新聞を読みながら、選挙トーク!
こんにちは。マチソワスタッフのまゆ(しわしわ)です。
11月18日(月)は「新聞カフェ」を初開催しました!
私が元新聞記者ということもあり、皆どんなニュースに興味があるのかな?ということを知ってみたい気持ちもありましたが、皆さんが新聞を読まなくなっている今、あえてみんなで集まって新聞を読むことで、どんな化学反応が生まれるだろう。そんな思いからの試みでした。
5大紙をコンビニで購入し、お店に広げて自由に読んでいただきました。
この日の一面トップは、もう皆さん想定していたでしょう。
読売、朝日、毎日、産経がともに「兵庫県知事選 斎藤氏が再選」でした。いずれも社会面を使い、異例の選挙戦の変遷や、有権者の声など大展開。斎藤氏のSNSを駆使した戦略と若年層からの支持に着目し、勝因を説いていました。
敗れた稲村氏の記事の見出しは、読売、朝日、産経が共通で「何と向かい合っているのか違和感」という敗戦の弁を採用していました。
日経は、東電などが送配電網をドローンの空路として実用化するという「近未来」を感じる記事がトップでした。
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同じ事象を扱う際、新聞社によって論調が異なることも多いですよね。でも、今回は「対マスメディア」「マスコミ不信」といった様相が見られたことから、いずれの新聞もSNSが世論を大きく動かした選挙結果を、驚きとともに、マスメディアがどうあるべきか葛藤を交えながら伝えていたように感じました。
当初はいろんなニュースのお話しをするかな…と思っていたのですが、さすがにこのニュースの話題一色!
たまたま来られたお客さん(兵庫県民の方も!)も交えて、それぞれが意見や感想を話しました。
賛否両論ありながら、それぞれの意見を聴くのがとても面白い!
普段、政治の話をするのはタブー視されていますが、政治観や投票の基準、マスメディアやSNSとの関わり方…それぞれの価値観やものの見方について触れる、良い機会になりました。
いずれにせよ、従来の選挙から形を変え、こうしたSNS先行型の選挙が当たり前になっていくのではないか。そんな考えもシェアし、異なる考えや立場の背景に思いを巡らせる時間を過ごしました。
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おまけ
~11/18の一面以外のしわしわ的気になるニュース~
【読売】コーヒーをコース料理で楽しむお店
→作り手の「顔が見える」サードウェーブが人気
【朝日】小中高生の暴力行為が過去最多の10万件
→言葉で気持ちを表現するのが苦手な子が多い
【毎日】小学校の児童間で起きた性被害
→意見がそれぞれ食い違い平行線のまま
佐賀県の公民館で行われる住民共食イベント「毎月10日はカレーの日」
→男性に孤食が多い。共食は脳の活性化にも。
【日経】AIゴーストライターへの懸念が音楽業界に広がる
→AIの自律的な創作には著作権が生じないが、人の創作意図があれば生じる
ぜひ次回は、こんなニュースについても話してみたい!