過去の日記 17

2004/12/13(月)
自分が動き始めるということ
11日、12日はメビックで
働き方研究家・西村佳哲さんによるワークショップ
「仕事のデザイン」を開催しておりました。
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=12&d=11

働き方や仕事の進め方、仕事観、
仕事との関係のデザインに関するプログラムです。

急遽西村さんのお話の「聞き役」になり
この2日間はずっと西村さんとセッションをしておりました。

自分の中に起こる違和感を大切にすること
話を聞きながら自分の心に浮かんだものを書き留めておくこと
自分自身と対話する時間を取り、自分を大切にすること

自分と向かい合うという方法は
日々の仕事の中ではおろそかにされている部分のようです。

ひとが何かを学ぶというときに
知識や技術のように教えられることと
あり方や存在感のように教えようのないことがある。
その間に”一緒に考える”というプロセスを通じて
気付いてもらえる部分がある。

そのために、ワークショップという方法をとる。

「教えることは教えないことである」
自分の中で曖昧だった部分がクリアになりました。

2日間のプログラムを通じて
参加者の方々はかなり仲良くなっておられ
終わるときには、東京から来た劇団が
公演を終えて帰っていく時のような気分になりました。

そしてみなさん、これからは
一人で自分に向かい合っていくのでしょう。

そんな2日間でした。
ほかになにもしておりませんでした・・・


2004/12/09(木)
大阪力事典
という本が12月から
本屋に並んでいます。

橋爪紳也氏監修
大阪ミュージアム文化都市研究会編で
スポンサーは大阪ガス(株)。

僕も研究会のメンバーで
3年間関わってきましたが
今回のこの本がその活動の集大成です。

ある地域全体を一つの博物館にみたてる
「エコ・ミュージアム(エコミュゼ)」という発想。

大阪というまちにある
さまざまな文化遺産や自然環境
まちづくりの動きなど
その地域にある資産を再発見し
編集・発信していく作業としてできた本です。

僕自身が書いたのはほんの一部ですが
SINGLES PROJECTのことは入れておきました。
「Common Bar SINGLES」と「common cafe」のタイトルが
逆に入っているという大きな誤植はありますが・・・

1年前に書いた文章なので
「common cafe」は「オープンの予定」となっています。
あと最近何もできていない「Dormitory Project」も載っております。
これもちゃんとした動きにしたいのですが・・・


夜に、今の体制になってからのシングルズに
初めて寄りました。
マスターはノムラテツヤさん。
とても綺麗になっていて、一杯のお客さんでした。


2004/12/08(水)
名前を出す方向で
昨日のお昼のコモンカフェ。
知った人ばかりだったので
写真を撮ってみました。

左からケイスケさん
カノさん、アダチさんと
厨房の中に鈴鹿さん、タイラさん
あとオーディオの前に
毎週火曜に鈴鹿さんと一緒に入ることになった
石井さんがかろうじて写っています。

夕方に覗くと
作家活動をしている岩男さんが
来られていました。

夜のカフェは松田さん・堀居さんによる『MICHKA※2』。
大阪スクールオブキャリナリーアートで
カフェ開業のための修行中のお二人です。
学校の生徒さんがいっぱい来られていました。

夜7時半からはそこで「六甲山カフェ」ミーティング。
中村さん、下城さん、セラミカ長谷川さん、クリモトさんと
11時頃まで話し合っていました。

隣のテーブルには
沖縄からメビック扇町の視察に来られた方がおられたり
プチ貿易の堤さん、森安さんが来られていたり
映画監督の井村さんによるケーブルTVの取材が入っていたりと
ごった返していました。
つい写真を撮り忘れてしまいました。

扇心さんも来られていました。
ずいぶん前にお会いしていた方だと知りました。

という感じで、今日は人の名前を出す方向で
日記を書いてみました。


2004/12/05(日)
カフェ・インキュベーション
コモンカフェの昼営業には
カフェ開業をめざしている方と
カフェでのイベントを開催される方が
お店に入っておられます。



フードやスウィーツの
クオリティが高い方
イベントの内容やチラシの
クオリティの高い方が多くなってきて
なかなかいい感じです。

左は昨日の「SALON nouvelle vague」さんのメニュー。
チキンクリームシチューと洋梨のババロアを
いただきましたが、実物の写真を撮る前に
つい食べてしまいました。
ライブの時間には立ち会えず残念。

右は今日のStitchさんの「ふゆカフェ」。
一日のカフェイベントですが
充実したチラシを作っておられます。
終了直前に行って、チーズケーキをいただきました。


8月から毎週木曜昼に入っていただいていた
池辺さん三姉妹による「cafe YMA」は。
12月16日で終了となりました。
いよいよ本格的に開店準備に入られるそうです。

早ければ来春頃、芦屋か苦楽園あたりに
新しい「cafe YMA」ができるのではと。

こんな動きがどんどん生まれていけばと思います。

※新たにお店に入っていただける方も
 随時募集しておりますので、興味をお持ちの方は
 singles@do.ai までご連絡ください。


2004/12/05(日)
紅葉と虹
昼に芦屋ロックガーデンの大谷茶屋へ。
おでんとおにぎりを頂いてきました。

イベントをせず、茶屋の方や登山者の方々と
話をしに行くだけでも喜んでもらえます。
六甲山カフェでいいつながりができました。

その後軽くロックガーデンの中腹まで。
帰りに雨がひとしきり降って
そのあとに虹がかかりました。


2004/12/05(日)
ミクロ・マクロ・ギャップからミクロ・マクロ・ループへ
昨日はメビック扇町で
扇町クリエイティブ・コンファレンス
「まちづくりの遊撃手」を開催。
http://www.mebic.com/event/1204.htm

朝日放送報道情報局次長の小関道幸さん
大丸心斎橋店周辺店舗部長の北川公彦さん
アートコンプレックス1928の小原啓渡さん 
宝塚クリエイティブアーツメディア事業部長の西水卓矢さん
新風館館長の渡辺敏幸さん
といった方々に、これまで携わってこられたお仕事と
まちづくりプロデュース論を展開していただきました。

好きだから、やりたいからやるミクロレベルのプロデュース
(ex.アメリカ村・南船場・堀江・空堀・中崎町)と
資本によるマクロレベルのプロデュースの間に起こる
ミクロ・マクロ・ギャップ。

その両者がまちのなかで、有機的につながり
一つの魅力あるまちをつくっていくサイクル
いわばミクロ・マクロ・ループをどう作っていくか。

また劇場や演劇公演のための
プロデュースシステムがあることが
まちにどういうインパクトを与えていくか。

そんな話を3時間ほどしていました。
とても意義のある話し合いになったので
全文起こして、各方面に配ろうかと。

その後2時間ほど交流パーティをしていました。
今回もまた、後につながっていく
いいつながりが生まれたのではないかと思います。


2004/12/04(土)
カフェ空間の「価値」
今日のOCC!は
カフェ「sangmi」の大塚三紀子さん。
http://www.sangmi.kansai.walkerplus.com/

「売れるお店の舞台裏(カフェ編)」と題して
カフェ「sangmi」の立ち上げから運営について
裏話を交えていろいろお話しいただきました。

自分自身でいろんなところに遊びに行ったり
いろんなところで食事してみたりして
一消費者としての感覚をつねに磨いて
その感覚で自分のお店を見ていく。

うちのお店はお客さんに
きちんと「価値」を提供できているか?

飲食業の原点であり
クリエイティブ・ディレクションの視点でもあります。
いいお話を聞かせていただきました。


雨が降ってお客さんが来なかったら
自分たちの気持ちを前向きにするために
試作品を作ったり、お店の掃除を徹底的にする。
そう聞いて、いてもたってもいられなくなり
仕事が終わってからコモンカフェに寄り
1時間ほど掃除をしました。
(今日の夜は空き日でした)

厨房の奥や、普段あまり出来ていない
階段のデッキブラシかけなど。

お客さんにとって居心地のいい空間であること
お店に入るマスターにとっても入りたいと思える空間であること
その「価値」を作っていく作業に
今後もっと時間を割いていきたいと思っています。

掃除のあと
フィッシュマンズをかけながら一人でビール。

明日の夜も空いているので
たぶん、夜10時半から12時までは
こんな時間を過ごしているかと思います。


2004/12/03(金)
ダイジェスト版にて失礼
ここのところ、書きたいことがいっぱいあるのですが
いっぱいありすぎるのでダイジェスト版。

30日のOCC!は
ビジョントラックの庄野裕晃さんによる
「クリエイターをマネジメントするために必要なこと。」
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=11&d=30

イラストレーターのエージェンシーを務める庄野氏による
講座とワークションプでした。
クリエイターのマネジメントに携わる方が集まる
意義のあるワークショップとなりました。

1日のOCC!は
東心斎橋のカフェ・コロンビアの小沢健さんによる
「カフェが飽きられる時代のカフェ経営を考える」
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=12&d=1

今ではおしゃれにカフェと呼ばれているけれど
しょせんは喫茶店。
これまで喫茶店を経営してきたのは
妾さんやお酒の相手をするまでの肝がすわっていない女性
商店街の中でも働くのが嫌いな人種。

そんなに気負って始めなくてもいいんじゃないの
でも始めたら、少なくとも3年はやってみれば。
そうすればそのカフェが町の風景として馴染んでくる。

カフェ開業に対して気負っている方にとっては
肩の力が下りるお話でした。

2日のOCC!は
アドヒップのマシーン原田氏による
「ヒストリー・オブ・ダンスディライト」
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=12&d=2

83年に映画「フラッシュダンス」とともに
はじめて日本に紹介されたブレイキング。
完全にアンダーグラウンドな趣味の世界のものだった
ストリートダンスを、イベントやビデオやフリーペーパーや
スクールやCS番組や専門学校のダンスコースプロデュース
までを手掛けて事業化した原田氏。

少なからず修羅場をくぐり抜けてきながら
好きだからというだけの理由で走り続けるスタンス。

僕が心底尊敬する、数少ない方です。

今日の講座の後はコモンカフェへ。
太陽ノ塔の広畑さんと岡本さんとシングルズのミゾブチさんと
いろいろと話していましいた。


そう、シングルズは
第四期シングルズとして
今日から営業を開始しております。
http://www.talkin-about.com/bar/

こちらも、ぜひ、ご愛顧のほどを。


2004/12/02(木)
最短経路さがし
大学の一般教養の講義で
僕は1回もメモをとったことがありません。

聞いているだけで大丈夫という
意味の分からない自信があったのですが
案の定試験の成績は悪く
行きたい学科には行けず
社会学科に行くことになりました。
(これはかなり結果オーライな話でした)


今は、この人の言っていることは大事だ
と思うと書ける限りそれを書き留めます。
言質をとる、というイメージです。
そしてそのメモをワープロで起こします。

そこに立ち上がるのは
「確かにこう言いましたよね」の体系。
これをもう一度読み返せば
その人の言ったことが間違っていない限り
大事だと思ったことを吸収できます。

これは時間がかかるように見えて
実はかなり早道だと気付きました。

本を読むときにも、勉強しなきゃではなく
「あなたはそう言うんですね」の体系として読むと
同じ結果が得られるようです。


今日京都まで行く用事があったので
試しに英字新聞を買って
興味があるところだけを同じ方法で読んでみました。
あ、やっぱり、と。

「英語は流して聞いていれば自然に覚えられます」
これは経験上、かなり遠い道のりのように思えます。


2004/11/29(月)
まちづくりの遊撃手
次はこの企画が迫ってきました。

扇町クリエイティブコンファレンス
vol.5「まちづくりの遊撃手」

日時:2004年12月4日(土)17:00〜19:00
会場:扇町インキュベーションプラザ
参加料:2000円
交流パーティ 19:00〜20:30(参加料1500円)

パネラー:
 小関道幸氏 朝日放送 報道情報局次長
 北川公彦氏 大丸心斎橋店 周辺店舗部長 
 小原啓渡氏 アートコンプレックス1928 プロデューサー
 西水卓矢氏 宝塚クリエイティブアーツ 取締役メディア事業部長
 渡辺敏幸氏 新風館 館長
 

 アメリカ村・南船場・堀江・空堀・中崎町に象徴される、個店の集積からはじまるまちづくりが最近注目を集めています。20世紀における大阪の都市開発は、基本的には梅田・心斎橋・難波に象徴される大規模なターミナル開発を軸に展開されてきましたが、こうしたマクロレベルのプロデュースについては、今ではプロデューサーの顔が見えにくくなってきています。

 まちを大きく変えようとしているのは誰?
 そこにはどんな思いが込められているのか?

 今回のコンファレンスでは、マクロなまちづくりにかかわっているプロデューサーの方々にお集まりいただき、それぞれのプロデュース論について熱く語っていただきます。


ご予約・お問い合わせ:扇町インキュベーションプラザhttp://www.mebic.com/


当日の司会進行を行うにあたって
以下の3つの視点を用意してみました(長いですが・・・)。

今のマクロレベルのまちづくりはどう読み解けるのか?
そんなことに興味をお持ちの方は、ぜひお越しください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.大規模なターミナル開発を軸に展開されてきたまちづくりについて

 阪急電鉄は日本のターミナル文化を開拓した、とよく言われる。その阪急を率いたのが小林一三である。小林は、明治43年(1910)、梅田と箕面・宝塚を結ぶ箕面有馬電軌鉄道を開業、その終点の宝塚を開発して少女歌劇を創始し、のちに始点の梅田にターミナルデパートを作った。電鉄とレジャー、百貨店、そして沿線の住宅地を融合させた総合的なターミナル文化、沿線文化を創出したのである。

 橋爪紳也監修・大阪ミュージアム文化都市研究会編「大阪力事典」より
 文:船越幹央氏(大阪歴史博物館学芸員)


2.資本による街づくりとは無縁に生まれてきた街について

 (中略)それは、この(アメリカ村・南船場・堀江の)三つの街は、行政による再開発や鉄道会社の駅ターミナル造成、はたまたショッピングモールやファッションビルなどが建って、それが引き金となってできた類の街とは全く違った「仕方」でできてきた、という点だ。
 つまり、「資本による街づくり」とは全くといっていいほど無縁である。ディベロッパーであるとか、都市計画を仕事にしている人や街づくりのプロデューサーのような人が、導線計画をして、ランドマークをつくり・・・・・・で「こしらえた街」では決してないのである。
 こうした街ができる直接のきっかけは、「何かやろう」という人が「自分でつくった店」を出し、そこで「自分の好きなもの」をつくったり見つけてきたりして、自分で流行らせるということ。
 その場合、ロケーションは街の中心部ではないマージナル(周縁的)なところ。比較的家賃が安くてかつ「近い」ところが選ばれる。

 橋爪紳也監修・大阪ミュージアム文化都市研究会編「大阪力事典」より
 文:江弘毅氏(「ミーツリージョナル」編集長)


3.観劇ビジターによる都市の活性化について

 ニューヨークでは計画的に都市政策として演劇を活用している。1980年代、ブロードウェイのはずれがスラム化し、市有地の地価が下がった。そこで市は50階のビルを建設し、年1ドルの家賃で演劇関係者という条件付きで賃貸したという。そうすると賑やかで派手な流行の先端を行く人たちが集まりだし、近くには彼ら向けの飲食店やショップ、稽古スタジオができはじめた。スラムには活気がもどり、やがて普通の人たちも街にやってくるようになり、2年後には高級住宅地となり地価も上がったという。そこで市は市有地を売却して、税を安くしたそうだ。
 さらに1960〜70年代には、古くなった図書館の再利用として若手劇団「ニューヨーク・シェイクスピア・カンパニー」(NSC)に家賃年1ドルで提供した。NSCは市の費用で劇場や映画館が入った演劇センターに改造し、『コーラスライン』などの名舞台を生んでいった。これらの舞台をみるために1,000万人のビジターが訪れ、市はホテル宿泊者から1日2ドルの税を徴収したといわれている。つまりニューヨーク市当局では、演劇は資産や税収入を増やしてくれるものだと認識されているのだ。

 堀川紀年/石井雄二/前田弘編「国際観光学を学ぶ人のために」より 
 文:八木延佳氏(「関西文学」編集次長)


2004/11/29(月)
この季節の中を走り抜けて
27日は僕にとっての
シングルズマスター最後の日。

堺にあったバーに通い詰め
バーのマスターになりたい
と思っていた頃の恰好でお店に入り
当時よく聴いていたヒップホップやレゲエや
ロックステディなどをかけていました。

夕方6時にお店に入った途端に
お客さんが何人か来られ、そのまま営業開始。
開店時間の7時になると満員になり
10時過ぎまではごった返していました。

シングルズやコモンカフェのマスターを中心に
とても多くの方々にお越しいただきました。
久々に顔を合わせる方も多く、とても嬉しかった反面
一人一人と十分に話ができなかったのが残念でした。
お越しいただいたみなさま、すみません。

10時を過ぎたあたりから
音楽はフィッシュマンズに。
この空間がキムさんのシングルズだった時に
よくかかっていた音です。
キムさんとかっつんが来てくれたこともあり
音量を徐々に大きく。

終電の時間を過ぎても何人かの方は残られ
夜中1時から2時頃にかけた「LONG SEASON」がピークに。

その後夜中に来られる方もいくらかあり
結局夜通し営業していました。


28日はシングルズ初代マスターのシングルマンと
2代目マスターのキムさんがお店に入る
「GOOD MUSIC ONLY‐Z」

昼の1時からお店は開いていて
3時からはリトルハヤタのライブも行われていました。
僕は夜8時頃に顔を出しました。
昔のシングルズの常連客で一杯でした。


シングルマンが「Bar SINGLES」を始めたのは1999年5月7日。
その約1年後に常連客だったキムさんにマスターが替わりました。
僕がシングルズに初めて行ったのが2000年7月。
キムさんがお店を閉めたのが2001年2月23日。
そしてこの空間が「Common Bar SINGLES」として
新たなスタートを切ったのが2001年5月6日。

キムさんがマスターのシングルズで
お酒を飲むのは3年半ぶりのことでした。
そして僕はシングルマンが
シングルズのマスターとしてお店に立っていて
僕が客としてカウンターに座っているという状況を
はじめて経験しました。

ああ、もしかしてこの瞬間のために
僕は3年半頑張ってきたのかもしれないなと。

昨日は8時間飲みながらカウンターに立っていましたが
今日はカウンターに座って1時間で酔っ払っていました。

閉店前にかかったのは
フィッシュマンズの「Season」。
ああ、そういうことですよね。
心の整理がつきました。

Get Round in the Season!
Get Round in the Season!
Get Round in the Season!
Get Round in the Season!


「Common Bar SINGLES」は
2004年12月以降、10名の有志メンバーにより
共同運営されることになりました。

今や完全に風俗街となってしまっている
堂山町の一角にあるこの空間は
常にその空間にかかわった誰かの
強い思いによって残されてきた
とても幸せな空間です。


2004/11/27(土)
The last day in 堂山町
今日は人といっぱい会った日でした。
そこで決まったこと、見えてきたことが一杯あって
報告したい気持ちは一杯なのですが
残念ながら編集能力が追いつきません。

とくに今日OCC!の講座をやっていただいた
ヤマモトヒロユキさんと、今度講座をお願いする
マシーン原田さんと僕の「ブレイクダンスつながり」の話は
とても書きたいのですが、挫折。
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=11&d=26
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=12&d=2


さて、以前に「Common Bar SINGLESの移店」について
ご報告いたしましたが
その後「Common Bar SINGLES」は有志メンバーにより
今の堂山町で継続されることが決まりました。
今後12月以降のシフトが徐々に発表されていくかと思います。

今日27日(土)に、僕はシングルズに入ります。
たぶんフィッシュマンズばかりかけていると思います。
混んでいるかも知れませんが・・・

そして僕は今日をもって、シングルズの経営から離れ
コモンカフェの経営に専念いたします。
その理由については、これまでいろいろと書いてきたので
ここでは割愛させていただきます。


明日もまた、長い一日になりそうです。


2004/11/25(木)
会話がセッションになる瞬間
イギリスの著名デザイナーであるロン・アラッド氏が
東京の桑沢デザイン塾で講演会を行ったときに
まず「何か質問はあるかい?」と聴衆に質問したそうです。

250名を超える聴衆からはすぐに質問が出ず
ロン・アラッド氏は「ないなら、これで帰るよ」と。

そこで聴衆はあわてて質問を始めたそうです。
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/SEMINAR/000105/arad-report.html

この話は、二つのことを示唆しているように思います。

一つは講演会や講座という形式において
参加者は相手の話を引き出すための準備を怠るということ

もう一つは、参加者を自発的にするためのトリガーは
教えることをやめるという時に初めて引かれるということ。


今日のOCC!は藤田幸恵さん。
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=11&d=24

FM802開局時に「MUSIC GUMBO」
「WEEKENDMANUAL」などの番組のDJを務め
現在役者・ライター・プランナーとしても活躍しておられる方です。

今日の講座は「会話がセッションになる瞬間」。
ワークショップを通じて、大きなポイントを
5つ述べられましたが、ここでは割愛。

「答えはすべては自分の中にあります」と聞き
「ああ、なるほど」と。


扇町Talkin'Aboutやメビック扇町でのイベントで
司会・進行をすることが多いので
会話がセッションになる瞬間によく出会います。

会話が思わぬ方向に転がっていき
一人では行きつけなかったであろうところに辿りつく。
そのためには、相手のイメージを広げたり
柔軟な発想を引き出すための球を投げる必要があります。

そのために必要なこと
それは、


2004/11/23(火)
六甲山カフェpre.ふりかえり(3)
左:cafe ymaによるカフェの様子

40食用意していただいたフードは
昼2時過ぎには売り切れ
スウィーツもほぼ完売いたしました。


右:六甲山パエリア

下城さん&松本さん&上田さんによるパエリア。
ちりめんじゃこ(以前は芦屋の名物)と
チーズ(六甲山牧場のイメージ)をあしらった
オリジナルのパエリアを振る舞っていただきました。


カフェは午後3時半で終了し
片付け作業が終わってから
大谷茶屋、滝の茶屋で打ち上げ。

とても疲れましたが、とても楽しい一日でした。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。


2004/11/23(火)
六甲山カフェpre.ふりかえり(2)
左:菩提沙陀さんによる奉納の舞

15年ほどインドに行って
インド舞踊を修得してこられた方です。
今日は後ろのお堂と滝の雰囲気にあわせた
舞を披露していただきました。

右:ディープパープリン渡辺さんのDJ

大谷茶屋の売店のカウンターは
DJブースにとても向いていました。

あと写真はないですが
菊池ドクケン氏による気功整体は大人気でした。

※気功整体リンドウ http://dokuken.com/


2004/11/23(火)
六甲山カフェpre.ふりかえり(1)
僕と下城さんの
シングルズでの戯言から始まった
「六甲山カフェ」のプレイベントが
無事終了いたしました。

おかげさまで天気にも恵まれ
気持ちのいい一日となりました。

以下写真で振り返ってみます。

左:藤木高嶺さんによる講演会

小2で冬の大山に登らされた話
中学のときにロックガーデンにテントを張って
そこから1ヶ月近く学校に通った話など
いろいろな武勇伝と失敗談を
聞かせていただきました。

右:笑撃武芸団による「南京玉すだれ」

大谷茶屋は芦屋ロックガーデンの登山口にあり
週末・祝日の朝には中高年を中心とした多くの登山者が
茶屋の前を通っていきます。
今日はそんな場所でパフォーマンスと殺陣を
披露していただきました。
お堂と滝がバックにあって
まったく違和感のない3人でした。

※笑撃武芸団 http://syogeki.com/


2004/11/22(月)
フリースタイル具合にマジ泣けたッス
土曜に本を探しに行って
探していた本はなかったのですが
フリースタイルフットボールの本を衝動買い。
今ハマっています。
around the worldは1回できました。

http://www.cube-mau.jp/
このサイトの映像をひとつご覧ください。
ミスタードーナツTV-CFは特によいです。


2004/11/21(日)
六甲山カフェ、いよいよです
さて、長らくお騒がせしてきました
「六甲山カフェ」のプレイベントが
あさって11月23日(祝)に開催されます。
ここで改めて詳細をお伝えいたします。

※こちらのサイトもご参照ください。
 http://www.yamacafe.com/

■場所
 兵庫県芦屋市奥山にある
 大谷茶屋とその周辺になります。
 「高座の滝」という滝のすぐそばで
 阪急芦屋川駅からは徒歩25分ほどです。
 http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.44.34.461&el=135.17.28.451&la=1&fi=1&sc=4

■当日の催し

・10:00-15:00 一日カフェ

 コモンカフェに毎週木曜昼に入っていただいている
 cafe ymaさんによる出張カフェです。
 スウィーツなどもご用意しています。
 またアウトドア情報センター・下城さんによる
 パエリアもご用意しております。

・10:30-11:30 藤木高嶺氏による講演会 参加料:1000円
  
 藤木高嶺氏は、朝日新聞の写真部員時代に本多勝一氏と出会い、カナダ・エスキモーを始めとする極限の民族3部作、さらにそれに続くベトナム取材でコンビを組まれています。
 探検家として、またジャーナリストとして、ルポルタージュを通じて世界各地の人と文化を紹介した方であり、日本ではじめてロッククライミングを始めた藤木九三氏のご子息でもあります。

・12:30-14:00 シンポジウム 参加料:無料
  六甲山を一般の方にも親しめる場所にするために
  必要なことを考えていきます。

  参加予定者:
  加藤芳樹氏(山と渓谷社大阪支局編集長)
  円満堂修治氏(写真家)
  酒井敏行氏(ナカニシヤ出版編集長)
  山田美樹氏(主婦・編集者)
  小久保吉庸氏(「人生を豊かにする遊び方」著者)
  前田氏(焙煎技術者)
  城村勉氏(ライフコンサルタント)
  菩提沙陀氏(ダンサー・ヒーリングマスター)
  川上豪氏(元「神戸っ子」編集者)
  中村圭志氏(山と渓谷「ヤマケイ関西」ディレクター)
  下城民夫氏(アウトドア情報センター) ほか
  司会:山納洋(メビック扇町・SINGLES PROJECT)

・イベント関連
 ・DJ:桃井雅子氏
 ・南京玉すだれ:笑撃武芸団
 ・舞踏:菩提沙陀氏
 ・気功:菊池ドクケン氏
 ・写真展:永田収氏


当日は天気も良くなりそうです。
ぜひみなさま、カフェとハイキングを楽しみに
お越しください。


2004/11/21(日)
カフェという編集
12月18日に
中崎町のカフェ「パラボラ」による
カフェ&雑貨イベントが
コモンカフェで行われます。

中崎町にある雑貨店
「FUTURA」「クルール」や
葛石鹸をつくっている「ユノカ」
雑貨作家の勾玉堂さんなどの雑貨が
一堂に並ぶ雑貨イベントになるようです。

写真左はイベント告知のチラシ。
それぞれの雑貨店のテイストがそこに編集されています。


昨日の昼のコモンカフェは
「CARI.../YMA CAFE 2004」。
毎週木曜昼に入っていただいている池辺さんのカフェに
CARIさんのイラストを展示していました(写真右)。

今日の昼のコモンカフェは
uflele+wabisabi「SWEETS MEETS DESIGN」。
スウィーツユニットの「uflele」と
デザインユニットの「wabisabi」との
コラボレーションカフェ。
テーブルや照明などを展示していました。

カフェというものは
いろんな表現のための器として
とても使いやすい場所のようです。


「六甲山カフェpre.」のWEBサイトを
アウトドア情報センターの下城さんが
立ち上げて下さいました。
http://www.yamacafe.com/

これもカフェという編集を
山に持ち込む作業といえます。


2004/11/20(土)
マスプロとしてのマスコミ
新聞の記事というものが
どう作られているのか。

記者さんが取材をして
それを記事にまとめて紙面に載せる
それは誰でも知っていることですが
見出しを付けるのは記事を書いた人とは別で
デスクが原稿のチェックをして
いろいろ質問をしたり、いろいろ表現を変えたりもします。

取材を受けた人がゲラを見せてもらえることはなく
誠意のある記者さんが電話で読み上げて
表現がおかしいと指摘すれば修正してくれる程度。
デスクの意向が強ければ修正されないことも。
自分たちで読者に伝えたい物語が先にある場合は
取材した内容をどうにか自分たちの物語にあてはめようと
記事を構成していく。

出来上がった記事は、取材を受けた人が
本当に伝えたいと思っていることでないばかりでなく
そんな書き方をされては困る、ということだったりします。


19日のある新聞に
僕は個人的に取材を受けていて
コモンカフェのことも
大きく取り上げていただいているのですが
単に事実誤認であるにとどまらず
誤解を招く表現や、僕自身の立場を危うくするような表現が
そこにはちりばめられています。
全国版で出たので、何十万人が見ているのだと思います。

マスコミに取り上げられるということ。
それは、自分が本当に伝えたいことを伝える作業を
人任せにするということでもある。
今回はそのことを痛感しています。


一応書いておきます。


「文化人でないことは十分わかっている。
 しかし、文化への思いは誰にも負けないと思う。」

文化人になりたいとは思っていないのですが・・・
クリエイティブでありたいとは日々思っています。


「劇団員ら、日替わり店長」

コモンカフェは、劇団員のためだけに作ったのではなく
様々なジャンルの表現(演劇・映像・美術・音楽・雑貨・カフェetc.)
に携わる人たちが、自分たちのやりたい表現活動と
経済的自立とを両立させる、ということをそれぞれ考えるために
表現空間の共同維持という趣旨で運営しているのです。


「生計のための活動犠牲を救いたい」

自分のやりたいことは、自分でリスクを負ってやるべきです。


「コモンカフェはあくまで副業だが」

僕自身はシングルズ・コモンカフェの運営を通じて
一銭も儲けない、と表明してこの活動を始めています。


取材の話などを受けると
断るのが申し訳なくて受けたりするわけですが
今後ちょっと考えさせてもらおうかと。


2004/11/19(金)
(重要)なくならない空間
戸野竜秀さんを殺害した犯人が捕まりました。
改めて戸野さんのご冥福をお祈りするとともに
堂山町という街がもっと健全な
歩きやすい街になっていくことを切に願います。


さて、シングルズの「移店」予定日まで
あと10日を切りました。

27日の最終営業には
「さようなら堂山町」と名付けてみましたが
ここに来て、堂山町のシングルズを残そう
という動きがシングルズマスター有志により
本格的に始まりました。

そして、さきほど有志メンバーによるミーティングの場で
12月以降に今の場所でお店を継続することが決まりました。


僕はお店の経営・運営に関しては手を離します。
お店の維持管理運営に必要な業務は
有志で分担して行っていくことになっていきます。


シングルズの空間は
コモンカフェとはまた違った可能性を持っています。

僕自身は今後
コモンカフェの経営・運営に専念いたしますが
シングルズの可能性を信じて
リスクを負ってお店の継続にあたる人たちを
陰ながら応援することにいたします。

今後ともシングルズ、コモンカフェともども
お引き立ていただきますよう
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。


そのうちに客として行ったシングルズに
僕が知らないマスターがいて
「よく来られるんですか?」と尋ねられて
「ええ、まあ」と答える。

いつかそんな日が来るのかも知れません。


2004/11/18(木)
11/23「六甲山カフェpre.」の決定事項
みなさま、お世話になります。山納です。
さて、15日のミーティングでの決定事項をとりいそぎまとめました。
ご確認のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

※ミーティングに参加されていない方にはわかりにくいかと
 思いますが、雰囲気だけでもつかんでいただければ。


広報関連
 ・新聞社阪神支局・神戸支局、観光団体等への情宣がまだ
  →ヤマケイ加藤さんに名簿をもらい、山納がFAX
 ・ぴあ・エルマガ・ミーツ・ウォーカー等の情報誌
   →山納より編集部に連絡
 ・チラシ作成 → 松本さん WEBサイト作成 → 下城さん
 ・当日取材:スポニチ、ABCラジオ
  ヤマケイ3誌
 ・来春の「六甲山カフェvol.1」についてはABCテレビ
  「ちょっと山まで六甲山」(ヤマケイ)での取材を
  見込む

飲食関連
 ・フード用食器、コーヒーカップ
  →セラミカラボラトリー長谷川さんにお借りする
  プレートorボウル、スウィーツ用食器など、どんな食器を
  使うかを池辺さんと長谷川さんで相談してもらう
 ・メニューに六甲山の名前のついたメニューを作ってもらう  
  → 池辺さんにご相談
 ・テーブルにお花(フラワーアレンジメント)を並べる
  →池辺さんにご相談
 ・パエリア:パエリアパン持込み(下城さん)
  午前・午後で1枚ずつ(10人分×2)。紙皿で出す。
 ・DJの桃井さんがスウィーツ(焼き菓子)を出す
  →滝の茶屋に置いてもらう。持ち帰り用とする
 ・タンブラーは大谷茶屋で借りる

講演会・シンポジウム関連
 ・シンポジウム参加締切は11月20日(土)
  :企画書・チラシに入れる
 ・シンポジウムでの議題
  1.六甲山が持っているポテンシャル(潜在的資源)は
   何か?・・・街で遊んでいる立場から見る六甲山の可能性
  2.一日カフェとして今後どんなことができるか?
  3.「六甲山カフェ」を軸に広く六甲山の可能性を引き出す
   ためのシカケは?
 ・会場に円満堂修治さんの写真を10枚ほど飾る
  →中村さんより依頼
 ・記録映像:DVでの撮影を長谷川さんのご友人にお願いする
 ・テープ録音:操本さん テープ起こし:山田さん

イベント関連
 ・DJ:桃井雅子さん
 ・南京玉すだれ:笑劇武芸団
 ・舞踏:インドから帰ってきたばかりの舞踏家
  (お堂か滝で)
 ・気功:菊池ドクケン氏
 ・写真展:永田収氏。滝の茶屋の通路に展示
  →中村さんより依頼

事前準備
 ・進行表の作成:山納
 ・藤木さんへの講演依頼書の作成
  (「六甲山カフェ準備事務局」名義で):中村さん
 ・事前搬入は20日(土)or 21日(日)(どちらにするかは
  MLで流す)。11時〜14時あたりで。
  搬入物はターンテーブル・PA(桃井さん)、
  テーブル・パエリアパン等(松本さん)
 ・ガーデンテーブル 3〜4セット 椅子は6〜8脚
  → 下城さん
 ・領収証の作成:山納(「六甲山カフェ準備事務局」名義で)

当日段取り
 ・23日は7時半に阪急芦屋川駅に集合、大谷茶屋に8時入り。
 ・当日はなるべく車を少なくする:池辺さんのみに。
  長谷川さんの器は事前に池辺さんor茶屋に。
 ・雨天でも決行。ランチは20食に減らす
 ・当日電話が多い場合、電話をとって道案内する人が必要
 ・終了後の段取り 15時〜16時:片付け 
  16時〜17時:大谷茶屋で乾杯 17時〜18時:滝の茶屋で乾杯


2004/11/18(木)
最近のコモンカフェ夜営業
左の写真は
15日夜のコモンカフェ。
六甲山カフェミーティング中です。
このミーティングでの決定事項は
後で貼り付けておきます。

右の写真は
17日夜のコモンカフェ。
倉田剛さんによる映画サロン
ファンキー.ア.ゴー.ゴー
 -小原宏裕の映画世界- の様子です。
この写真を撮る1時間前までは
『桃尻娘 プロポーズ大作戦』という
ピンク映画の上映をしていたそうで。


2004/11/17(水)
無意識のセッション
自分のことを一人の人に喋るのが苦手で
喋るよりも聞くようにするのが常なのですが
たまに聞き上手な方がおられて
つられて喋った後にはいつも
ああ、喋りすぎたなあと後悔します。
今日はそんな感じでした。

そんな中で一つ発見。

いろいろな企画を立てるときに
一人で考える時間を取るんですか?
と尋ねられて
そんな時間を取っていないことに
気付きました。

何となくモヤモヤと考えている間に
会った人会った人に質問をしてみて
その答を受けて修正を加えているうちに
いつの間にか企画ができている。
そんなセッションを
無意識にしているようです。

知り合いが多いということが
こういう形で活きているということに
今日は気付かせてもらいました。


2004/11/15(月)
コモンカフェの本棚
さいきんカフェのことを
日記に書けてませんでした・・・

今日の昼はコモンカフェへ。

マスターは鈴鹿さんとタイラさん。
お客さんはタベユウコさんと僕。
ひさびさにちゃんと喋った感じです。


今日の写真はカフェの本棚。
8割くらいは僕の本で、2割ぐらいがほかの方のものです。

演劇の棚、映画の棚、文学の棚、サブカルの棚、
アートの棚、デザインの棚、雑貨の棚、アジアの棚、
哲学・現代思想の棚、建築の棚(吉永さん)、
料理の棚(鈴鹿さん)、音楽の棚(岡さん)、
情報誌の棚、「スタジオボイス」の棚、「大阪人」の棚・・・

イベントで棚を使った後には、よくごっちゃになるので
ライフワークのように直していたりします。

もちろん閲覧自由ですので
ぜひゆっくりご覧ください。


2004/11/15(月)
11/23(火・祝)の「六甲山カフェ pre.」の進捗
9月よりミーティング、下見などを重ねてきた
「六甲山カフェ」のプレイベントが
いよいよ23日(火・祝)に開催されます。

バタバタしていて遅れておりますが
今までの状況をご連絡いたします。

■昨日14日の朝に、僕とcafe ymaの池辺青さん、
 池辺緑さんと大谷茶屋に下見に行ってきました。
 池辺姉妹は、毎週木曜のお昼にcommon cafeに 
 入っていただいています。 
 common cafe http://www.talkin-about.com/cafe/
 
 台所スペースをフルに貸していただけるので
 料理を作る動きは完全にOKです。

■今日15日19時半より、common cafeにおいて
 事前ミーティングを行います。  

■当日の催しですが
 10:30-11:30 藤木高嶺氏による講演会 参加料:1000円
  ※藤木さんは日本ではじめてロッククライミングを
   始めた藤木九三氏のご子息で、探検家です。

 12:30-14:00 シンポジウム 参加料:無料
  六甲山を一般の方にも親しめる場所にするために
  必要なことを考えていきます。

  参加予定者:加藤芳樹氏(山と渓谷社大阪支局編集長)
        酒井敏行氏(ナカニシヤ出版編集長)
        山田美樹氏(主婦・編集者)
        小久保吉庸氏(「人生を豊かにする遊び方」著者)
        中村圭志氏(山と渓谷「ヤマケイ関西」ディレクター)
        下城民夫(アウトドア情報センター) ほか
     司会:山納 洋(メビック扇町・SINGLES PROJECT)

 ※講演会・シンポジウムの会場は大谷茶屋の2階です。 
 20人くらいしか入れないかと思います。

 10:00-15:00 一日カフェ(フードは40食程度)

 その他DJ、音楽演奏、舞踏、写真展などの企画が
 進んでいます。

今日のミーティングが終わったら
またご報告いたします。


※今回のプレイベントでは「舞台裏を見せる」ことを趣旨にしてみました


2004/11/14(日)
ホワイトバーチ
グッドデザイン博覧会には
吉永健一さんのcommon cafe tableが
展示されています。

このテーブルは、演劇や音楽のライブのときに
すぐにバラせるものをという意向を受けて
吉永さんがデザインして下さったものです。
小さい方のテーブルは、一人でも簡単に
組んだりバラしたりすることができます。

吉永さんはこのテーブルを
もっと世に出したいと考えておられます。
興味あるという方はこちらまで。
http://www.ne.jp/asahi/yos/studio/


今日のお昼に、このテーブルを実際に作った
家具の製作所の方が来られました。
大手ディスプレイ屋の仕事を受けて
百貨店や商業施設でつかう家具の製作を
親子でやっておられるそうです。

 このテーブルの材料はホワイトバーチ。
 フィンランドのシラカバですわ。
 国産のシナ合板やともっと安く作れるけど
 こんな雰囲気にはならんでしょうな。
 表面にはウレタン塗装をして
 傷がつきにくくなっとりますが
 熱いもんは直接置かん方がいいです。

いわゆるものづくりの職人さんです。
注文生産で一点物をつくるのが仕事で
同じもんをいっぱいつくると飽きてしまうわ、と。

そして、グッドデザイン博覧会の様子を見て
みんな、作るの楽しそうやな、と。 

今回のショウケースでは
こういう方々にも足を運んでもらいたいと思っているのです。


2004/11/14(日)
ジレンマを起点にイベントをつくる
13日はグッドデザイン博覧会のトークセッション。
http://www.mebic.com/event/index.htm

第一部は
「デザイナーとメーカーとマーケットのつなぎかた」
と題して、エレファントデザインの鈴木拓生さんと
日本デザインセンターの紫牟田伸子氏さんに
WEBサイト「空想生活」の取り組みについて
お話しいただきました。
※空想生活 http://www.cuusoo.com/

そして第二部は
『デザイナーズ・メーカー』というあり方
と題して、postnormalのロス・ミクブライドさんと
8名の出展デザイナーの方々に
「なぜオリジナルプロダクトをつくるのか?」
「自分がつくるプロダクトのお客さんは誰か?」
「どういう立場の人と連携していきたいか?」
などの質問を軸にセッションしていきました。

3時間半におよぶセッションでしたが
参加いただいた方々の満足度は高かったようで
その後3時間近くも交流パーティは続きました。


今回のトークセッションは
僕自身がこの3ヶ月、デザインについて考え
またいろんな方からいただいた知見をもとに
構成してみました。

デザイナーの方々が抱えるジレンマを
編集する作業を続けていく中で見えてきた本質。
司会進行をしながら、それを最大限に
舞台に上げてみた積りです。

イベントは、単なるから騒ぎではなく
状況を先に進めていくための起爆剤だと思っています。
今回のセッションで見えてきたことを
またゆくゆく形にしていかないとと思います。
(ただちょっと疲れましたが)


今日のトークセッション用の椅子は
コモンカフェより拝借。
タクシーで椅子を運び
ディープパープリン渡辺さんのお店でビールを飲んで
終電で帰りました。


2004/11/12(金)
あえて仕事の話をする
11日の夜はメビック扇町で
Work Style Cafe。





「ものづくりのお仕事」と題して
大阪市平野区の鏡・ガラスの加工メーカーと
金属加工メーカー、試作品製作メーカーの方々に
それぞれのお仕事についてお話しいただきました。

ものづくりとデザインの融合。
よく言われることですが
実際にデザイナーとものづくり企業の方が
出会う場面はあまり多くありません。

で、今回は「グッドデザイン博覧会」の会場の中で
ものづくりの方のお話を聞く、という形をとってみました。
出展いただいているデザイナーの方々にも
お越しいただきました。

参加者は30名ほどおられました。
前半はそれぞれのメーカーがどんな仕事をしているか
生産の拠点が中国に移っていく流れの中で
今後どういう展開を考えているか、というお話。

後半はものづくりとデザイナーの
それぞれの立場からのセッションになりました。
そしてバックグラウンドがずいぶん違う
職人とデザイナーがお互いを知る努力をすることが
大事ですよね、というところに落ち着きました。
3時間の長丁場となりました。


双方の立場の方のお話を聞いていてよく分かりましたが
これ、大いなるディスコミュニケーションの問題です。

ものづくりとデザイナーがそれぞれ切磋琢磨しつつ
気安く話ができる関係性にあれば
それだけでかなり面白いことになるだろうと予感しました。

ちなみにものづくりの方々同士でも
こんなに突っ込んで仕事の話をすることは
ほとんど無かったそうです。
そういう堅苦しい話は飲みの席では
敬遠されてきたんでしょうね。


2004/11/12(金)
堂山町事件について追記
事件があった場所: 大阪市北区堂山町7-22

東通商店街と中通商店街の交叉点を少し上がった所です。
シングルズからは徒歩3〜4分ほどのところです。

残念なことに、戸野さんはメビック扇町の講座でも
講師を務めていただいた、(有)ニードフォーチェンジの
田中克明さんのお友達でした。

「起業WEB」は現在田中さんが管理代理人になっています。
http://www.kigyouweb.com/
田中さんご本人のブログはこちら
http://www.tanakatsu.com/

今回の事件についての情報を募っておられます。
もし何か情報をお持ちの方がおられたらご一報ください。


 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
[TOP]
shiromuku(hu1)DIARY version 3.02