過去の日記 55

2012/05/19(土)
奈良の神話的時間










現在、奈良県立図書情報館では、
「會津八一と奈良」と題した展覧会が開催されています。
今日は會津八一記念館・神林館長による講演があったので、
劇作家の大正まろんさんと一緒に、聞きに行きました。

万葉調の歌人、書家、東洋美術史研究者として
知られる會津八一は、明治14年に新潟市に生まれました。
彼は坪内逍遥に惹かれて早稲田に英語を学び、
ラフカディオ・ハーンに接して古代ギリシャに憧れましたが、
27歳の時に傷心旅行で訪れた奈良に強く心惹かれ、
仏像、建築、そして記紀万葉の世界に、
古代ギリシャに通じる人間性の全体の発露を見出し、
生涯に35回訪れるほどに、奈良を愛しました。

そんな會津氏が、早稲田の学生を引き連れての
奈良古美術研究旅行での常宿としていたのが
かつて奈良国立博物館の裏にあった、日吉館です。
http://www5.kcn.ne.jp/~book-h/mm070.html

この日吉館と、その女将・田村きよの氏、
そして會津八一氏にまつわるストーリーを、
大正まろんさんに書き下ろしていただき、今冬放送の
ラジオドラマ「イストワール」で紹介する予定です。

*写真は日吉館前で撮影された、會津八一氏と田村きよの氏。

講演会後に神林館長にご挨拶に伺うと、
奈良県立図書情報館の千田稔館長とお話しする機会が得られ、
日吉館の話から「王権の海」「古事記」の話に至り、
目からウロコな話満載で、かなり熱くなりました。
30分もお話しいただいた上、最近出版された
別冊太陽「古事記」をいただきました・・・

 古事記は、口承の物語をはじめて文字にしたもの。
 ここには、原初に人間として持っていた自然性が、
 そして身体を通して人に伝える物語、すなわち、
 演劇としての要素が、残されている。
 
ここに書ききれていない様々な偶然もあり、
見えない流れに乗ってどこまでも行くような
神話的時間を過ごした一日でした。


2012/05/17(木)
大阪の都心居住を考える








このグラフは、大阪市内の5歳階級別の人口増減を表しています。
赤線の平成17-22年のデータを見ると、15-29歳で増、
30-59歳でほぼ横ばい、60歳以上でやや減、9歳以下で減、
という状況が見て取れます。区によって事情は違いますが、
趨勢としては、就学や就職を機に上阪する若者層が多く、
その後子供の誕生を機に多くは郊外へ転出するが、
結婚・出産をしない層は都心に留まり続ける、
また子育てが一段落した後の都心回帰は顕著ではない、
といった傾向が読み取れます。

大阪市では、平成12年以降人口が増え続けていますが、
いったいどういう人たちが住み、どういう暮らしをしているのか?

次回の御堂筋Talkin'Aboutでは、そんな話し合いをします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

御堂筋Talkin’About vol.16
「大阪の都心居住を考える」

   2012年5月21日(月)7:00p.m.〜9:00p.m.
   場所:愛日会館 http://www.aijitsu.jp/access/
   参加無料

 ナビゲーター:山納 洋(大阪ガス)
        生駒 伸夫(生駒時計店)
        小川 清(平岡珈琲店)
        小林 卓司(ランテック計画事務所)

 近年、大阪市中心部では高層マンションが増え、スーパーマーケットが出店を加速させています。実際、大阪市の人口は平成12年以降増えつづけており、若い世代を中心に都心回帰が進んでいます。この傾向が大阪にどんな影響をもたらすのかについて、今回は話し合います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


2012/05/16(水)
千田稔『王権の海』を読む









4/24の江弘毅さんとの「J・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』
を読む」は、月刊島民に載せ忘れたにも関わらず15名もの方にお越し
いただき、盛況のうちに終わりました。

そして次回は「千田稔『王権の海』を読む」7/9(月)@コモンカフェ。

初期の大和王権は、海人文化の基層の上に新たに渡来した人々が
成立させたと見られていますが、その痕跡を古事記・日本書紀などの
神話や神社伝承、考古資料などから論証した著作です。

とりあえず一読し、今は古事記を読み直しています。
改めて、日本の神話が、この国を治めようとした人々の
複数のベクトルを、天孫一族の物語として整合させよう
としたものだ、と気づきました。
当日までに記紀は読み込んでおこうかと。


2012/05/15(火)








昨日の「MC研究会」の光景。コ・インタビュー(お互いにインタビューし合う)を試しているところです。

MC研の趣旨は“話し方教室なんていらない”。
高いお金を払うことなく、自分たちで勝手に練習して、
自然に話がうまくなっていく、というのを目指しています。

次回は6/14(木)19:30〜です。


2012/05/14(月)
左脳的存在としてのプロデューサー









最近読んだ「クリエイティブ・マネージメント―『デザイン』を広げるプロデュース術」の中で面白い表現を見つけた。デザインには「装飾」の要素と「機能」の要素がある。「装飾」の部分はデザイナーの本領だが、そのデザインが「機能」するかどうかは、プロデューサーが判断する。つまりデザイナーは右脳的、プロデューサーは左脳的にプロジェクトに関わる、というもの。なるほど、そう言えばいいんだ、と。

今年も大阪デザインセンター主催のデザインビジネス塾
「co-design」のプロデュース塾塾長を務めます。
http://www.codesign-odc.com/index.html

この塾全体の中で僕は、左脳的ポジションにいます。
そしてデザイナーの創造性を社会に活かせる
プロデューサーを、見出していきたいと思っています。

興味ありましたら、ご参加ください。


2012/05/13(日)
英語は筋トレである
6月に英語版Talkin'Aboutをスタートするにあたり、英語を猛勉強中。5年前に国際交流カフェ「common style」をやっていた時以来です。過去の「ENGLISH JOURNAL」1年分をヤフオクでまとめ買いして、テキスト見ながらシャドーイング。ミック・ジャガーのインタビューとか、早口言葉状態で、なかなか同じスピードにはなりません。京都丸太町の洋書店「GREEN e BOOKS」の岩崎さんが「英語は(口の)筋トレです」と言っていましたが、まさにそう。でも続けていると、英語が聞こえるようになるから不思議です。口と耳は連動しているんでしょうか。コモンカフェの店主の中でも最近英語が流行ってきているので、また企画にできればと。


2012/05/08(火)
今日夜のコモンカフェは「橋田雄一郎・高木稟『おしゃべりの会』」。エンディングでは福田転球さんも合流し、転球劇場メンバーが久々に勢揃いした1コマも。橋田さんは3ヶ月前に脳梗塞で倒れ、現在もリハビリ中です。お元気そうで何よりでした。一日も早く復帰されることを期待しています。この後東通奥で打ち上げでした。


2012/05/07(月)
残念サン第2話










山納です。GWは日帰り旅行を繰り返しつつ、
英語の勉強をして、熊楠を調べている間に終わりました。

さて、「デザインプロデュース向上委員会」において
「残念サン」第2話が公開されました。
http://www.design-produce-osaka.jp/article.php?story=2012050714491371

今回はロボット製作にときめく残念サンと、
それを冷ややかな目でみる社員たちの話です。
東大阪の喫茶店で耳にした会話をもとにしています。


2012/04/21(土)
コモンカフェの新代表について







2013年3月末をもって
僕はコモンカフェの代表を退くと
先にこの日記でお知らせしましたが、
石原正一ショーの石原正一さんに
その後を引き継いでいただくことになりました。
http://www.k3.dion.ne.jp/~halashow/

そして劇場、ライブスペース的な使い方を
より充実させていくことになりそうです。
僕もお店から離れるわけではなく
コアメンバーの一人として、運営に関わり続けます。

写真は先日のミーティングの様子。
今後新たな運営体制の確立にむけて
月1回のペースで話し合いを重ねていく予定です。

とりいそぎ、ご報告までに。


2012/04/20(金)
Midosuji Talkin’Aboutをスタートします
御堂筋Talkin'Aboutの英語版を、このほど立ち上げることにしました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

Midosuji Talkin’About vol.1Favorite Music

Date & Time: 2012.6.18 mon 7pm〜9pm
Place: flamme terrasse フラムテラス
4−1−2 Hiranomachi Chuo-ku Osaka Osaka Gas bldg, 1F Showroom
http://www.osakagas.co.jp/flamme_t/

No charge to participate 参加無料

Presenter 話題提供:Duane Levi(KMC Organizer)
Navigator ナビゲーター:
Hiroshi Yamanoh(Osaka Gas Co.,Ltd.)山納 洋(大阪ガス)
Harumi Iwase (Freelance Writer) 岩瀬 春美(ライター)

Duane Levi established “Kansai Music Conference (KMC)” in 2009 and has been focused on helping independent artists to create a long-term fanbase in Japan. This time we’ll hear his presentation about his experience in the music business and then talk about our favorite music.

KMC official site  http://www.kansaimusicconference.com/jpn/

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

関西ミュージックカンファレンスを主催している
デュエインさんに話題提供をしていただいた後に
「お気に入りの音楽」について集まった人たちが
英語で話す、というものです。
場所は淀屋橋のガスビル1Fショールームです。

聞いているだけでも構いません。
興味ありましたら、ご参加ください。


2012/04/19(木)
御堂筋Talkin'Aboutの会場変更
昨年1月より、アイ・スポットで開催してきた
「御堂筋Talkin'About」ですが、5月より会場を変更いたします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

御堂筋Talkin’About vol.16
「大阪の都心居住を考える」

   2012年5月21日(月)7:00p.m.〜9:00p.m.
   場所:愛日会館 http://www.aijitsu.jp/access/
   参加無料

 ナビゲーター:山納 洋(大阪ガス)
        生駒 伸夫(生駒時計店)
        小川 清(平岡珈琲店)
        小林 卓司(ランテック計画事務所)

 近年、大阪市中心部では高層マンションが増え、スーパーマーケットが出店を加速させています。実際、大阪市の人口は平成12年以降増えつづけており、若い世代を中心に都心回帰が進んでいます。この傾向が大阪にどんな影響をもたらすのかについて、今回は話し合います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

4/24(火)には江弘毅さんとJ・ジェイコブズの
「アメリカ大都市の死と生」読書会を行いますが、
その話を大阪市内の現状に落としこむ形で
僕が20分ほど、話題提供をします。
その後で、集まったメンバーで話し合います。

興味ありましたら、お越しください。


2012/04/16(月)
「デザインプロデュース商品開発」助成プロジェクト公募
僕が事業統括コーディネーターを務めている
大阪府の「デザインプロデュース型商品開発促進事業」が
今年度、新規の助成プロジェクトを募集します。
http://www.design-produce-osaka.jp/

これは、デザインを活用した商品開発を行う企業に、
2年間で上限800万円、対象経費の2/3を助成するものです。
外部のデザイナー、プロデューサーへの委託料や、
試作費、広告宣伝費、展示会出展料などが対象経費となります。

4/27(金)には、マイドームおおさかで事業説明会を行います。
僕も1時間ほど、「デザインプロデュースとは何か?」
という講演をします。残念サンの話もします。

興味ありましたら、お越しください。
またいい案件がありましたら、ぜひご応募ください。


2012/04/15(日)
キッシュのお店「ateya」









六甲山カフェで2年半店主を務めていた
テッシーこと勅使河原圭子さんが
JR六甲道駅北側の六甲本通商店街で、
キッシュを中心としたデリカテッセン
「ateya」をオープンしました。
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280108/28033991/dtlrvwlst/4009947/

テッシーは、もともとフレンチで修行をしていて、
六甲山カフェでも、キッシュとワインに合うアテが人気でした。

オープンしたのは3坪ほどの小さなお店で、
テイクアウトオンリーです。
お近くにお越しの際には、ぜひ寄ってみてください。


2012/04/15(日)
るるぶ六甲山









このほど「るるぶ」の六甲山特集号が発売されました。
http://www.rurubu.com/book/detail.aspx?isbn=9784533086410

山上エリアのドライブコース、
ケーブル・ロープウェイでの小旅行だけでなく、
ハイキングコースも充実しているのが特徴ですが、
六甲山カフェやリュックサックマーケット、
トレイルランやナイトハイキング、
水道筋チンタ本店やスタンドバーモンクが
紹介されているあたりに、
六甲山カフェ同人でもある編集者・中村圭志さんの
こだわりどころが伝わってきます。
ちなみに六甲山カフェの写真は、僕が撮ったものです。
どいぱんの土井ちゃんが店主として写っています。

またぜひお手にとってご覧ください。


2012/04/10(火)
OMSへの想いから生まれたNMS









 1985年、大阪駅の東800mの所に、扇町ミュージアムスクエア(OMS)は誕生しました。大阪ガスの旧社屋を改装した複合文化施設で、小劇場、映画館、カフェレストラン、雑貨店、ギャラリーを備え、当初は「ニューヨークのSOHOのようなアートの解放区が大阪にできた」と評判になりました。劇場だけでなくカフェやショップを備えていたこと、階上には南河内万歳一座や劇団☆新感線の稽古場、情報誌「ぴあ」の関西支社があったことなどで、観劇の時だけでなく、普段使いも息抜きもできる、都会の中のエアポケットのような場所になっていました。やがてOMSは、小劇場演劇の拠点として広く知られる存在となっていきました。
 OMSは、施設の老朽化のために2003年に閉館しました。同年に近鉄劇場・小劇場も閉館したことで、関西の演劇文化を支えていこうという動きがあちこちで立ち上がり、その後いくつかの劇場空間として結実しました。今回のNMSの舞台となった「common cafe」も、僕自身が個人的に再現できるOMSを、との思いから、2004年に立ち上げたものです。

 OMS時代に年末恒例の公演をしていただいていた石原正一さんは、「common cafe」のオープン当初から、いろいろな企画を持ち込んで下さいました。漫画朗読、過去公演の上映会、音楽ライブ、ワークショップ、ご自身の結婚式・・・・・・知り合いの劇団に声をかけて招へいいただいたことも、何度もあります。お店の活性化に多大なる貢献をいただいてきました。
 そんな石原さんからNMSの相談をいただいたのは、2008年のこと。「みんながOMSのことを思い出すタイトルになれば」との話し合いの中から、中崎町ミュージアムスクエア(NMS)という大胆な名前が生まれました。やがて石原さんは、「common cafe」裏の倉庫に平台や箱馬を持ち込み、毎回の公園では、カフェの中に小劇場空間を作り上げました。戯曲を才能ある作家に任せ、自らは演出・出演に専念し、2ヶ月に1本のハイペースで作品を生み出し続けました。石原さんの思いに呼応するように、OMS戯曲賞の佳作を受賞する作品まで登場しました。

 石原さんがやろうとしたことは、大阪・キタにおける“演劇解放区”の復権です。表現のための場所がないなら自分たちで作ればいい、芝居に対するこだわりや仲間との関係を大事にしていった先には、新たなムーブメントを生み出すことができる。そういう思いから、NMSは立ち上がっています。これから演劇はどこに向かうのか、ではなく、自分はこれからどこに行きたいのか、その答えが、NMSだったのです。

(「NMS GREATEST HITS」パンフレットより)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

石原正一さんのNMS東京10作品公演は無事終わり、
4/13(金)〜16(月)には、HEP HALLで4作品が上演されます。
https://sites.google.com/site/hala01nms/

お時間ありましたら、ぜひお運びください。


2012/04/10(火)
残念サン第1話









ということで、残念サン第1話がアップされました。
http://www.design-produce-osaka.jp/article.php?story=20120405143627752

基本シナリオは僕が書いているのですが
ディテールはハピネス☆ヒジオカさんに
だいぶ遊んでいただいています。


ものづくりに専念してきた企業と、カタチづくりに専念してきたデザイナー。
彼らはともに、これまで培ってきた技術・センスに自身を持っています。
しかしながら、この両者がタッグを組んで開発した商品が売れず、
在庫の山が残る、という残念な結果に終わることがあります。

市場ニーズに合った商品を開発し、ユーザーに提供するためには、
商品企画、デザイニング、製造だけでなく、それに先立つマーケティングリサーチ、
そして出来上がった商品を消費者に届けていくための営業、プロモーションといった
一連のサイクルに目を行き届かせ、責任をもつ“プロデューサー”が必要なのです。


2012/04/04(水)
『残念サン』まもなくスタート!





来週より「デザインプロデュース向上委員会」サイトにて
「残念サン」連載がスタートいたします。
現在予告編が載っています。
http://www.design-produce-osaka.jp/

チラシの中で、頭にチューリップが咲いている
バーコード頭の社長さんが主人公です。

第1話は「一体何が悪かったの―!!!」(だったかな?)。
乞うご期待!


2012/04/03(火)
『アメリカ大都市の死と生』を読む








さて、告知ができておりませんでしたが、
4/24(火)に140Bの江さんと、「ジェイン・ジェイコブズ
『アメリカ大都市の死と生』を読む」をやります。
http://www.talkin-about.com/cafelog/?itemid=1583

ジェイコブズは、数年前に盛んに論じられた
創造都市論の源流的存在と捉えられている思想家です。
『都市の経済学』を読んだときには、かなりしびれました。

都市が自前で発展するときの原理が書いてあるのですが、
そのメカニズムを持たない都市がいかに衰退していくかが
かなりのリアリティを持って書かれていたのです。

『アメリカ大都市の死と生』も同じような構造をしていて、
都市はいかなる条件のもとに多様性を育むのか、
逆にその部分がわかっていない都市計画が
いかに都市を衰退させるかが、明快に書かれています。
これまたしびれる一冊です。

500ページもあり大変ですが、興味ありましたらご参加ください。


2012/04/03(火)
近況






ここ半月ばかりの間に、Talkin'Aboutがあり、
金益見さんとの「愛するということ」セッションがあり、
中沢新一さん、釈徹宗さん、江弘毅さん出演のナカノシマ大学の司会があり、
松山・三津浜の木村邸を訪れ、以前コモンカフェに
入ってくれていた上田夫妻を東温市に訪ね、
鴨鈴女さん・林英世さんのカーネーショントーク、
横山拓也さんの新ユニット「iakuプロデュース」での
東京の劇団「箱庭円舞曲」の大阪初公演を受け入れ、
東京に行ってラジオドラマの取材をして、
石原正一さんのNMSこまばアゴラ公演を観に行き、
大阪に戻ってコンブリ団の「ムイカ」を観ました。
忙しすぎたのとお酒が続いたのとで、
昨日は一日寝込んでいました。

ひとつひとつをちゃんと紹介したいところですが、
残念ながら無理そうです。

今日の写真は、東京・月島の佃島。
江戸時代からの漁村と、石川島のIHI工場跡に建った
タワーマンションが隣接している不思議な風景です。
大阪・西淀川の佃と合わせてそのうち書いてみようかと。


2012/03/16(金)
デザインプロデュース向上委員会チラシ









僕が事業統括コーディネーターを仰せつかっている
大阪府の「デザインプロデュース型商品開発促進事業」
が運営するWEBサイトの告知チラシができました。
http://www.design-produce-osaka.jp/

イラストをハピネス☆ヒジオカさんにお願いし、
かなり脱力系な感じに仕上げています。

ここでお伝えしたいのは、プロデューサーは、
マーケティングリサーチから、商品企画、デザイニング、
製造、販路開拓、プロモーションの全ての場面に
責任ある存在である、ということです。


 デザインを活用した新商品開発。
 その成功の陰には、プロデューサーの存在があります。
 デザインプロデューサーは、市場のニーズを探り、
 商品の企画・デザインにイニシアチブを発揮し、
 出来上がった商品を市場に届けるまでの
 全てのステップに、目を行き届かせています。

 デザインプロデュース向上委員会では、
 そんなプロデューサーの“グッジョブ”に注目し、
 プロデュース成功のツボを探っていきます。

そして3月からは、このサイトで
「残念サン」という連載をスタートします。
チラシの中で、頭にチューリップが咲いている
バーコード頭の社長さんが主人公です。

こちらの方も、乞うご期待!


2012/03/14(水)
大阪のタニマチ
3/21(水)の御堂筋Talkin’Aboutは、
生駒時計店・生駒伸夫さんコーディネートで
お届けいたします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

御堂筋Talkin’About vol.15「大阪のタニマチ」
 2012年3月21日(水)7:00p.m.〜9:00p.m.
 場所:アイ・スポット(淀屋橋ODONA2F) 参加無料

ナビゲーター:生駒 伸夫(生駒時計店)
       小川 清(平岡珈琲店)
       小林 卓司(ランテック計画事務所)
       山納 洋(大阪ガス)

 「タニマチ」とは、相撲のひいき筋、そこから派生して芸能・文化の後援者を指します。谷町界隈に旦那衆が多くいたことに由来する呼称ですが、この言葉が示すように、大阪の芸能や文化は民の力、タニマチが支えてきたという伝統があります。
 今回は大阪のタニマチ精神、寄付文化、文化支援のあり方について話し合います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

文化政策の曲がり角というタイミングでの開催。
どんなお話が飛び出すのでしょうか?


2012/03/13(火)
プロデューサーに学ぶプロジェクトのデザイン
古巣のメビック扇町で15日(木)に
同志社女子大の川田隆雄センセイと
プロデューサー論を語ってきます。
http://www.mebic.com/seminar/2702.html


2012/03/13(火)
日替わり店主カフェの可能性(5)








2月に発売された「大阪人」増刊号「ザ・大阪のデザイン」
の中で、コモンカフェのことを書かせていただいています。
字数の都合で短くなっているので、ここに全文を掲載いたします。


 僕自身は2004年から、中崎町で「common cafe」という、日替わり店主というシクミのカフェを営んでいる。仕事で運営に携わってきた扇町ミュージアムスクエアという複合文化施設を、個人のレベルで再現しようと思ったというのが開業の動機だ。一軒のカフェを、カフェを開業したい人たち、演劇・音楽・アートなどの表現活動を続けていきたい人たちでシェアするという実験として取り組んでいる。

 店主たちにとっては、今の仕事を続けながら自分のカフェ、自分の表現空間が持てる、また店を運営するスキルを身につけ、ネットワークを広げてから実際に自分の店を開業することもできるなど、メリットは多い。

 しかしながら、日替わり店主というシクミでは、いつ行ってもあの店主がいるというお客さんの期待に応えることはできないため、各店主にとっては、自分の日に足を運んでくれる顧客をいかに増やすかが課題となる。店全体としても、一定のクオリティを担保し、つねにお客さんに満足いただくことができなければ、街場での存在意義を失ってしまう。レンタルカフェではだめなのである。そのために、日々いろんな試行錯誤を重ねている。

 早いもので、この実験を始めてもう8年、前身の日替わり店主バー「Common Bar SINGLES」時代から数えると、もう11年になる。本当の意味での「コモンカフェ=みんなで共有するカフェ」とは、どういう形であるべきなのか。僕自身は日々いろんな店を巡りながら、今も自問し続けている。


common cafe  
平日の昼間はカフェ、夜間は音楽ライブやトークイベント、週末にはカフェ営業、演劇公演、音楽ライブ、展覧会など幅広く活用されている。コーヒー400円、フードメニューは日々異なる。


2012/03/11(日)
コモンカフェの新たな挑戦について
昨年3月11日の東日本大震災で
亡くなられた方々のご冥福を申し上げるとともに
被災された方々に、改めて心からお見舞い申し上げます。


さて、昨年の震災の印象が強く
この日に別の話を語るのが難しくなってしまいましたが
僕にとって、3月11日は別の意味で重要な日です。

今日からちょうど10年前、2002年3月11日に
扇町ミュージアムスクエアの閉館が発表されました。

そして個人レベルで作れるOMSをと
2004年4月1日に、コモンカフェをスタートしました。
もう間もなく、お店は8周年を迎えます。

閉館発表からちょうど10年という節目に
みなさんにお伝えしたいことがあります。

来年2013年3月末をもって、
僕はコモンカフェの代表を退こうと思っています。

先に、今年度の僕の目標として、
「コモンカフェを、本当の意味でのコモンカフェにする」
と書いていましたが、そこでは、僕がいなくても、
みんなで共有、維持、発展させることのできる
コモンカフェ、というものをイメージしていました。

メンバーとは、年明けからミーティングを行っています。
落とし所はまだ十分に見えていませんが、
今年中には、日替わり店主カフェの新たな可能性を
体現できるシクミについて話し合い、
形にしていきたいと思っています。

また、これまでコモンカフェでは
あえて店主募集を行なっておりませんでしたが
今のシクミがある間に、または新たなシクミづくりに
携わりたい、という方がおられましたら
ご連絡いただければ幸いです。


2012/03/10(土)
日替わり店主カフェの可能性(4)









アバンザの南、堂島レジャービルの2Fにある「Bar Yodare」。
http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/baryodare/

このお店は、クエストルームという
雑誌、ムック、会報誌、広告などの企画・制作を行う
編集プロダクションがプロデュースしています。
http://questroom.co.jp/

お店のシステムは「日替わりマスター制」で
普段別の顔を持つ方々がマスターを務めています。

代表の石原卓さんは、毎週火曜日にお店に立っておられ、
僕が行った日には、編集者、カメラマン、デザイナーをはじめ
かなりいろんなバックグラウンドを持った方々が
お店を訪れていました。

僕もかつて「Common Bar SINGLES」というお店を
堂山町でやっていましたが、このシステムは
ネットワークや情報を持っている人が関わると
サロンとしての可能性が格段に上がるということに
改めて気づきました。

*ちなみに「Common Bar SINGLES」も健在です。
 http://www.talkin-about.com/singles/schedule/webcal.cgi


2012/03/09(金)
日替わり店主カフェの可能性(3)







千里ニュータウンにある佐竹台近隣センター内には、
コミュニティカフェ「さたけん家(ち)」があります。
http://satakedai.jimdo.com/

オープンは2011年9月。このカフェを立ち上げたのは、
地元で活動する市民団体「佐竹台スマイルプロジェクト」と
地区連合自治会を中心とした地元の有志たちです。
地域住民が世代を超えた交流の場をつくり、
コミュニティを形成することをめざしています。

カフェの場所を提供したのは、
千里ニュータウンのまちびらきとともに佐竹台へ入居し、
同センター内で書店「アカデミー書房」を営んできた
坂本美千代さん。

「子どもから大人まで、佐竹台のみんなが集える
 居場所をつくりたい」との提案に賛同し、
半世紀近く守り続けてきた店を提供しています。

カフェの店番は日替わりで、近所の主婦や
福祉施設のスタッフが務めています。

*参考記事:大阪日日新聞2011年10月12日、
      日本経済新聞2012年1月23日朝刊

コミュニティカフェは、
地域に“茶の間”を作り、
人や情報の交流を活発にすることで、
地域におけるさまざまな問題を解決したり、
人間関係を再構築したり、そこに集う人たちの
可能性を広げたりすることを目的にしています。

最近では、「さたけん家」のように、
日替わり店主というシステムを取り入れ、
地域の主婦が食事を提供しているところも
増えてきているようです。


2012/03/04(日)
日替わり店主カフェの可能性(2)







六甲山カフェは、今は4組の店主が週末ごとに入れ替わる
“コモンカフェ”として回っています。
http://yamacafe.jugem.jp/

プロジェクトとしての六甲山カフェは、2004年にスタートしました。

当時は山ガールなどおらず、登山者の多くは中高年の方で、
街のカフェを山に持ち込んだら若い人達も山に来るかもと、
高座の滝の前にある大谷茶屋の軒先をお借りして、
一日カフェイベントをしたり、2005年秋には、
3組の店主が交代で日曜カフェを開いたりしていました。

その時の店主の一人、船津智美さんは、2006年以降、
春から秋まで土日ごとに、滝前でのカフェを続けました。
そして2008年春からは、大谷茶屋の一角をお借りして、
常設の週末営業カフェとして、六甲山カフェをオープンしました。
2009年秋からは、複数の店主が交替でお店に入る
スタイルに移行し、現在に至っています。

六甲山カフェのある高座の滝は、
芦屋ロックガーデン、六甲最高峰登山の登山口にあり、
週末になると、数百人もの登山者が通ります。

昔からこの山に登り続けている方々、
最近の山ブームで登ってくるようになった若い人達などに、
気軽に寄っていただけるまでに定着してきましたが、
そこに至るまでには、自分がやりたいカフェから、
山のお客さんに求められるカフェに脱皮するための
さまざまな努力と試行錯誤がありました。

登山口にある高座の滝、そして長年続いてきた茶屋、
すでにコミュニティの結節点として機能していた場を、
店主が支え、そして自ら成長していく。
日替わり店主カフェには、そういう可能性もあるようです。

*六甲山カフェの代表は、今春より
 cafeminhosの伊丹正典さんに変わります。


2012/03/04(日)
荒地山ラン








4ヶ月前から原因不明の肩痛にさいなまれ、
腕を動かそうとすると激しい痛みが走り、
腕を上げる、後ろに回す、セーターを脱ぐ、
コートを着るといった動作が困難となり、
運動意欲を削がれたまま一冬を過ごしました。

これは良くないと、今朝は山へ。
最初は有馬温泉まで抜けようと思っていましたが、
高座の滝まで駆け上がるのが精一杯で
そこからはストイックになるのをやめて
奥高座からキャッスルウォールへ。

30メートルほどもある岩場の上に立つと
高座谷とその周辺の木々、芦屋の街や海が一望でき、
振り返ると仙人が籠っていそうな荒地山の岩肌が望めます。
人があまり来ないこの場所は自分だけの基地に思えます。

そこから岩肌をよじ登り、
荒地山山頂を抜けて、水場に下りて一服。
この山に降り注ぎ、岩盤を抜けて滲み出してきた水を飲むと
自分が山になったような一体感を覚えます。

そして久々に山に入ると、いかに自分のセンサーが
働かなくなってしまっていたかが、よく分かります。

奥高座を下って、高座の滝へ。
今日の六甲山カフェは、cafeminhosの伊丹さん。
そこでコーヒーを頂いてから、下山。


2012/03/03(土)
日替わり店主カフェの可能性(1)










阪急梅田駅北の高架下にある「ほなな」。
http://www.geocities.jp/yuugame470/honanahp/honana_top.html

雑貨店&ギャラリースペースですが、
3年前から、平日昼間は「日替わり店主カフェ」
として運営されています。
http://umeda.keizai.biz/headline/462/

オーナーの亀山さんは、阪急阪神百貨店で
ディスプレイの仕事をされています。
数年前にお会いしたきりで、
最近はじめてお店に足を運びました。
さすがに店内のインテリアのセンスは、素晴らしいです。

お店に入っている方々と話していると
モチベーション高くお店を回しておられるのが
伝わってきます。

年明けの日記で、今年の目標を
「コモンカフェを、本当の意味でのコモンカフェにする」
と掲げましたが、その後日替わり店主のお店を
いろいろ回っています。

コモンカフェは、まもなく8周年を迎えます。
8年前に書いた設計図は、いまだに有効なのだろうか。
そしてどれぐらいのポテンシャルを持っているのか。
そのあたりを、探ってみようと思っています。


2012/03/02(金)
伝法村のイストワール








此花区伝法。
日本の仏法伝来の地と伝えられるこの地には
かつて申村(さるむら)と呼ばれる村があった。

今から約100年前の新淀川開削により
この村の9割が、川底に沈んでいる。

*福村と申村の間に、新淀川が開削されている

家屋敷や田畑を買い上げられた人々の多くは、
村の外に落ち着き先を探し、村を離れていった。
明治42年に申村で生まれた勝安男氏は、
両親や祖父母から聞いた話をまとめた
著書『伝法のかたりべ』の中で、

「長年住み慣れた申村から出て行く者の後ろ姿は余りにも
 哀れに見え、とめどなく流れ出る涙で見るに忍びなかった」
と伝えている。


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さて、来る3/12(月)に、
ワークショップ「港からみえる水都大阪」の
最終回「此花区探訪」をアイスポットでやります。
http://nakanoshima-univ.com/site/ispot/

今回のゲストは、このはな区民学芸員による
まち案内の会のみなさん。

僕からは、個人的に探った
伝法村のイストワールをお伝えいたします。

お時間ありましたら、お越しください。


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