過去の日記

2025/11/13(木)


11/16(日)、30(日)にマチソワに入ります。

16(日)16時〜18時には「Music Lover's Cafe(好きな音楽について話す会)」を開催します。
紹介したい音楽をイメージしてお越しください。

30(日)16時〜18時には「Bibliophile's Cafe(本を紹介する会)」をやります。
紹介したい本を携えてお越しください。

談話室マチソワ https://matineesoiree.com/


2025/11/11(火)
但馬国ファスト風土記


豊岡市民プラザでは2021年から、
OMS戯曲賞の受賞作家が豊岡をリサーチし、
豊岡を舞台にした作品を書き下ろし、
南河内万歳一座の内藤裕敬さんの演出で
上演するというプロジェクトが行っています。

第4作目となる今年は、A級MissingLinkの
土橋淳志さんが書き下ろした『但馬国ファスト風土記』が
上演されます。現在豊岡で稽古が進められています。

豊岡にある高校の演劇部で一緒だった二人。
一人はその後、東京に出て女優になり、
もう一人は、父親が営んでいた喫茶店を継ぎ、
豊岡ゆかりの偉人が登場するコンセプトカフェや
ツアーを企画して“町おこしのヒーロー”になる。

テレビの取材を通じて再会した二人のストーリーを通じて、
観光地としての豊岡の魅力と、そこに暮らす人にとっての
豊岡の魅力に触れる、そんな作品です。

公演情報はこちらを。
http://platz-npo.com/wp/event/fastfudoki

そして土橋さんが、11/6にラジオ関西の番組
『平田オリザの舞台は但馬』に出演された時の
記事はこちらを。
https://news.yahoo.co.jp/articles/80717c422732d3ec01989c2e6e5b021fa35c872d

僕は作品づくりにほんの少し関わっていて、
11/22(土)、23(日)の公演当日には劇場にいます。

綾部に続いて遠いですが、よろしければ、豊岡までお越しください。


2025/11/08(土)
グリーントルマリン


今日は午前中にミッションを果たした後、
京都・北大路の商店街にある食堂へ。
木の葉丼を頂きつつ店内を見ると、古物商の札があり、
骨董品や絵などが並んでいます。

その中に石があったので見ていると、年配のご主人は、
「こういうのを好きで集めていたんや」と。
中に水晶の結晶に緑色の鉱物がくっついたものがあり、
「これは何ですか?」と尋ねると、「忘れた」と。

その石を数百円で買い、そこから歩いて
今出川と丸太町の間にある益富地学会館へ。
https://masutomi.or.jp/

ここは、薬学者であり鉱物愛好家でもあった
益富壽之助(ますとみ・かずのすけ)氏が創設した、
民間の地学会館です。

久しぶりに珠玉の標本群を眺めた後に、
指導員の方に「この石は何ですか?」と尋ねてみると、
「ああ、これは緑電気石(グリーントルマリン)ですね」と。
「おそらくブラジル産です。いい標本ですね」と。
ちなみにグリーントルマリンは10月の誕生石、つまり宝石です。

ということで、鉱物の謎はすぐに解けたのですが、
食堂のご主人はどうやって鉱物標本を集めたのかという
新たな謎が浮かんできました。
興味深いので、また行ってみようかと。

今日はその後マチソワに入り、来たお客さんに
この話をずっとしていました。幸せな一日でした。


2025/11/07(金)


明日8日(土)16時〜19時半に、マチソワに入ります。
お近くに来られることがあれば、覗いてみてください。
いまは森のカーテンが2枚になっています。
https://matineesoiree.com/



2025/11/05(水)
『十三下町映画祭2025 見どころ紹介! in マチソワ』


昨夕はマチソワで『十三下町映画祭2025』の
見どころ紹介イベントが開催されました。

11/7(金)〜9(日)にシアターセブン・第七藝術劇場で
開催される同映画祭では、160本を超える応募数の中から
11作品を厳選して上映されるのだそうです。
各作品のみどころをコンパクトに紹介いただきました。

僕も時間が取れれば、本命作を観に行こうかと。

十三下町映画祭2025サイトはこちら
https://juso-shitamachi-ff.jp/


2025/11/04(火)
真備町の記憶


昨日は始発に乗って岡山へ。
倉敷市真備町の岡田小学校で開催された
防災研修会に参加してきました。

趣旨は、11/21に学芸出版社で対談予定の、
兵庫県立大学大学院・減災復興政策研究科の
阪本真由美教授の現場を見せていただく、
というものでした。

真備町の名前が全国的に有名になったのは、
2018年7月の西日本豪雨の時でした。

真備町には一級河川の高梁川が流れていますが、
この豪雨の時には、高梁川からの逆流水で
支流の小田川と、その支流である末政川が破堤し、
町域の約3割が冠水しています。
https://www.asahi.com/articles/ASM6X3TTXM6XPTIL01F.html

岡田地区は他の地域よりは若干標高が高く、
ここまでは水は来ないと思われていたエリアですが、
破堤箇所に近かったために、想定外の被害を蒙りました。

指定避難所となっていた岡田小学校は高台にあり、
ここまで水は来ませんでしたが、想定人員180名のところに
2000人が避難してきたことで全員を収容し切れず、
廊下や通路で過ごした人もいたそうです。

この研修会では、クロスロードという、
被災時こういうことが起こったらどうするという
話し合いのワークがあり、南海トラフ地震が起きた時に、
「ペットを連れて避難所に行くか、行かないか?」
「2000人いる避難所で1000食を確保したが、この食糧を配るか、配らないか?」
というテーマで話し合いました。

僕以外の参加者の方々はみな、7年前に、
ほぼ同じシチュエーションを経験されていた方でした。

「ペットと一緒だったので避難所には入らず、駐車場の車内で過ごした」
「食糧の数が足りずもらえなかったので、悲しみというか憎しみを感じた」
といった話を聞かせて下さいました。

そしてそこから、当時の思い出をいろいろ伺いました。

「自宅避難だったが、4人家族の家に一時は24人がいた」
「自宅にいたため、配給などの情報が全く入って来なかった」
「真夏だったので、まず冷蔵庫の中のものを捨てた」
「泥がつくと臭く、みんな家の中のものを早く外に出そうと
 道路脇に積み上げた。みんながそうしたので車が通れず、
 喧嘩になっていた」
「あの時は、まず目の前のこと、自分のことしか考えられなかった」

この日には、岡田地区まちづくり推進協議会で作られた、
防災紙芝居も紹介されました。大雨が降った時に、
避難を渋るおばあちゃんを連れ出したり、
近所に住む車椅子の方に声をかけたりと、
実際に起こったことを踏まえた内容になっていました。

災害はどのように起きるのか、
実際に災害になった時には、何がどうなるのか、

それを詳しく知っているのは、被災の当事者と
防災を専門に研究されている一部の方で、
僕らはどれほどのことも知らないのだと
改めて知ることができた、貴重な機会でした。

がくげいラボ×Talkin’About Vol.43
阪本真由美×山納洋「地方自治体は災害にどう対応するか」
11/21 (金) 19:00–20:45 @タイルギャラリー(学芸出版社3F)
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-lab/gakugei-talkin-vol43-20251121/

*最後のマップは、岡田地区まちづくり推進協議会発行の「岡田を災害に強いまちに その1 にげる 水害編」より引用しています。


2025/11/02(日)
「綾の糸撚る」、公演終了!


京都府綾部市での朗読劇公演「綾の糸撚る」、
本日無事終了しました。2ステともほぼ満員で、
400名近い方にご覧いただきました。

朝ドラ誘致推進協議会が主催から外れたタイミングでは
公演開催自体が危ぶまれたのですが、参加者のみなさんの
強い意志と綾部市役所の方々のサポートにより、
市民団体立ち上げ、クラファン実施、各方面への告知宣伝活動と集客、
そして稽古を重ねて磨き上げた上質の舞台の実現へと進んでいきました。

作品の中では生糸価格の暴落により郡是製糸が苦境に陥った時に、
従業員がみずから給料の引き下げを申し出て、経営者の波多野鶴吉を支えた
という逸話が描かれていますが、この話を地で行くような展開が実際にあったのでした。

今回の公演を作ってきたみなさま、支えていただいたみなさま、
ありがとうございました!


2025/11/01(土)


綾部に来ています。昼にはあやべ市民大学で、京都産業大学の松本和明教授による、
渋沢栄一と波多野鶴吉についての講演に参加。

受付では明日の朗読劇「綾の糸撚る」のチケットを販売されていました。

そして16時半からゲネが始まります。明日11時の回は
すでに完売、14時の回も残席が少なくなってきました。
いよいよ、明日です。


2025/10/30(木)


談話室マチソワの常連で仏像にも詳しいルイスさんが編集長を務める、
大阪市北区をフィーチャーしたフリーペーパー「つひまぶ」。
最新号の特集は「キタの学び」。マチソワのTable,Tableについてもご紹介いただいています。
お店にいっぱい置いてあるので、読んでみてください。


2025/10/29(水)


扇町ミュージアムキューブCUBE02では、
東學 墨画展「墨絵巻」を開催中です。

いま、學さんはこんなTシャツを描いておられます。
手描きの1点ものです。よく見ると「ALICE in HORRORLAND」と
書かれていて、怖い絵だったりします。

こんな感じで學さんは結構在廊されています。
展覧会は11/9(日)までやっていますので、ぜひお越しください。
https://night.omcube.jp/


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