過去の日記 12

2004/07/09(金)
今日のコモンカフェ
デジカメを買いました。
で、さっそくお店の写真を撮ってみました。

今日の夜のコモンカフェ。

シネトライブ・カフェの第2回目で
「ドキュメント・カフェ」と題して
「あんにょんキムチ」の松江哲明監督
「夏に生れる」の村上賢司監督と
飛び入りで鎌田大資監督のトークが
繰り広げられました。


2004/07/08(木)
つれづれ日記
昨日はMebicで「workstyle cafe」。
20数名の方にお越しいただき
ロビーでは収まらなさそうだったので
急きょ会議室でおこないました。

協同研究所の与那嶺学さんに
シンクタンクの仕事についてお話しいただきました。
ちょっと講義っぽくなってしまったので
次回以降はもっとカフェな雰囲気にしたいなと。


今日は午前中に京阪電車・中之島新線の
駅企画デザインコンペのプレス発表に出席。
コンペの選考委員長がイデーの黒崎輝男さんで
選考委員にgrafの服部滋樹さん
大阪市大創造都市研究科の佐々木雅幸さんがおられ
会場にはプレスの方々以外に
アートアンドクラフトの中谷ノボルさん
grafの増地孝泰さん、cafe modeの辻邦浩さん
actualized works gramの本田隆二さん、
FM802の谷口純弘さんといった、
Mebic扇町での企画でお世話になっている方々が
一堂に集まっておられました。

どんなプレス発表になるかと思っていると
選考委員の方々でTalkin'Aboutのように
自由闊達な議論が始まりました。
続いていくうちに、そこに居合わせた人たちのイメージが
どんどん深まっていく、そんな感じでした。


昼からコモンカフェで何件か打ち合わせ。
僕にとってはオフィスの延長でもあります。


さいきんシングルズの中で「mixi」という
コミュニティサイトが流行っています。
http://mixi.jp/home.pl
中で「シングルズとその周辺」というコミュニティが
立ち上がっていたりします。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=13588

(注)サイトはmixi登録していない人からは
   トップページしか見られません・・・

シングルズやコモンカフェは
日々顔を出しているだけで
いろんな知り合いが増えるシクミでもあるのですが
マスターやお客さんが「mixi」に登録していると
出会った人が誰なのかがよく分かる
ということに最近気付きました。

またコミュニティの中で
日々のお店の様子がアップされているので
お店の様子がよく分かるというメリットも。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=44561

これ、なかなかいいですね。


2004/07/07(水)
シネトライブ・カフェ
PLANET+1主催企画として、7/2(金)〜23(土)に
「シネトライブ2004」が開催されておりますが
その関連企画「シネトライブ・カフェ」が
コモンカフェで開催されます。


9 FRI 夜 「シネアストの眼:ドキュメンタリーCafe」
ゲスト:村上賢司 vs 松江哲明

16 FRI 夜 「ニチコネ・カフェ」
ゲスト:山下敦弘、アレックス・ツァールテン、丹下紘希(予定)

23 FRI 夜 「アニメーション・カフェ」
ゲスト:ヨシムラエリ

30 FRI 夜 「エンディング・カフェ・パーティ」:受賞発表

時間はいずれも19:30〜となっております。
ぜひお越しいただければ。


2004/07/07(水)
記憶の葉脈に埋もれて
コモンカフェによくお越しいただくお客さんに
中学校の先生をされていた方がおられます。

ふだんは中崎町のR-cafeと太陽ノ塔とパラボラを
毎日巡っておられ、コモンカフェにも時々
寄っていただいています。

この方が「日本書紀」の暗号を読み解いたそうで
市民サークルなどでも時々話されているそうです。
大和朝廷の時代に実はあった「倭」の国について
全く触れられていない「日本書紀」は
実はとても不思議な書かれ方をしている書物だそうで。

コモンカフェの別のお客さんに
赤穂浪士の末裔、という方がおられます。
この方にその話をしてみると
暗号の内容は代々伝承されているので知っている、と。

僕にはよく分からない流れが
世の中にはあるようです。


今日のシングルズはヨシカワヨシコさん。
彼女が入っているサンバチームの方々が来られていて
即興でライブが始まったりしていました。


2004/07/06(火)
Make My Day
今日の夜はtalkin'Aboutで
天満〜中崎町の立ち呑み屋ツアーを催行。
7名の方にお集まりいただきました。

ちょっと人数が多かったので
1軒目の「安さん」で呑みながらチーム分けをして
2時間後にcommon cafeに集合することにしました。

僕はシングルズ/コモンカフェマスターの
ディープパープリン渡辺さんと
チラシを見てはじめて来られた谷さんと
3名で天満「肴や」から天五中崎「堀内酒店」、
天六「北浦酒店」と回りました。

「肴や」では料理の美味しさに
「堀内酒店」ではアジアな雰囲気に
「北浦酒店」ではサロン度合いに
それぞれ感じ入りながら飲んでました。

たまたま居合わせたお客さんと
いい感じの空気を共有することになって
人生において忘れられない夜になるということが
昔行きつけていたお店で時々ありましたが
今晩はそんな感じでした。

common cafeに集まってからも
いろいろ話しながら飲んでいて
結局終電近くになりました。


2004/07/04(日)
実は杮落としかも
シングルズマスターの梅田メメ子さんが
コモンカフェで劇団「双想」の旗揚げ公演。
夜8時の回を覗きました。

10分ほどの短編を3本。
今日1日だけの公演でした。
入場無料だったこともあり
お茶を飲みにきたお客さんもおられたようですが
いい感じの公演になっていました。

そういえば、この空間で本当にお芝居をしたのは
今回が初めてなのでした。


2004/07/04(日)
リビングの延長のような
昨日(3日)は
昼2時頃にコモンカフェへ。

新しくお店に入る人のための
実習をしたり
マスターとしてお店に入っていた
鈴鹿さんの手伝いをしたり
そこで開かれていた
小津安二郎映画のサロンに参加したり
お店に来てくれた知り合いと喋ったりしていると
夜7時になっていました。

そのあと北村さんのシングルズに寄って
沖村君、ミゾブチ君と喋ってから帰ってきました。

こういうサイクルが結構気に入っています。


コモンカフェに
カウンター席を作ることにしました。
今のカウンターよりも10cmほど低い
カウンターを作ってひっつけて
スツールを5つほど並べようかと。

お客さんとマスターとの
コミュニケーションがとりやすい場所が
やはり必要です。


2004/07/03(土)
本質的懐疑の方法としての「社会学」(つづき)
今日は夜に大阪市大大学院で講義。
「トーキンアバウトと扇町のまちづくり」が
いただいたお題だったのですが
社会学的なものの見方について
半分以上喋ってきました。


社会をつくるのは人。
しかしいったんできあがった社会が
今度は人を規定しはじめる。

社会学という分野におけるさまざまな言説をみていると
社会の変容とともにあらわれる人間の変化についての
卓見というものが随所にちりばめられています。

マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』:
営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献した。

マルクスの「疎外」:
マルクスは労働による人間疎外の構造を明らかにしていく。
労働生産物からの労働者の疎外、労働過程における疎外、類からの疎外、人間の人間からの疎外。

レヴィ=ストロースの『野生の思考』:
これまで非合理的なものとされていた未開人の〈神話的思考〉が,決して近代西欧の〈科学的思考〉に劣るものではなく,象徴性の強い〈感性的表現による世界の組織化と活用〉にもとづく〈具体の科学〉であり,〈効率を高めるために栽培種化された思考とは異なる野生の思考〉であることを明らかにして,近代西欧の理性中心主義のものの見方に根底的な批判を加えた。

マクルーハンの「メディア論」:
マクルーハンは「メディアは人間の拡張である」と捉え、技術とは人間の感覚を外在化したものであり、また技術によって人間の感覚比率は変化を遂げるのだと考える。書き文字、活字印刷術、そして電子メディアと、新たなメディアが登場する毎に、文化は大きく変容してきた。とりわけ、近代の活字印刷術が支配的な文化と、それ以降の電子メディアが支配的な文化は、あらゆる方面から対比される。

ブーアスティンの「疑似イベント化」:
マス・メディアが異常に発達した現代社会では、ほとんどの経験がメディアを通じた間接的なものになってしまい、ものごとを直接経験する機会がますます少なくなるので、我々の感覚は次第に狂ってくる。テレビの時代が英雄を有名人にかえ、旅を観光に変容させることを彼は「疑似イベント化」とよび、人物や場所、あるいは出来事はもちろん、思想や宗教など、ありとあらゆるものにおよぶ現象として批判的に論じた。

ボードリヤールの「消費社会論」:
高度化した資本主義社会のなかでは消費が、使用価値や交換価値に置き換えられない価値=記号価値の論理によって構成される。消費は、その記号としての価値に動機づけられ、組織化される活動なのである。消費はもはやモノの機能的な使用や所有ではない

フーコーの「監獄の誕生」:
パノプティコンのような発想は、学校、病院、工場、兵舎などの様々な近代施設に見られ、権力を自動的なもの、非人格的なものにしているとした。

ウォーラスティンの「世界経済システム論」:
先進国は、例えば社会福祉の増大という統合モデルに切り替えることによって、矛盾をその外部へ、外部へと移転させていった。先進国内部はいっそうの近代化によってヨーロッパ的価値や理念と言われるものを実現し、模範的な発展像を生みだすが、それに必要な剰余価値は外部で調達されねばならない。先進国が高度福祉国家へと転換したということは、実は外部との格差をさらに広げているにすぎない。


ミクロレベルで起こっていることと
マクロレベルで動いていることが齟齬をきたすことを
ミクロ・マクロ・ギャップと言います。

これをミクロ・マクロ・ループという形で
うまくつないでいく方法。
個人と社会がなめらかにいい関係を保てる方法。
そういうことを何となく考えています。


2004/07/02(金)
安心できるテレビの取材
今日はNHK大阪の方に取材いただきました。
コモンカフェについて4分〜6分ほど
ご紹介いただけるそうです。

石原正一さんの「Cafe de 漫画朗読」の様子と
鈴鹿さんのオーガニックカフェの様子と
僕のインタビューで構成されています。

放映日は
7月12日(月)かんさいニュース1番(午後5:10〜6:59)
7月16日(金)ぐるっと関西 おひるまえ(午前11:05〜11:54)

の2回の予定。
また面白い人に出会えるきっかけになればと。


2004/06/30(水)
残る人はどこかが違う
今日は昼に京都三条のneutronへ。
http://www.neutron-kyoto.com/
代表の石橋圭吾さんとお会いしました。

ビルの5階にギャラリー&カフェ
地下1階にはギャラリー&ショップがあり
アーティストのファイルをまとめて置いていたり
展覧会の紹介文を石橋さん自身が書いていたり
作家さんの作品をプロデュースしていたりします。

ギャラリーにしても劇場にしても
ただハコを貸す、というスタイルは
今後減っていくだろう。

アーティスト自身ががセルフマネジメント能力を
身につけることはもちろん大事だが
それを支えるハードをきちんと作ることが必要。

個人に近いところからオープンして
3年間かけて着実に作ってきたハコは
生きた「場」になっています。


夜のOCC!はタピエスタイルの玉井恵里子さん。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~tapie/
ふだんのお仕事はインテリアデコレーターです。

アルフレックス・ジャパンにいた時に
自分で海外に行って買ってきた雑貨やインテリアを
ショールームで勝手にディスプレイしたことから
ディスプレイの仕事を受けるようになった。

最初の3年間は、もらったギャラを全て使って
また海外に雑貨やインテリアを買いに行った。
それが次の仕事に活かされていった。

こういうサイクルを生み出せる人は強いです。


2004/06/30(水)
7月のコモンカフェスケジュール
コモンカフェページ立ち上がりが遅れており
ご迷惑をおかけしております。
7月のスケジュールについて
こちらでお伝えいたします。


common cafe 7月スケジュール

1THU昼 鈴鹿樹里(オーガニックカフェ)
  夜 「宝子 アルバム発売記念ライブ」主催Lyra Records 協力(有)テーク +
カフェパラボラ(有料)
2FRI昼 出張カフェ「太陽ノ塔」
  夜 シネトライブ・カフェ「オープニング・カフェ」
3SAT昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック) (14:00〜シネマサロン)
  夜 ディープパープリンレコーズプレゼンツ サウンドバー 『サンセット』
4SUN昼夜 双想 旗揚げ公演 『SouSouOmnibus』 14:00- 17:00- 20:00-
5MON昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 undecided
6TUE昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 undecided
7WED昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 undecided
8THU昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 出張カフェ「太陽ノ塔」
9FRI昼 出張カフェ「太陽ノ塔」
  夜 シネトライブ・カフェ「シネアストの眼:ドキュメンタリーCafe」
10SAT昼  -gwo- Collection ポエトリーリーディング・ライブ(15:00〜 有料)
  夜 ディープパープリンパブリッシングプレゼンツ 『ろうそくバー 〜ピース
でスローな夜を〜』
11SUN昼 Cafe Sunny Place
  夜 undecided
12MON昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 元気出していこう、カフェ
13TUE昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック) & HARVEST PRODUCTS展示会
  夜 扇町Talkin'About 「プチ貿易振興事業団」(19:30〜)
14WED昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック) & HARVEST PRODUCTS展示会
  夜 HARVEST PRODUCTS BAR
15THU昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック) & HARVEST PRODUCTS展示会
  夜 出張カフェ「太陽ノ塔」
16FRI昼 出張カフェ「太陽ノ塔」 & HARVEST PRODUCTS展示会
  夜 シネトライブ・カフェ「ニチコネ・カフェ」
17SAT昼 ヌーベル・サロン
  夜 jumelle ako
18SUN昼 立川/石飛/明田 「おにぎりカフェ」
  夜 ディープパープリンレコーズプレゼンツ ソウルバー 『スマイリングムー
ン』
19HOL昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 common style
20TUE昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 common style
21WED昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 undecided
22THU昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 出張カフェ「太陽ノ塔」
23FRI昼 出張カフェ「太陽ノ塔」
  夜 シネトライブ・カフェ「アニメーション・カフェ」
24SAT昼 模擬店祭り「リラクゼーションカフェ」
  夜 ビジネスライブ 〜仕事をかたろう〜
25SUN昼 Cafe Sunny Place
  夜 common style
26MON昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 なごみBAR 「水響」
27TUE昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 undecided
28WED昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 ディープパープリンレコーズプレゼンツ ジャズバー 『シンプルライフ』
29THU昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 出張カフェ「太陽ノ塔」
30FRI昼 出張カフェ「太陽ノ塔」
  夜 シネトライブ・カフェ「映像製作ワークショップ・カフェ」
31SAT昼 鈴鹿樹里 「cafe millet」(オーガニック)
  夜 ファンタスムス&ミゾブチ「プロジェクターと映写機のコラボ! 映像展示
カフェ」


2004/06/30(水)
本質的懐疑の方法としての社会学
たとえば、少年犯罪が増加しているという
統計結果が出たときに
それを少年を取り巻く環境の変化に
安易に帰結させた言論を僕らはマスコミでよく耳にします。

実はその統計結果は、もしかしたら警察が頑張って
検挙数を増やしたことによるものかも知れないし
被害者がだんだん泣き寝入りしなくなってきたために
立件される事件が増えたということかも知れない。

こうだからこうなる
という単純な論理的帰結のなかで
ぼくらは大きな間違いを犯している可能性がある。


僕は大学で社会学を勉強したので
こういう考え方をよくするのですが
これはかなり大事なことなのでは、という気が
最近しています(つづく)。


2004/06/28(月)
「フォーラム」のようなカフェ
この3日間
コモンカフェでの漫画朗読に
ずっと立ち会っていました。

西田シャトナーさん
末満健一さん(ピースピット)
鴨鈴女さん(南河内万歳一座)
希ノボリコさん(劇団☆世界一団)
楠見薫さん
美津乃あわさん(ファントマ)
伊藤えん魔さん(ファントマ)
久保田浩さん(遊気舎)
川下大洋さん(Piper)
山田かつろうさん(売込隊ビーム)
そして、石原正一さん(石原正一ショー)

ゲストが毎回変わるので
OMSにゆかりある役者の方々に
ずいぶん会うことができました。

また役者さんが
漫画朗読という、実は難しい表現形態に
それぞれどう取り組むのか
かなり発見の多い3日間でした。

いいお客さんに恵まれたからでしょうか
カフェ空間にもかかわらず
雰囲気が「フォーラム」にとても似ていました。
そして「フォーラム」よりもさらに
客席と舞台のコミュニケーションが
取りやすい空間になっていたように思います。

※「フォーラム」はOMSにあった劇場スペースです


2004/06/26(土)
The Great Good Place
アメリカの社会学者のレイ・オールデンバーグが唱える
「サードプレイス」という概念。
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/3rd_place/

家でもオフィスでもない第三の場所。
今そこにいることを楽しむために訪れる場所。
ただ何となくぶらりと寄れる場所。それでいて、
いつも温かく迎え入れてくれる。
そこはオフィスとホームの中間地点であって、
みんなの場所なのに、プライベートな場所でもある。

形式張らない社交の場に集い、仕事や家庭の問題を忘れ、
くつろいだ雰囲気で話をしたいという欲求を満たす場。
たぶん人間には、そういう場所が必要なのでしょう。

Talkin'About、SINGLES、common cafeを通じて
こういうことを言いたかったんだなと改めて思いました。


今日のcommon cafeの夜は
石原正一さんによる「カフェDE 漫画朗読」
http://www2s.biglobe.ne.jp/~itofura/cafe.htm

OMSのフォーラムを思い出すような椅子の並びなのに
集まったお客さんが食事やお酒を楽しみながら喋ってる
舞台と客席のコミュニケーションが続いたまま
パフォーマンスが進行していく。

劇場も「サードプレイス」になり得る。
そんな感じがしました。


2004/06/25(金)
結局適当に喋ってしまいました
今日は福助社長の藤巻幸夫さん
リンカイ社長の李容淑さん
大阪市大大学院の塩沢由典さんと
喋ってきました。
http://osaka.yomiuri.co.jp/syougyou/

「にぎわいを呼ぶ新しい街づくり」というのがテーマ。
パネラーの方々とも仲良くなり
なかなか楽しい時間を過ごすことができました。
内容も面白かったのですがここではカット。
7月9日(だったかな?)の
読売新聞夕刊に載るそうです。

夜のOCC!は
西宮市会議員の今村岳司さん。
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=6&d=24
以前に2度ほどこの日記にも書いたことがありますが
強烈な方です。

今村さんの話を聞いて、ほぼ興味の無かった政治の世界に
多少なりとも関心を持つようになりました。
http://www.xdl.jp/

カフェには昼と夕方と夜に顔を出し
その後にシングルズに寄って終電で帰宅。


2004/06/24(木)
輸出と輸入の不均衡
フランスや北欧に行って
かわいらしい雑貨を見つけてきて
安く仕入れて日本の雑貨屋さんで売る
という立ち回りに興味を持っている人は多いです。

その逆に、日本で簡単に安く手に入るもので
海外ではあまり手に入らないものを
フランスや北欧に行ってフリマや蚤の市で売る
という立ち回りに興味を持っている人はとても少ないです。

これはなぜなんだろう、とかねがね思っています。

新事業分野に進出するのに
今の顧客に新たな商品やサービスを提供するのと
今扱っている商品やサービスを新たなマーケットに持ち込むのと
選択肢としては両方あるはずなのに
ほとんどの人は後者を苦手としているように思えます。

これは大いなるスキマなのでは、と。


今日は昼・夕方・夜とコモンカフェに顔を出しましたが
そのたびにいろんな方にお会いしました。
場がある、というのは有難いことです。

夜はOCC!。
山口照美さんの文章講座には
100名近い方にお越しいただきました。
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=6&d=23


2004/06/22(火)
台風はいつの間にか去って
午前中にNHK文化部の藤江さんに
SINGLES PROJECTについてご説明。
1時間近くお話しして
何でこんなことをしているのか
どうにかご理解いただけたような気がします。

昼休みに大雨の中コモンカフェへ。
今日はますかわあゆみさんの
「カフェ・パライソ」。
お客さんはさっぱりかと思いきや
少なめに用意したフードは売り切れていました。
ご近所の方々にお越しいただいたようで。

夕方に京阪枚方市駅まで。
英語で喋るサロンのプレゼンテーターとして
「大阪を面白くする方法」について喋ってきました。
集まっておられたのはほとんど日本人で十数名。
午前中とほぼ同じことを英語で説明したのですが
ずいぶん舌足らずな説明になってしまい
きちんと伝わったかどうかは怪しいです。
主宰の土岐さんにかなりフォローしていただきました。

帰りに久しぶりに中津のSUMO BACKPACKERSへ。
http://www.sumobackpackers.com/jap.html
最近は外国からの人がほとんどのようです。
「SOUTH PARK」というかなりイカれたアニメーションを
なぜかアメリカ人たちと一緒に観ることになりました。


2004/06/20(日)
現実逃避ともいう
朝早く目が覚めてしまったときには
家の前に出て竹山を眺めています。

明るくなってきた空と
誰も歩いていない道と
わずかに揺れる竹の葉先をみていると
中学や高校の頃のような気分になります。

それは、その頃によく山に泊まりに行って
そんな風景をみていたからでしょう。


自分の中のスイッチが切れてしまったので
ここ2日ほど、ただ遊んで過ごしてました。

テレビのクイズ番組を真剣にみたり
どうでもいいことをネットで何時間も調べたり
小説を読んでいたり
逆立ちの練習をしてみたり
手ぶらで街に出てみたり
糸が切れた凧のように過ごしました。

こういう動き方をすると
こういう暮らし方をしていた
10年前の気分になります。


2004/06/17(木)
教えること、それは教えないこと
子どもたちに木の名前を教えるために
木にプレートをかけると
子どもたちはプレートを見て安心してしまい
木を見なくなってしまう。

むしろその木で何か作らせて
その経験を通じてその木について知らせるようにすると
子どもたちはそこから自分なりの方法で
自然を認識しはじめる。

いろんなことを教えすぎると
子どもたちが自分で発見する楽しみを奪うことになる。

アウトドア情報センターの下城民夫さんが
OCC!の講座の中で言っていました。
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=6&d=9


失敗から学ぶことは多い。
失敗しないようにいろいろ教えてしまうのではなく
失敗をマネジメントする能力を身につけさせることが大事。

僕がいろいろ指示を出してしまうと
社員は僕の言うことを聞くロボットになってしまう。
この制度を作ってから、僕は会社でほとんど何もしていない。

PD(プロジェクトドライブ)という
社内で手を挙げた人に、プロジェクトの
一切の権限を与えるという社内制度を作った
イーディーコントライブの川合アユムさんが
同じくOCC!の講座の中で言っていました。
http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=6&d=15


この考え方、僕の中でかなりしっくりときています。


今日の夜は「common style」。
夜9時頃に関係者ばかり10数名になったので
突然全員の方に簡単に自己紹介をしていただきました。

映像作家、バンドマン、映像イベントプロデューサー、
俳優、放送作家、TVタレント、雑誌ライター、雑誌編集者、
マーケッター、カフェ開業予定者、服飾デザイナー。

あらためて肩書きでみると
いろんな方がおられるものです。


2004/06/14(月)
水辺の楽しみ
「水都OSAKA水辺のまち再生プロジェクト」
という動きがあります。
「水の都」を意識したまちづくりによって
大阪の都市再生を盛り上げていこう、というものです。

水辺のまちづくりに関する情報を
広く市民や観光客へ提供することなどを目的にしていますが
この団体が毎月第3水曜日に
「水辺ランチ」という企画をおこなっています。
http://www.suito-osaka.net/html/lunch.html

中之島の剣先公園で集まった人がランチを食べる
というだけの、肩肘張っていない企画です。
僕もよく顔を出しますが
毎回結構な人数の方々が集まっておられます。

まずは行ってみる。
そこで何かを感じてみたり
いろんな人と出会ってみる。
そのために決して無理はしない。

こういう企画の作り方っていいですね。

次回は6月16日(水)です。
天気が良ければいいですが。


2004/06/14(月)
まあ、こういうことのために作ったハコともいえる。
ちょいと宣伝。


『石原正一presents カフェ DE 漫画朗読』

古今東西の名作マンガを、
動きや声帯模写、衣裳?道具を駆使して
劇的に朗読するパフォーマンスを、
関西演劇界の素敵な役者さんをお招きしてお贈りします。
バラエティに富んだ演技の数々を
石原正一と共にドリンクを片手に満喫しましょう!

【日時】
6月25日(金) 20:00
6月26日(土) 14:00 20:00
6月27日(日) 14:00 18:00
【場所】common cafe
【料金】1,500円(1ドリンク付)
【出演】
 石原正一
 西田シャトナー/末満健一[ピースピット](25日)
 鴨鈴女[南河内万歳一座]/希ノボリコ[劇団☆世界一団](26日昼)
 楠見薫/美津乃あわ[ファントマ](26日夜)
 伊藤えん魔[ファントマ]/久保田浩[遊気舎](27日昼)
 川下大洋[Piper]/山田かつろう[売込隊ビーム](27日夜)
【お問い合わせ】
 tel:075・681・1180
 mail:halashow@k2.dion.ne.jp
 [石原正一所]

 HP:http://www2s.biglobe.ne.jp/~itofura/cafe.htm


2004/06/12(土)
コモンカフェのノルマについて
オープンしてから2ヶ月余り。
コモンカフェの営業状況をずっとみてきて
わかってきたこと。

■平日のお昼にはランチを中心に
 近隣の方にお越しいただける状況ができつつある
■週末のお昼には一般の方がかなり来られる
■しかし夜になると駅前にもかかわらず人通りが少なく
 一般の方の来店が数名程度になる
 そのほとんどは午後6時から8時の食事目的のご来店

実際の売上の数字の検証や
お店に入ったマスターとの話し合いを続ける中で
現在仮に設定している「売上ノルマ」の額が
適切ではないな、と感じていました。

で、売上ノルマと売上報酬について
以下の通り変更することにしました。
(ちなみに現行の売上ノルマ・売上報酬については
 http://www.talkin-about.com/cafe/faq.php を)


■最低保証料(ノルマ)
 平日昼:なし  平日・日祝夜:8,000円
 土・日・祝昼:8,000円  金・土・祝前日夜:10,000円

 ※有料イベントを行う場合:通常営業の1.5倍

■売上報酬
 参加料(売上ノルマ)超過分の10%

■適用
 平成16年9月1日より 

  ※6月については現状のノルマ額超過分の20%を
   7,8月については新ノルマ額超過分の10%を
   それぞれ報酬としてお支払いいたします。

■ポイント
 1.平日・週末夜のノルマはシングルズと合わせています。
   これはカフェのオペレーションが大変であること
   カウンターがないためコミュニケーションが
   取りにくいことなどを考慮し、お店に入るハードルを
   少しでも下げようと考えてのことです。
   (ただし、これは誰でもお店に入れるようにする
    ということではありません。)

 2.売上報酬の分配率を20%→10%としています。
   これはノルマを下げた分、分配率を下げないと
   経営的に成立しないためです。

   ちなみにカフェの損益分岐点売上は月50万
   借入金返済が可能となる売上は月70万なので
   全員がノルマを達成するだけでは経営的に成立しません。

 3.週末に終日有料イベントで使う場合のノルマは
   2万7000円です。


現在カフェに入っていただける方(とくに平日夜)を
あらためて募っております。
どうぞご協力のほど、お願いいたします。

※お問い合わせはこちらまで:singles@do.ai


2004/06/11(金)
common cafeでの打ち合わせ日記
昨日(9日)は昼にCalo Bookshop&Cafeの石川あき子さん
itohenの鯵坂兼充さんと打ち合わせ。
Calo:  http://www.calobookshop.com/
itohen: http://www.skky.info/itohen/gallery/

実はOCC!夏講座の打ち合わせです。
「書店員ナイト」をやりましょう、とか
個書店マップでも作りましょうか、なんて話もしていました。


今日(10日)の昼は
シネトライブ2004の打ち合わせ。
7月の毎週金曜夜にシネトライブ・カフェを
開催するための打ち合わせです。
http://www.tcn.zaq.ne.jp/home/planet/index.html

夕方には
大阪スクールオブキャリナリーアートの
谷水直美さんと打ち合わせ。
洋菓子・カフェ・パンのコースがあり
開業までを支援する学校だそうです。
http://www.culinary.jp/

コモンカフェの平日夜のノルマを
どうクリアするか、という課題を
生徒さんに考えてもらうのはどうでしょう?
なんて提案をしてみました。

その後プラネットワークの吉田和睦君や
Air Souvenirの大出亜由美さん
ギルドギャラリーの前堀亜希子さんといった
元OMSなメンバーが集まっていました。
Air Souvenir: http://www.air-souvenir.com/
ギルドギャラリー: http://guildgallery.net/


2004/06/10(木)
六甲山の可能性
ヒマラヤのような高山に登ると
生物がおらず心がすさむため
バランスを取るために海に潜る。

昨日かおとといの新聞に載っていた
アルピニスト野口健氏のエッセイより。

今日のOCC!は
アウトドア情報センターの下城民夫さんに
アウトドアとディズニーランドの近似性について
お話しいただきました。

どこがどう似ているのかは
ここでは書かないことにしましょう。

講座の後、シングルズで下城さんと飲んでいましたが
途中から六甲山の話で盛り上がりました。

そもそも登山やハイキングの
日本での発祥の地。
木材の伐採が進んで禿山となり
植林や砂防ダムなどの治山事業のおかげで
緑を取り戻した山。
今では中高年登山のメッカですが
若い人には親しみの薄い六甲山。

しかし、あの山には
大いなる可能性を感じています。

それはアウトドア文化や里山文化の入口としての可能性
世代を超えたサロンを生み出す可能性
そんな感じのものです。

一度Talkin'Aboutで
何か仕掛けてみようかと。


2004/06/08(火)
ネオテニー戦略
1970年に「マンチャイルド」を書いた
ニューヨークの精神科医デビッド・ジョナスは
人間はネオテニー戦略をとることによる過剰補償の
メカニズムとして知性を発達させたのではないかという仮設を立て、
「ニューヨーク・タイムズ」で絶賛された。

人間は幼児期を延長したことで
遊び方と学び方を一致させ、
コミュニケーションの能力を高め、
ついに「ツール」としての言葉や道具をつくりあげた。
さらには文化の継承をおこなうことができるように
なったのである。

「ボランタリー経済の誕生」という本の中の
「ネオテニーとコミュニケーション」という章より抜粋。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/440810258X/250-7199748-6541056


人類の進化には、幼形成熟(ネオテニー)が
重要な役割を果たしたと言われる。
ヒトの成人した姿は類人猿の幼児に似ており、
成長につれて発達すべき部分が未発達なまま
成熟したのが人間だと言える。
しかし未発達がゆえに、多様なことに対処できる能力を
開発して進化してきた。
この幼形成熟の特徴をよく表す行動が「遊び」である。

人間以外の動物にとって「遊び」は子どもの特権である。
捕食関係にある動物どうしでも子どもの頃は一緒に
遊ぶことがあるが、それは子どもたちが見知らぬ相手を
許容する力を持っているからだ。
許容力が高くなければ未知の世界を受け入れ、
新しいことを発明していくことはできない。
人間行動の多様性は、子どものもつ許容力の高さと好奇心を
大人になっても維持しつづけることによって可能になったと
思われる。遊びは仮想の世界に人間の心を解き放つ力を
持っている。

文化はこの遊びの上に成り立っており、未成熟な行動様式で
ある遊びを大人の社会行動に持ち込むことによって花開いて
きた。このように考えれば、未成熟でいられることが
許される社会が、逆説的に成熟した社会と言えるのかも
しれない。

サントリー不易流行研究所編
「大人にならずに成熟する法」の中で
山極寿一氏が書かれた内容を
不易流行研究所の奥村さんがまとめたものです。
http://db.bunkanken.com/journal/journal_data.php3?id=144


この「ネオテニー」というあたりに
何かの大きなヒントがあるような気がしています。


2004/06/06(日)
common style
あまり真面目に宣伝しておりませんが
コモンカフェで「common style」となっている日は
僕が入っています。
新たにお店に入りたい、という方がおられれば
ルールとマニュアルについて説明したり
コーヒーを淹れる実習をしたりしています。

今日の昼の「common style」では
マスター候補の方が来られなかったので
普通にカフェ営業していました。

僕自身はフードを作らないのですが
楽園食堂さんに作っていただいた
ココナッツカレーやポークビーンズやプリンを出したり
お店のドリンクを出したりしていました。

今日は一人で回せるほどの忙しさでしたが
それでも昼から夕方で20名近くの方が来られていました。
7割ほどは知らない方が来られるので
普通に喫茶店のマスター状態です。

シングルズだと
知らないお客さんが来ることが少ないので
これはこれで、発見が多いです。
が、知り合いが一人も来ないと疲れます。
今日は神戸アートビレッジセンターの坂本さんと
メビックに入所している
ライフレックスデザインワークスの多田さんに
助けられました。


ちなみに次回の「common style」は
6月16日(水)の夜です。

マスターになりたいという方も
お客さんの方がいいという方も
ぜひお越しいただければ。


2004/06/06(日)
適当なことを喋るのはそろそろ
前にコモンカフェの取材を受けたときに
「飲食店を新規に開業しても
 1年後に閉めてしまうお店が半数近くあるらしい。」
と人から聞いた話を喋ったら
そのまま新聞に載ってしまったことがあります。
(僕のコメントとしてではありませんが)

実際は、
「大阪市内では、4店に1店が開業後3年以内に閉店し、
 さらに売上を上げている店舗は
 20%にも満たないというデータもあります。」
(大阪市経済局発行「大阪の経済2003年版」より)

ということらしいです。

きちんと裏を取っていないことを喋るのは
まずいなあ、と。

今日(6日)の読売新聞の朝刊の
ベンチャー新世紀「一言」欄に
「キタは芸術都市になるのか」という
シンポジウムで僕が喋ったコメントが載るらしいです。
大丈夫かなと心配しています。

そして今度こんなシンポジウムに出ます。
http://osaka.yomiuri.co.jp/syougyou/
何でこんなところに出るのか分かりませんが
喋ったことが一言一句新聞に出てしまいそうなので
そろそろ公式の場で適当なことを喋るのをやめないと、と。


2004/06/05(土)
タイラレイコさんのこと
今日はcommon cafeのもう一人の管理人
タイラレイコさんをご紹介。

タイラレイコさんと最初に出会ったのは3年前。
フリーペーパー「The BAG MAGAZINE」と
扇町Talkin'Aboutとの共催で
堺筋本町にあるコンテンツレーベルカフェで
カフェについてのサロンを開いたときに来られていました。

こんど日替わりマスターのバーをやります、と
告知したときにマスターとして立候補されました。
Common Bar SINGLESの最初からのマスターです。

絵本を作ったり、アート活動をしたり
OMSのフリマに出店したりと
いろんな表現活動をしながら
シングルズを支えてきてくれました。
彼女にとってはシングルズも
一つの表現空間だったのかも知れません。

プチ貿易振興事業団という海外雑貨輸入プロジェクトや
カフェをつくる話にも積極的に顔を出してくれていたので
いよいよ本当にカフェを作ることになったときに
管理人をお願いしました。

昨年に同じくシングルズマスターの
タイラケンタロウさんと結婚し
タイラレイコさんとなられました。
さいきんは“Cafe dix et cinq ”というタイトルで
シングルズやコモンカフェに夫婦で入っておられます。

タイラレイコさんは
かなりまっとうにフレンチの人ですが
旦那さんのケンタロウさんは筋金入りにラテンな人です。

このあたりが、不思議で。


2004/06/04(金)
ますかわあゆみさんのこと
今日はcommon cafeの管理人をお願いしている
ますかわあゆみさんをご紹介。

ますかわあゆみさんは、旦那さんのMASGONさんと二人で
神山町にある「楽園食堂(パラダイスカフェ)」という
お店をやっています。
タイカレー(タイ料理)や
アロスコングリ(キューバ料理)や
フェージョアーダ(ブラジル料理)など
いろんな国の料理を出しているお店です。
http://www6.plala.or.jp/SPOON/link4.htm

お店をはじめたのは今から8年前
今の場所(天満中学校の西側)に移ってきたのは5年前です。
OMSのすぐそばだったので
扇町Talkin'Aboutの相談でも、とうかがったところ
毎週月曜日に「サルサレコード鑑賞会」という企画を
すでにやっておられたので、その企画に
扇町Talkin'Aboutの冠をつけてしばらく実施していました。

2001年にシングルズが閉店した後
日替わりマスターのお店として再生させる時に
一番のネックであった「仕入れ」と「鍵の管理」を
ますかわさんにお願いできたことで
Common Bar SINGLESはスタートしました。

そしてcommon cafeでも「管理人」として
買い出しをお願いしたり、鈴鹿さん・舘川さんと一緒に
平日昼間にお店に入っていただいたりしています。
実はcommon cafeから歩いて3分ほどの所に
住んでおられるので、ずいぶんと頼りにしています。

ますかわさんは、飲食店のお仕事のかたわら
「デスカルガ ルンバスアーベ」という
サルサバンドのリードヴォーカルをやっています。
http://www.geocities.jp/rumbasuave/

また6月は、「カフェ・パライソ」というタイトルで
月曜の昼間にcommon cafeに入っておられます。

Common Bar SINGLES、common cafeには
なぜかラテン勢力とフレンチ勢力があるのですが
ますかわさんは、当然ながらラテンの人です。


2004/06/01(火)
20円の演技?
「100円玉が落ちていると思ってよく見るとジュースのフタだった」
「犬の死体かと思ってよく見ると雑巾だった」

この間のシティーボーイズの公演の中で
これらの演技に値段をつける、ということを
テレビのバラエティ番組というシチュエーションの中で
やっていました。
一つ目が「10円の演技」
二つ目が「20円の演技」だったかと。

つまりはシニカルなシチュエーションコントなのですが
これがずっと頭に残っています。

たとえば、2時間の芝居の料金が2500円だとしたら
1分間に換算すると約20円。
20円はちょっと極端ですが
俳優の数分間の演技が評価されて
対価をもらえるようになる、ということは
あり得ないだろうか、と。

シアタースポーツ、即興演劇、短編演劇、など
これまで何度も試みられながら
うまい形になったことはまだないようですが
俳優の持つ演技力・エチュード力それ自体が
興行として成立するシクミというものが
あり得ないだろうか、と。

みなさま、ぜひ一度考えてみていただければ。


今日の夜は「common style」。
4名のマスターがcommon cafeでコーヒー実習を受けていました。

夜のバー営業に関しては、コーヒーと紅茶が
淹れられることをデビューの最低条件としていますが
みなさん、一番難しいカフェラテに
楽しそうに挑戦しておられました。


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