニングコースで、
標高272mの城山を駆け上がるのがいい感じなのですが、
しばらくは様子を見ようと思っています。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202106/0014447078.shtml

その大谷茶屋は、1934年に開業しています。
阪急芦屋川駅から徒歩25分ほどで、
高座の滝の目の前にあり、その上にある
芦屋ロックガーデンは、日本の近代登山や
ロッククライミングの発祥の地として知られています。

僕らは2004年から、この茶屋を拠点に
六甲山カフェと名付けた活動を続けています。
当初は軒先をお借りして喫茶営業を行い、
2008年春からは、茶屋の洞窟スペースをお借りして、
常設のカフェとして営業するようになり、翌2009年からは
複数の店主が週末ごとに入れ替わる形で継続しています。

最近はお店に入れるメンバーが少なくなり、
代表の糸井さん一家が第一土日曜に開けているだけの
状態だったのですが、大谷茶屋自体も昨年のコロナ禍以降
お店を閉めたままの状態になっていました。

実はこのたび、大谷茶屋の母屋の2階建ての建物も
六甲山カフェメンバーで使わせていただけることになりました。

とりあえず片付けと掃除を始めたのですが、
この場所で何か活動をしたいという方を
同時に募っていきたいと思います。
ちなみに2階にはカラオケサロンスペースが
そのまま残されています。
また、ここでコーヒーの焙煎ができるようにしたい、
という野望を抱いていたりします。

次回は7/31(土)、8/1(日)の午後1時より、
大谷茶屋にて片付け&ミーティングを行いますので、
興味ありましたら、お越しください。


2021/07/10(土)
神戸医療産業都市の風景


神戸港内に人工島ポートアイランドを造る構想が浮上したのは、1963年のことです。
港内での貨物取扱量が急激に伸びていたこと、
世界的に進んでいたコンテナ化の流れに対応できる
喫水の深い大型の埠頭が必要となったことから計画され
1967年には六甲山地の土砂を運んで埋立が始まりました。

港湾用地は人工島の外周部に整備され、
内陸部は商業・産業・住宅などの用地になりました。
土砂を掘削した跡地も住宅地等として開発され、
この一体開発は「山、海へ行く」として知られました。

港湾整備にかかった費用を賄うために、
神戸市は埋め立て完了後に「ポートピア'81」を開き、
その跡地をファッションタウンとして分譲しました。

1987年には、南側に第2期の埋め立てが始まりました。
その外周部には、より大型のコンテナ船が入れる
港湾設備が整備され、内陸部は新産業の集積地や
貿易拠点として活用される計画となっていました。

1995年に起きた阪神・淡路大震災により、
神戸は大きな被害を受けましたが、その立て直しのため、
神戸市は1998年に「神戸医療産業都市構想」を立ち上げ、
先端医療技術の研究機関・病院・医療関連企業などの集積を図りました。

当時の新聞記事を調べてみると、ポーアイ2期には、
国際マルチメディア文化都市、新たな中国人街の形成、
外資系企業の誘致、リサイクルセンターなど、
他にもいくつかの構想があったようです。

その中で「医療産業都市構想」では、
10年間地代無料の企業誘致ゾーンを設けたり、
分譲から定期借地契約に切り替えて誘致を図ったり、
次世代スーパーコンピューターを誘致したり、
中央市民病院や県立こども病院を移転させたりしながら、
クラスターづくりに取り組んできました。
神戸空港の開港、ポーアイ西地区の大学の集積なともあり、
その後土地の分譲も進み、今年6月末時点で、
376の企業・団体が拠点を構えています。

ポートライナーの医療センター駅周辺を歩いてみると、
病院や研究機関などの新しい建物が建ち並んでいますが、
一般の人が立ち寄れそうな場所は、
駅前のキメックセンタービルの1階にある
コンビニ、カフェレストラン、居酒屋各1軒だけでした。

また、ここには住宅がありません。
遺伝子組み換えや微生物を扱う実験を行う企業も多く、
住宅が建設されれば、住民への配慮から、
研究が制約される恐れがあるため
マンションなど住宅の建設が禁止されているのだそうです。

僕が10ヶ月を過ごしたケンブリッジ市には、
港湾エリアや旧工業エリアを再開発して、
製薬・IT系企業を集積させているケンダルスクエアという場所がありましたが、
その周辺にはコンドミニアムやカフェやレストランが集まっていました。

神戸医療産業都市には高学歴・高収入の人が働いているのでしょうが、
彼らが暮らしたり、アフターファイブを優雅に過ごせる
場所がない、というのが、ちょっと残念。

写真左は医療センター駅周辺の風景。
右はケンダルスクエアの風景です。


2021/07/08(木)
保育園からはじまるまちづくり


さて、次々回のうめきたTalkin'Aboutの告知を。

うめきたTalkin’About「保育園からはじまるまちづくり」
 2021年8月5日(木)7pm〜9pm
 場所:大阪ガス(株) エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室 
 話題提供:柏木輝恵氏(NPO法人シミンズシーズ事務局長)
参加無料

 女性の社会進出とともに、保育所へのニーズが近年高まっていますが、そうした中、保育園を地域に開き、子どもたちと老若男女さまざまな人たちとの出会いをつくる動きが生まれてきています。カフェや惣菜店、コミュニティスペースなどを園内に設けたり、地域の方々との交流をはかるための取り組みを行ったりすることで、保育園をまちづくりの拠点として機能させているのです。

 今回のTalkin’Aboutには、NPO法人シミンズシーズの柏木さんにお越しいただきます。シミンズシーズはこれまで、東播磨地域で市民の方々の主体的な活動をバックアップする活動を行っておられ、加古川市の寺家町(じけまち)商店街の活性化にも関わってこられましたが、この6月に商店街内に「かわのまちほいくえん」を開園されました。子どもたちが外に出ていくこと、地域の人たちに保育園に来ていただくこと、保育園そのものをまちの人と一緒に作っていくことを通じて、商店街の活性化につなげていくことを目指してのことです。
 当日は柏木さんの話題提供をもとに、保育園からはじまるまちづくりの可能性について話し合います。

※同イベントは、ZOOM併用で開催いたします。参加を希望される方は、info@talkin-about.com までご連絡ください

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 うめきたTalkin’Aboutは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合うサロンです。思いある人たちが自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そうした場づくりを目指しています。

【会 場】
 大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室  グランフロント大阪北館 タワーC 713
 ●JR大阪駅、地下鉄・阪急梅田駅より徒歩8分
 *北館1FよりタワーC入口に入り、奥にあるAエレベーターで7階にお上がりください。

【お問い合わせ】
 大阪ガス(株)NWカンパニー 都市魅力研究室 担当:山納 Tel 06-6205-2366

写真は5月末に行われた内覧会の様子です。
現在、20数名のお子さんが通っているのだそうです。


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