過去の日記 34

2007/09/04(火)
消えるものと消えないもの
堺屋太一氏は1984年に
「イベント・オリエンテッド・ポリシー」
という本を著しています。

イベントは、その結果として消費の増大と産業活動の
活発化を促進する極めて有効な経済政策である
というのがその大まかな内容です。

 ハードに対する公共投資よりも
 ソフトに対する公共投資の方が
 これからの時代には有効である

そういう提案が、堺屋氏により
大阪を舞台になされてきました。

通産省時代に大阪万博開催で成功を収め
サントリーの佐治敬三社長とともに
大阪築城400年まつりを提案し
そしてそのオープニングイベントとして
1983年に御堂筋パレードが開催されました。

「水都大阪フェスティバルガイド」の中では
御堂筋パレードの紹介を浜村淳さんにお願いしました。
浜村さんには、こんな言葉を寄せていただきました。

.....................................................

1983年10月9日午前11時、御堂筋パレードは私の第一声でスタートを切りました。そして私は今日まで、司会を務めさせていただきました。「世界をつなごう」というテーマは、第一回目から変わっておりません。このパレードは、その当時から“世界に開かれた大阪”を目指していたのです。

御堂筋パレードのように、大都市の大動脈を長時間止めて行なうパレードは日本にはほかにありません。このお祭りには、これまでに世界の各地から、多くの人たちに参加いただきました。世界中の人に大阪のことを知ってもらえる。その効果は大きかったと思います。御堂筋パレードは、大阪が世界に誇る平和の祭典なのです。

......................................................

御堂筋パレードは、今年25周年を迎えます。
そして今では、このパレードだけでなく
街を盛り上げようというイベントが
さまざまな団体によって、数多く行なわれるように
なってきています。

一方で、終われば跡形もなくなるイベントに
お金をかけることに懐疑的な見方が
最近は強くなってきているようです。


イベントはまちの『無形資産』です。
様々なイベントがまちの各所で開催されている状況は、
まちの活性化やブランディングに大きな役割を果たしています。

一方で『消えもの』であるイベントを、まちの活性化や
ブランディングにつなげていくためには、消えない形で
編集、発信していくことが必要です。

その両輪が噛み合った時に、大きな力が生まれるんでしょうね。


2007/09/03(月)
水都大阪・フェスティバルガイドブック









今から2年前、メビック扇町にいた時に
「大阪フェスティバルガイド」という
コンファレンスを開催したことがあります。
(「過去の日記23」にあります)

大阪で秋に矢継ぎ早に行われるフェスティバルを
デザインされた形で編集、発信することで、
こんなにも多くのイベントが行なわれていることを
一人でも多くの人に伝えること。

それらのイベントが総体として
大阪という街の無形資産としての
魅力を形成するようになること。

そんなことを、イメージしていました。


このプランが、このたび
「水都大阪・フェスティバルガイドブック」として
形になりました。
http://osaka21-blog.cocolog-nifty.com/blog/cat7298418/index.html

今回のフェスティバルガイドブックでは
「大阪・水辺の遊び」というコンセプトのもと
以下のフェスティバルについて

なぜ開催するのか(Why?)
どんなイベントになるのか(How?)

を盛り込んで編集しました。

 大阪クラシック 9/2(日)−9/8(土)
 御堂筋学生音楽祭 9/14(金)−9/16(日)
 中之島Music Carnival’07 9/15(土)−9/17(祝)
 大阪水都ロマン2007 9/15(土)−9/17(祝)
 2007中之島物語 その未力と魅力 10/1(月)−10/14(日)
 第4回大阪ミナミ芸術祭 10/1(月)−11/30(金)
 水都おおさか・森林(もり)の市 10/6(土)−10/7(日)
 中之島国際音楽祭 10/6(土)−10/8(祝)
 御堂筋AUTUMNN GALLERY 2007 10/11(木)−11/15(木)
 FM COCOLOアジアフェスティバル2007 10/12(金)−10/14(日) 
 御堂筋パレード2007 10/14(日) 
 MINAMI WHEEL 10/26(金)−10/28(日)
 堀江音楽祭2007 11/17(土)−11/25(日)
 OSAKA ASIAN BEAT 大阪アジア音楽祭 11/24(土)

アートディレクターは
以前に「大阪ブランドBOOK」を作っていただいた
picto inc.のヤマモトヒロユキ氏です。
ちょっと豪華な感じにしていただきました。

このガイドブックは、市役所や
各イベントの会場を中心に配布される予定です。
コモンカフェにも置いていますので
ぜひお手にとってご覧ください(無料です)。


2007/09/02(日)
六甲山・バール・茶屋









昨日は好天にも恵まれ、無事に
六甲山バールを開催することができました。
ありがとうございました。

昨日は、船津智美さんのメンバーの方々に、
イタリア風ブイヤベース、ナスとモツァレラと生ハムのサラダ、
ワイン、グラッパ、サングリア風ジュース、
エスプレッソ、カフェラテ、
チーズケーキ、パンナコッタなどご用意いただきました。

久しぶりの高座の滝の前でのカフェ営業。
いい時間を過ごすことができました。

ただ車だったのでワインやグラッパを飲めなかったこと
取材や打合せなどが重なり、お越しいただいた方々と
十分にお話しできなかったことなどが心残りです...

昨日いろんな人たちと喋っていて
バールという時に僕らが意識していきたいのは
立ち飲みで気軽に入れるお店であること
コーヒーとお酒を飲む環境が違和感なく同居すること
そして世代を超えた交流が生まれやすい場であること
なのだということが再認識できました。


今回の六甲山バールですが...

新たな業態としてのバール営業を一度試してみよう
というところから始まった企画でしたが
調整する間にひょうたんからこまな話で
大谷茶屋のおでん屋部分の営業を
山カフェプロジェクトのメンバーで
引き継ぐことになりました。

そういう時期に、なっていたようです。

船津さんは、今の仕事が一段落した後
来年3月以降にお店に入る予定です。

今回はイタリアンなバールの形を
できるだけ忠実に持ち込みましたが
この茶屋で、今のお客さんにも受け入れられ
また新たなお客さんにわざわざ来ていただける
落とし所を探っていくことになると思います。

前の日記よりちょっと変更がありまして、

10月、11月には、バールではなく
従来の六甲山カフェの形で月1回営業を行ないます。

一方で10月より毎週末、今のおでん屋の形のままで
営業を継承する予定です。

そして新たなスタイルのお店になるのは
来年3月からとなる予定です。

まだまだどうなるか分かりませんが
ぜひ、長い目でみてお付き合いください。

※昨日は、神戸ウォーカーの取材を受けていました。
 9/28売の号で、六甲山についての40ページの特集が
 組まれているのですが、その中で六甲山カフェや
 リュックサックマーケットについて何ページか
 紹介いただける予定です。


2007/09/01(土)
夜酔の宵 with ルイス・ネグロン







今日はコモンスタイルの早い時間に
のマドのお二人と、バーテンダーの
ルイスとの打ち合わせを行ないました。

9/23(日)の“夜酔の宵@神戸酒心館”には
彼もゲストとして登場します。

日本のお酒や歌についてのトークを
のマドのお二人と展開したり
彼のオリジナル曲を演奏してもらったり
という形になりそうです。

世界の音楽・日本酒・文化国際交流
いろんな要素を織り交ぜてお届けする
今回の“夜酔の宵”、どうぞご期待ください。

....................................................

「夜酔の宵 vol.2 〜<のマド>とおいしい日本酒(みず)〜」
Yoyoi no Yoi Come Enjoy An Evening of Bossa Nova and Sake 


日本を代表する灘の酒の産地、、おすすめの日本酒と共に,<のマド> の和み音楽(nagomusic)を楽しんでいただきます。
これまで日本酒には馴染みがなかった方、よいイメージを持っていなかった方も、古くて新しい清酒の世界を<のマド>と一緒に旅してみませんか?
ボサノヴァ、ジャズ、フォークなどの影響を感じさせる小粋なオリジナル曲に加えて、日本のスタンダード曲をお贈りします。


The Kobe Shushinkan Brewery,established in 1975, is located in the Nada district of Kobe, an area recognized for centuries for producing some of the finest sake in Japan.
Supplying the entertainment will be the duo Nomad with Keiko Yamamoto (vocal and chromatic harmonica) and Yu Nakai(guitar). Nomad express what the Japanese call nagomi ・・・ a feeling of happiness and peace of mind.
Their performance will include standard Japanese songs and their original music, influenced by bossa nova, jazz and folk tunes. Please come join us for some lively music and take part in our sake workshop in our
traditional wooden brewery hall.

■日時:2007年9月23日(日) 開場 16:30 開演 17:00
■会場:神戸酒心館 酒心館ホール 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
■料金:\2,500-(前売) \3,000-(当日) ウェルカム日本酒2杯付
■主催:<のマド>, 神戸酒心館
■お問い合わせ:神戸酒心館 TEL:078-841-1121 http://www.shushinkan.co.jp
e-mail: info@shushinkan.co.jp

のマド
‘和み’=日本的幸福感を表現する男女ユニット。
[山本敬子(ボーカル・クロマティックハーモニカ)&中井優(ギター)]
http://www.nomadmusic.info


2007/08/29(水)
Eat The Weak







昨日のコモンスタイルには
“Eat The Weak”のオーガナイザーの
Sean e.さん(左)とRickさん(右)に
お越しいただきました。

“Eat The Weak”は、自主制作映画の上映イベントです。
外国人・日本人のフィルムメーカーから10分以内の作品を募り
集まった作品を選考して上映するというもの。
http://www.eattheweak.org/

タイトルは日本語に訳すと「弱肉強食」。
フィルムメーカーと観客との一騎打ちを
イメージしているそうです。
単なる上映会というより、上映された映画についての
ディスカッションを楽しむ会になりそうで。

次回の“Eat The Weak”は、11/3(土祝)夜に
コモンカフェで開催の予定です。
作家の募集もこれからですので
国際文化交流に興味ある映像作家の方は
応募してみてください。

※詳細は決まり次第告知いたします。


2007/08/28(火)
六甲山バール










さて、久々に山カフェプロジェクトが始動します。

「六甲山バール」9/1(土)12:00〜17:00
 @芦屋ロックガーデン・高座の滝前
 (阪急芦屋川駅より徒歩20分)


これまで継続してきた六甲山カフェを
イタリア風バールとして展開してみるという実験です。

イタリア風ブイヤベース、タパス、ワイン、グラッパ、
エスプレッソ・コーヒー・スイーツなどをご用意しています。

「六甲山バール」は、今秋月1回のペースで開催の予定です。
そして今後、継続的にお店として営業できるかどうか
見極めていきたいと思っています。


2007/08/26(日)
CIRCOLO=チルコロ
もうずいぶん昔、イタリア・アペニン山脈にほど近いトスカーナの峠で、「チルコロ」と書かれた店を見つけた。ポテトチップス、駄菓子、コーラにワイン、どう見ても工場から配達された菓子パンの類。これといって特別なものは何もない普通のバールだ。

少し埃っぽい店には、これまた愛想のない主人がいて、黙ってコーヒーを淹れてくれた。するとその後ろのカレンダーに日替わりで人の名前が書き込まれている。これが、どうしても気になって訊ねてみると、何とこの主人、普段は林業に携わっているのだという。くだんの表はバールの当番表で、この日は彼の番なのだという。

つまり、山間部にあるこの村には、バールが一軒もなかったが、コーヒーを一杯飲んで一息つく、バールくらいは欲しい。ところが、個人で営業しても、十分な収益をあげるには村人の数が少なすぎる。というわけで、村中の人が、ほぼ月に一日ずつの当番制でバールを経営しているのだ。

それは、町の寄り合い所としてのバールとの劇的な出会いだった。
(島村菜津「バール、コーヒー、イタリア人」2007 光文社)


CIRCOLO(チルコロ)(※)とは会員制のバールで
お酒や食べ物を提供するだけでなく、
お芝居やコンサートを頻繁に開いたり、
町の寄り合い所として、またさまざまな
社会活動の拠点としても活用されているそうです。
(※)英語ではCIRCLE=サークル

お店としてきちんと営業していくことと
みんなで共同で“お店”を維持していくことの
バランスをどのあたりで取っていくのか

コモンカフェや六甲山カフェの次なる展開として
そんなことを漠然と考えています。


2007/08/26(日)
Viva Osaka









そしてKANSAI Sceneでは
「Viva Osaka」という特集が組まれています。

大阪のパブリックアートやサインを紹介したり、
街中に書かれているグラフィティを取り上げたり、
世界陸上の全スケジュール、大阪市内マップと、
あわせて市内の外国人バーのクーポンを付けています。

今回スケジュールを前倒しして作成して、
世界陸上のために来阪している世界中のプレスの人達に
配布しているそうです。

こちらはコモンカフェにも置いていますので
興味ある方は、どうぞお取りください。

世界的なイベントに合わせたプロモーション。
次の照準はさしずめ、9月に開催される「世界華商大会」でしょうか。


2007/08/24(金)
Ooosaka!










今配られているルフトハンザ航空の機内誌で
大阪が特集されています。

梅田スカイビル・通天閣・道頓堀などの街並みとともに
浜崎健さん・graf・sista fiveなど、
アーティストやクリエイターにもスポットが当たっていて
全体として“クールな大阪”として紹介されています。

大阪の取り上げられ方、ちょっと変わってきたようです。

この雑誌、20万部発行されて
78ヶ国、189都市へのフライトで
配布されるそうです。

昨日・今日あたりから、世界陸上開催のため
大阪市内に外国人がかなり増えてきています。
これから1週間ほどは、そういう視点で
街に繰り出してみようかと。


2007/08/24(金)
地蔵盆と提灯










世の中は地蔵盆のようですね。
今日は天満にある「提灯舗かわい」さんを訪ねました。
http://www.chochin-kawai.com/main_menu.html

かつては天満界隈に提灯を扱うお店や作業場が
20軒ほどあったそうですが、今では3軒。

中国の明の時代、日本では室町時代に入ってきた提灯。
縦横の骨に竹を使っていたものを、日本では縦の骨を
糸に変えて、折りたためるようにしたそうです。

提灯の需要は大きくは祭り、舞台、看板の3つ。
かつては傘と提灯を扱うことで、季節の繁閑を
調節していたのが、傘が商売にならなくなり
提灯屋さんは片肺走行を強いられているそうです。
一方、高い技術を要求される仕事も増えているようで
経済的基盤は、少しずつ、変わりつつあるようです。


2007/08/24(金)
ビアカップ










素焼きの器にビールを入れると
泡が細かくなってビールが美味しくなりますね。

ということで、お店にビアカップを導入しました。
徐々に数を増やしていきます。


2007/08/18(土)
「おはよう朝日です」に
出ます。20(月)朝7時15分頃。

「ピースフルな町、中崎町」という特集で、
「モノカフェ ワヲン」→「クスクス」→
「コモンカフェ」→「カフェ カリエンテ」と紹介される予定です。


2007/08/16(木)
自分の仕事について・なにか
リビングワールドの西村佳哲さんが
三田の千刈キャンプで、二泊三日の
ワークショップを開催されるそうです。

ご興味ある方おられましたら。
....................................................

◎自分の仕事について・なにか
 リビングワールドのワークショップ
 神戸で二泊三日

 リビングワールドの二人(西村佳哲・たりほ)がファシリテートする
 、小さなワークショップのお知らせです。

 テーマは「自分の仕事」。
 他人事でない、誰にも肩代わりできない私自身の仕事とは、
 どんなものだろう?
 
 教室ではありません。集まった人たちが、互いの存在を活かしながら、
 それぞれの「仕事」や「働き方」について、確かめ・探り・考える。
 そんなひとときを、ともに試したいと思います。

 惹かれるものがあれば、ぜひお集まりください。:-)
 
 日時 : 2007年9月6日(木)ー 8日(土)
      集合 9/6 12:00(集合後昼食)
      解散 9/8 13:00頃(昼食後)
 場所 : 関西学院大学 千刈キャンプ(セミナールーム)
 参加費: 30,000円(予価/現地集合)
 定員 : 10名
 申込〆切:8/18(土)

 詳しくは→ http://www.livingworld.net/lwws0709/

....................................................

ちなみに西村さんも今、世界史の教科書を読んでおられるそうです。


2007/08/15(水)
夜酔の宵 vol.2









昨年5月にコモンカフェで開催した
日本酒を飲みながら「のマド」の音楽を聴く
「夜酔の宵」の第2回目が決まりました。

今回は会場を神戸酒心館に移し
酒心館10周年記念イベントの一環としてお届けいたします。

蔵出しされたばかりの「ひやおろし」のお酒と
のマドが奏でる世界の音楽をお楽しみいただきます。

コモンスタイルのルイス・ネグロンさんも登場予定で
関西在住の外国人の方々にも広くお伝えしております。
国際色あるイベントになる予定です。

ご興味ありましたら、ぜひ。

.....................................................

夜酔の宵 vol.2 〜<のマド>とおいしい日本酒(みず)〜
Yoyoi no Yoi Come Enjoy An Evening of Bossa Nova and Sake 


日本を代表する灘の酒の産地、、おすすめの日本酒と共に,<のマド> の和み音楽(nagomusic)を楽しんでいただきます。
これまで日本酒には馴染みがなかった方、よいイメージを持っていなかった方も、古くて新しい清酒の世界を<のマド>と一緒に旅してみませんか?
ボサノヴァ、ジャズ、フォークなどの影響を感じさせる小粋なオリジナル曲に加えて、日本のスタンダード曲をお贈りします。


The Kobe Shushinkan Brewery,established in 1975, is located in the Nada district of Kobe, an area recognized for centuries for producing some of the finest sake in Japan.
Supplying the entertainment will be the duo Nomad with Keiko Yamamoto (vocal and chromatic harmonica) and Yu Nakai(guitar). Nomad express what the Japanese call nagomi ・・・ a feeling of happiness and peace of mind.
Their performance will include standard Japanese songs and their original music, influenced by bossa nova, jazz and folk tunes. Please come join us for some lively music and take part in our sake workshop in our
traditional wooden brewery hall.

■日時:2007年9月23日(日) 開場 16:30 開演 17:00
■会場:神戸酒心館 酒心館ホール 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
■料金:\2,500-(前売) \3,000-(当日) ウェルカム日本酒2杯付
■主催:<のマド>, 神戸酒心館
■お問い合わせ:神戸酒心館 TEL:078-841-1121 http://www.shushinkan.co.jp
e-mail: info@shushinkan.co.jp

のマド
‘和み’=日本的幸福感を表現する男女ユニット。
[山本敬子(ボーカル・クロマティックハーモニカ)&中井優(ギター)]
http://www.nomadmusic.info


2007/08/15(水)
博覧強記への近道
3日ほど前に突然思いついて
高校の世界史の教科書を読み始めました。

皇帝や合戦の名前や美術の様式などを
いちいち覚えるのが無理、と思って
敬遠していた科目ですが、今になって
単なる読み物として読んでいると
いろいろな発見があります。

なぜ青銅という、銅と錫の合金を
世界中のあちこちの文明で発見したのか
なぜいくつもの宗教が同じ場所を
聖地に選んでしまったのか
いったん広まった貨幣経済が衰退して
自然経済への回帰が起こるということが
なぜ起こったのか(ローマ時代末期)などなど。

こういう話が、いまの社会を読み解くために
必要になってくる道具立てのように思えて
突然のめり込んでいます。

今年立てた「博覧強記」という目標を
達成するための近道ともいえます。


2007/08/02(木)
millibar







昨年7月、火災によってやむなく閉店した
堺筋本町の“Contents Label Cafe”が、
“millibar”という名前に変わり
昨日立売堀にリ・オープンしました。
http://millibarblog.artniks.jp/

1996年にオープンしたこのお店は
展覧会やライブなどのイベントを積極的に展開し
その後南船場や堀江に数多く生まれていった
イベントカフェの草分け的な存在でした。

今回のお店は、鋼管の倉庫だった物件を改装し
1Fにカフェ、2Fにギャラリー、3Fに事務所
という展開になっています。

奥山さんや内部さんが、忙しそうに働いていました。
それは以前のコンテンツと変わらない風景で
これからまたいろいろな面白いことが
立ち上がっていくんだろうなと。

millibar
大阪市西区立売堀1-12-17 artniks 06-6531-7811
http://millibarblog.artniks.jp/


2007/08/02(木)
マヌエルさんは...
ついこの間、「新しい人」として
ご紹介させていただきましたマヌエルさんですが
新しく決まった職場が毎日働かないといけないそうで
昨日が最初で最後のマスターとなってしまいました。

ということで、急遽スケジュールを埋めました。

 8/8(水):ルイス・ネグロン
 8/15(水),22(水):山納 洋

マヌエルさんにご期待いただいてみなさま
すみません...


2007/07/28(土)
新しい人たち









8月9日から、コモンカフェの木曜のお昼には
plaijaime(プレジェム)の槇峯さん(左)と
原さん(右)に入っていただくことになりました。

お二人はフードスタイリストの学校で出会い
去年11月からは“plaijaime”として、
家庭用ケータリング、ギフトの販売、
メニュー開発、撮影のスタイリングなどの
活動をスタートさせています。
http://pink.ap.teacup.com/plaijaime/

コモンカフェでは“appetit”として
フランスの家庭料理を中心に展開の予定です。


コモンスタイルの方では、8月1日(水)から
Manuel Parez(マヌエル・パレズ)さんが
マスターとしてお店に立っていただきます。

マヌエルさんはこの5月にパリからやって来ました。
パリではベジタリアンのコックとして働き
来年2月にはオーストラリアに渡る予定です。

ゆくゆくはオーストラリアの、そんなに大きくない都市で、
野菜を育てながらレストランとホステル(宿)を経営して
そこでワークショップなどもやっていくのが彼の夢です。
いろんな人たちの活動のための場を作りたい、と。

マヌエルさんにはまずバーテンダーとして
お店に入ってもらいますが、お客さんが増えてきたら
ベジタリアンフードを出してもらうように
していきたいと思います。

8月中は水曜日に入っています。
英語とフランス語を話したいという方
そして彼のベジタリアンフードを食べたい
という方がおられましたら、ぜひお越しください。


2007/07/22(日)
鞆の浦紀行(3)
今、福山市では、港の一部を埋め立てて
道路橋を造る開発計画を進めています。

港に面した街路が狭すぎて
車がすれ違うのも大変な状況があり
住民にとっては生活に支障がある。
海上にバイパス道路が出来ると
市中心部に出やすくなり
埋め立てによって観光バスの駐車場も
出来るというのが開発の趣旨です。

架橋計画は1983年に初めて提示され
自然や景観を破壊するものだとして
これまで実施されずに来たのですが
現市長が当選した3年前から計画が再燃し
近く広島県が埋め立て免許の申請を
することになっているそうです。

架橋が実現すると、港の常夜燈の真後ろを
車が通行することになり、せっかくの景観が
台無しになってしまいます。

これに対して、地元の住民団体が
同計画は世界遺産の実現をめざす
まちづくりを妨げるものだとして
免許の差し止めを求める訴訟を
今年4月に起こしています。

地元では、推進派と反対派による
対立が深まっているそうです。
景観保全を訴える有識者は
外部から厳しい批判を寄せています。
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000150605250001

国による公共事業は90年代以降
成長から現状維持へ、開発から保全へと
方向性を大きく転換してきました。
現内閣は「美しい国・日本」を標榜し
途絶えてはいけないもの
失われつつあるものを守っていこうという
機運を盛り上げつつあるようです。
http://www.kantei.go.jp/be-nippon/index.html


この裁判は、日本の文化度が問われる裁判として
今後注目を集めていくのではと思います。
こうしたことに興味があるという方は
ぜひ今の姿で残っている間に
訪れてみてください。


2007/07/22(日)
鞆の浦紀行(2)









この町は江戸時代に、瀬戸内海の
海運の要地として莫大な富を得ています。
そしてその富を背景に、寺社仏閣の建立と
港湾施設の整備が進んでいきました。

繁栄した港町としてのベースがあり
家を美しく見えるように作ろうという意識が
そこに住む人々には共有されてきたそうです。

人々の生活の基盤が戦後、海運から
鉄道や車といった陸運にシフトしたことで
この町は陸の孤島となり、昔からの町並みが
そのまま保存されることになりました。

鞆の浦では今でも、年間を通じて
さまざまな祭りが開催されており
それによってコミュニティが維持されています。

一方で、この町の人口・世帯数は
1947年をピークに減少しています。
そして空き家が増え、歴史的な建物が
取り壊されて、駐車場や空き地に
変わっていきました。

そうした状況に歯止めをかけようと
地域ではNPOが立ち上がり
空家を改装してお店にしたい人たちに
物件を紹介するプロジェクトを進めてきました。
http://www.vesta.dti.ne.jp/~npo-tomo/toha/toha.html

その結果、この数年の間に
古い町並みの中に新しいお店が
増えてきました。


港のすぐ前には、「鞆の浦@cafe」という
幕末からの建物を活用したカフェが
昨年オープンしています。

カフェの中から江戸の港が見える
贅沢なロケーションです。


2007/07/22(日)
鞆の浦紀行(1)









広島県・福山市の南端にある鞆の浦は
瀬戸内海に面した風光明媚な港町です。

瀬戸内海のちょうど真ん中
紀伊水道と豊後水道の満ち潮が
ぶつかる場所に位置しており
船は満ち潮に乗ってこの港に入り
引き潮とともに出ていったそうです。

そのため古くから潮待ちの港として栄え
鞆の浦の名前は歴史の舞台としても
たびたび登場しています。

鞆の港には、今の灯台にあたる常夜燈や
雁木と呼ばれる階段状の船着場など
歴史的な港の施設が幕末に作られたままの状態で
すべて残されています。

そして町のほとんどが幕末から昭和初期の
町並みのままで、“世界遺産”に匹敵する
価値があると言われています。
http://www.uraken.net/rail/travel-urabe54.html

先週、台風が過ぎ去ってから
思いついたようにこの町を訪れました。


2007/07/14(土)
グラッパ









駅から家に帰る途中にある
イタリアンスタイルのバールに
最近立ち寄るようになりました。

昼はカフェ、夜はバールとして営業していて
お客さんたちはそれぞれの時間帯に合わせて
自分たちの居心地の良い空間として
使いこなしています。

このお店のカウンターに立って
エスプレッソを啜っていたときに
カウンターの端に並んでいるボトルが気になり
マスターに聞いてみました。

それはグラッパといって、ワインをつくるときに出る
ブドウの搾りかすを蒸留して作るお酒です。
自分たちが育て上げたブドウからつくられた
ワインを飲めない農民たちが楽しんできたものです。
http://www.president.co.jp/dan/20021100/004.html

ストレートで少しずつ啜るたびに
久々に再会した恋人とのわずかな時間を
愉しんでいるような気分になります。
啜っている間は、このお酒以外には
まるで興味がなくなります。

常連客が多いけれど
とても風通しのよい場所で
新たに人と知り合うこともあれば
エスプレッソやお酒との対話も楽しめる
そういう自然な場のあり方がいいなと思います。


何時か何処かで何かにヤラれちまったことの果てに
今の自分というものがあるということ。

自分の中に窓を開けておいて
世界に感染する経路を確保しておくことで
これからも自分が変わっていくと信じること。

それが善意と自発性がベースとなっている
ローカリティにおける、取り替え不可能な
生活世界を護持するための場だと信じること。

そういうことなのだな、と思います。


2007/07/12(木)
さようなら、アリソン









7/11(水)夜のコモンカフェは
common styleのマスターだったアリソンが
アメリカに帰国するにあたって開催された
さよならパーティでした。

会場には、彼女の立体造形の作品が並べられ
彼女の友人たちが、現代音楽のライブを開催しました。
日本のアートシーンとはまた違った味わいがありました。

アリソンさんは、アメリカに戻って
陶芸家のアシスタントとして働くそうです。
できればまた、大阪に戻って来たい、と。
またそのうちに、common styleのマスターとして
登場してくれればと思います。

彼女の友達で、common styleのロゴを作ってくれた
ダナさんも、9月にはメルボルンに渡るそうです。

彼女たちの自発性を受け止め
才能を開花させるための土壌が
この国にはまだまだ十分でないなと
改めて痛感します...


2007/07/02(月)
英文ライター募集
KANSAI TIMEOUT7月号の
"A SUMMER STACK(夏の本棚)"という特集で
本の紹介記事を書かせていただきました。
いわば英文ライターデビューです。

英語でも書いてある本でないと
KTOの読者が読めないため
日英併記になった"easy traveler"の
東京特集号を紹介してみました。

自分で書いた文章と
編集長のクリストファーさんに
直していただいた文章を比べてみて
こんなに刈り込めるほどに
自分の文章は冗長なのかと驚きました。

さて、KANSAI TIMEOUTでは
英文ライターを随時募集しておられます。
そしてそのために、毎月ミーティングを開いています。
次回は7/6(金)20:00〜@cafe太陽ノ塔です。http://www.japanfile.com/modules/tinyd0/index.php?id=3

僕も毎月ではありませんが、今後英文ライターとして
いろんな情報を発信してみようと思っています。
このお話、興味ある方はおられませんか?


以下は今回KTOに掲載した文章です。
※冗長な部分をカットしつつ、本当は残したかった部分を
 加えたオリジナルバージョンとしてお届けいたします。

After the war, a lot of Western culture was imported to Japan, and traditional Japanese things and values were faced with destruction. But as the time went on, Japanese digested and absorbed various cultures and also rediscovered its own traditions.

This revaluation of Japanese culture began around 1970 due to the influence of new style magazines such as An・an and Non-no and a JR campaign called “Discover Japan”. But the recent situation is they became to have confidence in not only their traditions but new cultures rooted in our daily life after taking in various kinds of cultures.

"Easy traveler" is a lifestyle magazine for young, Japanese people. The latest issue features stories on Tokyo and traditional culture like sumo, sushi, noh, and traditional martial arts. It also spotlights current trends. The magazine recently became bilingual and hopes to also appeal to foreign people in Japan.
For more information, visit: http://www.easytraveler.org/book/015.html

Hiroshi Yamanoh / common cafe

戦後多くの西洋文化が日本に輸入され、伝統的な日本の風物や価値観は崩壊の危機に直面した。だが時代が進むにつれて、日本人が世界中のあらゆる文化を消化・吸収するに至って、日本人は自らの伝統的なものを再発見するようになった。

こうした日本文化の再評価は「an・an」「non-no」などの新感覚の雑誌や「ディスカバー・ジャパン」と呼ばれるJRのキャンペーンの影響により1970年ごろに始まったが、さまざまな文化を取り入れた後に、日本人が自らの伝統文化だけでなく、日常生活に根ざした新しい文化にも自信を持つようになったというのが最近の状況である。

"Easy traveler"は、現代の若者に向けたライフスタイルマガジンだ。最新号では東京を特集し、相撲・寿司・能や伝統的な武術について、また最新の流行についてもスポットライトを当てている。この雑誌は最近バイリンガル表記になり、日本にいる外国人にも発信を始めている。詳しくはこちら。http://www.easytraveler.org/book/015.html

山納 洋 / common cafe


2007/07/01(日)
common style近況








週に2日ほどのcommon styleの日には
だいたいお店にいるようにしています。

6/29(金)の夜はルイスさん。
語りの時間になったり、ライブの時間になったりします。

ちょうど7/8(日)に「ゆめのおと」という
ライブイベントをされる方が来ていて
ルイスさんも急遽出演することになりました。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=yume_note

7/11(水)には、アリソンさんがアメリカに
帰ってしまうので、さよならパーティを開きます。

この日は彼女の彫刻や版画の作品を展示して
彼女の友人の外国人たちによるライブやDJイベントが
行われる予定です。
フードは鈴鹿樹里さんに入ってもらいます。
無料のイベントですので、興味ある方はぜひ。

その後7月には、上のお店に入っていた
common styleメンバーが、交替で入る予定です。
http://www.talkin-about.com/cafe/index.html


2007/06/29(金)
水道筋風景







神戸市灘区水道筋。
戦前から続く市場と商店街。
今日はこの界隈に住む人たちと
ナイトクルージング。

naddistさんのナビゲーションのもと
中央市場にある界隈一古い居酒屋「百万両」と
畑原市場にあるスタンド「チンタ」でしっぽりと。

このあたりに住んでいる人たちが
本当に羨ましいと思います。

そんな灘区をより深く知りたい方はこちらを。
http://www.nadatama.com/


2007/06/27(水)
大阪みてな帖









クリエイターやアーティストが地域の本を作る、という動きが、ここ数年目立ってきています。

青森にあるアートスペースが発行した「在青手帖」、高知に住むクリエイター達が自費出版した「高知遺産」、新開地アートストリート事業の一環として発行された「湊川新開地ガイドブック」、尼崎南部再生研究所の若手メンバーがまとめた「メイドインアマガサキ本」etc. 地域の魅力を発信し、地域ブランドを作っていこうという動きに、編集・デザイン・広告の仕事を経験してきたクリエイター・アーティストが関わることで、ディレクションレベルの高い地域本が生まれてきているのです。
それは彼らにとっては、地域愛をカタチにする作業であるとともに、クライアントからの請け負いではない、自己表現のための活動でもあります。

この4月に毎日コミュニケーションズから「大阪みてな帖 -雑貨と喫茶とエトセトラ-」という本が出版されました。

大阪にある雑貨屋さんや喫茶店、大阪のおみやげ、神社やお寺、ミュージアムなどを、フランスの雑貨屋さんやカフェを紹介するような可愛いレイアウトで紹介しています。

この本を作ったのは「こけしマッチ制作所」の平坂公美さん・山田晶子さん・西海真輔さん。マッチの頭に顔を描いた「こけしマッチ」の制作・販売をメインの活動としつつ、本の企画・編集なども手掛けておられる方々です。
http://www.kokeshi-m.com/

彼らは一時期、大阪にある同じ広告制作会社のデザイナー・コピーライターとして働いていました。普通のガイドブックに紹介されていない、コテコテではない大阪を紹介したい、という思いから、週末ごとに取材を重ねて、自分たちのテイストで大阪を編集していったそうです。

“吉本・タコヤキ・タイガース”。コテコテな街としてのイメージが確立され、また海外メディアには「ヤクザの街・醜い街」とも紹介されてしまっている“大阪”。そんな大阪のイメージを変えていくためには、紋切り型ではない、私たちの周りにある風景や空気感を伝えてくれる大阪本、そして「大阪の編集=アートディレクション」の可能性について考えてみることも、大事かも知れませんね。

※大阪ブランド情報最前線WEB SITE 掲載原稿より
 http://osaka21-blog.cocolog-nifty.com/the_front/


2007/06/25(月)
ハイハイ横丁







上本町のハイハウタウンの地下にある
ひたすら横に長い飲み屋さん。
マグロの包み揚げが美味でした。


2007/06/22(金)
『街的』をめぐる冒険











6/21(木)の夜に、南船場に新しくオープンしたISSEY MIYAKE INC.のコンセプトショップ「ELTTOB TEP」において、東京vs大阪 漫才的文化論「南船場・・・どう?」というトークセッションが開催されました。

ゲストは元ミーツリージョナル編集長・江弘毅さん×グラフィックデザイナー・佐藤卓さん×国際派噺家・桂小春団治さん。

アートディレクターとしてこのお店に関わることになった佐藤さんは、南船場という街がどういう場所なのかを知るために、まず江さんのお話を聞いたそうです。

「アメリカ村や南船場は、行政や大資本によってできた街ではなく、何か面白いことをやろう、という人が出てきて、Gパン屋やメガネ屋やアトリエを作り、そうした点が線に、線が面にと自然発生的にできた街。そんな街だから、記号的・ブランド的なだけのお店づくりをしても本気かどうかすぐ見抜かれるぞ。」

このアドバイスは、佐藤さんのクリエイティビティをかなり刺激したようです。どんなお店になったのかは、ぜひ実際に行って確かめてみて下さい。http://www.isseymiyake.co.jp/ELTTOB_TEP/


江さんは昨年、「『街的』ということ -お好み焼き屋は街の学校だ-」という本を著しています。

この本の中で江さんは、街とは、店とは、そして『街的』であることとは何かを、独特の鋭い切り口で描き出しています。

そして次回7月に開催される21cafeでは、「『街的』をめぐる冒険」と題し、江さんと、コミュニケーション社会学を専門とされている大阪大学大学院人間科学研究科の辻大介さんに登場いただきます。

「街場のコミュニケーション」をめぐる、社会学的な深みのあるセッションになりそうです。

※すみません、書きながら恐縮ですが、
 この企画は一般募集をしておりません・・・
 最近はこんな仕事をしています。


2007/06/15(金)
中央卸売市場










大阪ブランドコミッティが3月末に解散し
「大阪のリ・ブランディング」というミッションが
僕がいる大阪21世紀協会に降りてきた
ということはまだ書いていなかったですね。

そして“これは大阪が誇るべきブランド資産”
というものを取材に行くことが、僕の新たな
おシゴトになっているということも。

そんなわけで、今朝は早くから
大阪中央卸売市場に行ってきました。

卸売業者が仕入れてきた魚介や野菜が
早朝からセリにかけられ、仲卸業者の店舗に並び
スーパーや小売店の人たちがそれを仕入れに来る。

日々の生活を支える食の動脈がここにあって
食材がさまざまな情報とともに日々流れていく。
それが僕らの食文化を支えているということに
市場に行くと改めて思い至ります。


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