古(いにしえ)に思いを馳せて
こんにちは、スタッフ・つっつん(ひだまり)です。
12月8日(日)Table, Table「古事記を自由に読み解こう」を開催しました。“古事記で巡る神社ガイド”の春野花さんが、「古事記」の世界へといざなってくださいました。
春野さんが初めてマチソワを訪ねてくださったのが10月末。私がスタッフとして入っていた日で、ちょうど他のお客さまがいない時で、初対面にも関わらずおしゃべりに花が咲いたのでした。休日には神社めぐりやまち歩きをされていて、これまで見てきたこと、感じてきたことなどをアウトプットしていきたい…とお話されたので、だったらマチソワでやってみませんか?とお声かけさせていただいたのがきっかけでした。
まち歩きや本が好きな方がたくさん来られるし、どんなつなぎめがつながるかわからないマチソワ。テーブル1つか2つで小さく開く“Table, Table”がぴったりではないかと。春野さんも「ぜひ!」と、サクサクと日程や内容が決まりました。
当日は5名の方がご参加くださいました。まち歩きや歴史に長けた方ばかり。
「古事記」は、天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に命じて誦習させていた歴史や出来事を、太安万侶(おおのやすまろ)が書き記し、編纂したもので、現存する日本最古の書物。天地のはじまり、神話の時代から推古天皇の時代までの歴史を記したもの。
今回は神話の時代。「古事記」ができた8世紀より前、はるか昔からの口伝の事象。資料をもとに、皆さんでいろんな妄想、考察が飛び交っていました。2時間の会が終わった後も、まだまだお話や交流が続いていました。
私にとって古事記は、高校の夏休みの宿題で文庫本を“読まされた”のが出会いですが、どんどん引き込まれていったのを覚えています。でもそれ以来ご無沙汰。出てくる神様もうろ覚え。お話を聞きながら、年末年始に実家の本棚から出してきて読み返そうと思いました。
参加くださった方から「ぜひ2回目も」とリクエスト。次回は2月頃を予定しています。