過去の日記 14

2004/09/07(火)
新聞記者のおシゴト
6日のコモンカフェでの
Work Style Cafe。
ゲストは大阪日日新聞
社会部記者の中村元則さん。





新聞記者になったきっかけ
事件記者としての修行
プライベートなき日常
台風や地震のときの対応
新聞というメディアのスタンス
メディアの人間として心がけること
などなど、いろんなお話を聞かせていただきました。

中村さん(左写真右列中)は
実はかなりお若い方なのですが
どんな質問にも、自身のスタンスを持って
答えていただきました。

当日のマスターは
シングルズ&コモンカフェマスターの
川上明子さんに無理矢理お願いしました。


2004/09/07(火)
ウクレレえくぼ
台風がいろんな段取りを
吹き飛ばしてくれたおかげで
余裕が生まれてきました。

ということで、いくつか
できていなかったご報告など。


現在発行・配布されている
フリーペーパー「ウクレレよいこ新聞」。
コモンカフェで毎日のように
一緒に昼ご飯を食べているカノさんが
発行しています。
※サイト版はこちら。
 http://ha4.seikyou.ne.jp/home/T-Kano/

8月末に発行されたvol.2には
鈴鹿樹里さんタベユウコさんと
僕が登場しています。

そして「えくぼのだいどころ」。
http://www.ekubo.org/kitchen/index.html

同じくコモンカフェで毎日のように
一緒に昼ご飯を食べているタベユウコさんの企画です。
鈴鹿さんのオーガニックフードのレシピが
公開されています。


2004/09/04(土)
Work Style Cafe 
 さまざまな仕事の話を聞くことで、
 新しい可能性が広がるかもしれない。
 自分の仕事の話をすることで、
 何かが見えてくるかもしれない。
 「自分の仕事をつくる」ヒントをみつけませんか。


という触れ込みで開催している「Work Style Cafe」。
もともと去年、扇町Talkin'Aboutで
「仕事の話をしましょう」というサロンとして
開催されていたものを、メビック扇町の松井さんと尾下君が
蘇らせた企画です。
いわば「企画リノベーション」。

チラシには載っていないのですが
第3回を 9/6(月)19:30〜@common cafe にて行います。
参加料は無料。
http://www.talkin-about.com/xoops/modules/eCal/

今回は「新聞記者のお仕事」。
大阪日日新聞の中村さんにお越しいただきます。
司会進行は僕、山納が務めております。

この企画が面白くなるかどうかは
参加されたみなさんの「質問力」にかかっています。
どうぞみなさま、奮ってご参加ください。


2004/09/02(木)
cafe amy
今日のコモンカフェ昼営業は
池辺青さん、緑さんによる「cafe amy」。
身体に優しい健康ごはんと
オリジナルデザートがコンセプトです。

定番メニューの「お皿ごはん」は
30品目の食品を使ったランチ。
15穀米のごはんというものが
世の中にあるのですね。

「cafe amy」は毎週木曜昼に開店中。
お二人のお母さんといちばん上のお姉さんが
手伝っておられ、ほのぼのとした雰囲気です。


2004/09/02(木)
六甲山カフェという状況
1日の夜は
扇町Talkin'About「六甲山カフェ」。

アウトドア情報センターの下城民夫さんと
飲みながら盛り上がって生まれたこの企画
13名の参加となりました。

そもそも単なる茶話会ではなく
実際に「一日カフェ」を開くことを前提に
ブレーンストーミングを行うという本気企画でしたが
山と渓谷社・大阪支局編集長の加藤芳樹さんと
「ヤマケイ関西」ディレクターの中村圭志さんが来られたことで
かなりハイパーレベルの話し合いになりました。

・水場の近くでの茶会レベルにするのか?
 それとも茶屋を借りて本格的なカフェにするのか?
・そもそも何を目的にして「六甲山カフェ」を開くのか?
・収益をあげるのか、普及活動にするのか?
・山に登ったことのない若い人たちにどうアピールするのか
・すでに巷にカフェが溢れている状況で「山カフェ」はどう差別化するのか?
・「六甲山」というブランドをもっと活かす方法は?
・「モンブラン」のように山の名前を冠した象徴的な名産品を作れないか?

などなど、さまざまな論点から「六甲山カフェ」の可能性について話し合われました。

昨日なんとなく決まったこととしては

■「六甲山カフェ」は単に一日カフェをオープンするというより、
 「カフェ」というキーワードのもとに、さまざまな人々が
 さまざまな表現活動を山に持ち込む活動の総称とする。
■今年11月に試験的に「茶会」を行い
 本格的なものは来年4月上旬に行う。

そして、帰る道すがら下城さんと話していて
何となく共有できたイメージ。

■「六甲山カフェ」はさまざまな企業や個人の自発的活動を
 集めていく「磁石」として機能させていく。
■活動の目標は、「六甲山」ブランドの価値をさらに高め、有効に
 活用していくこと。

これが飲み屋のたわごとで終わるのか
何かしらの状況を作り出していく動きになるのか
それはまだ、僕にも分かりません。


2004/09/01(水)
移店まであと3ヶ月
OMSの閉館が決まってから
実際に閉館するまでの1年間
僕らは2つのことに
力を注いできました。



一つは、OMSの輝かしい歴史の最後に
有終の美を飾ること。

もう一つは、OMSとは何であったのか
自分たちなりに突き詰めて
その意味を引き継いだものを
新たに作り出すこと。

自分たちにとってかけがえのないものを失うときに
人はいちばん成長するらしい、と気付いたのは
閉館してずいぶん後のことでした。


今日(31日)のシングルズは
キリタニさん×シビタさん×ハヤシさんの
"illustration bar"
22日に結婚式を済ませたばかりのハヤシさんは
お店に入るために広島から駆けつけられました。
お店は大変な盛り上がりでした。

今日のコモンカフェは
太陽ノ塔の広畑さんがマスター。
シングルズマスターの五条さん、ヨツモトさん
ヨシナガさんらがパソコンで
テクノミュージックを作ってました。

広畑さんやそのお客さんまで巻き込んでの
コラボイベントが立ち上がりそうな気配です。


2004/08/30(月)
スローマスターカフェ
夕方にコモンカフェへ。
昼の「ヌーベル・サロン」は大盛況だったようでっす。
僕が着いたときにはほぼ片付け終わってました。

夜は「common style」改め「説教バー」。
新たにお店に入ろうかという方6名が
実習を受けられました。

その後シングルズマスターが
何人も来てくれたのですが
団体客があったりとバタバタして
一人一人と十分に喋れず
悪いことをしました。
すみません・・・

まあ、こういうことは
シングルズでもよくあることですが。

今日は動きがスローモーだったので
1時間位かけて、お店のメンテをしながら
片付けて帰りました。

そうそう、今日(29日)の読売新聞朝刊に
コモンカフェの写真が載ってるはずです。


2004/08/29(日)
はちにーはっちゃけ夏祭り
パラボラさん主催の
カフェ&雑貨&ライブイベント。
とてもいい感じの夏休みイベントでした。



写真左:ザ・ノイローゼボウリングセンターズ。
写真右:ViVi

ライブ後両方のアーティストの
CDを買って帰りました。


2004/08/29(日)
グッドデザインをめぐる冒険
28日。
朝6時半ののぞみに乗って東京へ。
東京ビッグサイトで開催中の
「Good Design Presentation 2004」へ。
http://www.g-mark.org/gdp/

Gマークにノミネートされた2000点以上のデザインが
巨大な展示会空間に並んでいました。

グッドデザインというものは、おそらく

 機能性:生活者視点
 ブランド性:メーカー視点
 独創性:デザイナー視点
 審美性:すべての視点

から判断されるものだと思いますが
これが整理されないままに混在している展示会は
お客さんに対するディレクションという意味で難しいなと。

表参道・裏原宿の「ロータス」で昼食。
http://www.tesoro.st/special/store/023/
厨房が完全に覗けるカウンター席に座って
お店の人がどう動いているかを見ていました。

その後ロス・ミクブライドさんと打ち合わせ。
本業はグラフィックデザイナーですが
「normal」というブランドを立ち上げ
さまざまなオリジナルプロダクトを
製造・流通させてきた方です。
http://www2.gol.com/users/ross/_navi_jap.html

いわば自分軸のものづくりの
可能性と困難性にまつわる実験を重ねてきた方です。
彼が何をみてきて、今何を考えているのかについて
ぜひ多くの方に聞いていただきたいと思っています。

スタバでの打ち合わせの後
「cibone」「sputnik pad」という
2軒の家具ショップを覗きました。
cibone http://www.cibone.com/
sputnik pad http://www.sputnik.ac/

個人的には、審美性・独創性という軸で編集されている空間は
見ていて安心できます。

のぞみで帰阪。
コモンカフェでの、カフェ・パラボラ主催イベント
「はちにーはっちゃけ夏祭り」を覗きました。

新幹線での行き帰りはずっと寝てましたが
疲れ、取れてません・・・


2004/08/29(日)
自分軸からはじまるものづくり
27日。
宇宙計画の清水勝さん http://www.c-channel.com/c00686/index.html
Hs WorkShop-Asiaの平沼孝啓さん http://www.hs-works.com/
Area Designの大縄順一さん http://www5c.biglobe.ne.jp/~area-d/menu01.html
といった方々と次々に打ち合わせ。

いずれもオリジナルプロダクトを持っている
建築家・デザイナーの方々です。

自分の作りたいデザインがあって
それを形にする、という
自分軸からはじまるものづくり。

その可能性と困難性について
いろいろ考えています。

夜のOCC!は
itohenの鰺坂兼充さんと
Calo Bookoshop&Cafeの石川あき子さんによる
「ショップオ−ナーという選択-やりたいことを仕事にするということ-」。

自分軸でお店をはじめることの楽しみと
その大変さについて、リアルなお話をいただきました。
70名以上の受講者がおられました。

コモンカフェは「元気出していこう!カフェ」。
シングルズはディープパープリン渡辺さん。
ともにずいぶん賑わってました。


2004/08/27(金)
(重要)Common Bar SINGLESの“移店”について
みなさま、お世話になります。
さて、本日はCommon Bar SINGLESの運営にかかわる
重要なご連絡をいたします。

2004年11月末日をもって
Common Bar SINGLESを現在の大阪市北区堂山町から
大阪市北区中崎西にあるcommon cafeに
“移店”いたします。

以下その趣旨についてお伝えいたします。

今年4月にcommon caféがオープンして以降
僕は2店舗の経営・運営・維持管理をおこなってきましたが
通常の仕事をしながら2店舗をみるのは、やはり無理があります。
処理できていない仕事、滞っている仕事がずいぶんあり
いくらかの人には迷惑をかけています。
また今後僕の仕事場が扇町から変わることがあれば
今のシステムは一気に破綻してしまいます。

また、さまざまな人が集まり、つながっていく場にしたい
という思いから作った2つの場で、それぞれのコミュニティが
あまり混じらないままに並存していることを、もどかしく思っています。

また、一見客がほとんど来ない現在のシングルズの場所では
新しい人を迎えるために必要な気遣いや技術、心構えが
なかなかマスターに身につきません。
一見客にきちんと気を遣う、というルールにもかかわらず
実際には身内感覚で営業しているケースが時々見受けられます。
一般客がいくらか来られる状況で、他者の目を意識して
自分たちのやりたいことがきちんと他者に届くのかを
僕らは試していく必要があると感じています。

そして現シングルズ立地の風俗街化の進行。
無料案内所が出来はじめた頃から、まちの景観が変わり
客引きが激しくなってきて、男性のマスターやお客さんは
お店への行き帰りが大変になっています。
堅実に商売をしていたお店が撤退して
そこに風俗系のお店が入り、風俗街化がまた進んでいく。
家賃は高止まりで、何か起こっても管理会社は何の相談にも乗ってくれない。
そんな場所でお店を続けていくことがいやなのです。


次に“移店”の意味についてお伝えいたします。

common cafeでは現在、
鈴鹿樹里さんの「cafe millet」
広畑典子さんの「カフェ 太陽ノ塔」
池辺青さんの「cafe amy」
mugiさん・tibiさんの「Cafe Sunny Place」
といったカフェが開かれています。

この中には、他でカフェを実際に開業している方もあれば
この屋号でカフェを開業する予定の方もおられます。
「Common Bar SINGLES」は、これらと同じように
common cafeの夜営業に入る団体の「屋号」となります。
そして、これらの個人・団体がシェアする
カフェ空間が「common cafe」という位置付けになります。

12月以降も、「Common Bar SINGLES」のフライヤーは
作り続ける予定です。
「SINGLES PROJECT」サイト内の「Common Bar」ページ、
「Common Bar SINGLES」メーリングリストも存続させる予定です。
また「Common Bar SINGLES」の看板についてもcommon cafeに持ち込み、
夜営業時に点灯させるよう考えています。

・お店の場所が堂山町から中崎町に変わること
・カウンター席のみの空間から、カウンター席(5席)と
 テーブル席になること
・空間がちょっと広くなり、一般客が2〜3組
 混じるようになること
 (一般客といっても、僕が知っている方である確率はとても高いです)
・コーヒー・紅茶・カフェオレをきちんと淹れる技術を身につけること
 (フードの提供についてはあえて要求しないことにいたします)

“移店”の意味は、そういうことです。

僕自身、今のシングルズの空間には4年以上入り浸り
そこでの思い出、空間への愛着は尽きることはありません。
それでも“移店”を選択するということ。
そこをご理解いただければ幸いです。


続いて、“移店”の手続きについて。

今のシングルズでの「説教バー」は、前回8/23(月)で
終了いたしました。
今後「説教バー」はcommon cafeで行います。
いちばん近くでは8/29(日)19:00〜
その次は9/26(日)19:00〜の「common style」の時に行います。

現在のシングルズマスターの方についても
カフェでの実習を受けたことがない方については
一度受けていただくことになります。

common cafeのノルマは、現在のシングルズと同じく
平日・日祝夜:8,000円 金・土・祝前日:10,000円です。
ただし報酬は、ノルマ超過分の10%になります。
初回についてはシングルズ同様、ノルマなしです。

11月のシングルズシフトは、9/15にオープンします。
営業最終日は11/27(土)で、28日〜30日は撤収作業日といたします。
11/27 (土)の最終日は、僕がお店に入りますので
この4日間は、申請対象日から外していただきますようお願いいたします。


さいごに、どうしても今の空間、またはカウンターだけの
小空間にこだわりたい、という方へ。

現在の物件については、11月末に解約のメドで
動いています。
改めて借り直す場合には、礼金(戻ってきません)が
50万円かかりますが、「名義変更」の手続きをとれば、
それが30万円で済みます。
もし、あの空間を引き継ぎたい、という思いのある方が
おられれば、お店にある設備・機材は、
僕がそうしてもらったように、その方に無償で引き継ぎます。
家賃は約14万円です。

この話に関心をお持ちの方は、山納まで直接ご連絡ください。
※安く開業できるから、というだけで、空間への思い入れの
 ない方はお断りいたします。

また、間宮そがもとさんや真弓さんが運営している
難波・味園ビルの日替わりバー「navel(ネーブル)」でも
現在マスターを募集しているそうです。
こちらについては、間宮さんか真弓さんにお尋ねください。

以上、よろしくご承知ください。


2004/08/24(火)
いいたいことはなんだい?
堺・上野芝にあった
RINO'S POINTというバーに初めて行ったとき
何人かの常連客がそこにはいました。
まったくの一見だった僕に対して
マスターの宅間さんは
おもむろに漢字の問題を出しました。

漢字には強かったので正解を答えると
すごいなあと常連さんも気を許して
いろいろと話しかけてくれました。

これがその後、週3回、3年間通いつめることになる
RINO'S POINTとの出会いでした。
マスターは、お客さんに広く深い世界を見せる技術
人と人とをつなぐ技術に非常に長けた人でした。

洋服屋に併設されたバーで
夕方5時から午前2時まで営業していて
洋服屋が忙しくなったときには
よく放っておかれました。
たまたま知らない客同士がバーにいると
うまい具合に引き合わせて
お互いに話し始める状況を作って
また洋服屋に戻って接客を続けていました。

バーのマスターとは
ある種の魔法を使う人なんだと
そこで学びました。


今日(23日)は説教バー。
4名の方が実習を受けられました。

お店のルールとマニュアルを説明し
一人一人に簡単にお酒を作ってもらい
またお店に立つにあたっての心構えについて話しました。

実習が終わった後に
2人の一見さんが来られました。
一人は会社の経理をしている方
もう一人はマレーシアからの留学生。

たまたま五条さんが持っていた
難しい数学の問題を出してみたところ
真剣に解き始めました。
英語があまり喋れなくても
数学は共通語のようです。

その後留学生の方が帰った後、僕からも
大阪市の24区をすべて書けるか?
という問題をいた人全員に出しました。

僕がはじめてRINO'S POINTに行ったときと
同じことがそこでは起こりました。

こういうことを
もっと早くからみんなに伝えるべきだったと思いました。


閉店30分前から
フィッシュマンズの「LONG SEASON」を
大音量でかけながら営業。

僕がシングルズにはじめて来たときに
かかっていたのがフィッシュマンズ。
閉店の時には、店のうちそとかかわらず
転がるようになってみんなで酔っ払って飲んだこと。

そこでよく聴いた「いかれたBABY」を
もう一度お店で聴きたい一心で
Common Bar SINGLESを立ち上げたこと。

OMSが閉館になると発表があった翌日に
お店に入っていると
キムさんやシングルマンや
もともとの常連の人たちが夜遅くに駆けつけてくれて
大音量でフィッシュマンズをかけて飲んでいたこと。

そんなことを思い出すわけです。

さいきんは、一番長生きしてしまった
老人のような気分になることがよくあります。


2004/08/23(月)
直島結婚式
今日(22日)は
シングルズのマスターの
逢坂浩樹さんと林由美子さんの
結婚式。
場所は香川県の直島。

朝8時過ぎの新快速に乗って西へ。
姫路・岡山・茶屋町・宇野と乗り継いで
フェリーで直島に渡り、そこからバス。
往復で10時間ほどかかる旅です。

読もうと思いながらも
普段なかなか手が伸びない
小説の同人誌を持っていきました。

最近文芸誌でも評価されている作家の作品を読んでいて
小説を書くことは作家による現実世界の編集作業なんだなと
当たり前のことを再確認。

島に渡ったところで逢坂夫妻に会い
車でベネッセミュージアムまで送ってもらう途中
家プロジェクトを観たほうがいいと
勧められたので途中下車。

南寺でのジェームズ・タレルのインスタレーションを観た後
角屋に着いたのが丁度昼の12時。
12時から1時までは休憩ということで
中には入れない、と、管理をしていた女性に言われました。
どうにもなりませんかと言ってみても無理のようでした。

僕以外に家族連れが同じ状況に遭って
どうしろっていうのと女性に当たっていましたが
その女性はそのまま隣の家に帰り、しばらくしてから
車に乗って出かけました。

呆気にとられていると
ベネッセハウスに泊まっていた数名の方々が
ベネッセの人と一緒に中を見学しようとしていて
一緒に入られますかと声をかけて下さったので
ご好意に甘えました。

中にある展示うんぬんより
このプロジェクトがどういう形で成立しているのかが
垣間見れる瞬間に立ち会うこと。
それが僕にとっての家プロジェクトなんだなと
了解しました。
ちなみにこの時のベネッセの方は
結婚式では新婦のウエディングドレスの
裾を持っていました。

それからいろんなことを考えながら
ベネッセハウスまで歩いていきました。
気がついたら1時間半ほど歩いていました。

昼の3時から、ベネッセミュージアムで人前結婚式
4時半からは披露パーティ。
新郎新婦の内々でのささやかな会でした。

シングルズのマスター同士の結婚式なので
関係者がずいぶん多かったです。
特に逢坂さんはCommon Barになる前からの
シングルズの常連だったので
元の常連の方々もおられました。
お店のことを長いスパンで思い出していました。

夕方6時過ぎにパーティはお開きとなり
そこから家路へ。
岡山からは一人になりました。

これだけ一人っきりになれる時間を持つことはないので
自分の中に沈み込んでいろいろなことを考えていました。


2004/08/21(土)
オーバーフロー中
さいきんちょっとオーバーフロー中。

あまり寝てない日が続いていることもあり
空中を歩いているような感覚で
日々を過ごしています。

ちょっと今のペースに
無理があるようです。

いろいろ書きたいこと
書いておくべきこともあるのですが
残念ながら断念。

明日以降の日記に滲み出す気配から
お察しいただければ。


2004/08/18(水)
遊休イベントの活用
遊休不動産の活用とか
近代建築のリノベーションといった話が
最近よく聞かれます。

が、僕は今
ハードよりもソフトのリノベーション
平たくいえば
誰も目をつけていないであろう
遊休イベントの活用について
思いを廻らせています。

社会的意義のある企画を立ち上げよう
そうした期待を込められながらも
現在は開催されていないイベント。

一からイベントを立ち上げるのではなく
多くの人の思いが詰まったイベントを継承する
そういうイベントプロデュースのあり方が
もっと見直されていいのではないか
そんなことを考えています。

メビック扇町での「Bookmaker's Delight」は
実はそういう趣旨のイベントでしたが
いま、自分で過去に作ってきたイベントの
リノベーションを二つほど考えています。


「グッドデザイン博覧会」。
SINGLES PROJECTの「プチ貿易振興事業団」の
企画として昨年2月に立ち上がり
6月からはメビック扇町での
デザイン振興企画として毎月開催し
12月に終了いたしました。

この企画を、この秋に趣旨を一部改めて
開催しようと計画しています。


そして「トーキョーNEOアチャラカ大行進」。
OMSで99年から2000年にかけて
サモアリナンズ、猫ニャー、ベターポーヅ
ハイレグジーザス、カムカムミニキーナの5劇団に
登場していただいた、東京劇団紹介企画。

この企画を、その趣旨を変えずに
コモンカフェで突然再開してみようかと企んでいます。

さて、うまく行くかどうか。


2004/08/16(月)
15日。
昼から伊丹アイホールで
燐光群の芝居を観ました。

東京で起こった反戦落書き事件
米国大使館前「昼休み抗議」事件
アブグレイブ収容所での虐待事件
イラクで人質として身柄を拘束された
渡辺修孝氏の「戦場イラクからのメール」
そしてマリオ・フラッティ作「盲目」

イラクで起こっている戦争の現実について
できるだけ忠実に舞台に立ち上げつつ
気付かなかった新たな視点を提供できる芝居を
このタイミングで上演できる坂手洋二氏は
やはり凄い。

演劇のもつ力、果たすべき役割について
改めて考えさせられる舞台でした。


夕方にコモンカフェへ。
辻本真孝さんによる「ことばのマーケット」。
詩の朗読と詩集の販売のイベントです。

読売新聞に掲載される写真の撮影に
立ち会いました。
ちょっと不思議な風景です。

この写真は8/29の朝刊に掲載の予定です。

夜はcommon styleでコモンカフェに入りました。
今日もいろんな人がつながるサロンになりました。


閉店後におきむら君と裏の「巣バコ」へ。
たまたま前を通りかかったチャンキー松本さんを誘い
3人で飲んでました。


2004/08/16(月)
Leave Me Alone
嵐山・渡月橋のちょっと上流の
保津川の右岸にある茶屋。

谷筋からの風に涼みながら
川をぼんやりと眺めながら
ビールを飲む。
もう何年も続けている夏の習慣です。

鵜飼いの船や屋形船が行き交い
暗くなり始めた川面を照らす。
対岸の風景はどこか別の世界のよう。
激しく降り始めた夕立を眺めながら
全て他人事のようにビールを飲む。

夏に欠かせない贅沢な習慣です。


2004/08/16(月)
突然のイパネマ
13日の夜のコモンカフェ。
ディープパープリン渡辺さんが
コモンカフェで出会った方に声をかけて
突然実現したジャズセッション。

ヴォーカルとギターとピアニカの
アコースティックセッションでした。


2004/08/13(金)
cafe sunny place
12日昼のコモンカフェは
cafe sunny place。
mugiさん(左)と濱崎さん(右)のお二人です。

お二人とも主婦ですが
ゆくゆくはカフェを開業したい、と
熱心に勉強をしておられます。

コモンカフェには
毎日放送の「せやねん」を観て
お越しいただきました。

この日のフードは和風カレーとピラフ。
スウィーツはパンナコッタとマンゴープリン。
とても美味しかったです。


2004/08/12(木)
楽して働くための“カフェ”
11日。
昼からカフェ・コロンビアの
小澤健さんにお会いしました。
洋服屋&カフェという業態で
東心斎橋に10年以上
お店を構えておられる方です。
http://www.sansokan.jp/tora/10.php

今カフェはもてはやされているが
昔喫茶店といえば、商店街でも
あいつは仕事しないなあ、という奴が
楽して働くためにやっていたようなもの。
競馬見ながら、いろんな人と一日喋りながら
それでも何十年も続けていくのが、喫茶店。

カフェもそんな風に考えたらいいんじゃないか。
オシャレに作って、何年かでつぶして
まちの景観をコロコロ変えることが
本当にいいことなのかと考えてみては。

ずいぶんと肩の荷が下りるお話でした。


11日夜のコモンカフェ。
おきむら君が昨日まで3日連続で入ってくれました。
早い時間はいろんな知り合いの方々にお越しいただき
遅い時間はシングルズのマスターが
お客さんとして寄ってくれました(写真左)。

11日のシングルズは西山さんと大保さん(写真右)。
ずいぶん遅くまでお邪魔しました。


2004/08/11(水)
美術のふたり
10日のシングルズは
CAP HOUSE前管理人の岩淵拓郎さん(左)と
いたみホールの中脇健児さん(右)。

お二人ともシングルズマスター歴は長いのですが
一緒に動きだしたのはここ半年ほどでしょうか。
アートが取り結んだ仲です。

今日は元ピッコロシアター
現兵庫舞台芸術センター準備室の
田房さんにお会いできたのが嬉しく。


2004/08/11(水)
じわじわと進行中
プチ貿易プロジェクトが
ひそかに進行しています。
ロシア・スウェーデン・フランスなど
各国からの仕入れルートを持った精鋭達が
集まりつつあります。

今日は酒井礼子さんが
スウェーデンから仕入れた雑貨を
コモンカフェに並べていました(写真左)。

ホームページもそのうちに
更新されていく予定です。


夜のコモンカフェは
鈴鹿さんからおきむらさんにバトンタッチ(写真右)。

シングルズのマスターの精鋭が
徐々にコモンカフェに登場しています。


2004/08/10(火)
ウクレレよいこ新聞
10日お昼のコモンカフェ風景。

ウクレレよいこ新聞の
狩野さんと義本さんが
校正作業中。

8月中に発行の予定だそうです。


2004/08/08(日)
だれもいそがない村
朝から神戸・本山まで車の修理に行き
2時間ほど車を預けている間に
山に登りました。

阪急岡本駅をこえて
八幡谷から打越峠を経て
風吹岩(437m)へ。

地図も見ずに
水筒も持たずに登りました。

八幡谷からの道は
鬱蒼とした森を抜けていく谷筋ですが
打越峠からは景色の良い尾根道に変わります。

さまざまな植物や昆虫に目を留めたり
山肌が露出しているところで
水晶を掘ってみたりしながら
道を進んでいきます。

風吹岩の少し手前に
横池という池がありました。

睡蓮の白い花と赤い花が咲き
トンボやヤンマが飛び回り
平らな地面のところを歩けば
ハンミョウが何匹も飛び跳ね
イノシシの親子が
池の水に浸かりながら昼寝。
まわりはセミの大合唱。

なかなか立ち去り難い風景でした。
「だれもいそがない村」という歌の歌詞を
思い出しました。

風吹岩には多くの登山者が休憩中。
ボルダリングできそうな岩が
ロックガーデンの方に
いろいろ見えていました。

そこから金鳥山・保久良神社を経て岡本へ。
ざっと3時間ほどの小旅行でした。

9月以降に、扇町Talkin'Aboutで
「六甲山カフェ」というサロンを企画しています。
http://www.talkin-about.com/xoops/modules/eCal/index.php

僕の中では
イメージはずいぶんはっきりしてきました。

今度はロックガーデン側から
もう一度登ってみようかと思います。


2004/08/07(土)
WEBをもっと活用したいなと
暑すぎるためか
昼間のカフェのお客さんが
少なくなっています。

心配なので
昨日は何度もお店を覗きました。

さいきんお店にはパソコンがあります。
お店によく来られる尾畑さんという方が
置いてくださいました。

インターネットに常時接続して
お店にいるマスターが
その日のメニューや、お店の様子など
いろんな情報発信をできるように
早くしたいと思っています。


夜のカフェはECCコンピュータ学院の先生達が
企画運営したクラブイベント。
11時まであったので
大音量への苦情がないかと心配しつつも
クラバーだった10年前を懐かしく思い出し。

コモンカフェはクリモトさん&上田さん。
20代起業家の会の方々が多数来られていました。


2004/08/07(土)
そろそろ商標登録でも考えるべきなのか
5日。
夜10時半ごろにコモンカフェに行くと
東京から来られて、コモンカフェの話を聞き
関心を持った、という方が来られていました。

民間で起業支援オフィスを運営されている方です。

コモンカフェからシングルズに流れ
閉店後のシングルズで
たまたま会った沖村君・北川君とともに
午前2時まで飲んでました。

東京にも起業家が集まる「コモンバー」をつくりたい、と。
さてこの話、実現するでしょうか。


2004/08/07(土)
東京に泊まるということが最近ない
8月4日。
昼に五反田で
エレファントデザインの西山浩平氏と
食事をしながら打ち合わせ。

その後目黒にある
ホテル「クラスカ」(写真左)へ。
tckwの立川裕大氏と打ち合わせ。

2件の打ち合わせを経て
すぐに帰阪。

夜はコモンカフェで
小津安二郎のサロンに参加。
その後鈴鹿さんからお店を引き継ぎ
お店を閉めてから帰りました。


2004/08/04(水)
マツモトタカハシバー
今日のシングルズは
マツモトタカハシさん。
このコンビも長いですね。
お店にしっくりと馴染んでいます。

写真は左から
マツモトさん、タカハシさんと
今日コラボで入っていたタニグチさんです。


2004/08/04(水)
神経衰弱的
昨日コモンカフェに来られていたお客さんに
ドイツ語の通訳を目指している方がおられました。

今日、よく知った方から
ドイツのモーターを買う商談を進めるために
ドイツ語の通訳を探しているが、誰か知らないか
という電話がありました。

昨日のお客さんに電話してみると
知り合いにドイツのモーターを扱っている人もいるので
何らかの力になれると思う、と。

で、紹介しておきました。

うまくマッチングするかはまだ分かりませんが
こういうことがあり得るんですね。

コーディネーターの仕事は
どこか「神経衰弱」に似ています。
こんなことばかりだといいのですが。


2004/08/03(火)
電子消費料金未納分請求最終通達書
というのが家に届きました。
とても怪しい。

ネットで調べてみたら、架空請求の類のようです。
ここに載っているのと全く同じ体裁です。
http://irumi.cocolog-nifty.com/irumi/cat525677/

みなさま、引っかからないようご注意を。


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shiromuku(hu1)DIARY version 3.02