過去の日記

2020/03/28(土)
参考文献ページを訳す


「THE DIVIDED CITY(分断された都市)」の
参考文献ページの翻訳が、さきほど終わりました。

「終わった!」と喜びのうちに保存したはずが、
必要なデータをすべて消してしまい、青ざめながら色々調べ、
少し前のバージョンを復元することで、事無きを得ました。
失敗していたら、あと半月はかかったはずです…

参考文献ページは、英語版で20ページほど。
WEB記事も結構あり、並行して読んでいたので、
アメリカの都市政策・住宅政策背景にある状況が
さらによく分かってきました。
こういう記事の存在も、多くの人に伝えられればと。

参考までに、右の写真は、ニューヨークでの
ジェントリフィケーションに怒りを表していた
スパイク・リー監督のスピーチを紹介した
2014年の「ザ・ガーディアン」の記事です。
https://www.theguardian.com/cities/2014/feb/26/spike-lee-gentrification-rant-transcript

「THE DIVIDED CITY」の日本語版は、
学芸出版社で出していただけることに決まりました。
おそらく8月頃になるかと思います。

コロナウイルスのパンデミックは、
日本にも計り知れない衝撃をもたらしそうで不安ですが
アメリカの都市もまた、厳しい状況に置かれています。
人種の問題、移民の問題、貧富の格差などのために、、
社会的に弱い立場の人たちが多くを被ることになりそうで、
とても気になっています。

自分たちができること、すべきことが
「じっとしていること」でしかないというのが
もどかしいですが、部屋に籠ってできることを
さらに研ぎ澄ましていこうと思います。


2020/03/19(木)
Walkin’About @JR奈良駅


次回のWalkin’Aboutでは、JR奈良駅周辺を探ります。

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About @JR奈良駅」

開催日:2020年4月11日(土)
集合時間・場所 15:00 @JR奈良駅2階改札口 
再集合時間・場所 17:00 @同上  参加無料 

 現在の奈良市域周辺が日本史の舞台に登場するのは和銅3年(710)に都が藤原京から平城京に遷ってからのことです。その後、何度か遷都があったものの、延暦3年(784)の長岡京遷都までこの地が日本の中心となっていました。遷都後も東大寺や薬師寺、興福寺などの仏教寺院勢力はこの地域に残り、南都と呼ばれました。

 中世以降も興福寺が大和守護職に任じられるなど、広大な荘園を有する仏教寺院勢力は依然として影響力を保持していました。大寺院の勢力が戦乱の時代にも大きな影響力を持ったことで、何度か戦火に見舞われています。室町時代から戦国時代にかけて、他国および近在の所領も含めて在地の大和武士団が実効的な支配を行うようになったことで大寺院の勢力は衰えました。

 江戸時代には奈良奉行所が設置され、天領として徳川家の直接支配地になりました。奈良町には江戸時代の寺町の雰囲気が残されています。 太平洋戦争中は大規模な空襲は受けなかったため、現在も多くの文化遺産が残されています。

 奈良駅の開業は明治23年(1890)。明治40年(1907)に国有鉄道駅となっています。奈良駅周辺はかつて関西本線と桜井線が地上を走り、奈良市の旧市街地を東西に分断していましたが、街の再生と交通の円滑化を図るために連続立体交差とともに駅周辺の土地区画整理事業や高架橋道路の平坦化が行われました。同事業は平城遷都1300年にあたる2010年(平成22年)に完成しています。昭和9年(1934)に完成した2代目駅舎は高架化に伴い取り壊される予定でしたが、その歴史的価値から反対の声は根強く、曳家によって保存され、現在は奈良市総合観光案内所として利用されています。
今回は、奈良を、JR駅を基点に探っていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 “Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
 参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。

【主催・お問い合わせ】 大阪ガス蟠甬Ψ部 都市魅力研究室 担当:山納 
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2020/03/18(水)
西陣のリズム


3/15(日)開催のWalkin'About@西陣には、
つごう23名の方にご参加いただきました。
上京ちず部の石さんにお声かけいただき
共催で実施したことで、異例の参加人数となりました。

当日はKRP町家スタジオに再集合し、
Facebookのイベントページに写真を投稿いただき、
それを映しながら、それぞれが過ごした時間について
お話いただきました。その写真はこちらで観られます。
https://www.facebook.com/events/169822334252437/

かつてあった映画館の跡、昔住んでいた場所、
まちなかの看板や変わったもの、おススメのお店、
お寺や祠、史跡、西陣織の関連施設、船岡温泉を巡ったり、
きれいな桜を見たり、気になる風景をスケッチしたり。
みなさん、思い思いに西陣を切り取っておられました。


僕は、別の平日に界隈を歩いていました。
西陣織の産業の気配を探りたかったので。

住宅街を歩いていると、区画のかなり奥に住宅があり、
手前スペースが広く空いている家をいくつか見かけました。
おそらく手前には、もともと何か建っていたのでしょう。
聞いてみると、手前に染屋や織屋の工場、奥に住宅、
といったところが昔は多く、工場がなくなった後に、
奥の住宅が通りから見えるようになったところが多いそうです。

上の写真は、岱(やまざき)織物の社屋。
扉に「集荷無」という札がかかっています。
同社は昭和4年(1929)創業で、金襴・表装裂地(きれじ)・
人形裂地を手掛けています。

西陣織の会社の多くは、大きな工場というよりは、
周りの住宅とそう変わらない大きさの建物で、
個々の会社がさまざまな分業工程を担っていて、
それを悉皆屋や問屋がつなぎ、地域全体での生産を
支えてきたそうですが、今はどうなっているのだろうと。

下の写真に写っている「喫茶アルデゥール」。
店主のおばあさんから、こんな話を聞きました。

開業したのは40年前。義母が建てたマンションの
1階で喫茶店を始めた。子どもを幼稚園に送り、
朝10時にお店を開けて、夜7時まで営業していた。

このあたりでは、着物の帯を作っていた。
向かいは染屋さんで、うちを第二応接室と言ってくれて、
よくお客さんを連れてきてくれた。近くの織屋さんは、
お客さんが来たらよく出前を取ってくれた。

昔は問屋さんもあり、織屋さんも多かった。
景気のいい頃は、社長さんたちはゴルフやマージャンなど
遊びの話をよくしていた。昭和が終わる頃から、
みんなが和装をしなくなり、商売はしんどくなっていった。
先週まで来てくれていたのに、自己破産で商売をたたんだという話も。
向かいの染屋さんは、普通の家に建て替えた。
まちからは、機織りの音が消えていった。
今でも来てくれる織屋さんもあるけれど。

岩手から観光で来た人が寄ってくれて、
その後にりんごを贈ってくれたり、こちらから昆布を贈ったり。
中国から来た女の子にトイレを貸してあげたら、
次の日に、扉に小さな紙袋が架かっていて、
中には日本語の手紙と中国のペンダントが入っていた。
お店を続けていくのは大変だけど、そんな風に人と話すのが楽しい。

西陣のまちには、そんなリズムがありました。


2020/03/18(水)
人に学び、人を活かす


今朝の毎日新聞朝刊の「表現者たち」というコーナーで
こんな感じに紹介いただきました。

あえて解像度を下げ、部分的に載せていますので、
ぜひ毎日新聞の紙面でご確認ください。


2020/03/17(火)
世代を超えて受け継がれる「譲り店」ニューMASA(後編)


「継業」から始まる豊かなまちと人の物語を紹介する
WEBマガジン「二ホン継業バンク」の記事として、
ライターの高橋マキさんが「ニューMASA」を
取り上げて下さいました。今回は後編です。
https://keigyo.jp/succession/tsugumachi0000-2/?fbclid=IwAR3gc6oZIfPaheIqqtQ4iA1DSV0eR46N7NqWElB6vAazYGFH2qU3AHQGCkU

二代目の片牧さんが卒業を決めた後に
僕が行きがかり上、店譲りのお手伝いをして、
六甲山カフェをずっと続けてきた古家さんが
店主に決まったこと、そして半年間のつなぎの間に
僕の息子・慎也が喫茶店を営むことになったこと、
などを書いていただいています。


2020/03/17(火)
コミュニティ・ディベロップメントという役割


大阪市北区中津、JR貨物線のすぐ西側にある
西田ビルの半地下屋外の階段状のスペースで現在、
「ハイパー縁側」という催しが開催されています。
https://www.toho-leo.co.jp/recruit/blog/2233

スタートしたのは昨年12月。
運営しているのは、東邦レオという会社の方々。
もともとは屋上・壁面緑化や植栽管理などを手掛ける、
植栽のプロフェッショナルですが、
3年前に吉川稔さんが社長に就任されて以降、
「コミュニティづくりによる価値向上」をテーマに
さまざまな事業を展開する会社へと発展しています。

東邦レオではクラフトビールの製造も手掛けています。
「ハイパー縁側」は参加無料なのですが、それだけでなく、
無料でクラフトビールをいただけたりします。
ちなみに明日3/18(水)には20回目が開催されます。
https://www.facebook.com/NAKATSU.NishidaBuilding/

吉川社長には15年ほど前、リステアホールディングスという
アパレル企業の副社長をされている時分に、
メビック扇町での「OCC!(扇町クリエイティブカレッジ!)」に
ご登壇いただいたことがありますが、
今回ご縁があって再会し、その活動が面白いので、
4月のTalkin'Aboutで、「ハイパー縁側」や
クラフトビール造りを担う鈴木悟さんに
話題提供をお願いすることにしました。

うめきたTalkin’About『コミュニティ・ディベロップメントという役割』

 2020年4月7日(火)7pm〜9pm
 場所:大阪ガス エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
 話題提供:鈴木 悟さん(東邦レオ株式会社) 参加無料

 コミュニティ・ディベロップメントとは、地域住民が自主的に連帯して環境改善に取り組むための計画・方法・活動のことをいいます。モノの所有からコト消費・コミュニケーションへとライフスタイルの軸足が大きく変化する中で、エコ、コミュニティ、ソーシャル、デザインといった観点から、賑わいとつながりを生み出しながら生活を取り巻く課題に取り組むコミュニティ・ディベロップメントの動きが近年注目されるようになってきています。

 東邦レオはこれまで、エコ建材や屋上緑化・壁面緑化の開発、植栽管理、商業施設のデザインなどに取り組んできましたが、近年は大阪市北区における「中津新聞」「THANKS HOPプロジェクト」「ハイパー縁側」など、緑地管理をベースにしたコミュニティづくりによるまちや地域の価値向上に力を入れています。

 今回のTalkin’Aboutでは、東邦レオでグリーンディベロップメントに取り組む鈴木悟さんに、これまで行ってきたプロジェクトについてご紹介いただき、そこから “コミュニティ・ディベロップメント”のあり方や可能性について話し合います。

Talkin’Aboutは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合う“サロン”です。思いある人が自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そんな場づくりを目指しています。

【会 場】
大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室
グランフロント大阪北館 タワーC 713

 ●JR大阪駅、地下鉄・阪急梅田駅より徒歩8分
  北館1FよりタワーC入口に入り、奥にあるAエレベーターで
7階にお上がりください。

【主催・お問い合わせ】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp

せわしない時期ではありますが、お時間とご興味がありましたら、
感染症対策にご留意の上、お越しください。


2020/03/14(土)
六甲山の茶屋名物
アウトドア雑誌「BE-PAL」のWEB記事で、
「週替わりで名物料理が登場する新しい茶屋のカタチ」として
六甲山カフェの取り組みを紹介いただきました。
https://www.bepal.net/play/trekking/82157

六甲山のいくつかの茶屋のグルメ料理の紹介記事で、
高取山・月見茶屋の餃子、布引の滝・おんたき茶屋の湯豆腐、
再度山・再度山荘のスペアリブと並んでの登場で、
糸井夫妻の燻製料理を紹介いただきました。
一度チェックしてみてください。


2020/03/07(土)
“出藍の誉れ”的作品の可能性


かつて、ドラえもんの最終回をファンが考え出し、
それがチェーンメールで広がり、漫画家が同人誌として販売し、
著作権問題となる、ということがありました。
作品は今もネット上で観られるようです。
https://matome.naver.jp/odai/2148518051863408501

僕はこれを読むと涙が止まりません。
それぐらいよく出来ていて、だからこそ売れて、
問題にもなったわけですが、この、
原作者本人の手によるものとしか思えない、
あるいは原作者以上に原作者的な二次創作、
という、いわば“出藍の誉れ”的作品には、
不思議な可能性があります。

3/5(木)のTalkin’About「『グッドバイ』を語る」には、
6名の方にお集まりいただきました。

*映画『グッドバイ』http://good-bye-movie.jp/

この映画の原作は、太宰治による小説です。
昭和23年に彼が新聞連載を予定し、13回分まで書いた時点で
入水自殺を遂げ、絶筆となっていました。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏は、
ほとんど導入しか書かれていなかった同作品を
ラブコメとして完成させ、2015年にKERA-MAPで上演。
第23回読売演劇大賞 最優秀作品賞に輝いています。

ケラ氏は、戯曲本『グッドバイ』のあとがきに、
こう書いています。

「主人公田島周二とヒロイン永井キヌ子のキャラクター、
 二人の関係性と目的、時代設定、すべてが用意されていた。
 つらい作業はすべて太宰さんがやっておいてくれていた。
 結果として、後半の八割を私が好き勝手に書いたことになる。」

成島出監督によって映画化された『グッドバイ』は、
ケラ氏によって豊かに拡げられた作品世界を絞り込み、
田島周二と永井キヌ子のラブストーリーを際立たせ、
より感動的なストーリーに仕上がっています。

つまり、ドラえもん最終話とは違うパターンなのですが、
『グッドバイ』は、導入しか書かれていないのに設定が魅力的で、
また主人公の田島周二が太宰本人を投影していて、彼が抱えていた闇を
喜劇的に昇華しようとしていた作品らしいという背景が、
後世の作家にその続きを書かしめ、それが優れた作品になる。
そういう道筋をたどっているようです。

5日のTalkin'Aboutでは、映画の感想や、
上に書いた小説版、戯曲版、映画版の違い、
パンフレットから読み取れる成島監督の演出術、
小池英子さんの演技の凄み、他の劇作家が取り組んだ『グッドバイ』、
そして昨今の舞台芸術の自粛ムードの話などで
2時間ほど盛り上がりました。

世の中の状況が状況なので、多くの人を集めるのではなく、
小さいけれど文化的に充実した取り組みを
絶やさないという方向で、活動を続けようと思います。


2020/03/06(金)
世代を超えて受け継がれる「譲り店」


地域の仕事を継ぐ「継業」から始まる豊かなまちと人の物語を紹介する
WEBマガジン「二ホン継業バンク」の記事として、
ライターの高橋マキさんが「ニューMASA」を
取り上げて下さいました。今回は前編です。
https://keigyo.jp/succession/tsugumachi0000-1/?fbclid=IwAR0LQ5CD2NJDYxmo6EhGv134_o3hERX726-LxSlzqq8M2zFFHp3CWva6qRs

“譲り店”ニューMASAの物語を、
さらに深く掘り下げていただいています。

そして3/2の産経WEB記事からの波及で、以下の取材が決まりました。

3/6(金)21:00-22:00 BS11 報道ライブINsideOUT
 番組内で産経WEBの記事を取り上げていただきます

3/8(日)昼12:25-35 MBSラジオ「サンデーライブ ゴエでSHOW!」
「きんめ鯛のソレ知り鯛」のコーナーでお店に生中継が入ります。

3/13(金)、14(土)には、ニューMASA「みせを継いでゆく時間」と題して営業を行います。
正午から午後6時までは4店主が一堂に会する予定です。

ご興味とお時間がありましたら、
感染症対策にご留意の上、お越しください。


2020/03/05(木)
3月のTable,Table


3/2のコモンカフェ「Table,Table」ミーティングには、
現店主を中心に12名が集まり、テーブルの一部を使っての
小さな講座・イベント・茶話会について具体的な詰めを行いました。

そして3月には、まずこれぐらいを試してみます。
僕は昔やっていた英語サロンを再開してみます。
ご興味がありましたら、感染症対策にご留意の上お越しください。
今後も続けていきますので、時節柄、あくまでもご無理なきように。

3/10(火)18:30〜20:00 
「超初心者向け英語サロン」英語を喋りたい方が集まって喋る自習会です。
コーディネーター:山納洋(common cafe)豊村恵子(ネリkitchen)
参加費:500円・予約不要 

3/11(水)、3/25(水)14:30〜16:00 
「生年月日を使って自己分析?!超入門!四柱推命セルフ鑑定ワークショップ☆前日まで予約でオマケ付き!」
講師:野本敬子(シンクロ喫茶@大阪中崎町)
参加費:1,500円(ワンドリンク付き) 定員:4名

3/17(火)14:30〜
「紅茶実験室」紅茶の“美味しいのを飲む、淹れる” この部分が特に好きな方向けの、皆で答えを探る実験室タイプです
コーディネーター:yuriko(2cups)
(受付はすでに終了)

3/18(水)14:30〜16:00 
「願望実現を加速させる!!簡単にできる!潜在意識活用ツール☆体験ワークショップ」
講師:野本敬子(シンクロ喫茶@大阪中崎町)
参加費:1,500円(ワンドリンク付き)定員:4名


 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
[TOP]
shiromuku(hu1)DIARY version 3.10