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2018/04/12(木)
キャンパスの中の居場所


大阪芸術大学デザイン学科での
デザインプロデュース演習が、今年も始まりました。
僕は前期のみを受け持っています。

昨日はまず、学内のそれぞれの「お気に入りの場所」を、
みんなで訪れ、一人ひとり、どう気に入っているのかを
説明してもらう、というワークをしました。

選ばれたのは、広場、ベンチ、ソファ、図書館の机、
コンビニ、パン屋、食堂、好きな先生の教室など。
座って過ごす場所が多いことに気づきます。

学生は、結構長い時間を、学内で過ごしています。
空きコマがあったりすると、4時間ほど潰さないと
いけないこともあるようで、自分にとっての居場所を
それぞれが何となく獲得しているようです。

そういう場所は、すでにフラットな場所ではなく、
自分にとって愛着のある場所であったり、アフォーダンスを備えた、
何となくしっくりくる場所であったりするようです。
自分の感覚がすでに選んでいる場所を再確認し、
そこから自分の感覚に気づく、そんなワークでした。

僕も、そんな場所を探してみました。
この、広場なのかグランドなのか分からない場所に
土を盛り上げて作られた小高い丘の上かなと。
授業がなければ、ここでコーヒーでも淹れて
本を読んで過ごしてみたいなと。


2018/04/11(水)
仲本さんの卒業と、古賀さんのデビュー


今日のコモンカフェは、仲本恭子さんの最終日。
昼と夜にバイキングで、多くの料理を出しておられました。
5/8(火)には、中崎1丁目のJR環状線沿い北側に
「豆家食堂」をオープンされる予定です。

そしてあさって4/13(金)からは、元Common Bar SINGLESの
マスターだった古賀真紀さんが、「蓮や」という屋号で
コモンカフェに入っていただくことになりました。
週替わりランチ、各種喫茶、ときどき昼呑みの営業だそうです。

これまで金曜日に入っていただいていた「はなうた食堂」の
伊藤尚子さんは、来週4/18(水)からは水曜営業となります。

写真は、左:「豆家食堂」仲本さん、右:「蓮や」古賀さん。
今日夕方にちょうどお会いできました。


2018/04/11(水)
マイプロSHOWCASE関西編の記事更新
関西エリアの「ソーシャルデザインの担い手」たちを紹介する、
大阪ガスとgreenzのプロジェクト「マイプロSHOWCASE関西編」
の記事が、この3週間ほどの間に次々とアップされています。

周りに溢れる資源や可能性に気がついてほしい。
治具のような手法で、能力の発現をサポートする
「株式会社GIVE&GIFT」中川悠さんインタビュー
https://greenz.jp/2018/04/10/giveandgift_2/

聴覚障害者が人の孤独を救う!?
「サイレントボイス」 尾中友哉さんが夢見る社会とは
https://greenz.jp/2018/04/05/silentvoiceafter/

未来づくりは、自宅の庭から始まった。
仲間とともに、レモンで彩られたニュータウンづくりを
めざす苅谷由佳さんの「泉北レモンの街ストーリー」
https://greenz.jp/2018/03/30/senbokulemon/

子どもの貧困を解決しないと、日本の未来は危うし!?
NPO×行政×地域のステークホルダーで課題に立ち向かう
「コレクティブフォーチルドレン」の取り組み
https://greenz.jp/2018/03/28/collectiveforchildren-2/

コンプレックスが個性に変わる。
障がいのあるアーティストたちと作品づくりに励む
「工房はんど」が設立1年で躍進したのは、
”心の安定”を第一に考えたから。
https://greenz.jp/2018/03/26/kobohand/

「おいしい!」を通じて障がい者と健常者の隔たりをなくしたい。
「NPO法人essence」岩永歩さんに聞く、
飲食店だからできる社会貢献のかたち
https://greenz.jp/2018/03/23/essence_iwanaga/

「edge」実行委員長・渡剛さんに聞く、
関西の社会起業家が若くして活躍している理由。
https://greenz.jp/2018/03/22/edge/




2018/04/09(月)
「イストワール histoire」朗読ワークショップ 2


奈良を取り続けた写真家・入江泰吉氏を描いた
「みつめればそこに」を、一昨年、昨年に上演いただいた
小栗一紅さんによる朗読ワークショップを、
今年も奈良県立図書情報館で開催しています。

今回は、2013年に同じく小栗さんに手掛けていただいた
奈良にかつてあった宿・日吉館の女将・田村きよの氏を描いた
「ちひさきもののうた」も題材に加え、
奈良の物語を、地域の方々に語り継いでいただくことを
目的にしています。


大阪ガス presents「イストワール histoire」朗読ワークショップ 2
http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52145910.html

 朗読を学ぶことは、対話を学ぶことだともいえます。
 丁寧に言葉を発し、言葉を受け取ってみる。
 そこから自分と他者を結ぶ、
 新たなる繋がりがみえてくるかもしれません。


【朗読題材】
 ワークショップで使用するのは、奈良に実在する人物を描いた2作品。

「みつめればそこに」
 戦後40年以上にわたって奈良を撮り続けた写真家入江泰吉氏の後半生を描いた作品。

「ちひさきもののうた」
 かつて奈良・登大路にあった宿「日吉館」の名物女将、田村きよの氏を描いた作品。

【日 程】 
 2018年 
 3月18日(日)/4月15日(日)/5月13日(日)/6月17日(日)/
 7月15日(日)/8月19日(日)/9月16日(日)/10月21日(日)/
 11月18日(日)
 *単発の参加も可能です。

【時 間】10:00〜12:00
 (基本2時間。15分ほど伸びる可能性あり)

【講 師】小栗 一紅
 劇作家・俳優・整体師(らくなからだ琉 代表)
 朗読劇「みつめればそこに」「ちひさきもののうた」の作・演出家。
 俳優養成所で講師を務め、俳優の育成に携わる。
 第13回OMS戯曲賞佳作 受賞。

【会 場】奈良県立図書情報館 
 奈良市大安寺西1丁目1000 Tel 0742-34-2111

【参加料】各 1,500円 (1回のみの参加でもOK)
     
【内 容】
 簡単なストレッチ・発声・朗読(初めてでも大丈夫)

【持ち物】動きやすい服装・飲み物・筆記用具

【定 員】20名(要予約・先着順)

【お申込み】 
 メール:ogurikazue☆yahoo.co.jp (☆→@ 小栗)
 件名を「朗読WS」とし、メール本文に以下情報をご記入ください。
 ○お名前 ○年齢 ○ご希望の日 

【お問合せ】 
 大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
 Tel 06-6205-2366(平日9時〜17時)

主 催  大阪ガス株式会社
共 催  奈良県立図書情報館
*公演に出演した俳優さんも参加予定

【イストワール histoireとは?】
 大阪ガスが提供する、関西に実在した人物を紹介するドラマシリーズ。
 MBSラジオの番組で放送するとともに、人物ゆかりの地で朗読公演やワークショップなどを行います

*題材となる2つの作品は「ポッドキャスト1179」で公開しています。
http://www.mbs1179.com/podcast/

【交通アクセス】
・近鉄新大宮駅より徒歩20分
・近鉄新大宮駅より
 新大宮駅前(南口)バス停から「四条大路南町行き(8系統)」に乗車し、
 県立図書情報館西口下車。徒歩5分(所要時間は15分程度)
・近鉄奈良駅より
 近鉄奈良駅バス停8番のりばから「県立図書情報館行き(22系統)」に乗車し、終点で下車(所要時間は20分程度)
・JR奈良駅より
 JR奈良駅東口バス停6番のりばから「県立図書情報館行き(22系統)」に乗車し、終点(所要時間は20分程度)
・自家用車利用の場合
 国道24号線の柏木町交差点を東に折れ、1つ目の信号を左折。
 約700メートル先の左手側です。
 最初の1時間までは無料で、それ以降は1時間毎に100円。


2018/04/08(日)
トリコ・A「私の家族」大阪公演


僕がドラマトゥルクを務めた、
トリコ・Aの「私の家族」という作品が、5/31(木)〜6/3(日)に
心斎橋ウイングフィールドで上演されます。
http://stamp-llc.com/

この作品が下敷きにしているのは、
2012年に明るみに出た「尼崎連続変死事件」です。
劇作家・演出家・主宰の山口茜さんは、この作品で、
私にも起こりえたかもしれない事件を、
私の中にもある心の流れを、掴もうとしています。

興味ありましたら、どうぞお運びください。

*こちらのサイトには、作品をめぐる鼎談が掲載されています。
 http://stamp-llc.com/?p=2540


2018/04/07(土)
「ウオオッ!」という場をいかに再現するか
脚本家であり、ハリウッドで脚本の下読みをしている
カール・イグレシアスによる「『感情』から書く脚本術」。
http://filmart.co.jp/books/playbook_tech/emotional-impact/

この本の書き出しの部分に、僕はグッときています。

 映画の脚本を読むときに読者が感じる感情には3種類ある。
 つまらない、面白い、そして「ウオオッ!」だ。
 脚本家の仕事はこの「ウオオッ!」という反応を、
 可能な限り多くのページで発生させることだ。

ハリウッドで成功を収める脚本というものは、
「面白い」作品ではなく、それ以上のものである。
なかなか含蓄の深い表現です。

このフレーズの「脚本」を「場」に置き換えると、
それはそのまま、僕が「つながるカフェ」で
伝えようとしていた内容になります。

 場に対して、ひとが感じる感情には3種類ある。
 つまらない、面白い、そして「ウオオッ!」だ。

この「ウオオッ!」という場をいかに再現するか、
それこそが場づくりの要諦だと、僕は思っています。

そして注意が必要なのは、「にぎわいを生み出す」
「コミュニティを育む」「つながりを作る」といった
常套句で場のイメージを語っている間に、
「ウオオッ!」という場の強度が抜け落ちて、
できあがる場が「面白い場」レベルになってしまう。

クオリティを出せるかどうかに賭けている
アーティストやクリエイターは、当然ながら
この「ウオオッ!」に敏感ですが、場づくりにも、
「ウオオッ!」というクオリティがあり得るし、
それこそが場づくりの目的であるという認識を
共有できている人は、まだまだ少数です。

感覚的な、右脳的なマスターピースを
左脳的に、ロジックに変換してしまうときに
伝えそこなってしまうものがある。

これからのまちづくりやエリアマネジメントにおいて
このバグを、どうすれば解消することができるか?

そんなことを、考えています。



2018/04/06(金)
4/16(月) マチ会議


【マチ会議】
 4月16日(月)19:00〜21:00頃 @都市魅力研究室
  http://www.toshimiryoku.jp/access.html

 マチの魅力とは、なんだろう?
 訪れたくなる、住みたくなり、働きたくなるまちには、
 何があるんだろう?
 そんなテーマで、自由に話し合います。


2018/04/06(金)
4/28(金) Walkin’About@箕面


さて、次回のWalkin’Aboutでは、箕面を訪ねます。
昨年10月の台風21号の復旧のため、箕面大滝への滝道は
閉鎖中ですが、ハイキング道を通れば辿り着けるようです。
http://www.city.minoh.lg.jp/eigyou/oshirase2017.html
駅周辺だけでも、いろんな発見がありそうですが。

Walkin’About@箕面 2018年4月28日(土)
集合時間・場所  14:00 @阪急箕面駅改札 
再集合時間・場所 16:00 @同上  参加無料 

 箕面の歴史は縄文時代に遡ります。今から3000〜6000年前の人々が生活や狩猟に使っていた土器と石器が、瀬川・新稲・稲・白島の各地で見つかっています。弥生時代になると箕面地区からは土器と稲の穂刈りに使った石包丁や住居跡が、白島では土器、如意谷からは銅鐸が見つかっています。

 奈良・平安時代になると、市域南部を古代官道の山陽道が通り、市域の様相が大きく変わりました。一方、奈良時代の前後に山中で開基された箕面寺(瀧安寺)と勝尾寺は、やがて「聖」の集う寺院として著名になりました。鎌倉時代になると瀬川は山陽道筋の宿場になり、南北朝内乱時には戦場となりました。
 江戸時代に入ると、酒造米の生産を中心にした農業が発達、山間部と山麓の村々では果樹生産と製炭が盛況をみました。また、瀬川・半町は幕府の宿駅制で山崎通の駅所となり、本陣と旅宿も置かれました。

 明治4年、箕面市域は大阪府の管下となり、22年には町村制が施行され、31年には箕面山が大阪府立箕面公園となり、43年の阪急電車開通によって各地に住宅街が形成され、人口も年を追って増加しました。
 平成30年1月の人口は約13万5000人。市域に明治の森国定公園を有し、自然に恵まれた住宅都市として発展しています。東洋経済新報社が発表する「住みよさランキング」では、箕面市は6年連続で大阪府内1位となっています。

 今回はこの地を、みなさんの視点で切り取っていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

“Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
 参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。

【主催・お問い合わせ】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2018/04/05(木)
ジェイン・ジェイコブズを語る


さて、次回のTalkin'Aboutの告知を。

うめきたTalkin’About
「ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』を読む」
 2018年5月31日(木)7pm〜9pm
 ナビゲーター:山納 洋(大阪ガス蟠甬Ψ部)
 場所:大阪ガス エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室 参加無料

 ジェイン・ジェイコブズは、戦後アメリカで急速に進んだモータリゼーションや不適切な都市再開発が地域に荒廃をもたらしたことに警鐘を鳴らし、都市が魅力的で活力ある場として機能するために必要な要素として「地域が複数の機能をもつこと」「街区が短いこと」「古さや条件が異なる建物が混在していること」「十分な密度で人がいること」を指摘しています。
 ジェイコブズの卓見は、都市における人びとの営みを注意深く観察するところからもたらされています。そうした観察の結果を積分し、マクロとしての都市計画はいかにあるべきかまでを論じることができたのが、彼女の非凡なところといえます。

 今回のTalkin’Aboutでは、シネ・リーブル梅田での「ジェイン・ジェイコブズ‐ニューヨーク都市計画革命」公開(6/2(土)〜)に先立ち、彼女の主著『アメリカ大都市の死と生』のエッセンスをご紹介しつつ、「都市は誰がつくり、誰のためにあるのか?」について話し合います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

Talkin’Aboutは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合う“サロン”です。思いある人が自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そんな場づくりを目指しています。

【会 場】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室
 グランフロント大阪北館 タワーC 713
 http://www.toshimiryoku.jp/access.html

【主催・お問い合わせ】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


「ジェイン・ジェイコブズ‐ニューヨーク都市計画革命」
http://janejacobs-movie.com/


2018/04/04(水)
コミュニティナースという可能性


3日(火)のTalkin’About「まちを元気にする看護師、
まちづくりと健康づくりを行うコミュニティナースの可能性」
には、27名の方にお集まりいただき、
都市魅力研究室のサロンスペースが一杯になりました。

話題提供は、奈良県山添村で集落支援員として
コミュニティナース活動を行う荏原優子さん。

横浜で生まれ、神奈川県の大学を出て、
横須賀市内の救命救急センターで働いていた時に、
病気になった後の人が来る病院にいては、
「本当に救いたい人を救えない」と気づき、
青年海外協力隊に参加してバングラデシュに渡りました。

そこで、病院は少ないけれど、医療の知識を持っている人が
生活の中にいて、地域医療が形になっていることに驚き、
日本に帰ってからコミュニティナースの活動を知り、
育成講座を受け、奈良県でコミュニティナースの募集に
出会い、現在の働き方を得たのだそうです。

荏原さんは、地域ですでにある取り組みの枠の中で、
また自分でいろんな現場に飛び込んで行き、
さらに住民としての立場で、縦横無尽に動き回って
地域の方々と接点を作り、病気の方の役に立ったり、
地域の中に自発的な動きを生み出したりされているそうです。

参加者の方々の発言から、地域に医療従事者がいること、
縦割りの間を自由に動いてつなぐ存在の大事さ、
都会におけるコミュニティナース活動はどんなものか、
組織や役割に縛られて思いが実現できないもどかしさ、
コミュニティナースという役割が確立していないゆえの
経済的困難、地域における複業的働き方の可能性、
など、さまざまなイシューが見えてきました。

コミュニティナースの取り組みは、
壮大な実験の渦中にあるようですが、5年後には、
社会の中で当たり前の存在になっているのでは、
そんな予感がしました。

みなさまも、この動きにご注目ください。
http://community-nurse.com/



2018/04/04(水)
14周年を迎えました


2日(月)の夜は「common cafe14周年のつどい」。
店主メンバーとお客さんにお集まりいただき、
静かに盛り上がっていました。

9月にボストンに旅立つまでに
何度かこういう場を設けたいと思います。


2018/04/01(日)
ハーバード大学へ
さて、本日は大事なご報告を。

今年9月から来年6月までの10ヶ月間、
ハーバード大学ケネディスクールのフェローとして
アメリカ合衆国ボストンに滞在することになりました。

*一応書いておきますが、エイプリルフールではありません。

これは関西経済同友会のプロジェクトで、年に1人、
会員企業の中からフェロー派遣を行っているそうです。
各国の政府機関や企業のトップが集まる環境で、
専門分野の研究と人脈形成を行うのだそうです。

自分がいない状態でコモンカフェは、近畿圏部は大丈夫か、
10ヶ月間も日本を離れたら浦島太郎になるのでは、
この時期に家族と離れて過ごすのはどうなのか、など、
心配事は色々ありますが、多くの方々の後押しを得て、
チャレンジすることにしました。

いなくなるのは5ヶ月先ですが、とりいそぎ、ご報告を。
研究内容などについては、また追って。

*ついでながら、明日4/2(月)19:00〜22:00には
 「common cafe14周年のつどい」を行います。
 この話に興味あるという方も、ぜひお越しください。


2018/03/31(土)
韜晦と正直


バカンスを楽しんでいる間に、
「地域プロデュース、はじめの一歩」が
書店に並び始めました。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309248554/

今回、帯の紹介文を、内田樹センセイに書いていただきました。
裏表紙に全文が掲載されています。

ここで少し、思い出話を。

僕の2冊目の本「カフェという場のつくり方」は、
書き上げてから本になるまでに2年以上かかっています。

当初話をしていた出版社から
「カフェは誰にでもできる時代になりました!」
ぐらいの書き方はできませんかと言われ、
「それは僕の言いたいことの真逆なので無理です」
とお返しし、結局このお話は流れてしまいました。

その後、大手出版社で編集長を務めていた方に、
原稿を読んでいただくことができたのですが、
その方にいただいたのは、こんな言葉でした。

「山納さんの文章には、韜晦のスタンスが見えますね。
 そういうの、いらないんですよ。僕らが付き合うのは、 
 『俺の歌を聞いてくれ』という人たち。
 さんざん言うから、『じゃあ、歌ってみ』と言うと、
 本当に上手かった、そういう人たちです。
 売文業ってそういうことなんですよ。
 そうでなければ、ブログに書けばいいんじゃないですか」

【韜晦(とうかい)】
 自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと

この言葉は僕を傷つけ、そして鍛えました。

その後本は学芸出版社より出していただくことができ、
評価してくれる人は世の中にいるんだなと思えたのですが、
「自分の失敗や見込みはずれを正直に開示」してもいい
という今回の内田センセイの言葉は、本当に救いでした。

そしてそれを「親切」で「愉快」に語れているとすると
それは上の編集長のおかげなのだと思います。
不思議なもんですね。


2018/03/30(金)
コミュニティナースの可能性


さて、リマインダー告知を。
4/3(火)のTalkin'Aboutでは、新たな地域医療の担い手として
注目を集めるコミュニティナースについて話し合います。

写真左は、今回話題提供いただく荏原優子さん。
奈良県山添村で活動する彼女の拠点は
ガソリンスタンドなのだそうです。

写真右は、3/22(木)にコミュニティナース研修で訪れた
岡山県美作市の上山公会堂での「囲碁ボール」の様子。
上山で活動する十時奈々さんも、ここをよく訪れるそうです。

病院や介護施設ではない場所で活動するとは、
病気ではない方、病気だと自覚していない方との
接点を持つということですが、それは、
「大事だと分かっているけれど優先順位は高くない」
ことに対しての感受性を持ってもらうという、
けっこう難易度の高い営みになります。

これは防災などにも通じるもので、
今起きていない、でも近いうちにきっと起きる災害に
今から備えておくことを呼びかけるのは、なかなか大変です。

地域におけるレジリエンスについて突き詰めて考えると、
この「まだ起きていないが、近いうちにきっと起きること」に
対する感受性をいかに持つか、という点に行き着きます。

きっと今回も、そんな話になることでしょう。
お時間ありましたら、お集まりください。

Talkin’About『まちを元気にする看護師、まちづくりと健康づくりを行うコミュニティナースの可能性』

2018年4月3日(火)7pm〜9pm
 話題提供:奈良県山添村 集落支援員 コミュニティナース 荏原 優子さん
 場所:大阪ガス エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室 参加無料

 いま、日本の医療は、医療救命・延命を前提とした「病院完結型の治す医療」から、暮らしの中で病とともに歩み「治し・支える医療」へと転換しつつあります。
 その中で求められているのは、病院以外の居場所、つまり、地域で生活ができるように支える仕組みです。この仕組みを支えるために、病院や診療所といった特定の施設や場所に属さず、人々の健康を支える看護師、それが“コミュニティナース”です。

 奈良県では、中山間地を中心にコミュニティナースの導入を進めています。病院を飛び出し地域で活動する看護師が、どんな効果をもたらすのか。今回のTalkin’Aboutでは、奈良県山添村の事例をもとに話し合います。

【荏原 優子(えばら・ゆうこ)さん】 
神奈川県横浜市出身。神奈川県内の総合病院の救命救急センターで看護師とて5年間勤務後、公衆衛生・疾病予防に取り組みために、青年海外協力隊としてバングラデシュに2年間赴任。帰国後、国内でコミュニティナース活動に出会い、2017年4月より奈良県に移住し、人口3000人の村で集落支援員としてコミュニティナース活動を行う。

*参考サイト:http://community-nurse.jp/category/footprint
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 Talkin’Aboutは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合う“サロン”です。思いある人が自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そんな場づくりを目指しています。

【会 場】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室
 グランフロント大阪北館 タワーC 713
 http://www.toshimiryoku.jp/access.html

【主催・お問い合わせ】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2018/03/29(木)
石垣島の居食屋


24日から26日までの3日間は、バカンスを取り、
石垣島・竹富島・西表島を訪れました。

つまりは家族旅行なのですが、知らない土地に行くと、
そのまちのありようを、反射的に探ってしまいます。

石垣港の730交差点のすぐそばに
「居食屋 島」というお店があります。
店主のご夫婦はもともと福島の出身で、
美崎町の石垣市役所の近くで16年前に開業し、
このお店は3年前に始めました。

「一人旅大歓迎致します」と表に貼ってあるので、
そういう人が安心して入って来られるそうです。
ほとんどはナイチャー(本土の人)だそうです。

地元の人は?と尋ねてみると、
「石垣の人は、お金がないので呑みに来ない」と。
さとうきびや畑なんかをやっていて、年金もほとんどなく、
もっぱら家呑みで、来るのは週末ぐらい。ただ来ると、
男でも女でも1時間に泡盛を3合ぐらい空けるのだと。

そして界隈でお商売をしている人の多くは、ナイチャーなのだと。

石垣島に独りで来る人には、悩みを抱える人が多く、
仕事のこと、男女のことで悩んでいる人も、
連れ合いに先立たれて元気をなくしている人もいたそうです。

中には「死に場所を探しに来た」という人もいて、
女将は「じゃあ、浮かんだ方がいい?沈んだ方がいい?
どっちでも知ってるよ」と返し、喋っているうちに、
最後にはお酒を飲んで楽しくなって帰っていったそうです。
そしてここを故郷のように思って、戻ってくる人も。

石垣港周辺には観光客向けのお店はいっぱいありますが、
こういうアットホームなお店はなかなかありません。
興味ありましたら、寄ってみてください。

居食屋 島
沖縄県石垣市登野城 2-41(ホテルグランビュー東側)
TEL 0980-88-7344 営業時間:17時〜22時30分
https://ishokuya-shima.jimdo.com/


2018/03/25(日)
漁師町としての明石(2)


明石駅から南西に1キロちょっとのところに
港町という町名の漁師町があります。

うろうろしてみると、蛭子神社がいくつもあったり、
港の方に抜ける細い路地が通っていたりと
漁村特有の構造が見られます。

港の方にはガソリンスタンドがあって、
車にも船にも給油ができるようでしたが、
そこに軽油・A重油・ガソリン・灯油が
1円値上げになると書かれた張り紙がありました。
ちょうどおじいさんが3人通りかかったので、
話を聞いてみました。

 ここの漁師は、いろんな魚を獲っとる。
 いかなごは、最近あまり獲れんようになっとるな。
 これまで獲り過ぎたんが原因やろうけど、
 これで燃料が上がったらと大変や。

 昔に比べると、漁師も設備投資が大きくなっとる。
 そんて燃料も機材も海外もんが多いんで、
 円安になるときつい。
 大手の企業は景気がいいのかも知れんけど、
 ここは小さい規模で漁をしているもんばかりやから
 今は大変やな。わしは6年前で漁はやめた。

明石の観光の中心は魚の棚商店街ですが、
その周辺には漁師町としての文脈があって、
そこも含めて味わい深いまちだと気づきました。


2018/03/25(日)
漁師町としての明石(1)


昨日のWalkin'About@明石には、
6名の方にご参加いただきました。
魚の棚商店街で買い物をした方、玉子焼の名店を探した方、
海を見に行った方、明石城の方に行った方がおられました。

昨日は、明石のいかなご漁の最終日だったそうで、
獲れたばかりのいかなごや、くぎ煮にしたものを
魚の棚商店街のあちこちで売っていました。

再集合後の発表は、商店街の中の喫茶店「ソアラ」で、
こちらでもくぎ煮を売っていたので
いろんな話を聞くことができました。

いかなご漁が解禁になるのは、2月下旬から
3月下旬までの1ヶ月ほどで、終わり頃には
体が大きくなり、くぎ煮を作りにくくなるのだそうです。
生後1年を過ぎたものは「ふるせ」と呼ばれ、
こちらを好む方も多いのだそう。

今年は1キロ2000円と、例年の倍ぐらいで
普段は100グラム600円のくぎ煮は800円になっていましたが、
去年は不漁で1キロ4000円にもなっていたそうで、
ソアラでは、儲けが出ないので去年は作らなかったと。

昨日は昼にはキロ1000円でしたが、これはつまり、
大きくなり過ぎているからなのだそうです。
そして夕方過ぎにはキロ750円まで下がっていましたが、
これは、くぎ煮を作るには朝一のものを買わないと、
古くなると身が崩れてしまうからなのだそう。

また、土曜夜から日曜の昼3時までは
漁に出てはいけないという決まりがあるので、
日曜に来ていかなごの生魚を売っていたら
それは新鮮なものではないのだそうです。

こういう、観光客にはなかなか分からない、
でも地元では当たり前な情報に触れるというのが
まちヨミの面白いところです。


2018/03/24(土)
common cafe14周年のつどい


早いもので、コモンカフェは、
この4月1日に14周年を迎えます。

普段から日々イベントをやっている場所なので
屋上屋を重ねるようなことはせず、ただ気軽に集まれる場を
用意してみようと思います。

「common cafe14周年のつどい」
2018年4月2日(月)19:00〜22:00

当日はまた、最近コーヒーに凝っているうちの息子に
店に立ってもらい、僕は来られた方との会話に専念します。
おそらく先日開催した「コモンカフェ店主のつどい」
のような雰囲気(写真)になるかと思います。

お時間がありましたら、覗いてみてください。


2018/03/22(木)
岡山県美作市・上山集楽へ


今日はコミュニティナースのフィールドワークを見学に
岡山県美作市の英田・上山地区に行ってきました。

上山は、かつて棚田が広がる農村でしたが、
耕作放棄地となり、2007年から棚田再生の活動を始め、
そこに地域おこし協力隊の参加者が合流しました。

その一人、水柿大地さんは、地域での仕事を作るために、
「みんなの孫プロジェクト」という、
介護保険外の生活支援サービスを始めました。
http://minnanomago.net/about/

また「みんなの集落研究所」という、岡山の中山間地の
高齢化が生み出す課題に取り組むNPOも合流しました。
http://www.npominken.jp/

2016年からは、トヨタ・モビリティ基金の助成を受け、
地域の交通困難者の課題解消や、集落に住み続けるための
地域包括ケアや仕事づくりに取り組んでいます。
http://www.npominken.jp/minmobi.html

そして2017年秋から、みんなの集落研究所の職員として、
十時奈々さんがコミュニティナースの活動を始めています。

地域の高齢化が進んだことで、上山での生活は、
地域住民だけでな成り立たなくなってきていますが、
移住者やNPOなどのヨソモノが担い手となることで、
新たな局面を迎えているようでした。

コミュニティナースの動きについては、また追って。


2018/03/21(水)
Walkin’About@明石


さて、リマインダー告知を。

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About@明石」

開催日:2018年3月24日(土)
集合時間・場所  15:00 @JR明石駅中央改札 
再集合時間・場所 17:00 @同上  参加無料 

 明石の地は瀬戸内海(播磨灘)に面し、古代から阪神と播磨を結ぶ陸上交通、本州から淡路島を経て四国に通じる海上交通の重要な拠点になっていました。付近の海域には流れの速い潮流と複雑な地形に形成された多くの産卵場、育成場があり、古くから沿岸漁業が盛んに行われてきました。現在でも真鯛や真蛸、穴子などの魚介類の産地として有名です。

 1619(元和5)年、信濃から明石へ移封された小笠原忠真が明石城築城を開始。並行して城下町の町割りも実施し、当時客分だった宮本武蔵が指導したとされ、町の東部を商人と職人の地区、中央部を東魚町、西魚町など商業と港湾の地区、西部は樽屋町、材木町とその海岸部には回船業者や船大工などと漁民が住む地区という風に整然と町割りがなされ、小笠原家10万石、後に松平家8万石の城下町として栄えました。

 明石海峡大橋開通前は明石フェリーの玄関口であり、近年は神戸市や大阪市、阪神間のベッドタウンとして住宅が造成され、人口は増加を続けています。東経135度が通る日本標準時の町としても知られています。

 今回はこの地を、みなさんの視点で切り取っていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 “Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
 参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。

【主催・お問い合わせ】
大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2018/03/21(水)
Cafe licht (カフェ・リヒト)


2005年に芦屋ロックガーデン・大谷茶屋で
「六甲山日曜カフェ」を開催していた時に
入っていただいていた相原祐子さんが
神戸・花隈の山側でカフェを始めました。

相原さんはドーナツのフリーペーパーを作るほど
ドーナツが好きな女の子でした。
その後東京に出てパティシエの修行をし、
菓子店の商品開発の仕事などをしておられましたが、
今回お店を出すに当たって、関西に戻ってきたそうです。

今日がオープン日でしたが、知らずに来られた
お客さんも多く、いい形で始まったようです。
WEBサイトなどはまだ出来ていないようですが、
見かけたら、寄ってあげてください。

Cafe licht (カフェ・リヒト)
神戸市中央区中山手通7-2-1

写真は今日の相原さんと、
頭に葉っぱを乗せながらお店に立っている
六甲山カフェ時代の相原さんです。


2018/03/19(月)
アーツカウンシルを卒業しました


昨日は都市魅力研究室で
「大阪アーツカウンシルのこれまでとこれから 」
というセッションを行いました。

僕らが取り組んできた、文化行政ミッションの確認、
大阪の文化的現状と、府・市が取り組むべきことの整理、
実際に5年間にやったこと、やらなかったこと、
できなかったことなどを、5人がかりでお伝えしました。

その内容は、ここでは再現しませんが、
いいメンバーに恵まれ、いい議論を重ねることができ、
貴重な出会いを得られた5年間だったということを
お伝えしておこうと思います。

写真は、現大阪アーツカウンシルメンバーと、
昨年度の芸術文化魅力育成プロジェクト「ONPS」の
総合プロデューサーを務められた田中大爾さんです。

そして今日は「旭区の文化を考えるシンポジウム」に。

旭区では、区内で文化活動に関わる方々を集めて、
文化振興協議会を立ち上げようという動きがあります。
そうした方々9名に、現在されている活動と、
連携への期待についてお話しいただきました。

定期的に集まれる場を作り、情報を共有する。
そして無理のない範囲で協力し合う。
そんな意識場が、生まれたのではと思います。

ということで、今日をもって、
大阪アーツカウンシルとしての仕事を終えました。


2018/03/17(土)
喫茶ランドリー


昨日は始発で東京へ。
東大大学院工学系研究科・都市デザイン研究室の
西村幸夫教授の最終講義を受講してきました。

その後夕方に、両国にある喫茶ランドリーにお邪魔。
グランドレベルの田中元子さん・大西正紀さんと
お話ししてきました。

お二人は、国内だけでなく、ヨーロッパ、アジア、
アフリカ、アメリカ、中東など世界数十ヵ国の
都市を歩き回り、建物の1階や公園、公開空地、
駐車場、歩道など、目線の高さで自然に起こる賑わいが、
どんなデザインやルール、ファシリテーションや
マネジメントによってつくられているのかを
観察・研究してこられました。

そしてクライアントからの相談を受け、
今年1月から住宅街の中にあるビルの1階で
喫茶ランドリーを始めています。
http://glevel.jp/

なかなかお洒落に作られた空間ですが、
近所の主婦の方々が、この空間のコードを理解しつつ、
空間とセッションするように、自分たちのやりたいことを
持ち込んでおられるそうです。

こういう場のつくり方があるということに、
僕も気づかせてもらいました。貴重な実験です。


2018/03/15(木)
地域プロデュース、はじめの一歩


3/27(火)に、河出書房新社より、
「地域プロデュース、はじめの一歩」という本が出ます。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309248554/

この本では、小さなプロデュースを始めるための方法論と、
僕自身の原点である扇町ミュージアムスクエア(OMS)、
僕が手がけてきたTalkin'About、Common Bar SINGLES、
common cafe、六甲山カフェ、メビック扇町での様々な実験、
co-designでの実践、デザインプロデュース向上委員会、
イストワールなどについて紹介しています。

今回、帯の紹介文を内田樹センセイに書いていただきました。
「仕事をするならこういう人としたい。」
実はこれは一部で、全文は表4に収められています。
最初に読んだときには、軽く泣きそうになりました。
そんなありがたい言葉です。

アマゾンでも、もう予約できます。
読まれましたら、また感想などお聞かせください。


2018/03/12(月)
操車場を造るために山を削る


11日(日)のWalkin'About@吹田には、
10名の方にご参加いただきました。

今回は浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター)に再集合し、
そこで吹田まち案内人のみなさんに、まちを歩きながら
浮かんできた疑問に答えていただきました。

そのおかげで、いろんな発見がありました。
吹田駅周辺だけでブラタモリが1回分作れそうです。
ここでは一つだけご紹介。

JR吹田駅から北、市民病院に上がる道路の西側に、
JR職員社宅があります。道路からはかなり下なので
低地だった場所に建てたのかと思っていましたが、
ここはもともと山だったのだそうです。

大正12年の地図をよく見てみると、確かに山です。
そしてそのすぐ南側に、鉄道の引き込み線があります。
この線路は、山を崩して取った土砂を、
岸部につくる操車場まで運ぶために敷かれたそうです。

操車場では、その土砂で盛り土をして路盤を造り、
機関車で貨車を引き上げて、そこから坂を転がして
配送エリア別に貨車を下ろしていたのだと。

これはさすがに、聞かないと分かりませんでした。


2018/03/09(金)
再集合場所は浜屋敷


さて、リマインダー告知を。
あさって11日(日)は、JR吹田駅あたりを歩きます。

変更がひとつ。16時の再集合場所が、
吹田歴史文化まちづくりセンター「浜屋敷」になりました。
江戸時代の吹田村の旧庄屋屋敷です。
http://hamayashiki.com/

まちを歩きながら生まれた「?」は、
ここですべて解決するはずです。

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About@吹田(吹田市)」

開催日:2018年3月11日(日)
集合時間・場所  14:00 @JR吹田駅中央改札 
再集合時間・場所 16:00 @浜屋敷  参加無料 

 吹田市からは、旧石器代から中世にかけての多くの遺跡が発見されています。特に古墳時代の須恵器の窯跡や難波宮、平安京宮殿の造営に関係する瓦窯跡が注目されています。平安時代から鎌倉時代、そして近世以降は、大阪と京都を結ぶ水陸の交通の要衝として栄えました。

 国鉄吹田駅の開業は明治9年(1876)。明治24年(1891)に大阪麦酒(現・アサヒビール)が創業。大正12年(1923)には国鉄吹田操車場が開業。大正から昭和にかけて吹田は「ビールと操車場の町」といわれるようになりました。翌13年(1924)、吹田駅が東へ約200mの位置に移設されたことで、駅前から南の高浜神社へ通じる新道に沿って商店や市場、旅館、寄席などが形成され、旭町商店街は北摂随一の商店街と言われ、遠方からの買い物客で賑わいました。

 1960年代、吹田市には日本初の巨大な公団住宅群の千里ニュータウンが建設され、昭和45年(1970)には日本万国博覧会が開催され、全国から注目されました。

 今回はこの地を、みなさんの視点で切り取っていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 “Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
 参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。

【主催・お問い合わせ】
大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2018/03/07(水)
大阪アーツカウンシルのこれまでとこれから


大阪アーツカウンシルの次期統括責任者に
フリーアートプロデューサーの中西美穂さんが
就任することが、さきほど発表されました。
http://www.osaka-artscouncil.jp/180307nextchiefexecutiveofficer/#more-2076

ということで、現在の統括責任者の佐藤千晴さんと、
僕ら専門委員4名は、任期が3月末までとなります。

3/18(日)には、グランフロント大阪・都市魅力研究室にて、
「大阪アーツカウンシルのこれまでとこれから」と題して
この5年間の振り返りを行います。
http://www.osaka-artscouncil.jp/180318atsukanspecial/?utm_campaign=shareaholic&utm_medium=facebook&utm_source=socialnetwork

大阪におけるアーツカウンシルは、
民間からの要望を受ける形で行政が立ち上げましたが、
イギリスで実現しているような、自主財源を持ち、
文化芸術にかかる政策立案を担う存在にはならず、
府・市予算の文化事業について云々する存在となりました。

その状態でなし得たこと、なし得なかったことは、
色々あるのですが、もう引継ぎのタイミングなので、
文化政策を考えるには以下のような座標軸は必要で、
その中で今、どういうポリシーを持つかという整理を
最後にしておきましょう、とメンバーの中で話しています。

■文化芸術はこれまで、誰が支えてきたのか?

■行政が文化芸術を支えるロジックとは?

■行政が行う文化政策とは?

■大阪における文化・芸術活動の文脈と現状

■大阪アーツカウンシルは、どんな手を打ってきたのか?

■これからどう手を打っていくべきなのか?

ということで、だいぶ硬派な会になりそうですが、
大阪の文化芸術の今後を考えたいという方の
ご参加をお待ちしております。


2018/03/07(水)
コモンカフェ店主の集い


昨夜は「コモンカフェ店主の集い」。
新たにカフェに入る店主と現店主とが
集まってしゃべる、という会でした。

自分でお店を出したい、というだけあって、
ボルテージの高い面白い人たちばかりで、
あちこちで火の手が上がるような盛り上がりでした。

奥のカウンターに入っているのは、
19歳になるうちの息子・慎也です。

今年に入ってから突然コーヒーに目覚め、
道具を買ったり豆屋に行ったり
カフェでバイトしたりしていたので、
一緒に実習を受けてもらい、
そのままコーヒーを出してもらいました。
彼にとっても、いい刺激になったようです。


2018/03/05(月)
文化の力でできること


3/19(月)の午後に、大阪市旭区で
「旭区の文化を考えるシンポジウム」に
登壇することになりました。
http://www.city.osaka.lg.jp/asahi/page/0000427962.html

基調講演のタイトルは、
「文化に触れる、文化を支える、文化で繋がる
 〜文化の力でできること〜」

というもので、近年の文化政策の流れと、
旭区での可能性についてお話ししようと思っています。

これは大阪アーツカウンシル専門委員としての仕事ですが、
実はこの専門委員は、任期が3月末までになります。

そして前日の3/18(日)には、
「大阪アーツカウンシルのこれまでとこれから」と題し、
5年間のふりかえりの会を、都市魅力研究室で行います。
詳しくは、また追って。




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