過去の日記 38

2008/08/18(月)
ゲストハウスからみえる大阪
大阪ブランド情報局」サイトの中にある
大阪情報最前線」というブログページで
「ゲストハウスからみえる大阪」という連載を
ゲストハウス由苑の椎野さんにお願いしています。
http://osaka21-blog.cocolog-nifty.com/the_front/

実際にゲストハウスを経営して、日々外国人旅行者と
接していると、かなりいろんな情報が集まります。
その情報を、大阪の魅力アップに活かしたい
という思いから、ご協力いただくことになりました。

不定期で更新しておりますので
また時々チェックしてみてください。


2008/08/14(木)
演劇と身体と他者と







昨日は昼から仕事を休みにして
岸井大輔さんの創作ワークショップを受けてきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/kishii/

野田阪神あたりをうろうろして
街で聞こえる音を書き出すワークや
自分が気になるものを人に伝えるワークをしました。

実際にやってみると、僕は、
目で見ること、論理的に考えることに
かなりしばられているということ
人に何かを伝えるときに、どう体を使うのかと
いうことにかなり油断していることを
あらためて発見しました。

そして自分が従っている必然と
他人の必然はけっこう違うということも。

演劇って、全身を使って
生きてきた背景も持っている関心も違う相手と
コミュニケーションする手段なんですね。
あらためて。


岸井さんのワークショップは
初級編の『まちから作品を創る』5回と
中級編の『まちから劇を創る』7回を
受講すると、ポタライブを自分で創って
上演していい人になれます。

岸井さんは11月にまた関西に来られるので
また受けてみようかと思っています。
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ポタライブ創作ワークショップ初級
『まちから作品を創る』
 野田阪神土日編
 地下鉄千日前線野田阪神駅中央西改札口前待ち合わせ
 第一回「作品」 11月8日(土) 9時ー13時
 第二回「観察」 11月8日(土) 14時ー18時
 第三回「選択」11月9日(日)13時ー17時
 第四回「構成ーA」 11月15日(土)13時ー17時
 第五回「構成ーB」11月16日(日)13時ー17時

六甲道編
 13時JR六甲道駅改札前待ち合わせ17時解散予定
 第一回「作品」 11月10日(月)
 第二回「観察」 11月11日(火)
 第三回「選択」 11月12日(水)
 第四回「構成ーA」 11月13日(木)
 第五回「構成ーB」 11月14日(金)

 料金:各回3000円
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写真:灘区東畑原市場の「モンク」での飲み風景(8/12)。
左より岸井さん・sunday安元さん・椎名さん・naddist慈さん。
灘は街中がサロンみたいです。


2008/08/05(火)
TOEIC的なもの
土曜日にひそかにTOEICの試験を受けてみました。

前の日にはKANSAI TIMEOUTのミーティングがあって
参加して英語耳になって試験に臨むのと
早く帰って良く寝て臨むのとどっちがいいかと
考えながら前者をとりました。

これは、失敗でした...

お酒を飲んで遅くまでになったので
疲れて眠い状態で試験を受けたのですが
リスニングでは「え、今何って?」と思っている間に
どんどん進んでいきます。

頭がよく働かないので時にじっくり考えていると
時間がなくなり、最後の15問ほどは
あてずっぽうでマークシートを埋めてきました。

TOEICって、800点以上あれば帰国子女レベルとか
900点以上はネイティブレベルとかいう物言いが
よく聞かれるのでそんなイメージを持っていましたが
完全にビジネス英語の試験なんですね。

約束の延期のための電話とか、クレーム対応のメールとか、
契約書に書かれている内容とか、そんな問題ばかり続きます。

長文問題を読んでいたら実は面白い内容だった
みたいな楽しみはない試験なんですね。
それがまた疲れました...


さて、最新の「Kansai Scene」の中で
「Dancing in the streets」という文章を
掲載していただきました。

大阪ブランド情報局に書いた文章の転載です。
http://www.osaka-brand.jp/en/kaleidoscope/topics/index.html

先月号には「A room at the inn」というタイトルで
ゲストハウスの記事を載せていただきました。
これも同じ原理です。
http://www.kansaiscene.com/2008_07/html/update.shtml

取材してもらうよりも、書かせてもらう方が早い、ですね。


TOEIC的なものには、気力が回復したら
またそのうちに臨んでみようかと。


2008/08/01(金)
KANSAI FLEA MARKET









フリーペーパー「KANSAI FLEA MARKET」。

関西の外国人コミュニティの中での、家や仕事、イベント、
個人的告知などの情報発信のためのメディアです。

昨日、代表の平山博一さん(写真)にお話を伺ってきました。


 創刊は1991年4月。以降ずっと週刊で発行しています。

 当時、日本にやってきた外国人は、テレビやビデオなど
 住むために必要な道具を粗大ゴミで拾っていました。

 当時はワーキングホリデーで6か月だけ住む人が
 多かったので、生活用品を買うのはもったいない、
 でもいいものに当たらないとダメ、雨が降ってもダメ、
 ということになっていたので、見るに忍びなく、
 効率よく交換する方法はないかと思って始めました。

 また当時は外国人OKのマンションが少なかったので、
 そうした情報も流していました。

 ここ数年は、自分でビジネスを始める外国の方が
 急激に増えてきて、外国人が外国人を求人する広告が
 多くなっているそうです。 

 このフリーペーパーは、すべて広告で成り立っています。
 記事は文字広告で、1行(30字)当たり100円。
 
僕もためしに、リュックサック展覧会の募集広告を
載せていただきました。英語の募集ページへの誘導です。
http://www.osaka21.or.jp/heartosaka/kappo/eng_boshu_ryuku.html

さて、外国人アーティストの参加が、増えるかどうか。


2008/07/28(月)
涼しい夜に考えること
涼しい、ですね、今夜は。
そして今日は大変な雨でしたね。

寝る部屋にクーラーがなく
暑さに耐えかねて窓を開けて寝ると
轟音で通過する電車のために
朝6時には目が覚めるという日々を送っています。
今夜こそは快適に眠れるのではと期待しています。

暑すぎてものを考えられない日々ですが
ベランダで本を読むのが楽しいと気付いてから
そこで芸術論の本ばかりを読んでいます。
後期の授業に備えて。

前期のサロン講義では

 今までの講義は最初あまり興味はなく、
 ただ単位がとれたらいいと思っていましたが、
 毎回講義を受けているうちに興味を持ちだしました。
 また機会があれば受けたいです。

という感想をある学生さんからいただきました。
正しい反応だなと思います。

知らないことを知ることは、面白い。
でもそれを面白いと思うのは、知ってからあとのこと。
もしかしたら、もっと人生経験を積んでからかも知れない。

3年後に効いてくるツボを押すような作業です。
ものを教えるということは。


芸術を歴史的に俯瞰したものを読んでいると。
ときどき途方に暮れた気分になってきます。
それは今これから新たに歴史を刻むことの困難性
ともいうべき感覚です。

生活世界から遊離した芸術というものが
発揮しうる実験性の余地がどんどん少なくなっていること
支えてくれる層がどんどん気まぐれになっていることを
直視すればするほどクラクラするわけです。

芸術は足が速いので気付くのも早いのでしょう。
コミュニティを志向する芸術というものが
近年はどんどんと生まれてきています。

ただ芸術がコミュニティに再帰するということと
芸術の本質が“離陸”にあったということとは
どのように折り合いがつくのだろうかとか
突出した才能によって歴史を刻むということは
だんだんと馴染まなくなっていくのだろうかとか。

きっと後期はこんなモヤモヤに
学生たちを巻き込んでいくのでしょう。


では、涼しいうちに、眠ります。


2008/07/25(金)
Sweets&Tea Clue







クレオ大阪中央のチャレンジカフェ
第2期オーナーとして、この3月まで半年間
お店に入っていた山本さんが、7/20(日)に
西田辺に「Sweets&Tea Clue」をオープンしました。
http://cafeclue.exblog.jp/

古い商店街の面影を残す住宅街に
お洒落なスウィーツカフェが登場しています。

長居公園や万代池からも割と近くなので
お近くの方は、またお立ち寄りください。


2008/07/24(木)
リュックサック展覧会
さて、リュックサック展覧会の募集が
スタートいたしました。
http://www.osaka21.or.jp/heartosaka/kappo/boshu_ryuku.html

 大阪のメインストリート・御堂筋の路上で
 開催される『御堂筋kappo』。
 10.12の御堂筋は、さまざまな人たちの
 表現の場所として開放されます。

 同イベントの一環として今回
 『リュックサック展覧会』を開催いたします。

 リュックサックに作品を詰めたアーティストが
 集まり、御堂筋の路上約100メートルを使って
 展示する、4時間だけの合同展覧会です。

 今回は会場での作品の販売はできませんが、
 表現活動をおこなう多くのアーティストたちが、
 多くの人たちと出会い、つながる、サロンのような
 場として、この展覧会を実現したいと考えています。


販売を封じられたリュックサックマーケットは
一体どんな形になるのかという実験ともいえます。

「表現についての制限は基本的にありません」
という文言を、こっそり要項に入れてみました。

こんな4時間の実験につきあってもいい
という方のご参加を、お待ちしております。
応募締切は8/22(金)です。


2008/07/24(木)
生駒会議と摩耶リュックサック









さて、ご連絡報告が大変遅くなりましたが
7/20(日)に生駒会議を開催しました。

鬼っ子診療所に集まった方は
20名近くおられたでしょうか。
かまどの周りで食事をしてから
オーナーさんも交えていろいろ話をしました。

この日僕は中座しなければならず
話の流れを完全に理解していないのですが
この場所でイベントを開催する人や
自分の居場所としてこの場所に出入りする人が
どういう形で場の運営に関わっていくか
ということが大きなテーマになっていたようです。

次回の生駒会議は、8/23(土)。
詳しいことはまた告知いたします。

日は前後しますが、7/19(土)は
摩耶山リュックサックマーケット。

御堂筋で取り組んでみて、摩耶山のような形で
リュックサックマーケットが成立していることは
奇跡に近いことなのだと改めて理解しました。

この日はこの後、naddist慈さんと
畑原市場の「通い船」「チンタ」とハシゴしました。


2008/07/18(金)
サロンをめぐる冒険








さて、いきなり告知ですが
「博覧強記の夕べ」読書編を
7/22(火)夜7時半〜@カフェ太陽ノ塔にて行ないます。
自分が薦めたい本をそれぞれ持ってきて
15分間で紹介する、というスタイルです。

これまで事前告知をしないで続けてきた会ですが
メンバーの中で運営のイメージが固まってきたので
そろそろオープンな形で行なっていこうかと。

ちなみに音楽編は、8/11(月)夜8時〜@oopsです。
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小松左京さんが主宰されているサロン
「フロンティア3000研究会」に
最近顔を出させていただいています。

7月のゲストは、音響空間デザイナーの
辻邦浩さんでした(写真)。

水のスピーカー、大阪市のロボットプロジェクト、
自社ブランドで開発したスピーカー「MODAL」の
ミラノサローネ出展の話、阪急メンズ館の
音響空間プロデュースなど、今の幅広い動きについて
お話しされました。

この研究会は実は、梅棹忠夫氏が60年代に始めた
「近衛ロンド」という京大の人類学の自主講座の
系譜を引いています。

そして辻さんは、僕と同じくサロンの可能性を
信じておられる方で、「近衛ロンド」のことは、
僕は辻さんから聞いて知りました。

この会では、60代、70代の錚々たる方々が
少年のような好奇心を持って
矢のような質問を投げかけてこられます。
この場での創発を心から楽しんでおられるのが
とてもよく伝わってきます。

こういう場にギリギリ参加させていただけるのは
とても光栄なことで、この雰囲気をきちんと
自分たちの場にも継承していきたいと思っています。
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今日、大阪商大での全14回の
「サロン文化社会学」講義が終わりました。
学生がストレートに関心を持つわけではないテーマで
苦労しましたが、いい整理ができたように思います。
 
どんな話をしてきたのかを、備忘録として
今後十数回に分けてこの日記に載せていきたいと思います。


2008/07/16(水)
リュックサック展覧会!?
さて、お伝えしておりました
10/12(日)御堂筋kappoでの
リュックサックアートマーケットですが
警察の方から、商品の販売は絶対ダメ!
とのお達しがでております。

販売できなきゃ、マーケットではないですねえ。
で、仮にタイトルを「リュックサック展覧会」としてみました。

リュックサックに詰めて搬入した作品を、
路上スペースに広げて展示する。
購入希望があれば、売約済みの赤丸シールを貼って
4時間の会期終了後にやりとりする。
そんな感じの展開です。

これ、ちゃんと成立するのかなと心配ではありますが
どうしても通らないものは仕方ないですね。
そんな御堂筋での昼下がりを共有してもいい
という方のご参加を、お待ちしております。
近日中に、募集告知いたします。

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あと別件で、アンケートを。

「20世紀芸術史上、重要な“事件”として
 みなさんは、何を想定されますか?」


大阪商大の後期講義のお題が「グレート・アーツ」なのですが
芸術系ではない学生でも、知っておいた方がいい“事件”を中心に
講義を構成していこうと思っていて、その参考にさせていただければ。

赤瀬川原平の「千円札裁判」の話は必ずしようと思っています。


ではでは、どうぞよろしくお願いいたします。


2008/07/14(月)
引っ越しと告知と
私事ですが、引っ越しをしました。
芦屋市と西宮市の境にあるマンションの4階。

引越屋には最低限の荷物を運んでもらい
あとは自分でレンタカーを借りたり
コーナンで軽トラを借りたり
70リットルのリュックに荷物を詰めて
自転車で往復したりしました。
ちょっと体力がついたように思います。


さて、今日はいろいろと告知を。

■10/12御堂筋kappoのミュージックストリートの
 募集が始まっています。
 http://www.osaka21.or.jp/heartosaka/kappo/boshu.html

 「リュックサックアートマーケット」の方は
 警察の方から、申込が必要、一般のフリマは不可、
 販売に関しては条件がつきそう、など
 いろいろな条件がでてきて調整中です。
 六甲山や摩耶山のようにはいかないですね... 

■8/1〜10に行われる参加料500円のワークショップ企画
 「100DOORS」の中で、ポタライブの岸井大輔さんを
 東京からお呼びしています。
 http://www.artcomplex.net/doors/100sche.php?itemid=1049&catid=137

■7/20生駒会議の告知が、生駒山プロジェクトの
 ブログに載っています。
 http://ikomasan.blogspot.com/2008/06/blog-post_8403.html


引越作業を通じて、自分はどんな風に
生活をしているのかが見えてきて
それがとても新鮮でした。

そしてなぜか体調が良くなり
今ではお酒を飲むのが平気になりました。

マンションのベランダからは
気持ちの良い風景が広がっています。
ここで一人缶ビールを飲むのが今の好みです。


2008/06/29(日)
common styleの現状










27(金)夜のcommon styleはルイス。

この3月に小学校のフルタイムジョブを辞め
今はいくらかの仕事をしつつも
ミュージシャンとしての活動に
生活の中心を置いています。

コモンカフェに入るときには
彼はいつもギターを持ってきていましたが
今はミニライブと呼べるほどに
機材などもセッティングして臨んでいます。

これまでは学校の仕事が忙しすぎて
ギターの練習が十分できないのが
本人として不満だったようです。
ライブのクオリティは、確かに上がっています。

次回の登場は、7/25(金)です。


生駒山でのプロジェクトを進めている
今城夏子さんも、common syle継続中です。
25(水)には、インド料理のキチュリを作って
多くのお客さんを迎えていました。

*写真は狩野哲也さんブログより拝借
 http://kanotetsuya.blogspot.com/

ちなみに今城夏子さんのヨガブログも、
狩野さんが作っています。
生駒プロジェクトの進捗もここに書かれています。
http://imajonatsuko.blogspot.com/

今城さんの次回の登場は、7/29(火)です。

7/1(火)夜のcommon styleは、豊中のチョコレートショップ
bundi」によるキャンドルナイト。
http://www.talkin-about.com/cafelog/?itemid=677

フィリップがスイスに帰っている間
スタッフの北條さんが中心になって頑張っています。

あさってのキャンドルナイトには、
僕も一緒にお店に入ります。
照明を消して、キャンドルの灯のもとに
いろんな話をするというスタイルを
楽しんでみたいなと思います。
お時間ありましたら、ぜひお越しください。


さいごに、僕のcommon styleですが、
7月は9,16,30(すべて水曜)に入ります。
最近はお越しいただいた方々で話をする
サロンのようになっています。

“国際交流”という当初の趣旨は
十分に達成されていないかもしれませんが
それぞれの店主がそれぞれのカラーで
人がつながる場所を作っているのが
今のcommon styleです。


2008/06/28(土)
カフェ特集にみる不易流行









南海沿線で配布されているフリペ
「P+natts」の7月号では
「やっぱりカフェはおもしろい」
という特集が組まれています。
http://www.natts.net/pnatts/tokushu/index.html

店主の思いが詰まった、スタイルのあるカフェが
いろいろ紹介されている中で、日替わり店主カフェ
というページがあり、コモンカフェを
大きく取り上げていただきました。
表紙の土岐麻子さんの写真のバックも
コモンカフェです。

コモンカフェ以外にも、堺の「Cafeらるご」、
神戸の「Kobe Colabo Cafe」といった
日替わり店主のカフェが紹介されています。


エルマガジンの8月号の特集は
「カフェが変わった!?」。
http://www.lmagazine.jp/magazine/lmagazine/issue/current_issue/index.html

この1年でオープンした新店を紹介したこの特集
看板豆、グリーン、ハンバーガー、旅館発カフェ、
パティスリー併設カフェ、こだわり野菜、
一軒家カフェ、夜カフェなどいろいろありますが
60年代からの喫茶店の夜の時間を
若い女性が引き継いで運営しているという話を
とても面白く読みました。

これは「純喫茶コロナ」の話で書きましたが
1970年頃までにお店を始めた喫茶店の多くは
だいたい儲かった時期を経験しています。

今でも続いているお店の多くは
物件を所有しているので、今はそんなに儲からなくても
続いているのですが、店主の高齢化が進んでいて
そろそろ閉店せざるを得ないという時期に
さしかかってきています。

こうしたお店を、若い世代が引き継いで運営し
まちにこだわりのある喫茶店という
文化的なインフラが引き継がれ
そこで世代を超えた交流が起こる。

そんなことが、起こってくるのではと。

ちなみにエルマガジンの120ページの
土岐麻子さんの写真も同じ日に
コモンカフェで撮影されています。
「P+natts」も編集はエルマガジン社なのです。


2008/06/25(水)
閉店する喫茶店の空気
さて唐突ですが、今晩7時半より
カフェ太陽ノ塔で「博覧強記の会」があります。
参加者が本の紹介をするというサロンです。

また今晩のcommon styleは今城さんです。
生駒山のプロジェクトの話を聞きたいという方は
お時間があれば、コモンカフェにお越しください。


さて、本題。


先週生駒に行った時に、駅前商店街奥にある
あと10日で閉店するという喫茶店に入りました。
もう何十年も続けてきた、古き良き
名曲喫茶のような趣のお店です。

お店に入ると、馬蹄形のカウンターに並んで座った
おじいさん達がいっせいにこちらを見ました。
カウンターの中におられたのは、薄幸そうな
初老の美人の女店主でした。

カウンターの常連客たちはバラバラで来ているようで
「さみしくなるなあ」と店主との別れを惜しんでいました。

店主は笑顔で「悔いはありません」と応えていました。
口数の少ない方で、あまり多くを語りませんでした。


このあたりで「あれ、ちょっとおかしいな」と。
お客さんと一緒に年を取ってきた店主からは
普通聞かれないセリフなのです、これは。

だいたいの場合、そうしたお店では
病気や病院や近所の噂話などをしています。

で、いろいろお店を見回すと、端の方に
小さな黒板があり、そこには「開店祝」と。

きっとこの店主は、何十年か続けたお店を
最近に居抜きで譲り受けたのでしょう。
それは店主にとって、人生の中でいくらかのものを
賭けた挑戦だったのでしょう。

もともとの常連客に支えられて
そこそこお店は回っていたのでしょう。
でもそれは、店主のイメージしていたものでは
なかったのでしょう。

そういう空気が、読み取れるのでした。


今朝早起きして、大阪市旭区千林大宮に行き
2日後に閉まる喫茶店に入りました。
珈琲専門店としてプライドを持って営業してきたお店で
店内の内装も今でも十分通用するデザインです。

貼り紙には、36年間の永きに渡り
ご愛顧いただいて参りましたが...と。

お店の中には70代ぐらいの男性の店主と
2人の男性の常連客。

阪神タイガースの話をひとしきりしてから
店主は「今回は閉店と宿替えが一緒になって大変や」と。
常連客は「このあと誰かがすぐ開けるんやったら
また来るんやけどなあ」と。

長い時間を共にしてきた店主と客は
こういう場面で、多くを語り合うわけではない。

閉店する喫茶店の空気というものは
想像だけでは、なかなか描けるものではないなと。


2008/06/24(火)
リュックサックアートマーケット@御堂筋
御堂筋kappo、おまけではすまなくなってました...

計画案では、オープンカフェや物産展コーナーも設置するほか、大阪市役所前でのコンサートや、市民が持ち込んだアート作品を展示する「リュックサックアートマーケット」も開く。

*毎日新聞 2008年6月24日 大阪夕刊より
http://mainichi.jp/kansai/news/20080624ddf001040004000c.html

御堂筋パレードをめぐるドサクサの中
いろいろ書いていた企画が通ってました。

ということで、やります。10.12リュックサックアートマーケット。

詳細はまだこれから詰めるのですが、
みなさま、ぜひぜひご参加、ご協力ください。


2008/06/24(火)
大阪会議









昨日、大阪北浜の「花外楼」の隣のビルで
「第2回大阪会議」が開催されました。
http://uemachi.cotocoto.jp/event/26885

これは来年開催される「水都大阪2009」の
市民参加準備会議で集まったメンバーが中心になり
自発的市民がそれぞれの活動を大切にしつつ
ゆるやかに繋がっていくためのサロンとして
定期的に続けていこう、というものです。

この会議が第2回から始まっているのは、
明治8年に開催された「大阪会議」を第1回として
その趣旨にのっとった市民会議にしようということなのです。

■大阪会議■
 明治8年(1875)に大久保利通、木戸孝允、板垣退助らが大阪北浜の料亭「加賀伊(かがい)」で行った会議。明治維新間もないころ、征韓論による新政府の分裂、征台の役の強行に伴う木戸の下野など政局の行詰まりを打開するために伊藤博文、井上馨の仲介で会議が実現し、数度にわたる関係者の会談が行われた。
 1ヶ月にも及ぶ会談の後に、2月11日、木戸が大久保と板垣を招待し、井上・伊藤が同席する形式で、「加賀伊」での三者会議が行われた。この席では政治の話はいっさい出ず、三者による酒席・歓談のみが行われたという。大阪会議の結果、木戸・板垣は参議へ復帰し、元老院、大審院の設置、地方官会議の開催が実現した。


対立して一緒に組むことのなくなった人たちを集めて
もう一度大きな流れを作り直すための会議。

この趣旨が立っていると、普段話をしようと思わない
人たちどうしが話をする雰囲気が作りやすいですね。

昨日は集まった30名ほどで、
久々にワールドカフェを試してみました。
そしてその後は、7階のバーで飲み会になりました。

次回の大阪会議は、8月に開催されます。
興味あるという方は、どうぞご一報ください。

おまけ:御堂筋kappo


2008/06/23(月)
ZAKKAな大阪へようこそ!









大阪21世紀協会での仕事の中で僕は
“21cafe”という交流サロンを運営しています。

さまざまな活動に携わる人たちをお迎えして、
ディスカッションを深め、新しいアイデアや
コラボレーションのきっかけを作って
いくことを目指しています。

ただ僕のコントロール外のものが入ることも多いので
あまりこういう場では告知しておりませんでしたが。
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000170806230001
次回は久々に思い通りの企画になりそうです。


第12回は、「ZAKKAな大阪へようこそ!」と題し
南船場の雑貨店『tapie style』オーナー・
インテリアデザイナーの玉井恵里子さんに
お越しいただきます。

玉井さんは今年5月に、可愛らしい雑貨のテイストで
大阪の街とお店を再編集したガイドブック
ZAKKAな大阪」(西日本出版社)を出版されました。

この本では、ステレオタイプでも、怖い街でもない
“かわいい”魅力がギュっと詰まった街として、
大阪を紹介しています。

今回の21cafeでは、一軒のお店からはじまった
大阪の新たな魅力発信のカタチについて、
玉井さんにお話しいただきます。

飲食付きの企画なのですが
ご興味ありましたら、どうぞお越しください。


■日 時:平成20年7月4日(金) 19時〜21時30分

■タイトル:「ZAKKAな大阪へようこそ!」 

■ゲスト:玉井恵里子氏(『tapie style』オ-ナー・インテリアデザイナー) 

■参加料:3,000円(軽食・ドリンク代含む)

■定 員:20名 

■会 場: Label cafe te to te(レーベルカフェ テトテ)
 大阪市北区西天満1-1-11 レーベルビル Tel 06-6366-1161 
 http://www.label-creators.com/contact/contact01.html

■お申し込み
 7月1日(火)までに cafe21@osaka21.or.jp までご連絡ください。 

■お問い合せ先 (財)大阪21世紀協会 
 大阪ブランドグループ 山納 06-6942-2006


2008/06/21(土)
まきずし大作戦










大阪商大での「サロン文化社会学」の講義に
ゲスト講師として金益見(きむ・いっきょん)さんに
お越しいただきました。

金さんは神戸学院大学の現役大学院生です。
今年2月に「ラブホテル進化論」を出版して
一躍有名になりました。

日本の戦後のラブホテルの変遷について
本や雑誌を渉猟するだけでなく
現場にひたすら足を運び、ついには
なかなか聞けない経営者たちの声を集めて
この本をまとめ上げています。

金さんには、今日と来週の2回
講義をお願いしているのですが
今日はラブホではなく、彼女のもう一つの
ライフワークである「まきずし大作戦」の
話をしていただきました。

「まきずし」は、在日コリアン3世である彼女が
「嫌韓流」というマンガを読んで衝撃を受け
本当の在日コリアンの姿を多くの人に知ってもらおうと
自らインタビューした内容をマンガにして
ホームページで紹介するという活動です。

金さんのパワーと熱意には圧倒されます。
いろいろな苦労を経験しながらも
前向きにつながりを信じて動いていく姿勢に
みんな大いに刺激を受けていたようです。


2008/06/20(金)
生駒会議








common styleのマスター・今城夏子さんが
生駒山にある山小屋の運営に関わるようになり
コモンカフェのような方法で運営できないかと
相談を受けたので、山カフェプロジェクトの下城さん、
石窯ワークショップの狩野さんと一緒に
鬼っ子診療所という名前のその山小屋を
見に行ってきました。

場所は生駒市鬼取町。
近鉄生駒駅からタクシーで1200円のところです。
決して足回りはよくないのですが
近くにはラッキーガーデンといういつも賑わっている
スリランカ料理屋があったり、最近はではピザ屋・
そば屋・うどん屋などもできてきています。

この山小屋のオーナーは医師・歯科医・飲食店オーナーの3人。
8年前に強い思いを持って作り上げた場所ですが
運営までなかなか手が回らないそうで
ヨガの先生でもある今城さんに話が来たそうです。

今城さんは、ここで定期的にヨガ教室を開催しつつ
この場所を使って活動をしていきたい人を募って
活性化させていこうと考えています。

とりあえず山カフェプロジェクトとしては
月1回程度、この山小屋に上がって
飲み会でもしながら意識を共有できる人を
募っていこうということになりました。

その飲み会をとりあえず「生駒会議」と呼ぼうかと。

こんな話に興味があるという方がおられたら
singles@do.ai までご連絡ください。


2008/06/16(月)
日本一おもしろい国へ









 去る6/13(金)〜15(日)に、社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の全国大会が、23年ぶりに大阪で開催されました。テーマは「Another Japan 〜日本一おもしろい国へ〜」。

 6/14(土)に行われた講演会では、第一部に「大阪万博 EXPO’70が描いた未来」と題して、SF作家の小松左京氏、デザイナーの永井一正氏、福田繁雄氏が登場。一大国家プロジェクトであった“万博”の基本コンセプトを当時三〇代の人たちが作っていたこと、そこには日本のクリエイターが総結集し、岡本太郎氏の“太陽の塔”に象徴される、インディペンデントなパワーみなぎるイベントとして体現されていたことなどが、お話からうかがえました。
 大阪のクリエイティブは、この時代には、大きなインパクトを持っていたんですね。

 第二部は「関西発クリエイティブの未来」。デザイナーの服部滋樹氏、構成作家の倉本美津留氏、そして総合ナビゲーターの後藤繁雄氏が、大阪の持つ独自の感性や魅力について語りました。一つのジャンルに留まらず、ジャンル外のものをエネルギー源にしているところが大阪の強みであり“おもろさ”である。とにかく自分たちが“おもろい”ことをやりつづけること。大阪の未来は、その先にしかないんじゃないか。
 みなさんのお話は、そんな決意のコトバとして響いてきました。

*大阪情報最前線 投稿記事より
http://osaka21-blog.cocolog-nifty.com/the_front/


2008/06/14(土)
ネコ
ようできてますね。朝から6回観ました。



2008/06/12(木)
カフェをやりたい人に伝えておきたいこと
夜にクレオ大阪中央でカフェオーナー入門講座。
http://www.creo-osaka.or.jp/webapp/AppMain.php?koza_preview=703

60名ぐらいの方が来られていました。
申し込みは100名近くあったそうで。
今さらながら、カフェ、流行っているんでしょうかね。

今、徳島の情報発信サイトの中で
「カフェをやりたい人に伝えておきたいこと」
という連載をこっそりと続けています。
http://cell-village.com/index.html

扇町Talkin'Aboutの前身のトークライブ企画
「扇町TALKIN'HEADS」のスタッフだった河野君が
大学を卒業して地元に帰ってからも
何かを発信していきたいという思いで
立ち上げたサイトです。

大阪にいる僕が、徳島のサイトで
カフェの連載をしているのも妙な話ですが、
「そろそろ次の原稿を」を言ってもらえると
書かないとという意識をキープできるので
ありがたく使わせていただいています。

ずっと前に「売らなくてもいいお店のつくりかた」
という本を出したいと、いろいろ調べていたことが
ありましたが、その後カフェ開業講座で喋らせて
いただく機会が何度かあり、「売らなくても」の
発展形としての「カフェ本」のイメージが
だんだん固まってきました。

それをきちんと形にするための連載だったりします。
カフェセミナーではいつもこんな話をしています。
第100話までいけば本1冊分。
長い道のりです...


2008/06/11(水)
アラン・デュカス氏、平松市長を訪問







去る6月6日(金)、フランス料理界の巨匠・アラン・デュカス氏が平松市長を訪問しました。
デュカス氏は来る10月3日(金)に、関西初のビストロ・フレンチレストラン『ル・コントワール・ド・ブノワ』を、西梅田ブリーゼタワー33階にオープンする予定です。

世界に20以上のレストランと4つのオーベルジュを展開するデュカス氏が大阪を訪れたのは2006年。大阪のまちの輝かしい歴史と混ざり合う現代性、そこから生まれる文化的ダイナミズム、特に豊かで生き生きとした食文化に魅了されたデュカス氏は、すぐに大阪への出店の意向を固めました。
その後、たこ焼きからうどん、大阪寿司、割烹・料亭に至る大阪の食をいろいろと体験し、地元の素材、風土、気風=『大阪テロワール』を検証して、店づくりに活かしてきました。

訪問を受けた平松市長は、2006年にデュカス氏が中央卸売市場を見学した際、MBSのアナウンサーとしてボイスオーバーを務めたという逸話を披露され、「ぜひ大阪に新しいテイストをつけていただきたい」と期待を述べられました。

「大阪にはまちの至るところに喫茶店があって、コーヒーが飲める。伝統的な喫茶店が残っているということは、まちのルーツを大事にしているということ。そのことがうれしかった。」とデュカス氏がおっしゃったことが、個人的には印象に残りました。

*大阪情報最前線 投稿記事より
 http://osaka21-blog.cocolog-nifty.com/the_front/2008/06/post_cd3f.html


2008/06/07(土)
アメリカのカフェって
アメリカの社会学者レイ・オールデンバーグの著書
“The Great Good Place”をいま読んでいます。
英文で300ページもあるので大変です。

まだ最初の方を読んでいるのですが
ミルキイ・マヤトモさんがこのサイトで紹介していたり
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/3rd_place/01/index.html
スターバックスやTSUTAYAがコンセプトにしている
「サードプレイス」のような理想的な雰囲気とは
違う部分が目につきます。

それは「郊外化の進展とモータリゼーション」という背景です。


昨日太陽ノ塔で開かれていた
関西タイムアウトミーティングで
アメリカから来ている人たちに
「アメリカのカフェってどんな感じ」
と聞いてみました。

ニューヨークやサンフランシスコは別として
コーヒーが飲めるのはロードサイドにあるダイナー。
カフェとレストランが一緒になったようなところで
オムライスがあってコーヒーはおかわり自由。
立ち寄るのはトラックの運転手や車で旅している家族。
アメリカ人にとってはロマンの場所。

そういうイメージだそうです。
「バグダッド・カフェ」のような感じでしょうか。
ちなみに昨日は郊外出身者が多かったようです。

路地にカフェやパブがあるヨーロッパの都市とは
アメリカのカフェ事情はずいぶん違うようです。


「下流社会」の三浦展さんが
「『家族』と『幸福』の戦後史」や
「ファスト風土化する社会」の中で
アメリカを追いかけるように日本も
郊外化が進んでいて、匿名性を担保できる
郊外での犯罪が増えていると書いていますが
オールデンバーグ氏のベースもそのあたりにあります。

ジェーン・ジェイコブズの「アメリカ大都市の死と生」
にもずいぶん影響を受けているようです。

モータリゼーションの進展と郊外化によって
個店を拠点としたコミュニティを醸成することが
難しくなっているからこそ、アメリカでは
大通りや商業施設にサードプレイスの機能が期待される。

スタバやTSUTAYAがサードプレイスをコンセプトに
掲げるのもむべなるかなと。

そう見ていくと、日本でまちなかに増えてきた
個人経営のカフェには、大きなポテンシャルが
あるのではと、あらためて思います。


2008/06/01(日)
純喫茶コロナのこと
江川珈琲店の前身「純喫茶コロナ」が
オープンしたのは昭和30年(1955年)。
自宅の一部を改装してできた喫茶店です。

日本が高度成長を迎えようとしていたこの時期
時流に合った喫茶店は、とても繁盛していました。
純喫茶コロナでは、1日か2日の営業で
サラリーマンの初任給ぐらいの稼ぎを上げていたそうです。

テレビを鑑賞するために、
冷房で暑さから逃れるために、
世のサラリーマンや商売人、職人たちは
喫茶店に殺到しました。

街中の事務所が、狭苦しく殺風景だったこの時代
お客さんの接待、商談、小規模な会議といった
街の応接室としての機能が喫茶店には求められました。

当時、喫茶店は水商売の範疇に入っていました。
よほど困らなかったら、やらなかった商売。
ハードルがあった分、やった人は儲かったそうです。

そうした状況が大きく変わるのが昭和45年(1970)年頃。

世の中に、ファミレスやファーストフードが出てきて
街中にも喫茶店の数が急増する時期です。

この時期には、喫茶店は水商売と呼ばれなくなりました。
それまでは、小規模な喫茶店の経営者はほとんどが女性でしたが
この時期からは、脱サラ、あるいは他の商売から、
新規参入する男性経営者の数が増えてきました。

純喫茶コロナは、昭和46年に店舗の大規模な改装を
行ないましたが、改装のためにお店を閉めている間に
新たに開店したお店にお客さんを奪われてしまいました。

その後個人の喫茶店の経営は、厳しくなっていきます。
昭和56年(1981年)に日本の喫茶店数は15万4000軒で
ピークを迎え、その後数を減らしていきます。

昭和63年(1988年)に純喫茶コロナは閉店。
コーヒー豆の小売専門店に転進し、今に至っています。

もっと詳しく知りたい方は、こちらを。
http://blog.goo.ne.jp/ekawa1024/c/5d603e80ea0a501cc2d30bebe8ab0cc4

そして江川珈琲店に興味があるという方は、こちらを。
http://ekawa.ocnk.net/


2008/05/29(木)
江川珈琲店を訪ねて









今日は仕事を休んで和歌山へ。
和歌山城近くにある「江川珈琲店」という
コーヒー豆専門店を訪ねました。
http://ekawa.ocnk.net/

ご主人が書いておられるブログを読んでいて
一度お話がしたいとかねがね思っており
それがようやく実現したのでした。
http://blog.goo.ne.jp/ekawa1024/

ご主人のお母さんは昭和30年に現在の場所で
「純喫茶コロナ」という喫茶店を始めました。
当時、喫茶店はどこでも儲かっていたそうですが
その頃のお話を、いろいろと聞かせていただきました。

ご主人は現在、自家焙煎のコーヒー豆を
店舗とネットで販売しておられます。
そこに至るまでのお話を伺っていると、
戦後の日本の喫茶店がどういう変遷を遂げて
今に至っているのかがとてもよく分かります。


2008/05/27(火)
common cafeが支える表現
というお題をいただきました。
http://www.artcomplex.net/art-space/index.php?itemid=940

前回の「関西小劇場の未来予想図」は
ちょっと詰め込みすぎの感があったので
今回はコモンカフェで日々どんなことが
起こっているかをゆるゆるとお話ししようと思います。


2008/05/21(水)
Good Music Only








5/19(月)の夜は中崎町oopsにて
CDを紹介するサロンを開催しました(左)。

曽我部恵一、ベック、ローリングストーンズから
有名曲のカバー曲、ハードバップ、フレンチポップス、
劇団のオリジナル楽曲など、ジャンルに収斂しない
自由なセッションになりました。

音楽の場合は、知識があってというよりは
自分にとって大事な曲を持ってくる方が多く
「いいでしょ?」「いいね」的関係の心地良さを
味わう会になるようです。

なので「博覧強記の会」と呼ぶよりも
「Good Music Only」と呼んだ方がいいかなと。

*「Good Music Only」は、「Bar SINGLES」の
 サブタイトルだったので、思い入れがあるのです。

次回は6/17(火)20:00〜@oopsです。

5/19(月)の夜のコモンカフェは
豊中のチョコレートショップ「bundi」による
『culture chat cafe』。
http://www.talkin-about.com/cafelog/?itemid=650

遅い時間には、電気を消してキャンドルナイト。
その中で、集まった人たちで『旅』について
それぞれが思い出を語るサロンが始まりました(右)。

ロウソクの火を前にして話すと
旅先の宿で停電になった状況で
話をするような趣がありますね。

次回は6/17(火)夜〜@コモンカフェです。

はい、つまりかぶってしまいました。


2008/05/19(月)
インプット・アウトプット・自分・他者(つづき)
保坂和志氏の芥川賞受賞作『この人の閾(いき)』。

仕事の合間に時間が空いてしまった「ぼく」が、
「真紀さん」という、今は主婦をしている
大学時代の映画サークルの先輩の家を訪ね、
ビールを飲んだり草むしりをしながら、
とりとめのない話をだらだらと交わしている
という話です。

「ぼく」は今年37歳で、真紀さんは38歳。

この話の中で、先輩の真紀さんは、「特性のない男」とか
「ローマ帝国衰亡史」とか「失われた時を求めて」といった
長い話や哲学の本などを読んでいるという話が出てきます。


 「だって、もう読むだけでいいじゃない。何読んだって
  感想文やレポート書くわけじゃないんだし。
  読み終わっても何も考えたりしないでいいっていうのは、
  すごい楽なのよね」

 つまりいつのころまでかは知らないが、真紀さんにとって
 読むということは読んだあとに何かをまとめることと
 結びついていたということを意味しているのだが、
 いまはそれがなくなった。

 そしてこの人はふつう人がなかなか読もうとしない
 長い長い話や哲学のなかでもしつこいタイプのものを読んでいる。
 
 「真紀さんこれからずーっとそういう本読むとしてさ、
  あと三十年か四十年くらい読むとしてさ−、本当にいまの調子で
  読んでったとしたら、けっこうすごい量を読むことに
  なるんだろうけど、いくら読んでも、感想文も何も残さずに
  真紀さんの頭の中だけに保存されていって、それで、
  死んで焼かれて灰になって、おしまい−っていうわけだ」

 「だって、読むってそういうことでしょ」


インプットとアウトプットのことを考えた時に
いつもこのくだりが頭に浮かびます。

「真紀さん」は、アウトプットを前提にしないで
いろんな知識を吸収する人として描かれています。

本を読んだり、映画や芝居を観たりして
自分の中に知識や情報がどんどん蓄積してくると
そのことを誰かに伝えたいと思うようになる。
だからサロンなどを開くわけですが
それも一つの価値観にすぎないのだなと
この文章を読むと思えるのです。

何も作らないし残さないというスタンスで
日々を生きるというのもすがすがしいなと。

でも僕自身は、これからもアウトプット先を
作り続けるとは思いますが。


2008/05/14(水)
博覧強記の会









昨日もまたひっそりと、
中崎町カフェ太陽ノ塔で
開催された“博覧強記の会”。

参加した人たちに、持参した本を
15分間で紹介いただきました。

昨日のラインナップは

 原作・久住昌之 作画・谷口ジロー「孤独のグルメ」
 柳下毅一郎「凶悪犯罪の歴史」
 都築響一「だれも買わない本はだれかが買わなきゃならないんだ」
 赤澤竜也「お客さんこーゆーとこ初めて?」
 イカロス出版「酷道をゆく」
 ヘミングウェイ「日はまた昇る」
 オレンジページ「特集 おつきあいのマナー」
 山田詠美「フリークショウ」
 椎名誠「全日本食えば食える図鑑」
 小泉武夫「地球怪食紀行」
 中村うさぎ「さびしいまる、くるしいまる。」
 森達也「放送禁止歌」

でお届けいたしました。

来月もまたひっそりと開催の予定です。


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