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2014/11/16(月)
投輪文化をつないで


今日は朝から柏原市・カタシモワイナリーの
100周年のイベントを覗きました。
ワイナリー本社やワイン直売所、ぶどう園や、
柏原市に残された古民家で、集まった多くの方々が
ワインやシェフがつくる料理を楽しんでおられました。

高井社長は挨拶の中で、こうおっしゃいました。
「もともとうちのぶどう畑は5ヘクタール。
 ワインが売れず、観光農園として切り盛りしたり、
 釣り堀を経営したりしてきた。
 今では畑は30ヘクタール。穫れたぶどうは
 すべてワインに回せるようになった。
 でも現在ぶどう農家を営む人たちの平均年齢はは70代。
 地域の産業をどう残していくか、これからが正念場です」

その後、奈良県広陵町の馬見丘陵公園へ。
大阪市港区民ハイキングで投輪大会をされることになり、
そのお手伝いをしてきました。

高齢の方がほとんどだったこともあり、
5メートルの距離で投げていただきました。
みなさん夜店の輪投げのようなものと
軽く見ておられましたが、その魅力にはまった方も多く、
「投輪台を買いたい」という方までおられました。

大阪市コミュニティ協会港区支部協議会では、
今回のために、清水茶屋から投輪台と輪を借り、
また1セットは購入されたとのこと。

港町・神戸の造船所や船乗りの人たちが育んだ投輪文化が
大阪の港区で、どんな展開を見せるのか、楽しみです。

その後は大和郡山まで足を伸ばし、
「はならあと」の展示と町並みを楽しんできました。







2014/11/16(月)
庄内のアネクドート


昨日のWalkin'About@庄内・昼歩き編には、
主催者側も含め、7名の参加をいただきました。

今回は、ひたすら歩いたという方が目立ちました。
駅から東、天竺川周辺の旧村の文脈と、
駅から西、文化住宅が並ぶ新開地ゾーンと、
駅から北西、音大周辺のマンションエリアとを
見比べて歩いて来られたようです。

僕はまた、庄内のリアルを求めて呑み屋へ。

駅西の商店街から少し入った「チーちゃん」。
店主もお客さんも60〜70代ですが、
カラフルなセーターや柄のジャケットを着こなしたり、
ベレー帽をかぶったり、スカーフをあしらったり、
造花のバラを挿したりと、小粋なファッションに
身を包んだ方々が集まり、飲み、唄っていました。

若い人がお店に入ってくることが普段はないようで、
カウンターに座るなりだいぶチヤホヤされました。

お隣に座っていたおばあさんから、こんな話を聞きました。

「息子が高校に受かったので、お祝いに寿司屋に行ったの。
 そしたら息子は、そこで寿司を握っていた大将に
 『一人前に握れるようになるまでに何年かかる』と聞いたの」
 
「『2〜3年』という答えを聞いた息子は、
 『お父ちゃん、お母ちゃん。今日は僕、家に帰らん。
  このままここで住み込みで働く』と言ったの。
 そしてそのまま、高校に行かずにそこで働いたの」

その息子さんは、今は45歳。大手寿司チェーンの
偉いさんになっているそうです。

おばあさんは、「ひとり薩摩路」を唄ったあと、
「私は鹿児島の出身。大口というところで育ったの。
 海のない田舎に20歳過ぎまでいたので、
 大阪に出てきてから、魚の種類がこんなにあることに驚いたの」

「こっちに来て看護師になって35年。それから
 日本生命の外交員になって。全国で2位になったの。
 それで120万円をもらったの。ずっとバリバリ
 働いてきたけど、今はのんびり。お酒と唄が愉しみ」

1960年代に、庄内の人口は爆発的に増えています。
四国や九州から出てきた人たちが、文化住宅に住み、
工場で働いたり、現場作業に従事したりしてきました。
そんな人たちの職業倫理やサクセスストーリーもまた
この町にはまだまだ眠っているんだろうなと。

おばあさんからは、「うちの姪っ子の婿にぜひ」という
ありがたいお申し出もいただきましたが、残念ながら辞退し、
みんなが待つ庄内駅に戻っていきました。


2014/11/15(日)
43話目をいきなり観る愉しみ


昨夜のWalkin'About@庄内・夜歩き編には、
主催者側も含め、17名の参加をいただきました。

ひたすら歩いた人、呑み屋で警戒された人、
物価調査をした人、惣菜屋が半額になるのを待った人、
商店街の理事長にまちの歴史を聞いた人、
場末のスナックでママと常連さんに話を聞いた人、
近所ともめているジャス喫茶の話を聞いた人、
お好み焼き屋にハマって帰って来なかった人、
いろんな90分が、そこにはありました。

その後は有志で飲みに行き、経験をシェア。
発表会は、11/27(木)の夜に改めて行います。
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunka/bunka_topics/20141017.html

阪急庄内駅から、南西にある庄内神社までは、
赤提灯が点在する曲がり道がなぜか続いています。
最近整備された道を渡ったJAそばの呑み屋に入りました。

常連しか行かない場所の呑み屋の会話を聞くのは、
続き物のドラマの43話目をいきなり観る感じに似ています。

「印紙税は9万円ぐらいで、総額で27万ぐらいかな」
「確定申告を最低5年していないといけない」
「それならもう15年やっているから大丈夫」
「一級塗装技能士をとった。知事免は遅すぎるぐらいだ」

察するに、カウンターの5人のうちの1人が、
今度“知事免”を取るにあたっての手続きを
知り合いの行政書士に頼む算段をしていたようです。

“知事免”を取ろうとしている人は30代ぐらい。
ペンキ屋を一人親方でやっているようで、
50代ぐらいのペンキ屋の一人親方と一緒でした。

年かさの方の人は、
「この服は、もう15年着ている。若いわけでも、
 男前なわけでもないんやから、服なんかええねん。
 儲けるっちゅうんは、使わんっちゅうことや」

若い方の親方は現場で何かあったようで、
「ハケのことなんかで、とやかく言われたないねん」
「どうせ俺らペンキ屋や。だから知事免取るねん」

と語っているのが聞こえました。

43話目、だいぶん味わいのあるドラマでした。
途中で軽く泣きそうになりました。

明らかにここにいるはずのない登場人物は、
「たまたま通りかかり入りました。楽しかったです。
 また来た時には、いじってください」
というセリフを吐き、若い一人親方に、
「さんざんいじらしてもらうで!」と声をかけられ
去っていくのでした。

さて、今日は午後3時から昼歩き編です。
次はどんな43話目に出会えるのでしょうか。


2014/11/14(土)
Talkin'About企画をいくつか


Walkin'Aboutの告知ばかりしているので、
Talkin'Aboutはなくなってしまったのかと
思われている方もおられるかも知れませんが、
あまり告知しないだけで、続いています。

12月には、久々に英語での情報交換と、
OMS戯曲賞・最終選考作を語る会をやります。
興味ありましたら、どうぞ。

11/18(火)19:30〜「博覧強記の夕べ」
本を紹介するサロンです(ジャンル不問)。
@都市魅力研究室 
http://www.toshimiryoku.jp/access.html

12/1(月)19:00〜「Information Exchange」
集まった人たちで、英語で情報交換します。トピックスを持ってお集まりください。
@淀屋橋ガスビル1F フラムテラス 

12/8(月)19:30〜「第21回OMS戯曲賞 最終選考作を語る会」
今年度のOMS戯曲賞最終選考の対象となった7作品を読み、批評する会です。
@都市魅力研究室 
http://www.toshimiryoku.jp/access.html

*最終選考に選ばれた7作品は、こちらのサイトからダウンロードできます。

12/11(木)19:00〜「ホン会議」
「都市の魅力」に関する本を紹介するサロンです。
@都市魅力研究室 
http://www.toshimiryoku.jp/access.html

12/17(水)19:00〜「自治体Talkin'About」
「おもしろい自治会ってどんなもの?」というテーマで語ります。主催は川西市です。
http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shimin/9605/12373/017575.html
@パレットかわにし http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shisetsu/14892/pallet/index.html

写真は10月開催の「ホン会議」で紹介された本です。


2014/11/11(水)
Walkin'About@庄内


Walkin'About@庄内が、今週末に迫りました。
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunka/bunka_topics/20141017.html

今回は、11/14(金)夜、15(土)昼の2回(どちらかでOK)、
庄内駅周辺を歩き、90分間の見聞をシェアします。

Walkin'Aboutでは毎回、参加者の発言と写真を
レポートにまとめてみなさんにお渡ししていますが、
今回は11/27(木)に、その内容を発表する会を開きます。

また12/14(日)には、まちあるきで集まった情報をもとに、
短いお芝居を作ってみるというワークショップを開催します。

庄内とは、どういう町でしょうか?

かつては農村地帯、能勢街道沿いの町、
文化住宅がいっぱい残る下町、市場がある庶民的なまち、
ヤンキーが多かった町、空港が近い町、音大のある文教地区

そういう町には、どんな人たちが住んでいて、
どんな会話をしているのでしょうか?

90分のまちあるきで、庄内での暮らしに思いを馳せる。
そこからセリフを考えてみる。最後にはその仕事を、
劇作家・演出家の林信一郎さんに託す。

そんな実験を行います。ぜひぜひ、ご協力ください!

Walkin’About @庄内(豊中市)

■夜のまちあるき編
 11月14日(金)19:00-21:00
 集合場所:阪急宝塚線・庄内駅改札  

■昼のまちあるき編
 11月15日(土)15:00-17:00
 集合場所:阪急宝塚線・庄内駅改札  

■まちあるきレポート発表編
 11月27日(木)19:00-21:00
 場所:豊中市中央公民館  

■演劇ワークショップ編
 12月14日(日)13:30-16:30
 場所:豊中市千里公民館
 講師:林慎一郎氏(劇作家・演出家)

 庄内はもともと、南を神崎川、東を天竺川、西を旧猪名川に挟まれた、能勢街道沿いの農村地帯でした。
 戦後には工業地、住宅地として開発が進み、小規模な長屋やアパートが密集するようになりました。
 駅のすぐ東側にある豊南市場が近隣の買い物客を集め、大阪音楽大学やローズ文化ホールがある北部は、文教地域としての顔を持っています。

お申し込みは、豊中市のこちらのサイトとなります。
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunka/bunka_topics/20141017.html

写真は、立呑屋「宮田酒店」店主と、劇作家・演出家の林慎一郎さんです。


2014/11/09(日)
Walkin'About@船坂(2)


船坂川沿いに、「古材問屋」という
古民家の建具を使ったリフォームを行う会社があります。
http://kozaidonya.com/

今から8年前にこちらの会社に、茅葺きの古民家の
解体が依頼されたことをきっかけに、武庫川女子大の学生と
高槻の河原工房と古材問屋による古民家再生活動が
始まったそうです。
http://nishinomiya-yamaguchi.jp/?p=730

この活動が、ビエンナーレの源流ともなっています。

ビエンナーレの期間中、古材問屋ではショームームと
デッキを使って「こたつカフェ」を営業しておられます。

僕が行った時には、武庫川女子大の学生さんが働いていました。

 月に1回、古民家の再生活動に参加しています。
 関わってもう3年。先週は屋根の萱葺きをやりました。
 古材問屋さんでは週末にランチをやっていて
 時々寄せてもらいます。6月にはここのデッキから
 ホタルがいっぱい飛んでいるのが見えました。

店内にはジャズのレコードがかかっています。
ここで頂くコーヒーとチーズケーキは、なかなかのもんです。


2014/11/09(日)
Walkin'About@船坂(1)


昨日は西宮船坂ビエンナーレが開催されている
船坂の地を、作品を鑑賞しながら歩いてみる
という形で、Walkin'Aboutを開催しました。
参加者は6名。

船坂は、宝塚から有馬温泉に向かう街道沿いの集落で、
棚田や畑、山々などの自然の風景が豊かに残されています。
かつてはパセリなどの清浄野菜を栽培し、
冬場には寒天を作っていました。

出展作家の方々は、自分はこの地で何を表現するか、
というテーマに取り組んでいます。つまり展示作品は、
作家による、船坂という地への批評であるといえます。
ちなみに展示作品はこんな感じです。
http://nishinomiya-style.jp/blog/2014/10/14/10479

船坂橋のバス停の前には、梅原農園さんの、
有機野菜と平飼い卵の無料直売所があります。
農園はすぐ裏にあって、80歳過ぎのおばあちゃんが
直売所に、収穫した野菜を補充しています。
気さくにいろいろお話しいただける方で、
庭になっている柿を取らせていただいたりもしました。

今年の野菜はどうですか、と尋ねてみると、

 今年は台風で、上のため池に注ぐ水路がやられた。
 それでため池に水がいかなくなり、
 じょうろでいくらかやったがおっつかず、
 全然とれんかった。いつもならこの時期は
 ほうれん草がいっぱいとれるのに。
 息子からも、ビエンナーレがあるから
 いっぱい作っておくよう言われとったんじゃが。

とのことでした。

すぐそばを流れている船坂川の護岸や田んぼ、
有馬温泉への県道ののり面も、今年8月10日に襲来した
台風11号の被害を受けて崩れていました。

船坂川周辺には、カフェやレストランや
別荘のような邸宅が増えてきていますが、
1991年に西宮北道路が開通するまでは、
船坂の集落のはずれに位置していたようです。
土砂災害に対してバルネラブルな地なのも知れません。

ちなみに梅原農園さんのおじいさんはかつて
風呂釜を作っていたそうで、その倉庫が
今回のビエンナーレで作品として展示されていました。



2014/11/07(土)
スパイス料理ナッラマナム

以前にコモンカフェの金曜昼の店主募集についてお伝えいたしましたが、その後、新店主が決まりました。井川健さんという方で、屋号は「スパイス料理ナッラマナム」。南インドとスリランカをベースにした色んな国のスパイス料理をワンプレートにして、ご飯と一緒に混ぜて食べていただくようなお料理を提供するそうです。どうぞお楽しみに。


2014/11/03(月)
太陽と土のおいしい集い


今日の夕方は、yurikoさんがコモンカフェで開催していた、
「太陽と土のおいしい集い」(アートマーケット、
ミニマルシェ、カフェ)を覗き、奈良・大和高原の都祁(つげ)で
「羽間農園」を営む羽間一登さん、絵里奈さん兄妹による
スライドトークと、ネリキッチンによる、農園で採れた
野菜とお米を使ったマクロビ料理を楽しみました。

羽間さんは、農業大学校で学び、富良野の農協で働いた後、
全国の無農薬の農家を訪ね歩き、都祁で茶畑と野菜畑を
手伝うようになり、同じく都祁で手放され、荒れた茶の木の
ジャングルになっていた土地を開墾して農園を始めたそうです。

新しく入植した人が無農薬栽培をすると、
慣行農法(農薬・化学肥料を使う一般的な農法)を
行ってきた周囲の農家から「虫や草が飛んできて迷惑する」
と言われるので、間の土手の草刈りを率先してやるなど、
コミュニケーションに気を配り、嫌われないことが大事。

近所のおばあちゃんに分けてもらった在来種を育て、
加工や調理の仕方も教わることで、土地の文化を知り、
それを伝えていくことができる。
山から近く、山菜や木の実なども得られる。

農家の人の平均年齢が70代後半になっているけれど、
ぜんぜん限界集落じゃない、自然の恵みの宝庫です。

さいきんは、こういうお話を伺うのが好きです。

羽間農園 http://hamanouen.blogspot.jp/


2014/11/02(日)
Walkin'Aboutという表現行為


90分間、自分が歩きたいようにまちを歩き。
その後にどんな経験をしたかを話し合う「Walkin'About」。

この企画は、歩いたり話を聞いたりしながら
そこがどんなまちなのかを知るという探偵的快楽を、
一つの醍醐味にしています。そしてあちこち歩いていると、
まちを読み解くリテラシーが上がります。

このことを僕は、「芝居を観るようにまちを観る」とか、
「まちの見巧者になる」とか表現してきましたが、

「自分が環境に働きかけると、表現行為の一部にもなれる、
 そんな鑑賞体験を味わえる企画ですね。
 今芸大にいる若い人たちの志向は、そっちですよ。
 彼らは、スナックのママと喋ったことがないんです。
 だから、表現者が描く予定調和の世界よりも、
 そういう非日常を、自分が経験することを求めています」

という評価を、アートディレクターの原田祐馬さんと
編集者の多田智美さんから、先日いただきました。

なるほど、そこまでは考えてなかったかも。

ただ、この話にシンクロするかのように、
11月のWalkin'Aboutでは、
表現者の視点を意識した歩きになります。

西宮船坂ビエンナーレでは、船坂という地で
自分は何を表現できるか、という課題に取り組んだ
作家の作品を、船坂という地を感じながら鑑賞します。

庄内では、庄内を舞台にした芝居には
どんなエピソードやディテールが必要かを考え、
その素材探しとして歩いていただきます・
そこから短い芝居をつくるワークショップも行います。

こういうことに興味ありましたら、ぜひご参加ください。

今日は下見として、西宮船坂ビエンナーレへ。
作品とともに、地域の歴史や農業のありようを
つぶさに眺めてきました。

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About @船坂(西宮市)」

開催日:2014年11月8日(土)
集合時間:11:00am 再集合時間:1:00pm
集合場所:旧船坂小学校正門前 参加無料 
http://www.toshimiryoku.jp/

宝塚から有馬温泉に向かう有馬街道沿いにある集落・船坂には、棚田や畑、山々などの自然の風景が豊かに残されています。標高350〜400mの高原地帯で、昼夜の温度差が大きいことから、かつては寒天や清浄野菜の産地として知られていました。
2009年からは船坂小学校の廃校をきっかけに、地域住民主導のアートを通じての町おこし「西宮船坂ビエンナーレ」を開催しています。
今回はビエンナーレの開催期間に合わせて、このまちを自由に歩いていただきます。

西宮船坂ビエンナーレ ttp://funasaka-art.com/

*さくらやまなみバス 西宮北口10:00発 JR西宮10:07発が便利です。
 http://www.nishi.or.jp/navi/ln_0010400000.html

*なぜか公式パンフレットには朝10時〜とあるので、僕は朝10時から現地にいて、最終的には昼1時に旧船坂小学校ランチルームに集合としようと思います。



2014/10/30(金)
粟国島土産


コモンカフェでの仕事の合間にふと時間が空いたので
数ヶ月ぶりに本庄の沖縄料理屋「友小(ドゥシグヮー)」へ。

いつもカウンターに座っておられる
粟国島出身の又吉ノブさんが
今月島に帰ってきたからと、お土産に、
粟国島の塩と、そてつみそを下さいました。

ぜひ1杯飲んでくださいと勧めたのですが、
逆にノブさんの「残波」を頂きました。

ノブさんは、ハツリの仕事をしています。
夏は暑く、冬は寒い現場の仕事。
明日は朝6時に起きて堺まで行くのだと。
真冬に会ったときはあかぎれで指先がぱっくり割れて、
じんじん痛むんやと絆創膏を貼っていました。

ちなみに粟国島のそてつみそとはこういうものです。
蘇鉄の毒を抜いて、2年がかりで作るそうです。
http://machitane.net/shima/wp/%E7%B2%9F%E5%9B%BD/%E6%96%B0%E9%87%8C%E3%83%81%E3%82%A8%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%80%8C%E3%81%9D%E3%81%A6%E3%81%A4%E3%81%BF%E3%81%9D%E3%80%8D.html


2014/10/28(火)
湖畔の声


「芽吹きの雨」大阪・近江八幡公演が終了しました。
新聞での告知・報告記事に助けられたこともあり
250名を超える方々にお越しいただきました。

満喜子さん、たま子さんの教えを受けた方
原作の「Bridge of Love」の翻訳をされた方など、
僕らより主人公と近しかった方々がおられる地に
物語を再構成してお返しするという営みには
やり甲斐と可能性があると、改めて感じました。

今はやり終えた充実感と、
もと終わってしまったという寂寞感とを、
同時に味わっているところです。
ラジオドラマの稽古が、待ち遠しいなと。

最後に、たま子のセリフより。

 むかし考えたことがあります。
 この景色はきっと何百年も前からここにあって、
 これから何百年もここにあるのに、
 ほんの何十年しかいられない私って
 なんやろうって。

 何のためにここにいて、
 去っていかなあかんねんやろう、って。
 ずっと長いあいだ解けない疑問でした。

 でも「湖畔の声」っていう言葉を聞いて
 はっとしたんです。
 ああ、私らは声なんかも知れへん

 発せられた端から消えていく。
 意味があったりなかったりする。
 けれど、確かにそこにあって、
 後にはなにも残らない。
 でもそうやって声は聞こえ続けていく。
 そういうもんかもしれへんなぁって。



2014/10/26(日)
「芽吹きの雨」近江八幡公演初日終了


今日は昼12時に近江八幡へ。
タクシーで旧市街にある近江八幡教会に入り、
近江兄弟社の藪さんに率いられて
ヴォーリズさんと満喜子さんが眠る恒春園にお参りし
その後いくつかのヴォーリズ建築を拝見しました。
写真左はハイド記念館での飛鳥井さん、得田さん、三木さんです。

その後2時前に再度教会入りして、
場当たりの後、4時からの朗読公演に臨みました。
ヴォーリズさんが設計した教会での公演で
生前の満喜子さんをご存知の方もお越しでしたが、
それがアウェーではなくホームだと思える、そんな、
みなさんの想いに支えられた舞台となりました。
終演後はとても温かい拍手に包まれました。

残すはあと1ステージ。明日の午後2時からです。
http://blog.livedoor.jp/histoire2011/


2014/10/25(土)
柏原ぶどう産業の6次産業化とデザイン


今朝は朝から、大阪府柏原市へ。
co-designプロデュース塾塾生とともに
カタシモワイナリーの高井社長を訪ねました。

今年のプロデュース塾では、
「柏原ぶどう産業の6次産業化とデザイン」
というテーマに取り組んでいます。
高井社長は、自社のぶどう畑を次々に案内して下さり、
ちょうど開催されていた「みのりマーケット」の会場で、
塾生からの質問に答えていただきました。
http://style1949.exblog.jp/22976198/

ちなみに高井社長は、こういう方です。
http://www.sankei-kansai.com/2013/05/28/20130528-065192.php

塾の成果発表は、来年1月17日。
すでに高井社長がいろんなプロジェクトをリードしておられる中
どんな提案ができるのか、けっこう骨のある課題です。


2014/10/25(土)
「芽吹きの雨」大阪公演終了

ご報告が遅くなりましたが。
「芽吹きの雨」大阪公演が、昨日ぶじ終了しました。
おかげさまで2ステージとも満席となり、
好評のうちに終えることができました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
そして関係者のみなさま、お疲れさまでした。

公演には、近江八幡に残されるアンドリュース記念館で、
生前の満喜子さんの教育を受けたという80歳の女性も
わざわざお越しくださり、「昔を想い出しました」と、
喜んでいただきました。
このあたりが、実在した人物のドラマを描くときの
プレッシャーでもあり、醍醐味でもあります。

今回の公演では、一柳満喜子役の飛鳥井かゞりさん、
満喜子さんを支えたたま子役の得田晃子さんに加え、
作曲・ピアノ演奏として三木万侑加さんに参加いただけたことで、
叙情的な舞台に仕上がりました。
本番では写真が撮れなかったので、場当たり中の一枚を。

そして明日、あさっては、近江八幡に行ってきます。

http://blog.livedoor.jp/histoire2011/


2014/10/22(木)
昼公演が完売


早いもので、「芽吹きの雨」大阪公演まであと3日となりました。大詰めです。
http://blog.livedoor.jp/histoire2011/

毎日新聞効果で、16時の回はすでに完売いたしました。
19時の回はまだ若干お席がございます。

日・月曜は近江八幡公演です。町中に点在する
ヴォーリズ建築とともにお楽しみいただけますので、
こちらの方も、ぜひ!

*ラジオドラマ版は、来年3月に放送の予定です。


2014/10/20(火)
Walkin’About @庄内


そして2つ目の告知を。
豊中市主催で、Walkin'About@庄内を開催し、
レポート発表会を行い、その後レポートをもとに、
演劇ワークショップを行う、という実験をやります。

Walkin’About @庄内(豊中市)

■夜のまちあるき編
 11月14日(金)19:00-21:00
 集合場所:阪急宝塚線・庄内駅改札  

■昼のまちあるき編
 11月15日(土)15:00-17:00
 集合場所:阪急宝塚線・庄内駅改札  

■まちあるきレポート発表編
 11月27日(木)19:00-21:00
 場所:豊中市中央公民館  

■演劇ワークショップ編
 12月14日(日)13:30-16:30
 場所:豊中市千里公民館
 講師:林慎一郎氏(劇作家・演出家)

 庄内はもともと、南を神崎川、東を天竺川、西を旧猪名川に挟まれた、能勢街道沿いの農村地帯でした。
 戦後には工業地、住宅地として開発が進み、小規模な長屋やアパートが密集するようになりました。
 駅のすぐ東側にある豊南市場が近隣の買い物客を集め、大阪音楽大学やローズ文化ホールがある北部は、文教地域としての顔を持っています。

お申し込みは、豊中市のこちらのサイトとなります。
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunka/bunka_topics/20141017.html

写真は、立呑屋「宮田酒店」店主と、劇作家・演出家の林慎一郎さんです。


2014/10/20(火)
Walkin’About @船坂


さて、次回のWalkin’About告知、まず1つ目。
11/8(土)に、ビエンナーレ開催中の船坂を歩きます。
http://funasaka-art.com/

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About @船坂(西宮市)」

開催日:2014年11月8日(土)
集合時間:11:00am 再集合時間:1:00pm
集合場所:旧船坂小学校正門前 参加無料 
http://www.toshimiryoku.jp/

 宝塚から有馬温泉に向かう有馬街道沿いにある集落・船坂には、棚田や畑、山々などの自然の風景が豊かに残されています。標高350〜400mの高原地帯で、昼夜の温度差が大きいことから、かつては寒天や清浄野菜の産地として知られていました。
 2009年からは船坂小学校の廃校をきっかけに、地域住民主導のアートを通じての町おこし「西宮船坂ビエンナーレ」を開催しています。
 今回はビエンナーレの開催期間に合わせて、このまちを自由に歩いていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

“Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく
“まちあるき”です。参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。


2014/10/17(土)
稽古後の呑み


ヴォーリズ夫妻を描いた朗読劇『芽吹きの雨』の記事を
毎日新聞・畑さんが記事にして下さいました。
今日(16日)の夕刊に出ています。
http://mainichi.jp/area/news/20141016ddf012070014000c.html

公演まで、あと8日と迫りました。
今晩も都市魅力研究室で稽古でした。
順調に仕上がってきています。

稽古の後にはたいてい、作・演出の高橋さんと
役者の得田さんと飲みに行きます。
今日はグランフロント大阪北館の東側にある、
グランフロントが出来たことに気づいてなさそうな
昔ながらの路地にある韓国料理のお店で、
ホルモン、チヂミ、春雨をつまみながら
マッコリをいただきました。

『芽吹きの雨』、ぜひ見に来てください。
http://blog.livedoor.jp/histoire2011/



2014/10/11(日)
八百屋ろ


昨日はその後、奈良・学園前にある「八百屋ろ」へ。
30年以上前から、ヒッピームーブメントから起こった
自然農運動を実践し続けておられるうちに
時代が追いついてきたという趣のお店です。
http://www.tuchi-ro.com/concept.html

数年前から、「ろ」の隣に「つづきの村」という
「喫茶店&酒処&ライブスペース」を開いておられ
そこで無農薬野菜をふんだんに使ったごはんを頂けます。
お店の空間も、オーナー夫妻の雰囲気もとても素敵で、
今後しばしばお伺いしたいと思っています。

コミュニティカフェと構えてお店をはじめるのではなく、
お店をはじめる理由があって、続けているうちに
そこがコミュニティカフェになっていく。

そういうことなんだろうな、と思います。


2014/10/11(日)
榛原で聞いた農業の話


昨日は奈良県榛原市へ。
駅から4kmほど南に行ったところにある
築80年の郵便局をリノベーションしてできた
ワンディシェフのレストラン「伊那佐郵人」へ。
http://inasa.pupu.jp/

この日は高槻でふだん営業しておられる
「EL cafe」さんが出店しておられました。
「伊那佐郵人」のオーナーには会えませんでしたが、
手伝いに来ておられた方と農業の話になり、
その方の農園にお邪魔してきました。

耕作放棄の田んぼを畑に変え、トマト、唐辛子、人参、
大根、玉葱、ジャガイモ、里芋、インゲンマメなどを、
自家用+αで栽培されていました。
イノシシが来るので、周囲には電柵を巡らせ
カラスよけに針金を張っていました。
無農薬だけに、コオロギがいっぱい飛び回っていました。

 寒い地域では、短い夏にいっせいに虫が出てくる。
 暑い地域でも、虫が湧きやすい。
 だから無農薬で野菜を作るには、このあたりのように
 暑からず寒からずの場所がいい。

 
 販売を最初に考えないと、農業として成立しない。
 早く作って出荷した方が、売れ残りのリスクが少ないので
 今の農業は、どうしても早生(わせ)に一元化していく。
 昔は集落単位で、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と
 分けて栽培していた。そして収穫作業を分散させていた。
 だから、昔の方が品種のストックは多かった。

 自営農家における6次産業化の意義は、
 作物を加工して、ストックできるようにすること。
 コールドチェーンを確立して鮮度を落とさず
 輸送できる大手スーパーに対抗するには、この方向性が必要。

農業の世界についてはこれまで寡聞でしたが、
その構造を垣間見ることができた、貴重な経験でした。



2014/10/07(水)
「芽吹きの雨」稽古スタート!


イストワール第5話「芽吹きの雨」の稽古が
都市魅力研究室でスタートしています。
http://blog.livedoor.jp/histoire2011/

今回は、メレル・ヴォーリズ氏と満喜子夫人の
エピソードを紹介しています。

脚本・演出は「虚空旅団」作・演出・代表の高橋恵さん、
出演は飛鳥井かゞりさん、得田晃子さんのお二人で、
ヴォーリズさんはじつは登場しません。

飛鳥井かゞりさん(左)は、満喜子夫人を、
そして得田晃子(右)さんは、満喜子の「娘たち」の一人で、
戦時中の軽井沢での蟄居時代に夫妻を支えた
たま子を演じます。

大名の娘として生まれ、父への反発から結婚を拒み、
アメリカ留学中に女性教育家・アリス・ベーコンの
薫陶を受けた満喜子。
兄の婿入り先の廣岡家での増改築の打ち合わせで
建築家ヴォーリズと運命の出会いを果たし、
華族の身分を捨てて彼と結婚し、近江八幡に赴きました。

満喜子は布教や社会事業に専心するメレルに呼応するように、
子どもたちが思いっきり遊べる場所として
「プレイグラウンド」をつくり、アメリカで体得した
教育法を伝える場づくりを始めました。
http://vories.com/hitobito/01.php

「芽吹きの雨」では、そんな満喜子夫人の
思いと実践にまつわるエピソードを中心に紹介しています。


イストワール第5話「芽吹きの雨」

脚 本:高橋恵(「虚空旅団」作・演出・代表 第20回OMS戯曲賞最終選考候補作家)
出 演:飛鳥井かゞり 得田晃子 
原 作:Grace N Fletcher 「The Bridge of Love」
    平松隆円監訳「メレル・ヴォーリズと一柳満喜子 愛が架ける橋」

<大阪公演>
 上演日時:2014年10月24日(金)16:00〜/19:00〜  
 入場料: 1500円
 会 場: 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室
   大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館 タワーC713号
 チケット予約 righteye  
   TEL : 06-6647-8243  WEB : http://righteye.jp/
 
 主催・お問い合わせ:大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
   Tel 06-6205-2366  Fax 06-6372-8228   http://www.toshimiryoku.jp/

<近江八幡公演>
 上演日時:2014年10月26日(日)16:00〜、27日(月)14:00〜 
 会 場:日本基督教団近江八幡教会
   滋賀県近江八幡市為心町中1 TEL 0748-32-2480
 入場料: 「ヴォーリズ・メモリアルin近江八幡」パスポート 
   一般1500円 大学生当日1200円
   大学生前売1000円 市民協力券500円 高校生以下無料
 主 催・お問い合わせ: ヴォーリズ没後50年記念事業実行委員会
 Tel 050-5542-8600 公式HP www.vories.jp 
 協 力:大阪ガス蝓



2014/10/07(水)
ヴォーリズ・メモリアル in 近江八幡


10/4(土)より、近江八幡では、
「ヴォーリズ・メモリアル in 近江八幡」が
開催されています。
http://vories.heteml.jp/

近江八幡旧市街と安土に残されている
ヴォーリズ建築物などを会場に、玉岡かおるさんや、
姜尚中さんの講演(すでに満席)を中心に
講演会、シンポジウム、パネル展示や文学・美術・音楽・
映像など幅広い分野の記念企画展が開催されます。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/14217/20141007/vories-50th.htm

この企画に、僕らは朗読劇の上演という形で
10/26(日)、27(月)に参加させていただきます(つづく)。


2014/10/07(水)
Walkin’About @尾崎(阪南市)


次回のWalkin’Aboutでは、尾崎を歩きます。
南海難波駅から特急サザンで40分ほど。
りんくうタウンの少し南側にある、漁港のある町です。
お時間ありましたら、お越しください。

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About @尾崎(阪南市)」

開催日:2014年10月18日(土)
集合時間・場所:2:00pm @南海本線・尾崎駅改札 
参加無料 

 阪南市は大阪府南部に位置し、市内を縦断する浜街道から紀伊国へと続く、南海道の要衝として古くから栄えました。

 かつては米作、綿花の栽培や綿織物、和泉瓦の製造などが盛んであり、住宅地として開発が進んだ今も、紡績、酒造、近海漁業、野菜栽培などの産業が営まれています。

 一方、りんくうタウンや近隣の大型ショッピングセンターの出店等により、市内商業者の経営環境は厳しさを増してきています。

 今回は、そんな阪南市の中心地・尾崎を探ります。

 “Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。

【主催・お問い合わせ】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2014/10/01(木)
コモンカフェの店主募集

さて、本日はコモンカフェの店主募集について
お知らせいたします。

現在金曜日の昼に入っている「cafe de lapin」さんが
11月末で卒業されるのに伴い、同じく金曜昼に
入っていただける方を、現在募集しております。

条件としては、

■“有志による表現空間の共同維持活動”という
 コモンカフェの趣旨をご理解いただける方
■営業時間は12:00〜18:00。使用料は4000円/日
■毎週金曜日に、長期間入っていただける方
■12月より入れる方

となります。

ぜひ取り組んでみたい、という方がおられましたら、
10/15(水)までに、info@talkin-about.com までご連絡ください。
また質問につきましても、上のアドレスまでお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。


2014/09/26(土)
Walkin’About@四条畷


10/2(木)は夕方から、四条畷駅界隈を歩きます。
自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About@四条畷」
 開催日:2014年10月2日(木)参加無料
 集合時間・場所:18:30 @JR学研都市線・四条畷駅改札 
 
 四條畷は生駒山地の西麓にあり、平安時代には東高野街道に沿う交通の要衝地であり、南北朝時代には四條畷の戦いの舞台となり、戦国時代には飯盛山城の攻防戦がありました。江戸時代には農業地帯、明治時代に入ると四条畷中学(現・四條畷高等学校)が開校して教育の中心となり、戦後は住宅地としての開発が進みました。

 緑豊かな自然が残され、歴史的にも重要な地・四條畷。実はその名を冠した駅は、大東市にあります。今回は、四条畷駅を中心に、この街を探ります。

 “Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。

【主催・お問い合わせ】
 大阪ガス螢┘優襯ー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納 
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp


2014/09/25(金)
読書会の休眠
本に関するサロンを開くときに、
同じ本を読んで集まり議論するという方法と、
みんなが違う本を持ち寄って紹介する方法とがあります。

後者の方が開催のハードルが低く、
かつ新たな知識が多く得られるのですが、
前者には、一人では立ち向かえない本に挑める
というメリットがあります。

この4年半ほど、社会学や哲学の本を読む
読書会を開催してきました。
当初は140Bの江弘毅さんと、後半はソロで。
本の中の大事な部分を抜粋したレジュメを作り、
2時間かけて本を読み解いていくという作業は
ハードでしたが、本が自分の血肉となっていくような
貴重な経験でした。

これから少し仕事が忙しくなるので、
今回の「『東京の空間人類学』を読む」をもって、
この読書会の活動を、いったん休眠いたします。

お付き合いいただいてきた皆様、ありがとうございました。
最後に、備忘録として、これまでに読んできた本の一覧を。

 石井洋二郎「差異と欲望 ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む」
 フィリップ・アリエス『子供の誕生』
 マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
 ベルナール・スティグレール『愛するということ』
 柄谷行人『世界史の構造』
 内田樹『レヴィナスと愛の現象学』『他者と死者 ラカンによるレヴィナス』
 モーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』
 中沢新一『対称性人類学 カイエ・ソバージュ后
 レヴィ=ストロース『野生の思考』
 エーリッヒ・フロム『愛するということ』
 ミシェル・フーコー『性の歴史機|里悗琉媚屐
 千田稔『王権の海』
 中沢新一『大阪アースダイバー』
 ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』
 アンソニー・ギデンズ『近代とはいかなる時代か?』
 柳田國男『海上の道』
 宮本常一『日本文化の形成』
 宮本常一『生きていく民俗 生業の推移』
 鶴見俊輔『限界芸術論』
 ロラン・バルト『零度のエクリチュール』
 ジェイン・ジェイコブズ『発展する都市 衰退する都市』
 陣内秀信『東京の空間人類学』



2014/09/23(水)
新開地のホルモン屋


新開地界隈のホルモン屋には、
「バサ」というメニューがあります。
これは牛の肺で、珍しい部位のようです。

Walkin'Aboutで南に行った人は、
たいてい中畑商店でこの「バサ」と出会い、
一杯ひっかけて帰って来られます。
http://wonderful-o.com/imagazine/?p=519

20日(土)のWalkin'Aboutもそんな感じで、
発表を聞いてみんな羨ましくなり、
打ち上げには「新開地レトロ」に行き
バサを頂いてきました。
http://r.gnavi.co.jp/rhcyw0jd0000/


2014/09/21(日)
三国愉楽


18日のWalkin'About@三国には、
6名の方に参加いただきました。

三国の旧駅を調べたり、川向こうの飛び地に行ったり、
商店街で買い物をしたり、本屋で話を聞いたり、
密集住宅地の路地を歩いたり、東三国まで歩いたり、
飲み屋を攻めたり、餃子を食べたりと、
みなさん、この町でのさまざまな可能性を
追求されたようです。

発表会は、商店街にあるゲストハウス「かみのろ」の
ロビーをお借りして開催しました。
http://www.caminoro.com/Japanese.html

「福壽」という日本酒のきき酒セットを頂きつつ、
買ってきたお惣菜やお寿司や餃子をつつきつつ、
とても楽しい時間を過ごしました。

この街の魅力はまだまだ多く、やり残した感があるので、
そのうちに第二弾を開催すると思います。

左は、商店街に沿ってあった質屋さん。
左はゲストハウスに貼ってあった商店街マップです。


2014/09/19(金)
高島へ(2)


辻川通りには、3つのヴォーリズ建築が残されています。
そして最近は、ヴォーリズ通りと呼ばれています。
http://rekishi.shigabunka.net/e601333.html

今津ヴォーリズ資料館は、大正12年に建てらてた
百十三銀行の支店で、今は地元のボランティアの方々が
資料館兼カフェとして運営しておられます。

日本基督教団今津教会会堂は昭和9年に建てられ、
改修を行いつつ、今も幼稚園の園舎として使われています。

旧今津郵便局は昭和11年に建てられ、
昭和53年前まで使われた後は遊休化していましたが、
最近有志の方々が修復活動を行っています。

高島市役所の戸田さんと、資料館の八木さんの計らいで、
今回3軒ともに、足を踏み入れさせていただきました。

ヴォーリズが拠点としていたのは湖東の近江八幡で、
建築が多く残されているのもそちらなのですが、
彼がガリラヤ丸と名付けた船で、琵琶湖の対岸にも
布教活動を積極的に行ったことで、高島市にも、
こうした文化的資源が残されているのでした。

近江八幡については、また追って。


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