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2018/11/23(Fri)
Walkin'Abour@Philly(2)


フィラデルフィア市の中心部分は、東をデラウェア川、
西をスクールキル川に挟まれた半島のような形をしていて、
その真ん中に市庁舎があります。地図の中の「フィラデルフィア」の
後ろの「ィ」の場所にある、四角い区画がそうです。

1682年にこの地に入植したウィリアム・ペンは、
当時懸念されていた腺ペストの流行と、
1666年にロンドンで起こったような大火を防ぐという
観点から、縦横の通りを広く取り、住宅を密集させず
ゆったり建てられるよう、都市の構造をデザインしています。
そして真ん中に、センタースクエアを設けていました。

19世紀後半に、フィラデルフィアが製造業都市として、
空前の繁栄を誇るようになった頃に、センタースクエアに
新たな市庁舎を建設することが決まりました。

ヨーロッパの建築様式を模した荘重な建物は、
30年以上の年月をかけて完成し、その偉容は
今も多くの観光客を魅了しています。
東西と南北の通りを妨げるように建っていることで、
市庁舎がヴィスタの位置に美しく聳えています。

The central area of Philadelphia is shaped of peninsula sandwiched between Delaware River on east and Schuylkill River on the west. The City Hall is located at the center of the area, the square block at the latter letter “l”of “Philadelphia”in the map.
Willian Penn, who first settled on that land, designed the grid pattern of the city that houses were to be set on large lots along wide streets, in terms of limiting the spread of diseases like bubonic plague and fires like the Great Fire of 1666 in London. And he put the Center Square at the center of the area.
In the late nineteenth century, when Philadelphia saw an unprecedented prosperity as an industrial city, it was decided to construct new City Hall at Center Square.
This majestic edifice inspired by European style was completed after 30 years of construction, and is still attracting millions of visitors. It is situated to block the streets of east-west and north-south, you’ll see the beautiful City Hall at vista landscape.


2018/11/23(Frei)
Walkin'Abour@Philly(1)


昨日はフィラデルフィアへ。
最高気温0℃という寒さの中、7時間ほどウロウロしました。

フィラデルフィアは、ニューヨークから南西に
130kmほどの場所にあります。
ペンシルバニア州の最大都市で、人口は150万人。
全米でも第5位の規模の大都市です。

この、5番目というのが微妙なところで、
日本人がアメリカに旅行に行くとすると、
人口規模ならニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴでしょうし、
観光地なら加えてサンフランシスコ、ボストン、
マイアミ、ラスベガス、ポートランドなどでしょう。

フィラデルフィアは日本での認知度は高くなさそうですが、
観光に力を入れていて、年間4200万人の国内観光客を
集めている都市のようです。
https://www.visitphilly.com/

この街の人々は、街のことをPhillyと呼んでいます。


Yesterday I was in Philadelphia. Though It was so cold yesterday, being the highest temperature below 32℉, I walked around about 7 hours.

Philadelphia is located about 80 miles southwest of NY.
It has the population of about 1,500,000, the largest in Pennsylvania, and the fifth in the U.S.

It is subtle to be the fifth, because the fifth popular city is unlikely to be the major destination from abroad. Acturally, the popular destinations in U.S. for Japanese are New York, Los Angels, and Chicago in terms of population size, and San Francisco, Las Vegas, and Portland in terms of prominent sightseeing place added to largest three cities.

Philadelphia seems not to be familiar with Japanese, but puts a lot of efforts to become a destination for sightseeing and gathers 42 million domestic tourists every year.

the residents of Philadelphia calls thier city as Philly.


2018/11/22(Thu)
トレントン市役所の壁画


21日。ボストンからアムトラックで5時間半かけて
ニュージャージー州のトレントンという街へ。
ニューヨークを過ぎて、さらに小一時間ほど、
東海岸に沿って南へ下ったところにある小都市です。

この町は、アメリカ独立戦争の時に
戦局を変える重要な勝利を収めたことで有名ですが、
1840年代に小さな窯業所ができて以降、
陶器と鋼鉄製ケーブル製造の産業で大いに栄えました。

トレントン市役所の会議室には、アシュカン派の画家、
エヴェレット・シンの巨大な壁画があります。
1907年に市役所ができた時に描かれたものです。
右側にはマドック社の陶器工場で、
左側にはローブリング社の鋼鉄製ケーブル工場で、
それぞれ働く、筋骨隆々とした労働者が描かれています。

この町の人口は、現在8万人ほど。
製造業はその後衰退し、それに代わる産業を得られず、
市最大の雇用主はニュージャージー州政府で、
市全体の雇用の半分近くを占めています。

人種構成としては、アフリカン・アメリカンが半数を占め、
旧市街には、ヒスパニック系の店舗や飲食店が
ここ15年ほどでかなり増えています。
ジェントリファイしていない方の、貧しい中で
苦闘を続けているアメリカの小都市の典型のような町でした。

そして今は、フィラデルフィアのAirBnBに泊まっています。

Nov.21st, I went to Trenton, New Jersey.It took five and a half hours from Boston by using Amtrak
It is located nealy alongside the east coast, passing through NY and then nearly another one hour by train.

Trenton is famous for its role in the American Revolution, winning a significant victory to change the course of the war.
After its industrial history began in the 1840s with small pottery manufactories, the city was greatly flourished with ceramic and steel cable industries.

There is a large mural by Everett Shinn, a prominent member of Ashcan School of American artists, in the council chambers of Trenton City Hall,
It was drew when the City Hall established in 1907, depicts the fiery interiors of the city's iconic industries, the Maddock ceramics factory on the right, and the Roebling steel cable plant on the left, both dripping with the sweat and the exertion of muscular workingmen.

The population of Trenton is around 80 thousands now. The industries was declined after that, and the city couldn't find other industries to replace them. The main employer of the city is state government of New Jersey,
the noumer of employees counts nealy half of total number of the city.

Looking at the racial makeup, African Americans counts nealy half of total population,
and in these fifteen years, the number of Hispanic shops and restaurants fairly increasing.
Trenton seemed to be a typical American small town not gentrifying and struggling in poverty.

And I'm now staying in the room of AirBnB in Philadelphia.



2018/11/17(Sat)
分断された都市


ハーバードで都市政策や住宅政策を学ぶんでいるうちに
ある根本的な問題に気づいてしまいました。
それは、苦労して学んだことを日本で話しても、
「ふーん」と言われて終わる可能性が高いということです。

アメリカの住宅に関する法律や制度に詳しくなっても、
その後にアメリカで働くのでなければ使えないし、
日本では「ここは日本だから関係ないですね」となります。

では、この日々の労苦は報われることなく、
僕自身も日本に帰った後、学んだことをそのうちに忘れて、
細い目をして「あの時は大変だったよなぁ」とか言うのだろう。

それはマズいなあと思っていた頃に、大学の掲示板で、
「THE DIVIDED CITY(分断された都市)」というセッションの告知を見つけました。
見ると3日後に同名の本の著者と、ローレンス市市長が対談すると。
このチラシを見たその足で、大学近くの書店に行き、
その本を買い、3日間で半分ほどに目を通しました。

アメリカの、かつて製造業で栄えた都市が
今どうなっているかを、詳細なデータと調査、
そして僕が講義で学んでいる政策的背景もふまえて
見事にまとめている、とても意義深い本でした。
https://www.amazon.com/Divided-City-Poverty-Prosperity-America/dp/1610917812

で、そのセッションに出席し、お話を伺った後に、
著者のアラン・マラック氏に「出版の確約はできませんが、
この本を日本語に訳させてください!」とお願いしました。

そうすれば、僕が中途半端に講義から学んだ内容ではなく、
今アメリカの都市で本当に何が起きているのかを、
それを必要としている誰かに伝えられる可能性が高まるなと。

そしてアラン氏に快諾をいただきました。
以降、僕はこの本の翻訳に没頭しています。
300ページあるので、数ヶ月かかりそうです。
ボストンはかなり寒くなってきたので、
部屋やカフェに籠りながら作業するのに丁度いいかと。

そしてこの仕事は、辞書が使えればどこででもできるので、
12月には1ヶ月ほど、日本に帰ることにしました。


2018/11/15(Thu)
1369 COFFEE HOUSE


最近、アパートから北へ5、6分ほど行った
Inman Squareにある「1369 COFFEE HOUSE」が気に入り、
毎日のように通っています。最近は翻訳や執筆に
没頭しているのですが、そのサイクルに合っていて。
https://www.1369coffeehouse.com/?page_id=2

お店の感じは、京都の喫茶店に近いように思います。
学生がいっぱいいて、それだけでなく文化的な気配もあって、
フリーペーパーが配られたり、近所でアートイベントがあったり、
年配のひとたちもこのカフェが好きで集まっているような。


2018/11/14(Wed)
今朝の気温は氷点下


ケンブリッジに帰ってみると、冬になっていました。
ハーバードケネディスクールそばのWinthrop Squareは、
この2週間で、すっかり様変わりしています。



2018/11/13(Tue)
DRIP COFFEE とも


昨日、乗り換えで新今宮駅で30分だけ時間があったので、
釜ヶ崎は今どんな感じかと、あいりん労働福祉センター横を南へと。
一人で自転車に乗りながら「あたまが禿げてきました」と
言っているおじさん(そんなに禿げてはいない)を横目に
そのまま進んでいくと「DRIP COFFEE」という看板が。

中にはおばちゃんが一人。買い出しを手伝っている
お客さんが後から入ってきました。
このお店はもう8年ほど。夕方までの居酒屋がメインで、
朝コーヒーを飲みたいという数人のお客さんのために
準備をしながら開けているのだそう。
営業時間は夜6時まで。「よそで飲んどるから、
それ以上開けとっても、話長いだけで飲んでくれへんし」

あいりんセンター前には車が何台も留まっていて、
建設現場の仕事を募集しています。
午前10時なのに、まだ人が集まっていないようでした。
「仕事、あるみたいですね」とおばちゃんに言うと、
「あるけど、しんどいだけで合わへんって言うてるわ。
 日当1万1千円やけど、宿代と食事代が3千3百円。
 雨降ったら日当なくなるのに宿代はかかるて。」

少し前にウロウロした時には「0円住宅」という
看板が目につきましたが、今回は見かけませんでした。
まちなかには高齢者用住宅も増えていて
お年寄りは増えているので、新たに募る必要は
なくなっているのかなと。

さて、ということで、そろそろ大阪を発ちます。
今回はほぼ公演のためだけに帰って来たので、
まったく愛想なしでしたが、次回は12/10-1/15まで
大阪にいるので、またその時にお会いしましょう。


2018/11/12(月)
『雪間の草』朗読公演、終了!


イストワール第9話『雪間の草』朗読公演が、
本日ぶじ千穐楽を迎えることができました。
多くのお客さまにお越しいただき、
好評のうちに終えることができました。

お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!
出演者、スタッフ、関係者のみなさま、お疲れさまでした!!

堺の商家に生まれ、侘茶の完成者として知られる千利休。
戦国時代から安土桃山時代にかけて織田信長、豊臣秀吉という
二人の天下人に仕え、政治的な影響力を持つ存在とも
なりましたが、最期には秀吉の命で切腹させられています。
ドラマや映画などに繰り返し登場している利休ですが、
実は晩年の十年ほど以前のことはよく分かっていません。

「そこを想像力で埋めてください!」と、今回の作・演出の
高橋恵さんにお願いして、「雪間の草」という作品が生まれました。

高橋さんは3年前に、堺、そして河内飯盛山城を拠点とした
戦国武将・三好長慶を描いた「蘆州のひと」という作品を手がけています。

*ラジオドラマ版は、こちらで聴けます。
 https://www.mbs1179.com/roshu/

長慶と利休はともに1522年(大永2年)に生まれ、
ともに堺にゆかりの深い存在ですので、おそらく二人の間には、
何らかの関わりがあったことでしょう。

「雪間の草」は、「蘆州のひと」と対をなす作品として、
壮年期の利休を主人公とし、動乱に巻き込まれていく
少し前の物語を紡いでいます。

また再演の機会があれば、できればこの2作品を
同時に上演できればという野望を、今は抱いています。


2018/11/09(Fri)


イストワール第9話『雪間の草』、現在さかい利晶の杜で
場あたり中です。明日から3日間上演しています。
http://blog.livedoor.jp/histoire2011/


2018/11/08(Thu)


日本のカードを持ってなくて、財布の中は18ドル。
うち1ドルは硬貨、1ドルは破れていて替えてもらえず、
どうにか会社までの交通費を捻出。
ということで、今は大阪です。


2018/11/06(Tue)
「つながるカフェ」の韓国語版


去年僕をソウルに呼んでくれたYongwon Leeさんが、
「つながるカフェ」の韓国語版を出してくれました!
この本で韓国語を勉強しようと思います。


2018/11/06(Tue)
冬服を取りに行く


日本から船便でアメリカに荷物を送ると
届くまでに2ヶ月ほどかかります。
航空便やSAL便だと料金が倍ほどかかるので、
冬用の洋服を日本を出る前に送り出していました。

この洋服が、待てど暮らせど届かない。
その間にボストンはどんどん寒くなり、
最高気温が50℉(摂氏では10℃)以下という日も。
仕方なく、古着やユニクロで間に合わせていきます。

うちのアパートではよく、配送された荷物が
扉の前に無造作に置かれているので、
あんな風に荷物が届いていたらすぐ取り込まないと、
と思いながら待ち続けていたのですが、
数日前にさすがに遅すぎると
問い合わせ番号から追跡してみたところ、
10月17日に届けたが不在で、
案内を残したと書いてありました。え、どこに?

月曜になるのを待って郵便局に行くと、
十数人が並んでいました。窓口の人は3人。
だいぶ待たされた上に、合計15kgの荷物を渡されます。
この日は窓口のプリンターが故障したとかで
てんやわんやになっていたので、
再配送の手配とか難しいことは通じる状況になく、
この荷物を抱えてアパートまで帰ってきました。
徒歩8分ほどの場所だったのが幸いでしたか…

こういう面では、きめ細やかな日本の方が好きだなと。
ともかくも、日本に発つ前に受け取れて良かったです。


2018/11/05(Mon)
ゲートウェイシティの取り組み


10日ほど前に、「ゲートウェイシティ」の取材で
MassINCというシンクタンクの事務所を訪ねました。

ゲートウェイシティは、かつて製造業で栄え、
現在も可能性ある資源を持ち続けている一方で、
現在は社会的、経済的に困難な状況に直面している
中規模の都市を活性化させようという、
マサチューセッツ州の取り組みです。

この取り組みの絵を描いているのが、MassINC。
1995年に創設された、民間のシンクタンクです。
https://massinc.org/

このシンクタンクには、3つのセクターがあります。
州の政策に関する調査と立案を行う「政策センター」、
「コモンウエルス」誌の編集部、そして選挙に関する調査を
クライアントベースで行う「投票グループ」。

「投票グループ」という営利部門を持っていることで、
どこにも従属することなく、言いたいこと、言うべきことを
誌面に書くことも、政策として提案し、実現させることも
できるという、理想的な状態にある組織のようです。

ゲートウェイシティも、彼らが10年ほど前に提案し、
現在州内26都市が参加しているプロジェクトです。

マサチューセッツ州には、MBTAという
地下鉄、郊外鉄道、バス、フェリー、シェアライドなどを
一手に担う運輸事業体があります。
https://www.mbta.com/

郊外鉄道は採算が取れないために
一時はなくなっていましたが、それを復活させています。
ただし老朽化していて、時々火が出たりしますが、
モータリゼーションが進んだ時代に持ちこたえたことで、
鉄道インフラが存在しない他の州に比べると、
格段に優位な状態にあるといえます。

ボストンやケンブリッジでは現在、
ジェントリフィケーションが深刻化していますが、
この、曲がりなりにも存在するインフラを改善して、
列車の本数を増やしたり、スピードを速くしたりして、
接続性を高めることができれば、郊外にある
ゲートウェイシティの駅前への投資が活性化し、
住宅と仕事と貧困の問題を一気に解決できる。
それが、ゲートウェイシティの目指すところです。

新快速が南草津に停まるようになったら、
とたんに駅前にマンションが林立、みたいな話ですが、
これを官民連携で進めていこうというのがこの政策です。

アメリカでは昨年、「オポチュニティゾーン」といって、
低所得者が多い近隣地区への投資を促すために、
ファンドに出資した人への減税を法制化しています。
https://www.mass.gov/opportunity-zone-program

どのゾーンを対象地区にするかは各州が決めて、
連邦政府の認可を受けるのですが、マサチューセッツ州では
約半分がゲートウェイシティ内のエリアから選ばれています。

と、少し難しい話が続きましたが、つまりは、
民間の志のあるシンクタンクから始まった、
住宅政策と交通政策をからめた郊外都市活性化と、
ジェントリフィケーション解消のための取り組みが
マサチューセッツ州では現在進行している、という話です。

日本の郊外都市は交通接続性が高いため、
こうした政策がそもそも不要なのかも知れませんが、
シンクタンクが絵を描いて、行政と一緒になり、
プロジェクトを進めていくという物事の進み方が
とても印象的だったので、紹介させていただきました。


2018/11/05(Mon)
夏時間から冬時間へ
朝起きると、携帯の時計は7時45分。
朝食を作りながら部屋の時計を見ると9時。
時間っていつの間にか経つなぁ。

朝食を食べながらパソコンを見ると8時10分。
なるほど、夏時間の終わりってこんな感じでやって来るのか。

ということで、日本とボストンの時差は、
13時間から14時間に変わりました。
https://www.timeanddate.com/time/change/usa?fbclid=IwAR3Pc8JKTu5McmcLqkLX2a0dGC9Mv8TcaA4zxtv7tcCCpqdawneWwGs_xcU



2018/11/01(Thu)
ニューヨークのパブリックスクールでは
いま、ニューヨークのパブリックスクールに通う学生の
10人に1人、12万人近くが、ホームレスシェルターか、
親戚の家から学校に通っているそうです。
https://www.nytimes.com/2018/10/15/nyregion/homeless-students-nyc-schools-record.html

そしてソーシャルワーカーは、学生1660人に対して
1人の割合でしかいないようです。

アメリカ大都市のジェントリフィケーションは今、
日本とは桁違いの社会的不平等をもたらしています。


2018/10/31(Wed)
何を話しているかではなく、どう話しているか


最近は教室以外のいろんな場所に出没して、
生の英語が聞くという自主練を続けています。
市役所のミーテイングは重宝しています。

この間お芝居を観たこともあり、
喋っている人が、どんな仕草で、どんな抑揚で、
どんな間を取っているのかを、自分がその人を
演じるつもりで観察しているのですが、
不思議なことに、その途端に喋っていることが
自動的に分かるようになりました。

たぶん、ネイティブ独特の癖が邪魔をしていたんですね。

「さむしんらいくざ〜と」(somethin' like that)とか、
「にゅーよーしてぃ〜」(New York City)のように
何語かを喋る時に最後の音を上げて伸ばすとか、
展開を変えるときに「そ〜う(so)」と一拍置くとか、
「ゆのう(you know)」「じゃすらい(just like)」みたいな
意味のない言葉を挿入するといた「ネイティブあるある」に
注目していると、そこが予測可能になるので、それ以外に
その人が何を言おうとしているかが分かるようになる。

自分ではそう分析していますが、合っているのかな。

写真はお世話になっている市役所
明るい方がケンブリッジ市、暗い方がチェルシー市です。

Recently I often go to the place where I can hear English conversation for my study.
Town meetings held in the city hall are precious for me.

As I had watched theatrical play, I observed how the speakers move, use an intonation, have a pause during speaking as if I play a role of them. So somehow, I could automatically understand what they mean as soon as I became conscious about it.
Maybe, some habits peculiar in native speakers had disturbed me from understanding.

When I pay attention some quintessential habits, such as, speaking “somethin' like that”“New York City” with toning up and stretching the last sound, “so” with stretching and having a pause when changing the direction what they say, “you know” “like that”without having particular meanings, I can predict these parts, so it becomes easy to understand the other part, what they really mean. I analyze it by myself, though I don’t know whether it is correct or not.

Photos are the scene of city hall. Brigher: Cambridge, Darker: Chelsea


2018/10/29(Mon)
一時帰国します


突然ですが、来週末のイストワール朗読公演に合わせて
一時帰国することにしました。

先週、街で配っていた新聞を読んでいると、
あるお芝居の告知が載っていました。

夫と離婚し、子どもが旅立った後に独り暮らしをしていた、
シャロンは、同年代のロビンをルームメイトに迎えた。
ロビンはベジタリアンで、レズビアンで、朗読詩人。
ニューヨークを離れてアイオワにやって来た。
マリファナを吸っていたロビンにシャロンは動転するが、
話し合ってているうちに、大胆不敵なロビンに刺激され、
シャロンが抑圧していたワイルドな部分を開花させていく。

英語の芝居は難しいなと敬遠していましたが、
筋が分かるならと観に行ってきました。
これがとても面白かったのです。
https://www.lyricstage.com/

そして会場でもらったパンフレットにあった
演出家のごあいさつ文を読んでいるうちに
「自分が手掛けた作品の現場にいたい」
という気持ちがこみあげてきました。

ということで、8(木)から12(月)まで一時帰国します。
公演中はずっと堺市・利晶の杜にいます。
ぜひ一人でも多くの方とお会いできればと思います!


イストワール histoire 第9話 『雪間の草』
http://blog.livedoor.jp/histoire2011/

今作品の主人公は、茶の湯の大成者・千利休。
今井宗久や津田宗及と並ぶ茶の湯名人で、
豊臣政権下で侘び茶を大成させましたが、
秀吉の命で切腹させられてしまいます。

『雪間の草』では、利休と年を同じくする
三好長慶が天下を制していた時代、
茶の湯の創意工夫に励んでいた壮年期の
田中与四郎/千宗易と、当時の家族である、
妻たえと長男の紹安(のちの道安)が、
彼らの愛した自治都市・堺とともに
動乱に巻き込まれていく様子を描きます。

 脚本・演出 高橋恵(虚空旅団)
 出演:浅雛拓、八田麻住、田米カツヒロ
 日程:11/10(土)11:00〜/15:00〜、11(日) 11:00〜/15:00〜、12(月) 13:00〜
*アフタートーク(11日15:00〜)講師:吉田豊(元堺市博物館学芸員)

 会場:さかい利晶の杜 茶室
 料金:2000円(抹茶の呈茶付き)
 チケット取扱い・お問合せ:虚空旅団(高橋)
  Tel. 090-3922-1204 mail : kokuuryodan@gmail.com
   *メールでの予約は公演前日まで
  予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/yukimanokusa

主催:大阪ガス株式会社
共催:さかい利晶の杜  後援:堺市


2018/10/29(Mon)
Walkin'About@Lowell(2)


ローウェルといえば、メリマック川と運河に沿って
建ち並ぶ工場の建物が有名で、その街並みをリノベートして、
新たな産業や観光を創出しようとしている街として
知られていますが、もう一つ大きな特徴があります。

それは、カンボジア出身者とその子孫が多いということです。
2010年時点で、人口の12.5%を占めています。

カンボジアでは、クメール・ルージュの政権下にあった
1975年から79年の間に、数百万人が虐殺されていますが、
そこから逃れた十数万人のカンボジア人が難民としてアメリカに渡り
いくつかの都市にコロニーを形成しています。

実際に脱出を果たしてアメリカに渡った世代は
そのことを多くは語らず、子ども世代はその歴史を
大人になるまでよく知らない、ということもあるようです。
http://www.lowellsun.com/breakingnews/ci_31327522/historic-moment-lowells-cambodian-community-long-awaited-monument

カンボジア人のコロニーは、街の中心部からは西に離れた
鉄道駅の近くに存在しています。そこに集まっている
カンボジア料理のレストランに、ミスター・ジョンと行き、
舌鼓を打ってきました。

Lowell is famous for the mills stood alongside the Merrimack river and canals, and knows as the city to create new economy and sightseeing by renovating the whole town. Though, this city has another feature that many Cambodian people and descendants are living in. As of 2010, racial makeup of Cambodians is 12.5% of whole population.

In Cambodia, millions of people were murdered between 1975 and 1979 under the reign of Khmer Rouge. Hundreds of thousands of Cambodians who had fled to America formed colonies in several cities.

There are not uncommon that peoples who have really experienced the exodus talk little about it, and the descendants don’t know the history since they grow up.

The colony of Cambodians in Lowell exists the periphery of the downtown, near the railway station, where some Cambodian restaurants congregated. I went to one of these restaurant with Mr. John and enjoyed the cuisine.


2018/10/28(Sun)
Walkin'About@Lowell(1)


ケンブリッジのアパートの近くにあるカフェ「barismo」で
すっかり仲良くなったミスター・ジョンに、
「いろんな街に行くのなら、僕の車で行かないか?
 君は街に行きたいだろ、僕はドライブがしたいんだ」
と誘っていただき、金曜日にLowellまで行ってきました。

ミスター・ジョンは60代半ばで、
今は仕事を完全にリタイアされているそうですが、
音楽が好きで、コンサートによく足を運んでいます。
とても陽気な好人物で、イタリアが好きで、
旅に出たら歩き回るのが好き。そしてけっこう深く
街を観察している、Walkin'Aboutな人物です。
僕のつたない英語を気にせず、一緒に楽しんでくれる、
とても有難い存在です。

ローウェルは、ボストンから北西へ40kmほどの
ところにある、かつて繊維産業で栄えた街です。
19世紀初めに、商人フランシス・カボット・ローウェルが、
アメリカの真の独立のためには製造業が必要だと考え、
イギリス・スコットランドの繊維産業を見て回り、
その技術や設備を頭に叩き込んで帰ってきて、
メリマック川の水力を利用して工場を建てたというのが
この街が誇る物語です。

そんな街を、二人でウロウロしてきました。
ちゃんと写真を撮る機会を逸してしまいましたが、
上の写真の左端に写っているのがミスター・ジョンです。

Mr. Jphn, whom I met at café barismo near my apartment at Cambridge and became close, talked me. “How about going to a suburbs town by my car? You want to go to the town, I want to drive.”So we went to Lowell on Friday.
Mr. John is, a cheerful nice person in his sixties, now retired completely, likes music and often go to concerts, likes Italy, likes go around when travelling. And he is a good observer of the town, like a “Walkin’About”person. For me he’s a merciful person to associate with me without regard to my English skill.

Lowell is located 25 miles northwest to Boston, an old town once flourished with textile industry. Francis Cabot Lowell, who was once a merchant, went to England and Scotland, watched the facilities of textile industry, secretly studied the machines and skills and then built a mill utilizing the waterpower of Merrimack river. This is the story Lowell City boasts.

I went to the City. I missed take a photo of him properly, Mr. John is at the left edge of upper photo.




2018/10/27(Sat.)
アフォーダブルハウジングトラスト


ボストンに来て、2ヶ月が経ちました。
これまで割と真面目に講義に出ていたのですが、
そろそろ、こちらでしかできない独特の経験を増やす、
という方に、重点を置き直そうかと思っています。

昨日は、ケンブリッジ市役所で公開されていた
“アフォーダブルハウジングトラスト”へ。
行ってみると、ハーバードの住宅政策の教授がいました。
「おお、こんなところまで勉強に来たのか!」

そして委員会はこんな感じでした。
もちろん大真面目に、アフォーダブルハウジングについて
議論が交わされていますが、委員の一人が犬を連れて来たので、
絵的にはこういうゆるい感じになっていました。


2018/10/23(Tue)
雪間の草


さて、あらためて告知を。
11月に、イストワール朗読劇の第9作目の上演をおこないます。
http://blog.livedoor.jp/histoire2011/

今回の作品の主人公は、千利休。
これまで数多くの作品に描かれてきた有名人ですが、
実は織田信長、豊臣秀吉の御茶頭として重用された
晩年十年ほど以前のことは、よく分かっていません。

「そこを史実と想像力で埋めてください!」
と、虚空旅団・高橋恵さんに無茶振りしたまま
僕はボストンに来てしまっていました。
そして先日、高橋さんから第一稿が届きました。
これがとてもよく出来た作品に仕上がっています。

高橋さんにはこれまでに、戦国武将・三好長慶と、
河内キリシタンの物語を作品化していただきました。
今回の「雪間の草」は、その世界とつながっています。

三好長慶と千利休はともに1522年生まれで、
ともに堺を拠点にしていたので、何らかの関わりはあったはずです。
三浦綾子氏の「利休とその妻たち」では、
利休の最初の妻は三好長慶の妹となっていましたが、
「雪間の草」も、そこから着想を得た設定になっています。

ご存知の方もおられるかと思いますが、堺市では、
千利休を主人公にNHK大河ドラマを誘致しよう、
という動きをされています。
http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/citypromo/taiga_sennorikyu.html

小劇場演劇の中から、そんな動きを後押しできれば、
というのが、今回の趣旨です。
ぜひ、僕の代わりにお立ち会いください!

イストワール histoire 第9話 『雪間の草』

 脚本・演出 高橋恵(虚空旅団)
 出演:浅雛拓、八田麻住、田米カツヒロ
 日程:11/10(土)11:00〜/15:00〜、11(日) 11:00〜/15:00〜、12(月) 13:00〜
*アフタートーク(11日15:00〜)講師:吉田豊(元堺市博物館学芸員)

 会場:さかい利晶の杜 茶室
 料金:2000円(抹茶の呈茶付き)
 チケット取扱い・お問合せ:虚空旅団(高橋)
  Tel. 090-3922-1204 mail : kokuuryodan@gmail.com
   *メールでの予約は公演前日まで
  予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/yukimanokusa

主催:大阪ガス株式会社
共催:さかい利晶の杜  後援:堺市


2018/10/23(Tue)
TRIUMPH OF THE CITY


ハーバード大学そばの書店で
「TRIUMPH OF THE CITY」という本を見つけて、
ジャケ買いして読んでいると結構面白い。

「イノベーションが起こるのは、どういう都市か?」
というテーマのもとに、世界中の都市を追っています。
文章が平易なので、すでに60ページほど読み進みました。

著者のエドワード・グレイザー氏は
高層建築を礼賛するタイプの方のようで、
ジェイン・ジェイコブズのことを称賛も批判もしています。

ハーバード大学の経済学の教授なので、
読み終わったら一度お話を聞きに行こう、
何なら「この本を翻訳させてください!」
ぐらいの話をしようかと企てて調べているうちに、
すでに日本語版が出ていることに気づきました。

「都市は人類最高の発明である」
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002219.html

残念なことに、僕はこの本を読んでいます。
そして都市魅力研究室の棚に並んでいます。
60ページ読むまで気づかなかったんですね〜

ともかくも、読了したら、一度お会いしたいと思います。
今日はそんな失敗談でした…


2018/10/20(Sat)
ニューベッドフォードへ(4)


ベイビレッジを過ぎてさらに先へ。
ニューベッドフォードのダウンタウンから2kmほど南に、
クラークス湾の近くまで進むと、ポルトガル料理店が
いくつか集まっているエリアがあります。

あちこちで道を聞きながら、どうにかアルガーブというお店へ。
到着は2時頃でしたが、店内では芸能人らしい女性(地元出身?)の
インタビューを撮影していました。
「ポルトガル料理で何か」と注文したのですが、
出てきたのは朝食と同じようなサンドイッチでした。
その後、厨房からはすごい料理がどんどん出てきて
テーブルに並べられていきました。すべて取材用です。
なるほど、サンドイッチは余力でできる精一杯だったのかと…

後で分かったのですが、この辺りの
レストランやバーは、だいたいポルトガルの人が
経営しているようです。スポーツバーというものが
2、3軒あり、怖くて入れませんでしたが、
中に入るととてもいいお店のようです。
https://www.facebook.com/pages/Sebastion-Cafe-and-Sports-Bar/1506394039611286

この辺りのポルトガル移民の多くは、本土ではなく、
アゾレア諸島やマデリア諸島、カーボベルデ諸島など、
島出身の人たちが多かったようです。
http://www.newenglandhistoricalsociety.com/how-portuguese-immigrants-came-to-new-england/

19世紀にアメリカに渡ってきて、
捕鯨や繊維の産業に従事した方々の末裔が、
ダウンタウンからは少し離れた場所に
今も暮らしている、というのは、面白い発見でした。
周辺の治安はあまり良くはありませんが…(おわり)

I went further to the south.
There are some Portuguese restaurants over 1 mile south from the downtown of New Bedford, near Clerks Bay.

I asked some people and managed to arrive at Argarve at 2pm.
In there, the shooting of the interview of on-screen talent (maybe home-grown) was conducted.
I ordered “some Portuguese dish”, but I got a sandwich like I had at breakfast.
After that, many sumptuous dishes came from kitchen and displayed on the table. These were all for the coverage. So the sandwich was the utmost effort of their extra power...

Afterward I noticed that most of the owner of restaurants and bars around there were Portuguese. There are a couple of sports bars where have a nice atmosphere though I couldn’t enter in for fear.

Most of the immigrants from Portugal around there are from Azorea, Madeira, and Cape Verde Islands.
It was an interesting discovery that the descendants of immigrants who came to America and engaged in whaling and textile industry in nineteen century are still living at this area a little far from New Bedford downtown. Though this area seems not to be safe…(The end)


2018/10/20(Sat)
ニューベッドフォードへ(3)


ニューベッドフォードのダウンタウンはそんなに広くなく、
その南側には「ベイビレッジ」という公営住宅が建ち並び、
そしてその東側には高速道路が走っています。
http://rhodetour.org/items/show/81

上のサイトによると、ベイビレッジができたのは1939年〜41年。
もともとは捕鯨時代からの労働者が住んでいた住宅を
クリアランスし、住環境を改善させるべく開発されたそうです。
ただ、その開発のために、もともとそこにあった
コミュニティは破壊されてしまったと。

また東側の高速道路は、1960〜70年代に港湾の活性化のために、
州間高速道路への接続路として開発され、その時にも、
多くの住宅が立ち退きに遭っているようです。

The downtown of New Bedford is not so large. To the south, the public housings named“Bay Village”are stood in a row, and the highway runs east side of Bay Village.

According to the site above, Bay Village was Built from 1939 to 1941. Bay Village replaced much older, working-class housing stock on this site, much of it dating from the whaling era.
Bay Village represented a step up in amenities for most of its occupants. On the other hand, the construction of Bay Village destroyed an existing community.
And the construction of the highway, built as a highway link to Interstate 195, demolished entire neighborhoods.







2018/10/20(Sat)
ニューベッドフォードへ(2)


今回のシンポジウムは、ニューベッドフォードにある
捕鯨博物館にあるホールで開催されました。

バスが早く街に着いていたので、
博物館裏にある「TIA MARIA EUROPEAN CAFE」で朝食を。
http://www.tiamariaseuropeancafe.com/

オープンは2013年と最近ですが、多くのお客さんで賑わっていました。

ゲートウェーシティーの話は、また今度。
アワードの発表はランチ込みで150ドルもしたので
シンポジウムのみ参加し、その後は捕鯨博物館を見学。
19世紀前半のベッドフォードは、
世界的な捕鯨産業の街だったようです。

The symposium was held at New Bedford Whaling Museum.

Our bus arrived the city earlier, so I took breakfast at "TIA MARIA EUROPEAN CAFE" at the back of the museum. Though this café was established recently in 2013, many patrons came and enjoyed.

This time I omit to talk about Gateway Cities.
The entrance fee for Innovation Awards was $150 including lunch, I attended the symposium only and then watched Whaling Museum. In nineteen century, Bedford seemed to have been a global city of whaling industry.


2018/10/19(Fri.)
ニューベッドフォードへ


昨日はボストンから南へ85kmほど行った
ニューベッドフォードという街まで、
「ゲートウェイシティ」の話を聴きに。
https://massinc.org/our-work/policy-center/gateway-cities/about-the-gateway-cities/

この街は、19世紀前半には捕鯨の拠点として栄え、
鯨油に代わる燃料として石油が発見されてからは、
ペンシルバニア産原油の精製基地として、
またテキスタイル産業の地として栄えました。
現在は漁業といくらかの工業などで成り立っている街です。

Yesterday I went to New Bedford, over 50 miles south to Boston, to hear the session of "Gateway City."
New Bedford was flourished as a base of whaling industry. And after petroleum, which would become an alternative to whale oil was discovered, the city became the site of the petroleum fuel refinery of Pennsylvanian crude oil and remain wealthy because of its textile industry.
Nowadays, fishing and manufacturing continue to be the largest businesses in the area.


2018/10/17(Wed)
Walkin'About@Worcester(6)


その後に昼食で入ったのは、ドミニカ料理のお店でした。
ご飯にシチューをかけるスタイルで、とても美味しかったです。

投資の対象としてではなく、
人々の暮らしが息づいている場所がまちにあると、
言葉は通じなくても、とても優しい気持ちになります。
そしてどういうわけか、こちらで出会うそんな店の多くが、
中米やカリブ海諸国の移民の方のお店なのです。

その先には、ラティーノ系とアジア系の飲食店、食材店、
アフリカン・アメリカン向けのコミュニティセンター、
日貸しローンのお店などが点在していました。
経済的には豊かとはいえない方のまちですが、
そこにある暮らしの豊かさの方に、なぜか惹かれます(おわり)。

I went into this Dominican restaurant.
The plate was served stew on rice. It was so delicious.

When I find a place in the city not for a target of investment, but for an essential of peoples' daily life, I feel relieved even though I can’t communicate.

And somehow, most of the shops and restaurants I have such feeling are those which are run by Central American countries and Caribbean islands.

There were Latino’s and Asian restaurants and groceries, a community center for African American, a pay-day loan shop alongside the Main Street. Though the economic situation of this town was severe, I was attracted the affluence of their lives. (The End)


2018/10/17(Wed)
Walkin'About@Worcester(5)


劇場地区を離れ、メインストリートを進み、
チャンドラー通りを渡ると、街の雰囲気が変わります。
「ここはいいお店だな」という自分センサーに従い、
“Tito’s Bakery”に入りました。

案の定、店内はスペイン語で、
プエルトリコのパンを売っている店でした。
ここでパンとコーヒーを頂きながら、しばし休憩。

このお店はおそらく居抜きで、
夫婦で経営しているお店でした。

I left the "Theater District" and went along Main Street. After crossing Chandler Street, the atmosphere changes.
According to my sensor which indicated "This is a nice space", I dropped in “Tito’s Bakery.”

As I assumed, the conversation inside was Spanish.
They dealt Puerto-Rican breads.
I ordered a bread and hot coffee and took a rest here.

Maybe, this shop is a family-run bakery, inherited with all its furnishings.


2018/10/16(Tue)
Walkin'About@Worcester(4)


Passing through Worcester Common to the West,
I went to Main Street, where I found this realty.
We can see the word “Theater District” on the upper sign.
And the opposite side of the street, a theater and conservatory.

After I went back, I examined and found out as below.

This theater was opened in 1904, scheduled as burlesque shows, Broadway touring shows and then as a movie house. It was closed in 1998, then ownership was transferred to the non-profit Worcester Center for the Performing Arts. The theater was reopened in 2008, then Conservatory for the Performing Arts was added in 2016.

In parallel with, the city council approved the Downtown Worcester Theatre District Master Plan in 2013. And the Hanover Theatre and some downtown business owners are on schedule to establish a BID this fall. They are trying to steer private investment apart from public investment.

To sum it up, an urban redevelopment project through the reopen of a theater in ongoing.
Although, the condition of this city seems to be deteriorating.
I’ll put my eye on this movement during my stay in Boston.

ウースターコモンを西に抜け、メイン・ストリートへ。
そこでこんな店舗物件が売りに出ていました。
上の看板には「劇場地区」と書かれています。
そして通りの反対側には、劇場と芸術学校が。

帰ってから調べてみて、こんなことが分かりました。

この地にハノーバー劇場ができたのは1904年。
バーレスクショーやブロードウェーのツアーショー、
その後は映画館として運営され、1998年に閉館。
2002年に非営利法人ウースター舞台芸術センターが所有権を引き継ぎ、
2008年に劇場を再生。2016年には芸術学校を併設。

それと並行して、2013年には「劇場地区計画マスタープラン」が
ウースター市のシティカウンシルで認可され、
今秋には、ハノーバー劇場を中心とした事業主たちが、
BID(BUsiness Improvement Distric)を設立し、
市だけでなく、民間側からの投資を誘導し、
ダウンタウン再生を後押ししています。
https://www.telegram.com/news/20180707/theatre-district-in-worcester-gets-down-to-business

ひらたく言うと、劇場の再生から都心再生へ、
という都市再生プロジェクトが進行しているのです。

とはいえ、この街は基本的には寂れています。
プロジェクトが街を変えることができるか、
滞在期間中に注目しておこうと思います。


2018/10/15(Mon)
Walkin'About@Worcester(3)


Then I arrived Worcester Common.
It seems to have long history in this city.

In Worcester Common, 100 events are brought in a year.
And over $10 million has been invested into the common over the past several years.
https://www.masslive.com/news/worcester/index.ssf/2017/02/100_events_at_the_worcester_co.htm

It seems to be “tactical urbanism”.
http://sotonoba.place/tactical-urbanism

On that day, a Jazz Festival was hold, though it was raining.

しばらく進むと、ウースター・コモンにたどり着きました。
見るからに歴史を感じさせる広場です。

この広場では、年間100のイベントが行われているようです。
そしてこの広場には、この数年間で1,000万ドル以上の
投資がなされているようです。
https://www.masslive.com/news/worcester/index.ssf/2017/02/100_events_at_the_worcester_co.html

いわゆる、タクティカル・アーバニズムでしょう。
この日はジャズフェスティバルでした。あいにく雨でしたが。


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